JP5037092B2 - パネルの取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、テーブルの一側辺に取付ける幕板やデスクトップパネル等のパネルの取付構造に関する。
従来のパネルの取付構造は、机やテーブルの一側辺に、幅広の幕板やデスクトップパネル等のパネルを係合することで取付けている。より詳しくは、机やテーブルの天板の一側辺に複数の係合爪が設けられるとともに、この係合爪と対面するパネルの側に複数の被係合部が形成され、パネルの自重を利用して両者が安定的に係合保持されるように成っているので、特段の工具を要することなくパネルを取付けることが可能である(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−211033号公報(第2頁、第4図)
しかしながら、特許文献1にあっては、複数の係合部と、これらに対応する複数の被係合部とを、幅方向の2箇所において位置合わせを行いながら略同時に係合することは非常に困難であり、また、パネルの重量を受け持ちながら下方に落とし込み係合する作業が発生するため、たとえ一対でも係合部と被係合部との位置が合わないと、比較的重量のあるパネルが作業中に不意に落下する可能性もあり、危険であった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、特段の工具を要することなく、容易且つ安全にパネルを取付可能としたパネルの取付構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載のパネルの取付構造は、テーブルの一側辺に取付けるパネルの取付構造であって、
テーブルの一側辺の両側には、前記パネル側に開口するとともに、第1の被係合部及び第2の被係合部を内部上下に備える溝を上下方向に向けて延設し、
前記パネルにおける前記溝部との対向面には、前記第1の被係合部に係合する第1の係合部と、前記第2の被係合部に係合する第2の係合部と、を突設し、
前記第1の被係合部を、前記溝部内に固設するとともに、前記第2の被係合部を、前記第2の係合部が係合する係合位置と該係合を解除する解除位置との間で前記溝内で上下方向に移動自在に、かつ、該溝部内に設けた付勢手段により前記係合位置に向けて付勢されたスライド部材に設け、
前記第1の被係合部に前記第1の係合部を係合した状態で前記パネルを回動し、前記第2の係合部を前記第2の被係合部に当接させることで、前記第2の被係合部が前記付勢手段による付勢力に抗して前記解除位置に向けて移動された後、前記係合位置に復帰して前記第2の係合部が係合されるようにし、前記付勢手段はバネであり、前記溝部内において、前記第2の被係合部の移動方向延長線上に配設されており、前記第2被係合部の上端部に突起部を形成し、前記第2被係合部が前記係合位置に配置されている状態において、該突起部が前記溝部の上端部から上方に向けて突出するようにしたことを特徴としている。
この特徴によれば、パネルの第1の係合部を第1の被係合部に係合した状態でパネルを回動するだけの簡単な操作で第2の係合部を第2の被係合部に係合できるため、パネルの取付作業が特段の工具を要さずに容易となるばかりか、パネルの荷重が第1の被係合部で支えられた状態で第2の係合部の第2の被係合部への係合作業を行うことができるため、作業中のパネル落下の危険性を低減し、取付作業の安全性が向上する。また溝部の深さ方向に伸縮バネの配置スペースを設けなくて済み、深さ方向の幅寸法を小さくすることができるため、取付状態においてパネルと机もしくはテーブルとの間に大きな隙間が形成されることを防止できる。そして溝部の上端部から上方に向けて突出した突起部を下方に押圧することで、付勢手段の付勢力に抗して第2被係合部を解除位置まで移動することができるため、第2の係合部を第2の被係合部から容易に取外すことが出来る。
本発明の請求項に記載のパネルの取付構造は、請求項に記載のパネルの取付構造であって、
前記溝部を、前記テーブルに、天板から離間する方向に突出するように取付けられたブラケットに形成したことを特徴としている。
