JPH0345655Y2 - - Google Patents

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JPH0345655Y2
JPH0345655Y2 JP10100686U JP10100686U JPH0345655Y2 JP H0345655 Y2 JPH0345655 Y2 JP H0345655Y2 JP 10100686 U JP10100686 U JP 10100686U JP 10100686 U JP10100686 U JP 10100686U JP H0345655 Y2 JPH0345655 Y2 JP H0345655Y2
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stopper
frame
pipe frame
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は洗面化粧台に関し、詳しくはパイプ
フレーム式洗面化粧台に関する。
(従来の技術) 洗面化粧台は、通常、洗面器及び洗面カウンタ
がボツクス状の下部キヤビネツトの上に固設さ
れ、更にその上に化粧キヤビネツトが載つた構成
となつている。而してこの洗面化粧台において
は、化粧キヤビネツトが前倒れ防止のためにビス
等にて壁面に留め付けられるのが普通である。
この洗面化粧台においては、化粧キヤビネツト
本体の前面中央部にミラーが取り付けられるとと
もに、その化粧キヤビネツト本体が上記壁面にビ
ス止めされる。第13図はその一例を示したもの
である。図において100は化粧キヤビネツトの
ミラー保持ケースであつて、前記中央部に凹所1
02が形成されており、ここにミラー104が嵌
め込まれた状態で、コ字形状の止め具106とボ
ルト108とナツト110とによつてケース10
0に固定され、更にその裏側の補強板112が壁
面に止め付けられて、化粧キヤビネツト全体が壁
面に固定される。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、この洗面化粧台においてはミラー1
04を保持ケース100に固定する際、裏側の補
強板112の開口部114から工具を挿し入れて
ナツト110を締め込まなければならないために
作業がしづらく、またミラー固定作業を化粧キヤ
ビネツトの裏側からしなければならないために、
つまりミラー104及び止め具106の状態が解
らないまま作業しなければならないために、止め
具106が斜めに傾いたまま取り付いてしまつて
見栄えが悪くなる等の問題があつた。
その他、この洗面化粧台にあつてはミラー10
4が破損したり、裏側の銀鏡膜が剥がれたりした
場合においてミラー104を取り替える際、その
作業に多大な手間がかかる不具合があつた。ミラ
ー保持ケース100、補強板112は二者一体の
状態でビス等により壁面に取り付けられるため、
ミラー104を保持ケース100から取り外すに
は、これらを一旦壁面から取り外した上で、補強
板112の開口部114から工具を挿し込んでナ
ツトを緩めなけばならないからである。
(問題点を解決するための手段) 本考案の洗面化粧台はこのような問題点を解決
するために案出されたものであり、その要旨は、
パイプ製のフレームの上下中間部に洗面カウンタ
が取り付けられると共に、該洗面カウンタの上方
適数個所において該パイプフレームから延び出し
且つ中央部に締結具を挿通するための長孔が形成
されたミラー保持片と、コ字形状を成し、その凹
所内にミラーの端縁部を嵌め入れた状態で該ミラ
ー保持片に締結されるミラー止め具と、それらミ
ラー保持片及びミラー止め具を締結する締結具と
を含むミラー取付装置によつて、前記ミラーが前
記パイプフレームに直接取り付けられたことにあ
る。
(作用) すなわち本考案においては、ミラーは止め具、
保持片を介してパイプフレームに直接取り付けら
れるのであり、従つてミラー保持ケース、補強板
といつたものは必要でなくなる。またこの保持ケ
ース、補強板がないために、止め具を手で保持し
つつこれを保持片に締結することが可能となり、
これにより止め具が傾いたまま取り付いてしまう
といつた不具合を生じなくなる。
同様の理由によつて、ミラーの取付け自体も楽
であるし、保持片の締結具を挿通するための孔が
長孔とされていることから、この保持片をパイプ
フレームに取り付けるにあたつて、その取付位置
を厳密に位置出しする必要がなく、このため保持
