JP6623452B2 - 脚構造体及び什器 - Google Patents

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Description

本発明は、脚構造体及び什器に関するものである。
オフィスや公共施設等の執務空間においては、執務を効率的に行うためにデスクや椅子等の執務用の什器を設置するのが一般的である。このような什器においては、執務空間の床面の不陸に対応するため、高さ調整が可能とされたアジャスタやキャスタ等の接床部材が取り付けられていることが一般的である。このような接床部材は、什器が備える脚体の下端に螺合されていることが通常であり、脚体に対して回転させることによって高さを調整可能とされている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
特開2004−305541号公報 特開2009−178189号公報
例えば、特許文献1及び特許文献2で示されるアジャスタの調整は、作業者がアジャスタを直接回すことによって行われる。しかしながら、什器の重量が掛かるアジャスタを素手で回すことは容易ではなく、アジャスタを回す場合には、什器を傾けたり倒したりし、アジャスタを床から離した状態で行う必要がある。
また、工具を用いることにより、アジャスタ等の接床部材を床に当接したまま回転させることも可能ではある。例えば、接床部材の露出部分にナット部等を配置し、このナット部をレンチによって回転させることが考えられる。しかしながら、このような場合には、接床部材の露出部分に工具を取り付ける機構を形成しておく必要があり、什器の外観に影響を与えることになる。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、外部から視認可能な位置に工具取付部を設けることなく、容易に工具により接床部材の高さ調整が可能な脚構造体及び什器を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するための手段として、以下の構成を採用する。
第1の発明は、什器構造部材を支持する脚構造体であって、上端に工具取付部を有する接床部材と、下端部に上記接床部材が接続されると共に、接続された上記接床部材の上記工具取付部が露出される凹部を有する脚体と、上記脚体に着脱可能とされると共に上記脚体への装着時に上記凹部を覆う着脱カバー部材とを備えるという構成を採用する。
このような構成を採用する本発明によれば、脚体に対して凹部が形成され、この凹部を覆う着脱可能な着脱カバー部材を備えている。さらに、接床部材の上端に工具取付部を設けられ、接床部材が脚体の下端に接続された状態で工具取付部が凹部の内部に露出されている。このような本発明によれば、着脱カバー部材が装着されることにより外部より視認できなくなる位置に接床部材の工具取付部が配置される。工具取付部が脚構造体の外観に影響を与えることを防止することができ、かつ、接床部材の高さを工具によって調整することが可能となる。
第2の発明は、上記第1の発明において、上記脚体が、鉛直方向に対して傾斜され、上記凹部が、傾斜した上記脚体の上方側に向く側面側に形成され、上記接床部材の上記工具取付部が、上記着脱カバー部材の上記脚体からの脱離時に平面視にて露出する位置に配置されているという構成を採用する。
このような構成を採用する本発明によれば、脚体が傾斜され、凹部が上方側に向くように形成されている。さらに、接床部材の工具取付部が、平面視において露出するように配置されている。このため、接床部材の真上から工具取付部に工具を取り付けることができる。したがって、例えば、バッテリドライバを真上から接床部材に接続して接床部材の高さを調整することができる。よって、容易に接床部材の高さを調整することが可能となる。
第3の発明は、上記第1または第2の発明において、上記凹部が、上記脚体の長手方向に沿って長尺状に形成されているという構成を採用する。
