JPH0440502Y2 - - Google Patents

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JPH0440502Y2
JPH0440502Y2 JP11296887U JP11296887U JPH0440502Y2 JP H0440502 Y2 JPH0440502 Y2 JP H0440502Y2 JP 11296887 U JP11296887 U JP 11296887U JP 11296887 U JP11296887 U JP 11296887U JP H0440502 Y2 JPH0440502 Y2 JP H0440502Y2
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shelf
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desk
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  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、学習机等として好適に使用される棚
付きデスクに関するものである。
[従来の技術] この種のデスクとして、デスク本体の天板後部
に、棚板や照明器具等を装備して成る棚部を立設
した形式のものが開発されている。ところが、こ
のような形態のものは低学年の学童には好まれる
が、年齢が進むにつれて大きな棚部の付属してい
ないデスクを所望する傾向が強くなる。そのた
め、前記棚部をデスク本体から取外すことができ
るようにしたものが一般化しているが、その棚部
を取外すと、該棚部に装備されている照明器具を
使用することができなくなり、新たな照明器具を
購入する必要が生じる。
このような不経済さを解消するために、前記棚
部を、背の高い上棚と背の低い下棚とに分断し、
下棚に照明器具を装着したものも開発されてい
る。すなわち、このものは、第6図に示すよう
に、下棚aの両側板bの上端面cに上棚dの両側
板eの下端面fを突合わせ、前記下棚aの両側板
bを第1の固定具gによりデスク本体nの天板i
に固定するとともに、前記上棚dの両側板eを第
2の固定具jにより下棚aの両側板bに着脱可能
に連結したものである。しかして、このものは、
前記第2の固定具jによる連結を解除して上棚d
を取外せば、デスク本体hの天板i上には、背の
低い下棚aと照明器具kのみが残るようになつて
いる。
[考案が解決しようとする問題点] ところが、このような構成のものは、上棚の側
板と、下棚の側板とを上下から突合せて接合しな
ければならないため、その接合部分の見栄えを良
好なものにするためには、各側板b,eの接合端
の角部mを丸みのない直角の形態にしなければな
らない。そのため、上棚dを取外した場合に、天
板i上に残つた下棚aの側板bの上部が角ばつた
ものになり、見た目に不自然であるだけでなく危
険でもある。かといつて、第7図に示すように、
下棚a1の側板b1の上端前縁にアール部nを形成し
てなる形態にした場合には、上棚d1の奥行き寸法
Lを小さくする必要が生じ好ましくない。また、
このような構成のものでは、第8図に示すよう
に、下棚a2の側板b2の上端面pを傾斜させるのも
難しく、デザインや機能設計上の制約を受け易い
という問題がある。
本考案は、以上のような問題点をことごとく解
消することができる上に、下棚と上棚とを天板に
合理的に固定することができる棚付きデスクを提
供することを目的としている。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、このような目的を達成するために、
次のような構成を採用したものである。
すなわち、本考案に係る棚付きデスクは、。
[作用] このようなものであれば、固定手段による固定
を解除して上棚を取除けば、下棚とそれに装備さ
れた照明器具のみが天板上に残ることになり、デ
スク全体を上級生好みの形態に変身させることが
できる。
しかも、このものは、上棚の側板を直接天板上
に載置するようにしているので、下棚の上端部を
どのような形状のものにしても、見栄えが悪くな
つたり、接合が困難になることがない。すなわ
ち、下棚の上端前縁部を丸みのあるものにして
も、上棚と下棚とを不具合なく同一の奥行き寸法
のものにすることが可能であり、また、下棚の側
板の上端面を傾斜させたり、曲面状のものにして
も、上棚の支持が不安定なるようなことは起り得
ない。
その上、固定手段を前記のようなものにすれ
ば、下棚と上棚とを同時に天板に固定することが
できる。そして、上棚を取外して下棚のみを天板
に固定する場合にも、部品の追加や除去を伴うこ
とが一切ない。すなわち、上棚を取付けた状態
で、連結ボルトを締付けると、スリーブの軸方向
寸法が上棚の側板の厚み寸法以下であるため、該
側板が下棚の側板とブラケツトの先端部との間に
挟持される。その結果、それら両側板が該ブラケ
ツトを介して天板に固定されることになる。一
方、上棚を取外した状態で、連結ボルトを締付け
ると、前記ブラケツト等の若干の変形を伴つて、
前記スリーブが前記下棚の側板と前記ブラケツト
