JP3696460B2 - 机装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、机装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、オフィイスのOA化や効率化に伴って、机に様々の機能を加えることが提案されている。例えば、実公昭5−20号公報には、机の背面にキャビネットを設けて、キャビネットの後端縁に目隠し用のパネルを取り付けることが記載されている。
【0003】
他方、実開平1−152532号公報には、机の天板の左右両側縁に上向き開口の穴を空けて、この穴を利用して、正面視門形のフレームを天板上に固定し、この支持フレームに棚板を設けることが記載されている。
【0004】
なお、机の背部に目隠し用のパネルを取付ける場合は、一般に、パネルの側端面と天板の側端面とに重なる側面視L形のブラケットを使用して、ねじで固定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記実公平5−20号公報の場合、机の使用者がキャビネット内の物品を取出すには机の内部に身体を屈み込ませなければならないため、物品の出し入れが面倒であり、また、キャビネットが机の後方にはみ出るため、床の使用効率が悪いという問題があった。
【0006】
他方、実開平1−152532号公報のように構成すると、物品の出し入れの容易性を損なうことなく、机上を奥行き一杯に使用できる利点がある。しかし、天板に穴を空けてフレームを支持する構成では支持強度に限界があるため、棚の積載量に限度があるという問題があった。
【0007】
そして、従来は、キャビネットや棚のような一つの付属品しか取り付けることはできず、すなわち単機能に過ぎず、融通性に欠けるという問題もあった。
【0008】
本発明は、これらの問題を解消することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記問題を解決するため請求項1の発明は、天板を脚で支持してなる机本体の背面に、 平面視で天板の外側に位置する受け手段を設け、この受け手段により、パネルのように天板よりも高い部位に位置する付属品を倒れ不能に支持して成る机装置において、前記受け手段は、机本体における背面の左右端部に固定された左右の中空状支柱を上下複数本の横フレームで連結してなる枠組みである一方、前記付属品は、前記支柱に接続された左右の支持フレームに取付けられており、前記左右支持フレームは支柱と同じ断面形状であり、前記左右支持フレームに、前記支柱の内部に上方から嵌まり込む足部を設けている。
【0010】
請求項2の発明は、請求項1において、前記付属品はパネルであって、前記支持フレームとパネルとが一体構造になっている。
【0011】
【発明の作用・効果】
本発明では、机装置が天板の外側に広がることは殆どないため、例えば棚やキャビネットのような大きな付属品を受け手段で支持する場合でも、スペースを有効利用することができる。また、受け手段で棚やキャビネットを支持する場合、それら棚やキャビネットは天板の上方に位置しているため物品の出し入れを簡単に行える。
【0012】
また、机本体とは別の受け手段で支持するものであるため、受け手段を頑丈な構造とすることができ、その結果、キャビネットのような重量のあるものも支持することができる。更に、一つの受け手段を使用して、パネルを初めとした様々の付属品を取り付けることができ、融通性が高い。
【0013】
更に、本願発明では、支柱と横フレームとで枠組が構成され、これによって机本体を補強するため、机装置全体としての強度を格段に向上できる利点である。
【0014】
【発明の実施形態】
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0015】
(1).第1実施形態(図1〜図5)
図1〜図5では第1実施形態を示しており、このうち図1は机装置を組み立てた状態の斜視図、図2は分離斜視図である。
【0016】
この図1及び図2に示すように、机装置は、左右の脚2で天板3を支持して成る机本体1を備えており、左右脚2の背面に、受け手段を構成する中空角形の支柱4取付けられている
【0017】
支柱4は上下2本の横フレーム5で一体に連結されている。換言すると、支柱4と横フレーム5とで枠組が構成されている。このような枠組構造にすると、机本体1を補強して、全体として頑丈な構造になる利点がある。本例では支柱4と床との間に大きな間隔が空いているが、支柱4を床の近くまで延ばし、アジャスターボルトで支持しても良い(コード類・ケーブル類を通すためには、支柱4と床との間に間隔が空いているのが好ましい)。