このような構成を採用する本発明によれば、脚体の長手方向に沿って凹部が長尺状に形成されている。このため、短い凹部を形成する場合と比較して、脚体の容積を減少させることができ、脚構造体を軽量化できると共に材料の使用量を抑えることが可能となる。
第4の発明は、上記第1〜第3いずれかの発明において、上記脚体が、外部から上記凹部に連通される雌ネジ孔を有し、上記接床部材が、上記雌ネジ孔に螺合されると共に先端部に上記工具取付部が形成された雄ネジ部を有するという構成を採用する。
このような構成を採用する本願発明によれば、接床部材が雄ネジ部を有し、脚体に形成された雌ネジ孔に接床部材が螺合されている。このため、接床部材を回転させることによって容易に高さ調整を行うことが可能となる。
第5の発明は、上記第1〜第4いずれかの発明において、上記脚体が、上記着脱カバー部材の装着位置と反対側に形成され、外部から上記凹部に貫通する貫通孔を有するという構成を採用する。
このような構成を採用する本願発明によれば、脚体に対して、着脱カバー部材の装着位置と反対側に貫通孔が形成されている。このため、貫通孔に棒部材等を差し込むことによって、着脱カバー部材を凹部の内側から外側に向けて押し出すことができ、着脱カバー部材を容易に脚体から脱離することが可能となる。
第6の発明は、什器構造部材と、当該什器構造部材を下方から支持する脚構造体とを備える什器であって、上記脚構造体として、上記第1〜第5いずれかの発明である脚構造体を備えるという構成を採用する。
このような構成を採用する本願発明によれば、上記第1〜第5のいずれかの発明である脚構造体を備えている。このため、外観から視認可能な位置に工具取付部が配置されず、接床部材の高さを容易に調整することが可能となる。
本発明によれば、脚体に対して凹部が形成され、この凹部を覆う着脱可能な着脱カバー部材を備えている。さらに、接床部材の上端に工具取付部を設けられ、接床部材が脚体の下端に接続された状態で工具取付部が凹部の内部に露出されている。したがって、外部から視認可能な位置に工具取付部を設けることなく、容易に工具により接床部材の高さ調整をすることができる。
本発明の一実施形態におけるデスクの斜視図である。 本発明の一実施形態におけるデスクが備える脚構造体の縦断面図である。 本発明の一実施形態におけるデスクが備える脚構造体の一部の分解斜視図である。 本発明の一実施形態におけるデスクが備える脚体の下端部及びアジャスタを拡大した拡大縦断面図である。 本発明の一実施形態におけるデスクが備える脚体の下端部及びアジャスタを奥行方向から見た拡大正面図である。 本発明の一実施形態におけるデスクが備える脚体の下端部及びアジャスタの拡大平面図である。 本発明の一実施形態におけるデスクが備える着脱カバー部材を裏側から見た斜視図である。 本発明の一実施形態におけるデスクの変形例を示す斜視図である。 本発明の一実施形態におけるデスクの変形例が備える脚構造体の縦断面図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る脚構造体及び什器の一実施形態について説明する。なお、以下の図面において、各部材を認識可能な大きさとするために、各部材の縮尺を適宜変更している。また、以下の実施形態では、本発明の脚構造体を備える什器として、デスクを挙げて説明を行う。ただし、本発明の什器はデスクに限定されるものではなく、脚構造体を備える他の什器に適用することも可能である。
図1は、本実施形態のデスク1の斜視図である。この図に示すように、本実施形態のデスク1は、脚構造体2と、脚構造体2によって支持される天板3(什器構造部材)とを備えている。また、図1には示されていないが、本実施形態のデスク1は、2つの脚構造体2を接続するビームや、脚構造体2と天板3とを接続する接続機構等を備えている。なお、以下の説明において、図1に示すように、天板3の長手方向であるX方向を幅方向と称し、天板3の短手方向であるY方向を奥行方向と称し、上下方向であるZ方向を高さ方向と称する。