の先端部との間に挟持される。その結果、前記下
棚の側板がスリーブおよびブラケツトを介して前
記天板に固定されることになる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を第1図〜第5図を参
照して説明する。
この棚付きデスクは、第1図および第2図に示
すように、デスク本体1上に、下棚2と上棚3と
を載置し、固定手段4により着脱可能に固定した
ものである。
デスク本体1は、ベース部11上に支柱12を
介して天板13を配設してなるもので、図示しな
い昇降機構により前記支柱12の上半部分を昇降
させることによつて、前記天板13の高さ位置を
調節することができるようになつている。
下棚2は、背の低い左右の側板21の上端近傍
部間に棚板22を架設するとともに後端部間に背
板23を設けてなるもので、その棚板22の中央
部に照明器具24を装着している。そして、この
下棚2の左右の幅寸法は、前記天板13の幅寸法
よりも小さな値に設定してある。前記両側板21
は、第2図に示すように、前記天板13に当接す
る下端面21aに対して上端面21bを前傾させ
た形態をなしており、その上端面21bと前端面
21cとの境界には、アール部21dが形成して
ある。側板22は水平に配置されており、その前
縁には、化粧枠22aが設けてある。背板23は
鉛直に配置されており、その下端部23aは前記
天板13の背面13aに添接するようになつてい
る。照明器具24は、前記棚板22の下面に添設
され内部にトランス等を内蔵するとともにその前
面に操作ボタン24aを有してなる操作部24b
と、この操作部24bから前記棚板22を貫通し
て上方に延出させた支柱24cと、この支柱24
cの上端に支持させた発光部24dとからなる。
上棚3は、背の高い左右の側板31の上段位置
間に棚板22を架設するとともに、後端部間に背
板33を設けてなる。棚板32は、前記照明器具
24の上方に位置させて水平に配置されており、
その上面には、書籍の転倒等を防止するための仕
切板34を有している。そして、この棚板32の
前縁部には、化粧枠35が装着してある。背板3
3は枠部33aと面板部33bとからなるもの
で、その下端33cは前記下棚2の棚板22の背
面部分に位置させてある。そして、この上棚3の
左右の幅寸法は、その両側板31の内側面31a
が前記下棚2の側板21の外側面21eに添接し
得る値に設定してある。そして、その両側板31
を前記下棚2の両側板21の外側面21eに添接
させた状態で、前記天板13の上面13bに直接
に載置されている。
固定手段4は、第4図に示すように、ボルト挿
通孔41aを有した先端部41bを前記側板31
の外側面31bに添設させコ字形の基端部41c
を押付ボルト41dの押付け作用により前記天板
13の側縁部13cに着脱可能に固定されたブラ
ケツト41と、このブラケツト41のボルト挿通
孔41aに対応させて前記上棚3の側板31に突
設したボルト挿通孔42と、このボルト挿通孔4
2に対応するねじ孔43aを有し前記下棚2の側
板21に埋設されたインサートナツト43と、前
記両ボルト挿通孔41a,42を通して前記イン
サートナツト43のねじ孔43aに螺着した連結
ボルト44と、この連結ボルト44に外装させて
前記下棚2の側板21と前記ブラケツト41との
間に介挿した円筒状のスリーブ45とを具備して
なる。しかして、前記上棚3の側板31に穿設し
たボルト挿通孔42の内径は、前記スリーブ45
の外径よりも若干大きく設定してある。そして、
このスリーブ45の軸方向寸法L1は、前記側板
31の厚み寸法L2よりも若干小さく設定してあ
る。
このような構成のものであれば、固定手段4の
連結ボルト44をインサートナツト43から螺脱
させて抜取つた上で、上棚3を上方に持上げるこ
とによつて、該上棚3をデスク本体1から取外す
ことができる。そして、前記ブラケツト41の先
端部41bと前記下棚2の側板21との間にスリ
ーブ45を前記連結ボルト44に外装した状態で
残存させ、再び、その連結ボルト44を前記イン
サートナツト43に螺合させ締付けることによつ
て、下棚2を天板13に固定することができる
(第3図および第5図参照)。しかして、この状態
では、天板13上に背の低い下棚2と照明器具2
4のみが残されることになり、上級生好みの形態
をなすことになる。
しかも、このものは、上棚3の側板31を直接
天板13上に載置するようにしているので、下棚
2の上端面21bをどのような形状のものにして
も、見栄えが悪くなつたり、接合が困難になるこ
とがない。すなわち、下棚2の側板21の上端前
縁部にアール部21dを形成してなるものにして
も、上棚3と下棚2とを不具合なく同一の奥行き
寸法のものにすることが可能である。そのため、
上棚3を取除いた場合に下棚2の側板21が角張
つたものになつて、外観が損なわれたり危険性が
高くなるという不具合を解消することができると
ともに、上棚3の奥行き寸法が不当に狭められる
という問題点も解決することができる。また、こ
の実施例のように下棚2の側板21の上端面21
bを傾斜させても、上棚3の支持が不安定なるよ
うなことは起りえない。したがつて、機能設計や