この特徴によれば、若しくはテーブルの脚部に溝部を設けることなく、パネルの大きさ等に合わせて任意の位置に配設することができるとともに、係合部が天板から離れた位置に配置されるため、パネル取付作業が容易になる。
本発明の請求項に記載のパネルの取付構造は、請求項1または2に記載のパネルの取付構造であって、
前記溝部は、前記第1の被係合部とは別個に形成され、前記第1の係合部が係合する第3の被係合部と、前記スライド部材は、前記第2の被係合部とは別個に形成され、前記第2の係合部が係合する第4の被係合部と、をさらに備え、
前記第2の被係合部と前記第4の被係合部とを、前記スライド部材に一体的に形成したことを特徴としている。
この特徴によれば、パネルの第1の係合部及び第2の係合部を、第1の被係合部及び第2の被係合部または第3の被係合部及び第4の被係合部に適宜選択して係合することができるため、テーブルに対するパネルの取付高さを調節してパネルを取付けることが出来るばかりか、第4の被係合部はスライド部材を介して第2の被係合部とともに連動するため、付勢手段を別々に設けなくて済む。
本発明の請求項に記載のパネルの取付構造は、請求項1ないし3のいずれかに記載のパネルの取付構造であって、
前記スライド部材は、前記テーブルに、天板から離間する方向に突出するように取付けられ、前記パネル側に開口する横断面凹状のブラケットと、前記ブラケットの開口に嵌合し、かつ、前記第1の係合部及び第2の係合部を挿通可能な開口部が形成されたカバー部材と、の間に挟持されるようにしたことを特徴としている。
この特徴によれば、溝部内にスライド部材を簡単に設けることができる。
本発明の実施例を以下に説明する。
本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、先ず図1は、本発明の実施例1におけるパネルを取付けたテーブルの全体像を示す斜視図である。図2は、テーブルの正面図である。図3は、テーブルの側面図である。図4は、ベース部材とスライド部材の構造を示す斜視図である。図5(a)は、パネルの第1の係合部を係合した側断面図であり、(b)は、パネルの第2の係合部を係合した側断面図である。図6(a)は、図5(a)のA−A断面図であり、(b)は、図5(b)のA’−A’断面図である。図7は、下方側の被係合部に係合した側断面図である。図8(a)は、パネルを取外す際の動作を示す側断面図であり、(b)は、パネルを回動する動作を示す側断面図である。
図1〜3に示されるように、本実施例のパネルを取付けるテーブル10は、矩形状の天板12と脚部4とから構成され、脚部4(本実施例では4本)は、天板12の各周辺角部の背面側に、受座8(図5参照)を介して接続されている。テーブル10の使用側(図3の左側)における天板12に接続された脚部4は、パイプ材質などから成る脚本体5と、その脚本体5の下端に取付けられテーブル10が床面に載置された際に床面との滑動防止する為の軟質材質から成るアジャスタ6と、から構成される。
同様に、テーブル10の反使用側(図3の右側)における天板12に接続された脚部4は、脚本体5と、その脚本体5の下端に取付けられたプラスチック材質などからなるキャスタ1と、から構成されており、このキャスタ1を利用して、テーブル10の使用側を持ち上げてテーブル10を所望の場所へ床面上を移送出来るように成っている。
本実施例のテーブル10の4本の脚部4は上記構成であるが、本実施例の構成に限られず、4本の脚部4全てが、脚本体5とアジャスタ6とから成る構成や、あるいは4本の脚部4全てが、脚本体5とキャスタ1とから成る構成でもよい。また、脚部は上記構成に加えて、例えば、上下伸縮する機能を有していてもよい。更に、脚部の本数は本実施例の4本に限られず、例えば、3本であってもよいし、5本以上であってもよい。
20は、テーブル10の横幅と略同じ幅の板形状であって、天板12に対して略直交に配置するように、テーブル10の天板12の一側辺である反使用端面12a(図5参照)に沿って後述のように取付けられるパネルであって、該パネル20における天板12より上方側を仕切板若しくはデスクトップパネルとして利用するとともに、パネル20における天板12より下方側を幕板として利用出来るように成っている。
次に、パネル20のテーブル10への取付構造について説明する。
