JPS6112857Y2 - - Google Patents

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JPS6112857Y2
JPS6112857Y2 JP4822881U JP4822881U JPS6112857Y2 JP S6112857 Y2 JPS6112857 Y2 JP S6112857Y2 JP 4822881 U JP4822881 U JP 4822881U JP 4822881 U JP4822881 U JP 4822881U JP S6112857 Y2 JPS6112857 Y2 JP S6112857Y2
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JP
Japan
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door frame
fixed
sink
fixing part
rear end
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JP4822881U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、扉又は戸の開閉困難を来たさず、し
かも施工現場において適正な組立を容易に行なう
ことができる洗面化粧台に関するものである。
一般に洗面化粧台は、シンク部の荷重をその下
方の箱型キヤビネツトで受けるようにしたものが
多く、従つて、扉又は戸にシンク部の荷重がかか
りその開閉困難を来たし易く、また洗面化粧台を
施工現場で適正に組立てるには種々の労力を要す
る。
本考案は、扉又は戸の開閉困難を来たさずにす
ることができ、又適正な組立を容易にできて現場
でのノツクダウンを可能とすることができ、さら
には組立後の誤差調節を容易にでき、そしてさら
にキヤビネツト自体の背板を省略できる新規な洗
面化粧台を提供するものである。
即ち、本考案の洗面化粧台は、硬質材で全体を
堅固に成形し、且つ底面前端部及び底面後端部の
所定箇所に固定部をそれぞれ設けたシンク部を、
その両側端部においてそれぞれ直立させた一対の
袖パネルの上端面上に支持させると共に、上記底
面後端部の固定部を、上記一対の袖パネル間及
び/又は家屋の壁面に固定した補強材に取付調整
金具を介して調整固定し、上記底面前端部の固定
部に扉枠又は戸枠の上桟を別の取付調整金具を介
して調整固定したものである。
以下、本考案の洗面化粧台を図面に示す一実施
例について説明する。
第1図は、本考案の洗面化粧台を室内隅角部に
設置した組立斜視図を示すものであつて、かかる
洗面化粧台は、第2図に示す部材(一部の部材は
図示せず)を用いて現場において組立ててある。
第2図において、1は、二槽式のシンク部で、
硬質材で全体を堅固に成形し、第3図に一部を示
す如く、その両側縁部及び前縁部を屈曲垂下させ
てあり、その底面後端部及び底面前端部にそれぞ
れ固定部2,3を、又その底面両側端部に下向き
の係止突起4を設けてある。固定部2,3は第3
図に示す如くそれぞれ下向きのインサートナツト
2′,3′を埋設した凸部より構成してあり、底面
後端部の固定部2は第2図の後述する取付調整金
具5,5,5の上方に位置させてシンク部底面後
端部に長手方向に間隔をあけ3個設けてあり、同
様に底面前端部の固定部3も3個設けてある。又
係止突起4は、シンク部両側縁の屈曲垂下部の裏
側に位置させてシンク部底面両側端部にそれぞれ
互いに間隔をあけ3個づつ設けてある。
6,6は、上記シンク部1の底面両側端部を支
持する、直立させた一対の袖パネルであり、その
上端面にそれぞれ上記係止突起4に対応させて3
個づつの係止孔7を設けてある。又5,5,5は
L金具よりなる取付調整金具でその水平片に前後
方向の長孔5′を、又その垂直片に上下方向の長
孔5″を有し、後述のように補強材8及び上記固
定部2間に調整固定される。尚、第3図に示す別
の取付調整金具9は、第2図には図示していない
が、同様に水平片に前後方向の長孔9′を、又そ
の垂直片に上下方向の長孔9″をそれぞれ有する
L金具で、取付調整金具5と同様に3個用意され
後述のように上記固定部3と扉枠10の上桟1
0′間に調整固定される。扉枠10はこの他、両
側縦桟、中央縦桟を備え、4枚の扉11を開閉自
在に装備している。
その他、第2図において12,12は扉枠10
の両側縦桟それぞれと袖パネル6,6の内側面前
端部それぞれとの間に配される間隙調整材、13
は洗面化粧台下部構成体としての台輪、14は台
輪13上に載置される棚板、15,15は棚板1
4の開口部に装着される配管プレートである。又
第4図において、16,16は扉枠10の両側縦
桟を所定位置に調整保持するL金具である。又第
1図、第3図、及び第4図において17は家屋壁
面である。
而して、本考案の洗面化粧台は、その組立態様
とともに説明すれば、上記シンク部1をその両側
端部においてそれぞれ直立させた一対の袖パネル
6,6の上端面上に支持させると共にシンク部底
面後端部の固定部2を、上記一対の袖パネル6,
6間及び/又は家屋壁面17に固定した補強材8
に取付調整金具5を介して調整固定し、上記シン
ク部底面前端部の固定部3に扉枠10の上桟1
0′を取付金具9を介して調整固定したものであ
る。この場合において、シンク部1の一対の袖パ
ネル6,6への支持は、シンク部底面両側端部の
前記係止突起4,4,…を一対の袖パネル上端面
の係止孔7,7,…に嵌合させるだけで行なうこ
とができる。
又、取付調整金具5による固定部2の補強材8
への調整固定は、第3図に示す如く、固定部2の
インサートナツト2′にビスを取付調整金具5の
長孔5′を貫通させて螺合し、且つ補強材8にネ
ジを取付調整金具5の長孔5″を貫通させて螺入