【0018】
支柱4を脚2に取り付ける方法としては、例えば、脚2と支柱4とにそれぞれ係合穴6を形成しておき、これら両方の係合穴に嵌まる爪部を備えた係止金具(図示せず)を使用したり、或いは、ねじで固定するなど、様々の方法を採用できる。場合によっては、脚2に予め溶接等によって一体に固着しておくことも可能である。
【0019】
各支柱4の上面と天板3の上面とは同一面を成しており、両支柱4に、当該支柱4と同一断面形状に形成した支持フレーム7を上方から接続している。すなわち、支持フレーム7に足部7aを設けて、この足部7aを支柱4に差し込むことにより、支持フレーム7を支柱4に接続している。なお、足部7aに相当する部位を別部材として、これを支柱4と支持フレーム7との両方に差し込むようにしても良い。
【0020】
左右支持フレーム7に対して表裏両側からパネル8を取付けている。パネル8と支持フレーム7との上面は笠木9で覆われている。更に、左右支柱4の後面には後幕板10を取付けている。
【0021】
図3〜図5では、パネル8の構造と取付け手段の一例を示している。図3はパネル8の裏面図、図4は分離斜視図、図5は組み立て状態での図3のV−V視断面図である。
【0022】
本例のパネル8は金属板からなっており、四周をコ字状に折り返して浅い箱状に形成している。このため、側板8aと後板8bが形成されている。各コーナー部において、隣合った後板8bを部分的に切除することにより開放部11を形成している。また、折り曲げ加工を容易にするため、各コーナー部における隣合った側板8a間には切欠き12が形成されている。
【0023】
パネル8におけるコーナー部の内側部位には、前記切欠き12と開放部11とを塞ぐコーナー部材13嵌合している。このコーナー部材13は合成樹脂製であり、前記開放部11を埋めるためのブロック部14と、パネル8の裏面に当接可能な平板15と、前記切欠き12を埋めるための突起部16とを一体に連接した形状になっている。
【0024】
パネル8の各コーナー部には、更に、上下一対ずつの係止部材17,18を嵌着している。上下係止部材17,18は、前記したコーナー部材13における平板15とパネル8の後板8bとの間に挟み込まれている。上下係止部材17,18には、コーナー部材13におけるブロック部14の背面に当接する平板状の支持爪19が形成されている。
【0025】
上下係止部材17,18においてパネル8の後板8bと重なり合う部位には穴20が空いており、この穴20に対して、パネル8における後板8bのカシメ部21をかしめ込むことにより、係止部材17,18とコーナー部材13とをパネル8に対して離脱不能に固定している。
【0026】
更に、上係止部材17には上向き鉤状の上係止爪22が、下係止部材18には下向き鉤状の係止爪23が一体に形成されている。他方、支持フレーム7には、パネル8における上下係止爪22,23に対応した上下係合穴24,25が空いている。なお、符号26で示すのは目地部材である。
【0027】
図5から容易に理解できるように、パネル8をやや傾けた状態にした下係止爪23を下係合穴25に嵌め入れてから、パネル8を支持フレーム7に押し付けて、上係止爪22を上係合穴24に弾性に抗して嵌め込むことにより、パネル8をワンタッチ的に取付けることができる。取り外しは逆の手順で簡単に行える。
【0028】
後幕板10もパネル8と同様の手段で支柱4に取付けている。
【0029】
上記の構成に代えて、パネル8の後板8bに上下一対ずつの鉤係止爪を切り起こし形成して、これを支持フレーム7の上下係合穴24,25に落とし込むなどしても良い。パネル8は金属板製には限らず、合板製等の他の素材製でも良いことは言うまでもない。
【0030】
本例では、支持フレーム7の表裏両方にパネル8を取付けているが、例えば机装置を背中合わせに配置する場合など、美観上の事情が許せば、前面だけに取付けることも可能である。
【0031】
(2).第2〜第3実施形態(図6〜図7)
図6に示す実施形態では、支柱4に接続した支持フレーム7に対して、上方から別の支持フレーム7を挿入して、これにパネル8を取付けている。
【0032】
本願発明では、このような継ぎ足し式を極めて容易に行える。言うまでもないが、支持フレーム7の長さ(高さ)は必要に応じて設定することができ、同じ長さである必要はない。
【0033】
図7では、パネル8を左右支持フレーム7の間に納めた状態に配置している。この場合は、予めパネル8と支持フレーム7とを組み立ててから、支持フレーム7の足部7aを支柱4(又は下方の支持フレーム)に挿入することになる。