図3、4に示されるように、先ず、天板12下面における反使用端面12a側の左右両端部それぞれの近傍に、ベース部材を構成する部材であって短辺の水平部13aと長辺の鉛直部13bとが略直交する側面視略L字状のブラケット13が、その鉛直部13bが天板12の反使用端面12aよりも後述するパネル20側に突出するようにして、水平部13aの上面が天板12下面に対して固定に取付けられている。天板12下面より下方に延びる鉛直部13bは、パネル20側に開口する平面視略コ字状部に形成されており、その内部には、溝部としての凹溝18が上下方向に延設されている。該凹溝18内には、上述したブラケット13とともにベース部材を構成するハウジング14が、後述するスライド部材を凹溝18内に上下方向に移動自在に収容した状態で、該凹溝18内に嵌合される。
図4に示されるように、ベース部材を構成するハウジング14は、パネル20側に面する側面に上下方向に開口して設けた長方形状の上部開口14aと、この上方側の上部開口14aより下方に位置し同じ幅に開口する長方形状の下部開口14bとを備えている。また、上方側の上部開口14aの下辺から連続して後下方に向かって延びる上向き鉤状の第1の被係合部14c(図5参照)が形成されており、後述するパネル20に設けた第1の係合部22と係合出来るようになっている。また、前記した構成の第1の被係合部14cと同様に、下方側の下部開口14bの下辺から連続して後下方に向かって延びる上向き鉤状の第3の被係合部14dが形成されている(図5参照)。
次に、図5(a)、(b)に示されるように、ブラケット13とハウジング14とから構成されるベース部材の内部に収容されているスライド部材15について説明すると、スライド部材15は、パネル20側に開口する側面視コ字形状に概ね形成されており、ハウジング14の下方側において形成された水平片14eと、スライド部材15の前記コ字形状を構成する下方の前後片15eとの間に収容された付勢手段としてのコイルバネ16により上方に付勢された状態で、凹溝18内に上下方向に移動可能に収容されている。
このように、コイルバネ16を凹溝18内におけるスライド部材15の移動方向の延長線上に配設することで、凹溝18(ブラケット13)の深さ方向にコイルバネ16の配置スペースを設けなくて済み、深さ方向の幅寸法を小さくすることができるため、取付状態においてパネル20とテーブル10との間に大きな隙間が形成されることを防止できる。
スライド部材15は、上方側の上部開口14aよりも若干幅狭に形成された第2の被係合部15cが、ハウジング14のパネル20側に面する側面と略面一に成るように、前記したコ字形状を構成する上辺から上方側の上部開口14aに向かって延設されており、後述するパネル20に設けた第2の係合部23と係合出来るようになっている。また、前記した構成の第2の被係合部15cと同様に、第4の被係合部15dが、ハウジング14のパネル20側に面する側面と略面一に成るように、前記したコ字形状を構成する下辺から下方側の下部開口14bの開口に向かって延設されている。
また、第2の被係合部15c及び第4の被係合部15dの先端部には、図5に示されるように、上端から下方に向けて前記パネル側に向けて傾斜する傾斜面K1が形成されている。
また、ベース部材を構成するハウジング14の上端部、すなわち、凹溝18の上端部には、凹溝18の内部と連通する開口部14fが開設しているとともに、スライド部材15の上端部に形成した突起部15fが、開口部14fから上方に向けて突出している。
上記のように、ブラケット13とハウジング14とから構成されるベース部材は、凹溝18内部にスライド部材15を収容し、ブラケット13のネジ孔13d及びハウジング14のネジ孔に螺挿されたネジ9により一体に接続される。そしてスライド部材15を収容したベース部材は、ボルト孔13cに挿通されたボルト(図示略)により、受座8を介して天板12の下面に接続される。
ブラケット13とハウジング14とが一体化された状態において、スライド部材15は、図5(a)に示されるように、突起部15fが開口部14fから上方に向けて突出するとともに、第2の被係合部15cが上部開口14aの上部に位置する係合位置と、図5(b)に示されるように、突起部15fが開口部14fから下方に向けて没入するとともに、第2の被係合部15cがコイルバネ16の付勢力に抗して前記係合位置よりも下方に押し下げられる係合解除位置と、の間で移動自在に設けられている。尚、前記係合位置においてコイルバネ16により上方に向けて付勢されるスライド部材15は、その上端がハウジング14の上端部に当接することにより移動規制されるようになっている。