図1に示すように、本実施形態のデスク1は、幅方向に離間して配置される2つ脚構造体2を備えている。これらの脚構造体2は、不図示の接続機構によって天板3と接続されており、天板3を下方から支持している。このような2つの脚構造体2は、幅方向(X方向)において対称形状とされている。このため、以下の説明では、一方の脚構造体2(図1において手前側に図示された脚構造体2)について詳しく説明し、他方の脚構造体2についての詳細な説明は省略する。
図2は、脚構造体2の縦断面図である。また、図3は、脚構造体2の一部の分解斜視図である。これらの図に示すように、脚構造体2は、横杆4と、脚体5と、アジャスタ6と、着脱カバー部材7とを備えている。横杆4は、2つの脚体5の上端部同士を接続する奥行方向(Y方向)に直線状に延びる長尺部材である。この横杆4は、例えば不図示のボルトによって脚体5の各々と固定されている。この横杆4の上面は、平面状とされており、天板3の載置面4aとされている。また、横杆4の奥行方向(Y方向)の端部には、脚体5を差し込むための差込口4bが形成されている。
脚体5は、1つの脚構造体2に対して2つ設けられている。これらの脚体5は、奥行方向(Y方向)に離間して配置されており、各々の上端部が横杆4の端部と接続されている。このような2つの脚体5は、奥行方向(Y方向)において対称形状とされている。このため、以下の説明では、一方の脚構造体2(図2において左側に図示された脚体5)について詳しく説明し、他方の脚体5についての詳細な説明は省略する。
脚体5は、例えばアルミダイキャストからなり、高さ方向(Z方向)に延在する略直線状の柱状の部位であり、下端部5a側が上端部5b側よりも脚構造体2の外側(平面視において横杆4と反対側)に位置するように、鉛直方向に対して傾斜されている。この脚体5の上端部5bは、図2及び図3に示すように、横杆4側に屈曲されている。この上端部5bの先端には、横杆4側に突出する差込突起5cが形成されている。脚体5は、差込突起5cが横杆4の差込口4bに差し込まれることによって横杆4と接続されている。なお、屈曲された上端部5bの上面は、平面状とされており、不図示の接続機構の載置面5dとされている。
また、脚体5は、上述のように傾斜されているため、脚構造体2の外側に向かう側面5eが僅かに上方側に向けられている。この側面5e側には、脚体5の下端部5a近傍から上端部5b近傍に亘って凹部5fが形成されている。つまり、脚構造体2は、傾斜した脚体5の上方側に向く側面5e側に形成された凹部5fを有している。この凹部5fは、側面5eから脚構造体2の内側(他の脚体5側)に向けて窪む領域であり、脚体5の下端部5a近傍から上端部5b近傍に亘って形成されることによって脚体5の長手方向に沿った長尺状の形状とされている。
また、脚体5は、凹部5fの内部に脚体5の長手方向に沿って形成される1つの縦リブ5gと、幅方向(X方向)から縦リブ5gと直交すると共に高さ方向(Y方向)に複数配置された横リブ5hとを有している。これらの縦リブ5gと横リブ5hとは、脚体5の強度を向上させる。また、横リブ5hは、着脱カバー部材7の支持部と機能する。つまり、横リブ5hは、着脱カバー部材7の後述する縁部7dと当接する高さ(凹部5fの底面(脚構造体2の内側の面)からの高さ)とされており、脚体5に装着された着脱カバー部材7の縁部7dに当接することにより、着脱カバー部材7が凹部5fの内部に入り込むことを防止する。
図4は、脚体5の下端部5a及びアジャスタ6を拡大した拡大縦断面図である。図5は、脚体5の下端部5a及びアジャスタ6を奥行方向(Y方向)から見た拡大正面図である。図6は、脚体5の下端部5a及びアジャスタ6の拡大平面図である。これらの図に示すように、脚体5は、下端面5iから上方に向けて穿設された雌ネジ孔5jと、雌ネジ孔5jと凹部5fとを接続する接続孔5kとを有している。
