JP2507344Y2 - 把手の構造 - Google Patents

把手の構造

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JP2507344Y2
JP2507344Y2 JP1990026247U JP2624790U JP2507344Y2 JP 2507344 Y2 JP2507344 Y2 JP 2507344Y2 JP 1990026247 U JP1990026247 U JP 1990026247U JP 2624790 U JP2624790 U JP 2624790U JP 2507344 Y2 JP2507344 Y2 JP 2507344Y2
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JP
Japan
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door
handle
attached
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upper horizontal
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JP1990026247U
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JPH03117065U (ja
Inventor
健一 細川
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は扉の上端部に取付けられる把手の構造に関
し、詳しくは取付けのためのビスのような取付具に把手
を持っての扉の開閉操作力がかかるのを回避して、把手
の取付け強度を充分なものにしようとする技術に係るも
のである。
[従来の技術] 従来、第10図に示しように扉29の上端に把手を取付け
るのに、金属板製の把手本体31の上横片31bを扉29の上
端面に当接してビス32にて取付けるものであった。
[考案が解決しようとする課題] ところが、このように上横片31bを扉29の上端面に載
設してビス32にて取付ける構成においては、把手体31d
に手指を掛けて扉29を開閉するのに、扉29の開閉操作力
が直接ビス32にかかり、ビス32の緩みが生じやすく、
又、ビス32自体も太いものが必要となる等の問題があっ
た。
本考案はこのような問題に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、開閉のための操作力が取
付具に及ぷのを回避して、取付具が緩んだりすることが
なく、取付けを安定させ、取付け強度も高めることがで
きる把手の構造を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の把手の構造は、扉29の上端部に取付けられる
把手の構造であって、扉29の裏面に取付けられる取付片
31aと、扉29の上端面に当接するとともに扉29の前方に
突出する上横片31bとから成る金属製の把手本体31を構
成し、前記扉29の前方において前記上横片31bの途中に
段落ち部31cが形成され、この段落ち部31cを含めて前記
上横片31bの先端側部分に合成樹脂製の把手31dを被覆形
成して、この把手体31dの後端面イを、前記扉29の前面
ロに当接して成るものである。
[作用] このように、扉29の裏面に取付けられる取付片31a
と、扉29の上端面に当接するとともに扉29の前方に突出
する上横片31bとから成る金属製の把手本体31を構成
し、前記扉29の前方において前記上横片31bの途中に段
落ち部31cが形成され、この段落ち部31cを含めて前記上
横片31bの先端側部分に合成樹脂製の把手体31dを被覆形
成して、この把手体31dの後端面イを、前記扉29の前面
ロに当接したことによって、取付片31aが扉29の裏面に
当接して、扉29の開き方向の操作力が取付片31aの取付
具にかかるのを回避し、ビスのような取付具が緩んだり
することがなく、取付具自体も小さいものでよく、取付
けを安定化させ、扉29の閉成方向の荷重が、ビス32のよ
うな取付具に及ぶことを防止できるともに、扉29の上端
部分が、把手体31dの後端面イと扉29の前面ロとの間に
狭持された状態となるので、扉29の上端部分に、把手B
を仮止め状態にしてビス32のような取付具で簡単に取り
付けることができ、取り付けられた把手Bはがたつきな
く安定した状態で固定されるものである。しかも段落ち
部31cも含めて扉29の前方に突出している上横片31bに合
成樹脂製の把手体31dを被覆形成して、金属板製の上横
片31bと合成樹脂製の把手体31dとの接続強度を充分なも
のにし、把手体31dが抜け外れることをなくしたもので
ある。
[実施例] 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
箱体は下駄箱として構成されるのであり、地板1の下
面に台輪11が設けられ、地板1の両端には側板2がダボ
12とダボ孔13との接続にて連結され、地板1の背部には
背板3が両側板2,2間にわたって取付けられ、そして上
端部には後述する引き出しユニット4が取付けられ、側
板2の外面には化粧側パネル14が取付けられ、一方の化
粧側パネル14の下端には脚15がダボ12とダボ孔にて連結
され、引き出しユニット4の上面にはカウンター16が取
付けられ、そしてカウンター16の奥部にはミラー17が載
設され、このミラー17はミラー17側の取付金具18の取付
孔20と壁側の取付金具19の突起21との連結にて保持され
るのである。
引き出しユニット4は下板6と下板6に略平行で下板
6の両端より左右横方向に突出している上板5とが縦仕
切り8にて連結されて複数の引き出し空所7が形成され
たユニット体として構成されるのである。上板5の両端
部は下板6に対して側板2の厚み分の長さだけ突出して
いる。そして側板2の内面及び縦仕切り8の両面に引き
出し9のための例えば断面コ字型のレール10を付設して
ある。