することにより行なうことができ、シンク部1、
ひいては洗面化粧台全体の固定位置の調整は、ネ
ジの補強材8への螺入位置により左右方向、ネジ
の長孔5″への貫通位置により上下方向、ビスの
長孔5′への貫通位置により上下方向の調整を行
なつてなされる。又取付調整金具9による固定部
3への扉枠上桟10′の調整固定も、同様に固定
部3のインサートナツト3′にビスを取付調整金
具9の長孔9′を貫通させて螺合し、且つ扉枠上
桟10′にネジを取付調整金具9の長孔9″を貫通
させて螺入することにより行なうことができ、こ
れによつて扉枠10を前後、左右、上下方向調整
可能に固定することができる。尚、扉枠10の固
定に際しては、第4図に示す如く、間隙調整材1
2,12を扉枠10の両側縦桟と一対の袖パネル
6,6内側面前端との間にそれぞれ配し、L金具
6により扉枠10を袖パネル6,6に対し前後方
向調整可能に保持することができ、これによつて
扉11の下部は、予め洗面化粧台の下部構成材と
して配設した台輪14の前面上部に位置される。
尚、上記実施例と異なり、本考案においては、
シンク部1を単槽式あるいは三槽式以上の多槽式
として形成することもでき、扉枠に下桟を設けた
り、扉枠の上桟と下桟とにレール部を設けこれら
の間に引き戸を装着して扉枠を戸枠として構成で
きることはいうまでもなく、この他本考案の趣旨
を逸脱しない限り種々の変更ができることはいう
までもない。
叙上の如く、本考案の洗面化粧台によれば、シ
ンク部を硬質材で堅固に成形し且つ一対の袖パネ
ルで支持させてあるので扉枠又は戸枠に荷重がか
からず、従つて扉又は戸の開閉困難を来たすこと
がなく、又取付調整金具により適正な組立を容易
にできるので現場でのノツクダウンを行なうこと
ができ、さらには取付調整金具により組立後の誤
差調節を容易にでき、そしてさらにキヤビネツト
自体の背板を省略できるのでコストダウンもでき
る等の効果が奏せられ、その利点は著しい。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の洗面化粧台の一実施例を示すも
ので、第1図はその組立斜視図、第2図はその拡
大分解斜視図、第3図は第1図の拡大縦断面図、
第4図は第1図の拡大横断面図である。 1……シンク部、2,3……固定部、2′,
3′……インサートナツト、4……係止突起、
5,9……取付調整金具、5′,5″,9′,9″…
…長孔、6……袖パネル、7……係止孔、8……
補強材、10……扉枠又は戸枠、10′……扉枠
又は戸枠上棧、17……家屋壁面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 硬質材で全体を堅固に成形し、且つ底面前端
    部及び底面後端部の所定箇所に固定部をそれぞ
    れ設けたシンク部を、その両側端部においてそ
    れぞれ直立させた一対の袖パネルの上端面上に
    支持させると共に、上記底面後端部の固定部
    を、上記一対の袖パネル間及び/又は家屋の壁
    面に固定した補強材に取付調整金具を介して調
    整固定し、上記底面前端部の固定部に扉枠又は
    戸枠の上桟を別の取付調整金具を介して調整固
    定した、洗面化粧台。 (2) 上記シンク部の底面両側端部には下向きの係
    止突起をそれぞれ突設してあり、上記両側端部
    の上端面それぞれには上記係止突起にそれぞれ
    対応させて係止孔を設けてある、実用新案登録
    請求の範囲第(1)項記載の洗面化粧台。 (3) 上記固定部は、下向きのインサートナツトを
    埋設した凸部からなり、該凸部は、上記底面前
    端部及び底面後端部それぞれに複数個設けてあ
    る、実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の洗面
    化粧台。 (4) 上記両取付調整金具は、水平片と垂直片とで
    形成したL金具からなり、水平片に前後方向の
    長孔を、又垂直片に上下方向の長孔をそれぞれ
    穿設してあり、且つ上記底面後端部の固定部及
    び上記補強材、並びに上記底面前端部の固定部
    及び上記扉枠又は戸枠上桟それぞれに、上記長
    孔それぞれにビス又はネジを貫通させて前後、
    左右、上下方向取付調整可能に調整固定してあ
    る、実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の洗面
    化粧台。
JP4822881U 1981-04-03 1981-04-03 Expired JPS6112857Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4822881U JPS6112857Y2 (ja) 1981-04-03 1981-04-03

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JP4822881U JPS6112857Y2 (ja) 1981-04-03 1981-04-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57159789U JPS57159789U (ja) 1982-10-07
JPS6112857Y2 true JPS6112857Y2 (ja) 1986-04-21

Family

ID=29844975

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JP4822881U Expired JPS6112857Y2 (ja) 1981-04-03 1981-04-03

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