雌ネジ孔5jは、アジャスタ6の後述する雄ネジ部6bが螺合される部位である。雌ネジ孔5jは、接続孔5kを通じて凹部5fと連通されている。接続孔5kは、雌ネジ孔5jと平面視において同軸配置されている。これらの雌ネジ孔5jと接続孔5kとは、高さ方向に連続して接続されている。このため、アジャスタ6及び着脱カバー部材7が脚体5から取り外された状態では、平面視において、接続孔5kと雌ネジ孔5jにより脚体5が貫通される。また、アジャスタ6が脚体5に装着され、着脱カバー部材7が脚体5から取り外された状態では、図6に示すように、平面視において、接続孔5kを通じてアジャスタ6の頂部(雄ネジ部6bの上端)が凹部5fに露出される。このような接続孔5kは、アジャスタ6の高さ調整を行うための工具(例えばバッテリドライバ)が差し込まれる差込孔として用いられる。また、接続孔5kは、着脱カバー部材7の後述する下端突起7bが上方から嵌合され、脚体5に対する着脱カバー部材7の位置決め孔として用いられる。
また、脚体5は、図4及び図5に示すように、凹部5fの下端部に接続される貫通孔5mを有している。貫通孔5mは、脚体5の内側(他の脚体5側)の側面に形成されており、外部から凹部に貫通している。この貫通孔5mは、脚体5の着脱カバー部材7の装着位置と反対側に形成されている。このような貫通孔5mは、棒部材等を凹部5fに差し込むための開口である。貫通孔5mから棒部材等を差し込み、さらに着脱カバー部材7を棒部材の先端で押すことにより、着脱カバー部材7を取り外すことが可能となる。さらに、脚体5は、載置面5dを上下に貫通する位置決め孔5nを有している。この位置決め孔5nには、着脱カバー部材7の後述する上端突起7cが下方から嵌合され、これによって脚体5に対して着脱カバー部材7が位置決めされる。
アジャスタ6は、図4及び図5に示すように、接床部6aと、雄ネジ部6bとを有している。接床部6aは、デスク1の設置床に対して直接当接する部位である。雄ネジ部6bは、接床部6aから上方に突出されており、脚体5の雌ネジ孔5jに螺合される部位である。また、図6に示すように、雄ネジ部6bの上端には、六角穴6cが形成されている。この六角穴6cは、雄ネジ部6bを回転させるためのスパナ(工具)が嵌合される部位である。このように、本実施形態においては、雄ネジ部6bの上端が工具取付部6dとされている。
本実施形態においては、アジャスタ6の雄ネジ部6bが雌ネジ孔5jに螺合されることによってアジャスタ6が脚体5の下端部に固定される。さらに、アジャスタ6の工具取付部6dに工具を取り付けて雄ネジ部6bを回転させることによって、雄ネジ部6bが高さ方向に移動し、アジャスタ6の高さ方向(Z方向)の位置が調整される。ここで、本実施形態においては、上述のように雌ネジ孔5jが接続孔5kを通じて脚体5の凹部5fに連通されている。このため、雄ネジ部6bを雌ネジ孔5jに螺合させた場合には、図6に示すように、接続孔5k及び雌ネジ孔5jを通じて、凹部5fにアジャスタ6の工具取付部6dが露出されることになる。よって、接続孔5k及び雌ネジ孔5jを通じてスパナを差し込み、アジャスタ6の高さを調整することができる。
図7は、着脱カバー部材7を裏側から見た斜視図である。着脱カバー部材7は、樹脂材料により形成されており、図7に示すように、カバー部7aと、下端突起7bと、上端突起7cと、縁部7dとを有している。カバー部7aは、凹部5fを覆う部位であり、奥行方向(Y方向)から見た凹部5fの形状と略同一に形状設定されている。また、脚体5と同様に、鉛直方向に対して傾斜されている。下端突起7bは、カバー部7aの下端から下方に突出する突起であり、高さ方向(Z方向)に変位可能な可撓性を有している。この下端突起7bは、着脱カバー部材7の脚体5への装着時には、脚体5の接続孔5kに嵌合される。上端突起7cは、カバー部7aの上端から上方に突出する突起であり、高さ方向(Z方向)に変位可能な可撓性を有している。この上端突起7cは、着脱カバー部材7の脚体5への装着時には、脚体5の位置決め孔5nに嵌合される。縁部7dは、カバー部7aの幅方向(X方向)の端部の各々から奥行方向(Y方向)に突出する部位であり、高さ方向(Z方向)の全域に亘ってカバー部7aに沿って形成されている。これらの縁部7dは、着脱カバー部材7の脚体5への装着時には、脚体5の凹部5fの内部に挿入され、凹部5f内の横リブ5hと当接される。また、着脱カバー部材7の脚体5への装着時には、カバー部7aの表面は、脚体5の側面5eと面一とされる。