デザイン上の制約が少なくなり、種々の形態のも
のを自由に製作することが可能となる。
さらに、固定手段4を前記のような構成のもの
にすれば、下棚2と上棚3とを同時に天板13に
固定することができる。そのため、下棚2と上棚
3とを格別に固定する場合に比べて構造の簡略化
を図ることができる。そして、上棚3を取外し下
棚2のみを天板13に固定する場合にも、部品の
追加や除去を伴うことが一切ない。すなわち、例
えば、第9図に示す固定手段qのように、連結ボ
ルトrをブラケツトsのボルト挿通孔tと、上棚
の側板uのボルト挿通孔vとを通して下棚の側板
wに埋設したナツトxに螺着するようにしただけ
のものでは、上棚を取除いた際に、その下棚の側
板wと前記ブラケツトsとの間に、第10図に示
すような格別なスペーサyを追加しなければなら
ない。しかるに、デスク購入後、子供が成長して
上棚を取外すようになるまでには、長い年月を要
するのが通常であり、その間、前記スペーサyは
使用しないまま保管しておかなければならない。
そのため、いざ使おうとした際に見つからず役に
たたないという事態を招き易い。それに対して、
本考案の固定手段4は、使用せずに長期保管して
おかなければならない部品は皆無であるため、そ
のような不具合は生じない。したがつて、上棚3
を取外しても、下棚2を天板13に確実に固定す
ることができる。
なお、上棚および下棚の形態は、図示実施例の
ものに限定されるものではなく、本考案の趣旨を
逸脱しない範囲で、種々変形が可能である。
[考案の効果] 本考案は、以上のような構成であるから、照明
器具を常時利用できる状態で、棚部を有した形態
と、棚部の主要部分を取除いた形態とを適宜選択
して使用することができ、しかも、下棚の側板の
形状を限られたものにしなければならないという
制約を無くして、デザインや機能設計上の自由度
を拡大することができるとともに、安全性をも高
めることができる棚付きデスクを提供することが
可能である。
その上、上棚と下棚とを天板に固定する場合
も、上棚を取外して下棚のみを天板に固定する場
合も全く同一の部品で対処し得るようにしている
ので、部品を紛失して固定作業が困難になるとい
うような不具合を確実に解消することができると
いう優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第5図は本考案の一実施例を示し、
第1図は正面図、第2図は一部切欠して示す側面
図、第3図は上棚を取除いた状態を示す正面図、
第4図は第1図のA部を拡大して示す正断面図、
第5図は第3図のB部を拡大して示す正断面図で
ある。第6図、第7図および第8図はそれぞれ従
来例を説明するための説明図である。第9図およ
び第10図は比較例を示す第4図および第5図相
当の正断面図である。 1……デスク本体、2……下棚、3……上棚、
4……固定手段、13……天板、21……下棚の
側板、24……照明器具、31……上棚の側板、
41……ブラケツト、41a……ボルト挿通孔、
42……ボルト挿通孔、43……ナツト、43a
……ねじ孔、44……連結ボルト、45……スリ
ーブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. デスク本体と、このデスク本体の天板上に載置
    した照明器具付きの下棚と、この下棚の上方に配
    されその両側板を前記下棚の両側板の外側面に添
    接させて前記天板上に載置された上棚と、この上
    棚の側板と前記下棚の側板とを前記天板に着脱可
    能に固定する固定手段とを具備してなるデスクで
    あつて、前記固定手段を、前記天板に装着されそ
    の先端を前記上棚の側板外側面に添接させたブラ
    ケツトと、前記下棚の側板に設けたねじ孔と、前
    記ブラケツトおよび前記上棚の側板にそれぞれ設
    けたボルト挿通孔を通して前記ねじ孔に螺着した
    連結ボルトと、この連結ボルトに外装させて前記
    ブラケツトと前記下棚の側板との間に介在させた
    スリーブとを備えてなるものにし、前記上棚の側
    板に設けたボルト挿通孔の内径を前記スリーブが
    挿通可能な値に設定するとともに、そのスリーブ
    の軸方向寸法を前記外棚の側板の厚み寸法以下に
    に設定していることを特徴とする棚付きデスク。
JP11296887U 1987-07-22 1987-07-22 Expired JPH0440502Y2 (ja)

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JP11296887U JPH0440502Y2 (ja) 1987-07-22 1987-07-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2566143Y2 (ja) * 1991-03-16 1998-03-25 コクヨ株式会社 机装置
JP5597847B2 (ja) * 2010-01-22 2014-10-01 コクヨ株式会社 家具、オプション取付装置及びオプション部材

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