JP6638156B2 - 天板付き什器 - Google Patents

天板付き什器 Download PDF

Info

Publication number
JP6638156B2
JP6638156B2 JP2015219968A JP2015219968A JP6638156B2 JP 6638156 B2 JP6638156 B2 JP 6638156B2 JP 2015219968 A JP2015219968 A JP 2015219968A JP 2015219968 A JP2015219968 A JP 2015219968A JP 6638156 B2 JP6638156 B2 JP 6638156B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
top plate
plate
unit
curtain
counter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015219968A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017086441A (ja
Inventor
春彦 北嶋
春彦 北嶋
内野 学
学 内野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okamura Corp
Original Assignee
Okamura Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okamura Corp filed Critical Okamura Corp
Priority to JP2015219968A priority Critical patent/JP6638156B2/ja
Publication of JP2017086441A publication Critical patent/JP2017086441A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6638156B2 publication Critical patent/JP6638156B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Description

本発明は、天板を備えたカウンター装置、デスク装置、テーブル装置等の天板付き什器に関する。
一般的に、オフィス、公共施設、銀行等においては、執務者が来客に対応するための窓口として、カウンター等の受付が設置されている。カウンターとして、床面に設置される側板、サイドパネル等の支持体と、支持体に支持された平板状の天板と、来客のいる来客側空間と執務者が作業する執務側空間とを区画し、支持体に支持された幕板と、を備えたものが知られている。このようなカウンターでは、天板を利用して受付業務を円滑に行うことができるとともに、幕板により来客側空間から執務者の下肢が見えないため体裁を良好とすることができる(下記特許文献1,2参照)。
執務者がカウンターを挟んで来客対応する際には、椅子に着座した来客や車椅子の来客に対応する態様と、立った状態の来客に対応する態様とがある。前者の場合には高さの低いローカウンターが適しており、後者の場合には高さの高いハイカウンターが適している。企業側や施設側等の理由により、カウンターの高さを変更する際には、新たなカウンターを購入する必要があり、コストが嵩むという問題点がある。
そこで、下記の特許文献1に記載のカウンター装置では、ローカウンターの天板の上面にハイカウンターユニットを設けて、ハイカウンターユニットの天板を新たな天板としてローカウンターからハイカウンターに変更できるものが提案されている。ハイカウンターユニットは、ローカウンターの天板の上面から立設された支持体と、支持体に支持された天板と、支持体における来客側に設けられた上部幕板と、を備えている。
特開2010−35935号公報 特許第4877946号公報
しかしながら、上記の特許文献1に記載されたカウンター装置のような天板を備えた什器では、天板の上面にハイカウンターユニットを設ける構成であるため、天板の来客側の端面が露出して体裁が悪くなってしまうという問題点がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、体裁を良好としつつ、態様を変更可能な天板付き什器を提供するものである。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用している。