このような着脱カバー部材7を脚体5に装着する場合には、例えば、上端突起7cを脚体5の位置決め孔5nに下方から差し込み、さらに下端突起7bを上方に押し上げながら、上端突起7cを中心として着脱カバー部材7を回動させ、カバー部7aによって凹部5fが覆われるようにする。カバー部7aが装着位置となると、下端突起7bが復元力によって接続孔5kに嵌合され、着脱カバー部材7が脚体5に固定される。一方、着脱カバー部材7を脚体5から脱離させる場合には、脚体5の貫通孔5mから棒部材等を差し込み、カバー部7aを裏側から押すことにより、下端突起7bが弾性変形して接続孔5kから抜き出される。これによって、着脱カバー部材7の脚体5への固定が解除され、着脱カバー部材7を脱離することが可能となる。
以上のような本実施形態のデスク1及び脚構造体2においては、上端に工具取付部6dを有するアジャスタ6と、下端部にアジャスタ6が接続されると共に、接続されたアジャスタ6の工具取付部6dが露出される凹部5fを有する脚体5と、脚体5に着脱可能とされると共に脚体5への装着時に凹部5fを覆う着脱カバー部材7とを備えている。このような本実施形態の本実施形態のデスク1及び脚構造体2によれば、着脱カバー部材7が装着されることにより外部より視認できなくなる位置にアジャスタ6の工具取付部6dが配置される。工具取付部6dが脚構造体2の外観に影響を与えることを防止することができ、かつ、アジャスタ6の高さを工具によって容易に調整することが可能となる。
また、本実施形態のデスク1及び脚構造体2においては、脚体5が、鉛直方向に対して傾斜され、凹部5fが、傾斜した脚体5の上方側に向く側面5e側に形成され、アジャスタ6の工具取付部6dが、着脱カバー部材7の脱離時に平面視にて露出する位置に配置されている。このため、アジャスタ6の真上から工具取付部6dに工具を取り付けることができる。したがって、例えば、スパナが装着された電動工具を真上からアジャスタ6に接続してアジャスタ6の高さを調整することができる。よって、容易にアジャスタ6の高さを調整することが可能となる。
また、本実施形態のデスク1及び脚構造体2においては、凹部5fが、脚体5の長手方向に沿って長尺状に形成されている。このため、短い凹部を形成する場合と比較して、脚体5を減容化することができ、デスク1及び脚構造体2を軽量化できると共に材料の使用量を抑えることが可能となる。
また、本実施形態のデスク1及び脚構造体2においては、脚体5が、外部から凹部5fに連通される雌ネジ孔5jを有し、アジャスタ6が、雌ネジ孔5jに螺合されると共に先端部に工具取付部6dが形成された雄ネジ部6bを有している。このため、アジャスタ6を回転させることによって容易に高さ調整を行うことが可能となる。
また、本実施形態のデスク1及び脚構造体2においては、脚体5が、着脱カバー部材7の装着位置と反対側に形成され、外部から凹部5fに貫通する貫通孔5mを有している。このため、貫通孔5mに棒部材等を差し込むことによって、着脱カバー部材7を凹部5fの内側から外側に向けて押し出すことができ、着脱カバー部材7を容易に脚体5から脱離することが可能となる。
また、本実施形態のデスク1及び脚構造体2においては、着脱カバー部材7が脚体5に対して容易に着脱可能とされている。このため、着脱カバー部材7が破損したり、汚れたりした際に容易に交換することができる。また、デスク1の設置場所や利用者の好みに応じて、着脱カバー部材7の色や仕上げ等の仕様を所望の物に容易に変更することができる。また、鉛直方向に対して傾斜された脚体5の外側の側面5eに対して着脱カバー部材7を取り付けることにより、利用者から見た着脱カバー部材7の見かけ上の面積(すなわち露出面)が広くなり、着脱カバー部材7の視認性が向上する。これによって、デスク1の体裁を良好なものとすることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の趣旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態においては、脚体5が傾斜した構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されない。