パネル20の構造について説明すると、パネル20のテーブル10取付側の側面における左右両端部それぞれの近傍に、テーブル10に向かって斜め下方に延びるとともに連続して先端が下方に延びる鉤状の第1の係合部22が、取付部21を介してパネル20に固着されており、この第1の係合部22の直上方に、同様に鉤状の第2の係合部23が、取付部21を介してパネル20に固着されている。
また、第2の係合部23の先端部には、図5に示されるように、下端から上方に向けて前記テーブル側に向けて傾斜する傾斜面K2が形成されている。
次に、上記した構成のテーブル10にパネル20を取付ける取付工程について説明する。
図5(a)に示されるように、パネル20側の第1の係合部22を、テーブル10側の上部開口14aを介して凹溝18内に挿通して第1の被係合部14cに係合する。このとき、第2の被係合部15cは上部開口14a上部の係合位置に配置されているため、第2の被係合部15cと上部開口14aの下部開口端縁との間には上下方向に幅広の開口が形成されているため、第1の係合部22を容易に挿通することができる。
そして、この係合により、パネル20の荷重を第1の被係合部14cを介してテーブル10に負荷させることが出来る。このようにすることで、パネル20を取付ける作業者が比較的重量のあるパネル20を持つ負担が軽減し、以降の作業を安全且つ容易に行うことが出来る。前記したように、パネル20の第1の係合部22をテーブル10の第1の被係合部14cに係合した場合、パネル20は、その上部側に向かってテーブル10と離間する方向に傾斜している。
次に、第1の係合部22と第1の被係合部14cとの係合箇所を支点として、パネル20の上部側をテーブル10に近付けるようにパネル20を使用端側に押圧して回動する(図示白抜き矢印参照)。パネル20がテーブル10に向かって接近することにより、上方の第2の係合部23の下向き傾斜面K2は、テーブル10側の第2の被係合部15cの上向き傾斜面K1に摺接し、更にパネル20を回動することで、第2の被係合部15cを係合位置から下方の係合解除位置向けてに押圧して、スライド部材15を下方に押下げつつ上下に開口した上部開口14aから凹溝18内部に嵌入する。そして、凹溝18内部に嵌入した後に、スライド部材15がコイルバネ16により再び上方に移動するとともに、図5(b)に示されるように、係合位置に配置されて第2の被係合部15cに係合する。上記のように、パネル20の上下方向に設けられた第1の係合部22及び第2の係合部23が、テーブル10側の第1の被係合部14c及び第2の被係合部15cに係合することで、パネル20がテーブル10に対し安定して取付けられる。
このように、パネル20の第1の係合部22をベース部材の第1の被係合部14cに係合し、パネル20を回動することで、第2の係合部23をスライド部材15の第2の被係合部15cに係合出来るため、パネル20の取付作業が特段の工具を要さずに容易となるばかりか、第1の係合部22を第1の被係合部14cに係合し、パネル20の荷重が第1の被係合部14cで支えられた状態で第2の係合部23の第2の被係合部15cへの係合作業を行うことができるため、作業中のパネル20落下の危険性を低減し、取付作業の安全性が向上する。
また、上記したように、上下方向に延びる1本の凹溝18内には、第1の被係合部14c及び第3の被係合部14dを上下方向に備えているとともに、スライド部材15は、第1の被係合部14c及び第3の被係合部14dに対応するように、第2の被係合部15c及び第4の被係合部15dを上下方向に備えているため、パネル20の第1の係合部22及び第2の係合部23を、上方の第1の被係合部14c及び第2の被係合部15cまたは下方の第3の被係合部14d及び第4の被係合部15dに適宜選択して係合することで、テーブル10に対するパネル20の取付高さを調節してパネル20を取付けることが出来る。例えば、図7に示されるように、パネル20の第1の係合部22を下方側の第3の被係合部14dに係合するとともに、第2の係合部23を下方側の第4の被係合部15dに係合することで、パネル20のテーブル10への取付位置を上記実施例よりも低く調節することが出来る。