すなわち、本発明に係る天板付き什器は、床面上に設置される脚体、前記脚体に支持され、上面に作業面を有する第一天板、及び執務者側と前記執務者が対応する対応者側とを区画し、平板状に形成された幕板を有する下部ユニットと、前記下部ユニットに着脱可能に装着された上部ユニットと、ブラケットと、を備え、前記上部ユニットは、前記第一天板上に載置される被載置部と、前記被載置部に支持され、上面に作業面を有する第二天板と、前記第一天板の前記対応者側の端部に沿って配置されるとともに、前記第一天板よりも下方に延び、少なくとも前記幕板の上部まで延びる下部体と、を有し、前記第一天板と前記幕板との間には取付空間が形成され、前記ブラケットは、前記取付空間に配置されるとともに、一端部が前記第一天板の下面に固定され、他端部が前記上部ユニットを支持することを特徴とする。
このように構成された天板付き什器では、床面上に設置される脚体と、脚体に支持され、上面に作業面を有する第一天板と、執務者側と対応者側とを区画し、平板状に形成された幕板と、を備えた下部ユニットで構成された什器の態様(第一態様)をとることができる。また、下部ユニットに上部ユニットを装着した什器の態様(第二態様)もとることができる。上部ユニットは、第一天板上に載置される被載置部に支持され、上面に作業面を有する第二天板を有している。第二態様では、第一天板の上方に第二天板が配置され、第一態様よりも天板の高さの高い什器とされている。また、上部ユニットは、下部ユニットに着脱可能に装着されているため、取り外すことができる。よって、要望等に応じて、天板の高さを変えた什器を提供することができる。
また、上部ユニットの下部体は、第一天板の対応者側の端部に沿って配置されるとともに、第一天板よりも下方に延び、少なくとも幕板の上部まで延びている。よって、幕板が天板の対応者側の端部を覆うため、端部の露出を抑えて体裁を良好とすることができる。
また、天板と幕板との間に形成された取付空間に配置されたブラケットは、一端部が第一天板の下面に固定されている。よって、ブラケットが天板の下面に固定されている部分は、執務者側に配置されているため、当該固定されている部分が対応者側に露出することが抑制される。
また、本発明に係る天板付き什器では、前記下部体は、前記床面から離間して配置されていることが好ましい。
このように構成された天板付き什器では、下部体は床面から離間して配置されているため、下部体と床面との間に対応者の下肢を配置することができる。
また、本発明に係る天板付き什器では、前記下部体は、前記幕板に当接していてもよい。
このように構成された天板付き什器では、下部体は幕板に当接しているため、下部体は下部ユニットに安定的に支持される。
本発明に係る天板付き什器によれば、体裁を良好としつつ、態様を変更することができる。
本発明の一実施形態に係る天板付き什器を備えた什器システムを来客側から見た斜視図である。 本発明の一実施形態に係る天板付き什器を執務者側から見た斜視図である。 本発明の一実施形態に係る天板付き什器の側面図である。 本発明の一実施形態に係る天板付き什器の幕板の取付けを示す前側の横断面図(図5のB−B断面図)である。 本発明の一実施形態に係る天板付き什器において、オプション部材としてのエプロンユニットを取り外した状態を来客側から見た正面図である。 本発明の一実施形態に係る天板付き什器の縦断面図(図5のC−C断面図)である。 本発明の一実施形態に係る天板付き什器のエプロンユニットの分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係る天板付き什器のエプロンユニット部分の縦断面図(図1のA−A断面図)である。
以下、本発明の天板付き什器を備えた什器システムの実施形態の一例としてカウンターシステムについて、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る天板付き什器を備えた什器システムを来客側から見た斜視図である。
図1に示すように、カウンターシステム1は、高さの異なる一対のカウンター、つまりローカウンター2及びローカウンター2よりも高さの高いハイカウンター3が隣接配置されている。
このカウンターシステム1は、オフィス等で来客に対応する窓口として設置されるものである。ここで、以下の説明において、カウンターシステム1に来客が向かう側(来客側、対応者側)を前側と称し、執務者が向かう側(執務者側)を後側と称し、これらを結ぶ方向を前後方向と称することがある。また、前後方向と直交する水平方向を幅方向と称することがある。
図2は、ローカウンター2を執務者側から見た斜視図である。図3は、ローカウンター2の側面図である。
図2、図3に示すように、ローカウンター2は、床面F上に設置される下部ユニット4と、下部ユニット4に着脱可能に装着されるエプロンユニット(上部ユニット)100と、を備えている。
下部ユニット4は、幅方向に離間して配置された一対の側板(脚体)10と、側板10の前端部同士を連結する幕板ユニット(幕板)20Aと、側板10の上端部間に架設された天板(第一天板)60と、を備えている。
(側板)
側板10は、床面F上に設置されている。側板10は、平板状に形成され、前後方向に沿って配置された側板本体11を有している。本実施形態では、側板10は鋼板等の板材を加工して形成されている。