図8は、本発明のデスク及び脚構造体の変形例を示す斜視図である。また、図9は、同変形例の脚構造体の縦断面図である。これらの図に示すように、脚体5が鉛直方向に沿った構成を採用することも可能である。このような場合には、真上から工具をアジャスタ6の工具取付部6dに取り付けることはできないが、屈曲した六角スパナ等を用いることによって、容易にアジャスタ6の高さを調整することができる。また、脚構造体2が備える2つの脚体5の一方のみを、図8及び図9に示す鉛直方向に沿った脚体とする構成を採用することも可能である。
また、上記実施形態においては、本発明の接床部材がアジャスタ6である構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、キャスタを接床部材として備える構成を採用することも可能である。このような場合には、什器を容易に移動させることが可能となる。
また、上記実施形態においては、アジャスタ6の上端に六角穴6cを形成することにより工具取付部6dとされた構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、ドライバが接続可能な十字穴等を形成することによって他の形状の工具取付部とすることも可能である。
また、上記実施形態においては、什器構造部材として天板3を備えるデスク1が本発明の什器である構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、キャビネット等や着座部を什器構造部材として備える什器に適用することも可能である。
また、上記実施形態においては、着脱カバー部材7がボルト等の固定部材を用いることなく脚体5に固定される構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、ボルト等の固定部材を用いて脚体に固定する構成を採用することも可能である。
なお、上記実施形態においては、雌ネジ孔5j及び接続孔5kを通じて、アジャスタ6の工具取付部6dが凹部5fに露出された構成を採用した。このように、本発明において、工具取付部が凹部に露出されるとは、凹部から直接的に工具取付部に至る経路が確保されていることを意味し、工具取付部が凹部の内部に配置されていない場合を含む。ただし、工具取付部を凹部の内部に配置された構成を採用することも可能である。
1……デスク(什器)、2……脚構造体、3……天板(什器構造部材)、5……脚体、5e……側面、5f……凹部、5j……雌ネジ孔、5k……接続孔、5m……貫通孔、6……アジャスタ(接床部材)、6b……雄ネジ部、6d……工具取付部、7……着脱カバー部材

Claims (3)

  1. 什器構造部材を支持する脚構造体であって、
    上端に工具取付部を有する接床部材と、
    下端部に前記接床部材が接続されると共に、接続された前記接床部材の前記工具取付部が露出される凹部を有する脚体と、
    前記脚体に着脱可能とされると共に前記脚体への装着時に前記凹部を覆う着脱カバー部材と
    を備え
    前記脚体は、前記着脱カバー部材の装着位置と反対側に形成され、外部から前記凹部に貫通する貫通孔を有する
    ことを特徴とする脚構造体。
  2. 前記脚体が、鉛直方向に対して傾斜され、
    前記凹部が、傾斜した前記脚体の上方側に向く側面側に形成され、
    前記接床部材の前記工具取付部が、前記着脱カバー部材の前記脚体からの脱離時に平面視にて露出する位置に配置されている
    ことを特徴とする請求項1記載の脚構造体。
  3. 什器構造部材と、当該什器構造部材を下方から支持する脚構造体とを備える什器であって、
    前記脚構造体として、請求項1または2の脚構造体を備えることを特徴とする什器。
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