しかして、地板1上には中桟22がダボ12とダボ孔13と
の嵌合にて立設され、上板5の両端部下面が側板2の上
端面にダボ12とダボ孔13の嵌合にて突き合わせ接続さ
れ、又、中桟22の上端に下板6がダボ12とダボ孔との嵌
合にて支持され、そして下板6の両側端面が側板2の内
面にダボ12とダボ孔13の嵌合にて突き合わ接続されるの
である。そして脚15の上部内面には略Z字状の支持金具
23が取付けられ、この支持金具23に台輪11が支持され、
台輪11等の荷重が脚15にて支持されるようにしてある。
カウンター16の引き出しユニット4の上板5への接続は
雌雄の接続金具24にて行うのである。このように下駄箱
の概略の組立てが終えた後、中桟22と略平行に仕切板25
がジョイント金具にて支持され、仕切板25,25間に棚板2
7がダボ等を利用して取付けられるのである。引き出し
9側のレール28が側板2及び縦仕切り8側のレール10に
スライド自在に保持され、かつ一定以上の引き出しを阻
止するストッパー(図示せず)を備えている。図中29は
扉であり、箱体Aの前面に開閉自在に設けられている。
30は傘入れである。
そして、扉29の上端部には把手Bが取付けられてい
る。具体的には、扉29の裏面に取付けられる取付片31a
と扉29の上端面に当接するとともに扉29の前方に突出す
る上横片31bとから構成される把手本体31を金属板製と
してある。そして扉29の前方において上横片31bの途中
に段落ち部31cが形成されている。この段落ち部31cを含
めて上横片31bの先端側部分に合成樹脂製の把手体31dを
被覆形成して、この把手体31dの後端面イを、扉29の前
面ロに当接している。把手体31dの下面は緩やかな下り
傾斜面31eに形成されて手掛け部となっている。そして
取付片31aがその取付孔31fにおいてビス32にて扉29に取
付けられる。
このように、扉29の裏面に取付けられる取付片31aと
扉29の上端面に当接するとともに扉29の前方に突出する
上横片31bとから構成される把手本体31を金属板製とす
ることで、取付片31aが扉29の裏面に当接して、扉29の
開き方向の操作力が取付片31aの取付具としてのビス32
にかかるのを回避し、ビス32が緩んだりすることがな
く、ビス32自体も小さいものでよく、取付けを安定化さ
せるのである。そして段落ち部31cも含めて扉29の前方
に突出している上横片31bに合成樹脂製の把手体31dを被
覆形成して、金属板製の上横片31bと合成樹脂製の把手
体31dとの接続強度を充分なものとし、把手体31dが抜け
外れることをなくしたものである。合成樹脂製の把手体
31dの後端面イが扉29の前面ロに当接して、扉29の閉成
方向の荷重がビス32に及ぶのを防止してある。尚、実施
例においては下駄箱の扉29に本考案を実施したが、例え
ば引き出しの扉等の他の箇所に本考案を実施してもよい
のは言うまでもない。
[考案の効果] 以上要するに本考案は、扉の裏面に取付けられる取付
片と、扉の上端面に当接するとともに扉の前方に突出す
る上横片とから成る金属製の把手本体を構成したから、
取付片が扉の裏面に当接して、扉の開き方向の操作力が
取付片の取付具にかかるのを回避し、ビスのような取付
具が緩んだりすることがなく、取付具自体も小さいもの
でよく、取付けを安定化させることができるという利点
がある。しかも扉の前方において上横片の途中に段落ち
部が形成され、この段落ち部を含めて上横片の先端側部
分に合成樹脂製の把手体を被覆形成して、この把手体の
後端面を扉の前面に当接しているから、把手体の後端面
と扉の前面との間に、扉の上端部分が狭持された状態と
なって、扉の上端部分に、把手を仮止め状態にしてビス
のような取付具で簡単に取り付けることができ、取り付
けられた把手はがたつきなく安定した状態で固定される
ことになり、金属板製の上横片と合成樹脂製の把手体と
の接続強度を充分なものとし、把手体が抜け外れること
がないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の正面図、第2図は同上の側
面図、第3図は同上の分解斜視図、第4図は同上の部分
拡大斜視図、第5図は同上の部分断面図、第6図は同上
の把手部分の断面図、第7図は同上の平面図、第8図は
同上の正面図、第9図は同上の把手本体の平面図、第10
図は従来例の断面図であり、29は扉、31は把手本体、31
aは取付片、31bは上横片、31cは段落ち部、31dは把手
体、イは把手体の後端面、ロは扉の前面である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】扉の上端部に取付けられる把手の構造であ
    って、扉の裏面に取付けられる取付片と、扉の上端面に
    当接するとともに扉の前方に突出する上横片とから成る
    金属製の把手本体を構成し、前記扉の前方において前記
    上横片の途中に段落ち部が形成され、この段落ち部を含
    めて前記上横片の先端側部分に合成樹脂製の把手体を被
    覆形成して、この把手体の後端面を、前記扉の前面に当
    接して成る把手の構造。
JP1990026247U 1990-03-15 1990-03-15 把手の構造 Expired - Lifetime JP2507344Y2 (ja)

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JPH03117065U JPH03117065U (ja) 1991-12-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6091768U (ja) * 1983-11-30 1985-06-22 日立化成工業株式会社 家具の扉
JPH01154263U (ja) * 1988-04-19 1989-10-24

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JPH03117065U (ja) 1991-12-04

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