尚、第1の被係合部及び第2の係合部の取付個数は、必ずしも上記実施例に限られず、例えば、第1の被係合部及び第2の係合部を3個以上設け、テーブルに対するパネルの取付高さを多段階に調節出来るようにしてもよいし、また、第1の被係合部及び第2の係合部が、テーブルに対するパネルの取付高さが適当になるように、1個取付けられていてもよい。
次に、テーブル10に取付けられたパネル20の取外しについて説明すると、図8(a)に示されるように、ベース部材上端部の開口部14fから上方に向けて突出したスライド部材15の突起部15fを下方に押圧することで、上向き付勢するコイルバネ16に抗してスライド部材15を下方に移動して係合解除位置に配置させ、上部開口14aの上辺と第2の被係合部15cとの間を上下に開口させた後、図8(b)に示されるように、第1の係合部22と第1の被係合部14cとの係合箇所を支点として、パネル20の上部側をテーブル10から離間させるようにパネル20を回動する。このようにすることで、第2の係合部23を第2の被係合部15cから容易に取外すことが出来る。
そして、パネル20をテーブル10の反使用端側上方に持上げることにより、パネル20の第1の係合部22をテーブル10の第1の被係合部14cから取外すことで、パネル20をテーブル10から安全且つ容易に取外すことが出来る。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、上記実施例では、パネル20を取付ける対象物としてテーブルが示されているが、本実施例で言うテーブルとは、オフィス等で使用される机等も含んでいる。また、上記実施例のパネル20の形状は、テーブルの天板の上方から下方まで延びる形状であって、パネル20の天板上方側をデスクトップパネルとして利用するとともに、パネル20の天板下方側を幕板として使用しているが、例えばパネルの形状は、天板の上方側のみに形成され、デスクトップパネルとして使用するものであってもよいし、また、パネルの形状は、天板の下方側のみに形成され、幕板として使用するものであってもよい。
また、上記実施例では、テーブル10の使用側から見て反対側(対面側)である反使用側の一側辺に沿ってパネル20を取付けているが、例えば、テーブル10の使用側から見て左側辺若しくは右側辺に沿って取り付けてもよい。
また、上記実施例では、互いに係合する係合部及び被係合部は、パネル20及びテーブル10の左右方向両端部それぞれの近傍に設けられていたが、係合部及び被係合部の設けられる箇所は本実施例に限られず、例えば係合部及び被係合部は、パネル及びテーブルの左右方向略中央部に1箇所のみ設けられていてもよいし、また、パネル及びテーブルの左右方向に多数設けられていてもよい。
また、上記実施例では、溝部としての凹溝18はテーブル10に取り付けたブラケット13内に形成されていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば脚本体5等に溝部を形成してもよい。
また、上記実施例では、第1の被係合部14c及び第3の被係合部14dの上方に第2の被係合部15c及び第4の被係合部15dが配設され、第1の被係合部14cまたは第3の被係合部14d上に第1の係合部22を係合してパネル20を載置した状態で第2の係合部23を上方の第2の被係合部15cまたは第4の被係合部15dを係合するように構成されていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、第1の被係合部14c及び第3の被係合部14dの下方に第2の被係合部15c及び第4の被係合部15dを配設し、第1の被係合部14cまたは第3の被係合部14dに第1の係合部22を係合してパネル20を吊支した状態で第2の係合部23を下方の第2の被係合部15cまたは第4の被係合部15dを係合するように構成してもよい。