片の固定作業自体も楽となる。
本考案の洗面化粧台にあつては、ミラーの取替
作業も容易となる。洗面化粧台がパイプフレーム
で骨組みされて自立可能であるため、壁面への取
付作業が不要であり、従つて従来の洗面化粧台の
ようにミラー取替えに際して、化粧キヤビネツト
を壁面から一旦取り外さなければならないという
こともないからである。
(実施例) 次に本考案の実施例を第1図乃至第9図に基づ
いて説明する。
図に示すようにこの洗面化粧台は、ミラー10
と、中央部に洗面器12が設けられた洗面カウン
タ14とを有し、これらが金属パイプ製のフレー
ム16に取り付けられいる。フレーム16は上部
フレーム18と、下部フレームとしての脚部20
とから成り、これらが洗面カウンタ14部分を境
として上下に分解可能とされている。脚部20は
4本の支柱22を有し、これらが連結パイプ24
にて連結された構成となつている。
一方、上部フレーム18は逆U字状を成す一本
のパイプ26で形成され、その上部に前記ミラー
10が、また中間部にパンチングメタルシート2
7と棚フレーム29から成る物品載置棚31(第
4図参照)が取り付けられている。
この上部フレーム18と脚部20とは、第5図
に示す状態で互いに連結されている。すなわち、
脚部20(具体的にはその支柱22)の上端には
フランジ28が形成されていて、これが洗面カウ
ンタ14の下面にビス30にて固定されると共
に、この支柱22の内部にインナーパイプ32が
嵌め込まれて溶接され、そして洗面カウンタ14
から上方に突き出したインナーパイプ32に対し
て、上部フレーム18が嵌め込まれているのであ
る。尚、インナーパイプ32とこれに嵌められた
上部フレーム18とはビスによつて互いに締結さ
れている。
前記ミラー10は第1図、第7図乃至第9図に
示すように、ミラー止め具34及びミラー保持片
36,38を介して上部フレーム18に直接取り
付けられている。保持片36及び38は第7図、
第8図及び第9図に示すように板状の部材であつ
て、それぞれ上部フレーム18の軸芯と直角な方
向に延び出す状態で、この上部フレーム18に溶
接接合され、且つそのほぼ中央部にボルト挿通用
の長孔48,50が形成されている。
一方、止め具34はコ字形状を成して、その凹
所内にミラー10の端縁を嵌め込み得るようにな
つており、またその裏面側からはボルト42が突
き出し、このボルト42が、前記保持片36,3
8の長孔48,50内に挿通されるようになつて
いる。
これら要素を含むミラー取付装置において、ミ
ラー10を取り付けるための手順は次のようにな
る。すなわち、止め具34をミラー10の端縁に
装着しておいて、ミラー10の下端縁を上部フレ
ーム18に固定の支持具40(第1図)上に載
せ、これと共に止め具34裏面のボルト42を上
部フレーム18に固定の保持片36の長孔48,
50に挿通して、裏側からナツト44を締め込め
ばよい。この時、止め具34を手で持ちつつナツ
ト44を締め込むことが可能であり、しかも止め
具34の状態を確認しつつナツトの締め込みを行
うことができるため、ミラー10を取り付けてし
まつた後に、止め具34が傾いた状態で取り付い
てしまつていることに気付くといつた不都合は生
じない。尚、止め具34とミラー10裏面との間
に適当なクツシヨン材46を介在させておけば、
ミラー10と止め具34との接触に基づく銀鏡膜
の剥がれ等の不具合を回避できて好都合である。
本例の保持片36,38のボルト挿通孔は長孔
48,50とされているため、止め具34のボル
ト42をこのボルト穴に挿通する際、保持片3
6,38の位置が左右に多少ずれていたとして
も、この長孔50,48によつてそのずれが吸収
される。このため保持片36,38を上部フレー
ム18に溶接する際に、厳密な位置出しをする必
要がなく、これによつて保持片36,38の取付
作業も楽となる。
また、本例の洗面化粧台は自立型のものであつ
て、ミラー保持体(ここでは上部フレーム18)
を壁面に止め付ける必要がない。このことから、
ミラー取付作業が簡便になる利点が生ずる。
次に本考案の他の実施例を第10図乃至第12
図に基づいて説明する。本例のものは、上部フレ
ーム60を構成する金属パイプ62を直立のもの
としてその各上端に照明ランプ64を取り付けた
ものである。この洗面化粧台において、ミラー6
6は前記実施例と同様にコ字形状のミラー止め具
68及びミラー保持片70を介して上部フレーム
60に取り付けられている。尚、この洗面化粧台