【0034】
支持フレーム7とパネル8との結合手段として、例えばパネル8の側面に下向き鉤状の係止爪8を設けておき、これを支持フレーム7の係合穴に落とし込むなどすれば良い。或いは、支持フレーム7とパネル8とを一体構造としておくことも可能である。
【0035】
(3).第4実施形態(図8)
図8では第4実施形態を示している。この実施形態では、支持フレーム7の前面に、多数の係止溝穴30が形成された補強フレーム31を固定し、この補強フレーム31で棚32を支持している。
【0036】
また、パネル8は上下に分離しており、その境目に設けた係止溝33を利用して、軽量物載置用のブラケット34を取付けている。
【0037】
このように、本発明によると、棚32を設けることが簡単に行える。なお、棚32は補強フレーム31の上端部のみに固定的に設けても良い。
【0038】
(4).第5実施形態(図9〜図12)
図9に示す第5実施形態では、補強フレーム31の上端にキャビネット35を設けている。また、机本体1は平面視でL字状に形成されており、幅広の側面箇所にはパネル8を装着している。
【0039】
側面箇所のパネル8の装着は、支柱4と支持フレーム7とを使用した本願の構成を使用して装着しても良いし、他の方法で取付けても良い。
【0040】
この例から容易に理解できるように、本発明によると、天板3の上方に空間に、相当の収納量を有するキャビネット35を設置することができる。このため、スペース使用効率を著しく向上することが可能となる。また、机の使用者は立ち上がるだけで即座にキャビネット35内の資料等を取り出せるため、多くの資料類を必要とする職務の場合、特に重宝である。
【0041】
図9では、キャビネット35を開閉する手段として二つ折り状の跳ね上げ式扉36を採用しているが、図10に示すように、複数の引き戸37で塞ぐようにしたり、図11に示すように、間口の半分だけの横幅寸法の1枚の引き戸38のみを設けて常に半分は開いている状態にしたり、或いは、図12に示すようにシャッター式扉39としたりするなど、様々の開閉構造を採用することができる。
【0042】
(5).第6実施形態(図13)
図13では第6実施形態を示しており、この例では脚2は広幅板状に形成されている。
【0043】
そして、机本体1の背面箇所に左右支柱4を設けて、これでバックパネル8を支持することに加えて、脚2の前後両端部にそれぞれサイド支柱4aを固定し、これらサイド支柱4aによってサイドパネル8を支持し、3枚のパネル8aによって棚板40を支持している(図示していないが、棚板40はブラケットによって高さ調節自在に支持するのが好ましい)。
【0044】
このように構成すると、従来の間仕切りが不要となるため、レイアウトの自由性を向上させることができる。
【0045】
【0046】
【0047】
【0048】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る机装置の斜視図である。
【図2】分離斜視図である。
【図3】パネルの裏面図である。
【図4】パネルと付属品の分離斜視図である。
【図5】図3のV−V視断面図である。
【図6】第2実施形態を示す図である。
【図7】第3実施形態を示す図である。
【図8】第4実施形態を示す図である。
【図9】第5実施形態を示す図である。
【図10】第5実施形態の変形例である。
【図11】第5実施形態の変形例である。
【図12】第5実施形態の変形例である。
【図13】第6実施形態の変形例である。
【符号の説明】
1 机本体
2 脚
3 天板
4 支柱
7 支持フレーム
8 パネル
10 後幕板
31 補強フレーム
32 棚

Claims (2)

  1. 天板を脚で支持してなる机本体の背面に、平面視で天板の外側に位置する受け手段を設け、この受け手段により、パネルのように天板よりも高い部位に位置する付属品を倒れ不能に支持して成る机装置であって、
    前記受け手段は、机本体における背面の左右端部に固定された左右の中空状支柱を上下複数本の横フレームで連結してなる枠組みである一方、前記付属品は、前記支柱に接続された左右の支持フレームに取付けられており、前記左右支持フレームは支柱と同じ断面形状であり、前記左右支持フレームに、前記支柱の内部に上方から嵌まり込む足部を設けている、
    机装置。
  2. 前記付属品はパネルであって、前記支持フレームとパネルとが一体構造になっている、
    請求項1に記載した机装置。
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