更に、上記実施例では、スライド部材15は、パネル20側に開口するブラケット13と、このブラケット13と別部材のカバー部材としてのハウジング14と、の間に挟持されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばスライド部材は、中空構造を有する一体の部材の内部に収容されるようにしてもよい。
本発明の実施例1におけるパネルを取付けたテーブルの全体像を示す斜視図である。 テーブルの正面図である。 テーブルの側面図である。 ベース部材とスライド部材の構造を示す斜視図である。 (a)は、パネルの第1の係合部を係合した側断面図であり、(b)は、パネルの第2の係合部を係合した側断面図である。 (a)は、図5(a)のA−A断面図であり、(b)は、図5(b)のA’−A’断面図である。 下方側の被係合部に係合した側断面図である。 (a)は、パネルを取外す際の動作を示す側断面図であり、(b)は、パネルを回動する動作を示す側断面図である。
符号の説明
4 脚部
10 テーブル
12 天板
13 ブラケット
13a 水平部
13b 鉛直部
14 ハウジング(カバー部材)
14a 上部開口(開口部)
14b 下部開口(開口部)
14c 第1の被係合部
14d 第3の被係合部
14e 水平片
14f 開口部
15 スライド部材
15c 第2の被係合部
15d 第4の被係合部
15e 前後片
15f 突起部
16 コイルバネ(付勢手段,バネ)
18 凹溝(溝部)
20 パネル
22 第1の係合部
23 第2の係合部

Claims (4)

  1. テーブルの一側辺に取付けるパネルの取付構造であって、
    テーブルの一側辺の両側には、前記パネル側に開口するとともに、第1の被係合部及び第2の被係合部を内部上下に備える溝を上下方向に向けて延設し、
    前記パネルにおける前記溝部との対向面には、前記第1の被係合部に係合する第1の係合部と、前記第2の被係合部に係合する第2の係合部と、を突設し、
    前記第1の被係合部を、前記溝部内に固設するとともに、前記第2の被係合部を、前記第2の係合部が係合する係合位置と該係合を解除する解除位置との間で前記溝内で上下方向に移動自在に、かつ、該溝部内に設けた付勢手段により前記係合位置に向けて付勢されたスライド部材に設け、
    前記第1の被係合部に前記第1の係合部を係合した状態で前記パネルを回動し、前記第2の係合部を前記第2の被係合部に当接させることで、前記第2の被係合部が前記付勢手段による付勢力に抗して前記解除位置に向けて移動された後、前記係合位置に復帰して前記第2の係合部が係合されるようにし、前記付勢手段はバネであり、前記溝部内において、前記第2の被係合部の移動方向延長線上に配設されており、前記第2被係合部の上端部に突起部を形成し、前記第2被係合部が前記係合位置に配置されている状態において、該突起部が前記溝部の上端部から上方に向けて突出するようにしたことを特徴とするパネルの取付構造。
  2. 前記溝部を、前記テーブルに、天板から離間する方向に突出するように取付けられたブラケットに形成したことを特徴とする請求項に記載のパネルの取付構造。
  3. 前記溝部は、前記第1の被係合部とは別個に形成され、前記第1の係合部が係合する第3の被係合部と、前記スライド部材は、前記第2の被係合部とは別個に形成され、前記第2の係合部が係合する第4の被係合部と、をさらに備え、
    前記第2の被係合部と前記第4の被係合部とを、前記スライド部材に一体的に形成したことを特徴とする請求項1または2に記載のパネルの取付構造。
  4. 前記スライド部材は、前記テーブルに、天板から離間する方向に突出するように取付けられ、前記パネル側に開口する横断面凹状のブラケットと、前記ブラケットの開口に嵌合し、かつ、前記第1の係合部及び第2の係合部を挿通可能な開口部が形成されたカバー部材と、の間に挟持されるようにしたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のパネルの取付構造。
JP2006307039A 2006-11-13 2006-11-13 パネルの取付構造 Active JP5037092B2 (ja)

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