が、洗面カウンタ72、洗面器74、物品載置棚
76を有すること、フレーム78が上部フレーム
60と下部フレームとしての脚部80とに分かれ
ていること等、その余の点については前記実施例
と同様である。
以上、本考案の実施例を詳述したが、本考案は
その他の態様で構成可能である。
例えば、フレームを合成樹脂製のパイプにて構
成することも可能であるし、ミラー止め具に雌ネ
ジ穴を形成し、ミラー保持片の長孔に挿通したボ
ルトをこの雌ネジ穴に螺合することによつて、止
め具及びミラーをパイプフレームに取り付けるよ
うにすることも可能である。
また、パイプフレームによる骨組形状をその他
各種の形状にすることも可能である等、本考案は
その主旨を逸脱しない範囲において、当業者の知
識に基づき様々な変更を加えて構成可能である。
(考案の効果) 以上詳しく述べたように、本考案はパイプフレ
ームを骨組みとして洗面化粧台を構成し、そして
このパイプフレームに、ミラー止め具及びミラー
保持片を含むミラー取付装置によつてミラーを直
接取り付けるようにしたものである。
これにより、ミラーの取付作業が簡便となると
共に、ミラーを固定する部材が斜めに傾いたまま
取り付いてしまう不具合が解消され、更にミラー
の取替作業も楽となる等各種の効果が生ずる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である洗面化粧台の
ミラーとその取付装置を示す要部断面図である。
第2図乃至第4図はそれぞれこの洗面化粧台の正
面図、側面図及び平面図であり、第5図は同じ洗
面化粧台の上部フレームと脚部との連結部分を示
す要部拡大断面図である。第6図は第1図乃至第
4図のミラーの取付状態を背面から示した要部背
面図であり、第7図は第1図におけるミラー保持
部の要部拡大断面図である。第8図及び第9図は
それぞれ第1図のミラー保持片の要部背面図であ
り、第10図乃至第12図はそれぞれ本考案の他
の実施例である洗面化粧台の正面図、側面断面図
及び要部背面図である。第13図は従来の洗面化
粧台におけるミラー取付装置と周辺部とを示す要
部断面図である。 14,72:洗面カウンタ、16,78:フレ
ーム、34:ミラー止め具、36,38,70:
ミラー保持片、48,50:長孔、42:ボル
ト、44:ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パイプ製のフレームの上下中間部に洗面カウン
    タが取り付けられると共に、該洗面カウンタの上
    方適数個所において該パイプフレームから延び出
    し且つ中央部に締結具を挿通するための長孔が形
    成されたミラー保持片と、コ字形状を成し、その
    凹所内にミラーの端縁部を嵌め入れた状態で該ミ
    ラー保持片に締結されるミラー止め具と、それら
    ミラー保持片に及びミラー止め具を締結する締結
    具とを含むミラー取付装置によつて、前記ミラー
    が前記パイプフレームに直接取り付けられたこと
    を特徴とするパイプフレーム式洗面化粧台。
JP10100686U 1986-07-01 1986-07-01 Expired JPH0345655Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10100686U JPH0345655Y2 (ja) 1986-07-01 1986-07-01

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10100686U JPH0345655Y2 (ja) 1986-07-01 1986-07-01

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Publication Number Publication Date
JPS6313083U JPS6313083U (ja) 1988-01-28
JPH0345655Y2 true JPH0345655Y2 (ja) 1991-09-26

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JP10100686U Expired JPH0345655Y2 (ja) 1986-07-01 1986-07-01

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