図4は、ローカウンター2の幕板ユニット20Aの取付けを示す前側の横断面図(図5のB−B断面図)である。
図4に示すように、側板本体11の前端部には、ローカウターの幅方向の内側に向かって折曲された前壁部12が設けられている。また、前壁部12の端部には、後方に向かって折曲された取付壁部13が設けられている。取付壁部13には、後述する幕板ユニット20Aを取り付けるための板厚方向に貫通する取付孔13hが形成されている。
(幕板ユニット)
図5は、ローカウンター2において、エプロンユニット100を取り外した状態を来客側から見た正面図である。図6は、ローカウンター2の縦断面図(図5のC−C断面図)である。
図4から図6に示すように、幕板ユニット20Aは、鉛直面に沿って配置されている。幕板ユニット20Aは、側板10に固定される基板20と、基板20に対して着脱可能に設けられる化粧幕板30Aと、を有している。
基板20は、平板状に形成され、幅方向及に沿って配置された基板本体21を有している。本実施形態では、基板20は鋼板等の板材を加工して形成されている。なお、基板はフレーム状に形成されていてもよい。また、基板が平板状に形成されている場合には、後述する化粧幕板30Aと略同一の大きさで形成されていることが好ましい。基板がフレーム状に形成されている場合には、化粧幕板30Aの外縁に沿って配置されていることが好ましい。
図6に示すように、基板本体21の上部及び下部には、板厚方向(前後方向)に貫通する取付孔21hがそれぞれ形成されている。この取付孔21hは、後述する化粧幕板30Aを取り付けるためのものである。
図4に示すように、基板本体21の幅方向の両端部には、前方に向かって折曲された取付壁部22が設けられている。取付壁部22には、板厚方向に貫通する取付孔22hが形成されている。取付孔22hから挿通された螺子22sが、側板10の取付孔13hに螺合されている。これにより、基板20は側板10に固定されている。
図6に示すように、基板本体21の上端部には、前方に向かって折曲された上壁部23が設けられている。
図5に示すように、基板20の上端部には、下方に凹む凹部S1が形成されている。凹部S1は、ローカウンター2の幅方向に離間して複数形成されている。具体的には、凹部S1は、上壁部23から下方に折曲された一対の側壁部24と、側壁部24の下端部同士を接続する底壁部25と、を有している。この凹部S1には、後述するエプロンユニット100(図8参照。以下同じ。)を取り付けるためのブラケット180(図8参照。以下同じ。)が挿入される。
図6に示すように、基板本体21の下端部には、前方に向かって折曲された第一下壁部26が設けられている。第一下壁部26の端部には、下方に向かって折曲された係合壁部27が設けられている。係合壁部27の端部には、前方に向かって折曲された第二下壁部28が設けられている。
化粧幕板30Aは、執務者側と来客側との間を区画している。化粧幕板30Aは、幕板体30と、幕板体30の下部に設けられた下部板50と、を有している。幕板体30は、企業等のコーポレートカラーに彩色したり、良質な木材で構成されていたり、企業ロゴを装飾してもよい。下部板50は、来客の足先等が当たった際の損傷を防ぐ機能がある。本実施形態では、幕板体30及び下部板50は鋼板等の板材を加工して形成され、幕板体30と下部板50とは溶接等により接合され一体とされている。
幕板体30は、平板状に形成され幅方向に沿って配置される幕板本体31と、幕板本体31の後面(執務者側の面)に設けられた取付部40と、を有している。幕板本体31と取付部40とは、溶接等により接合され一体とされていてもよい。
幕板本体31の上端部には、後方に向かって折曲された上壁部32が設けられている。上壁部32の端部には、下方に向かって折曲された後壁部33が設けられている。後壁部33は、基板20の底壁部25に当接している。
取付部40は、幕板本体31の後面に沿って配置される支持壁部41と、支持壁部41の上端部から後方に向かって折曲された上折曲壁部42と、支持壁部41の下端部から後方に向かって折曲された下折曲壁部43と、下折曲壁部43の端部から上方に向かって折曲された取付壁部44と、を有している。
取付壁部44には、板厚方向(前後方向)に貫通する取付孔44hが形成されている。基板本体21の取付孔21hに対して後方から挿通された螺子21sが、取付壁部44の取付孔44hに螺合されている。これにより、化粧幕板30Aの上部は基板20の上部に固定されている。
幕板本体31の下端部には、後方に向かって折曲された下壁部34が設けられている。下壁部34の端部には、上方に向かって折曲された後壁部35が設けられている。後壁部35の上端部には、前方に向かって折曲された係合壁部36が設けられている。
後壁部35には、板厚方向(前後方向)に貫通する取付孔35hが形成されている。この取付孔35hは、化粧幕板30A自体を基板20に取り付けるためのものである。
下部板50は、平板状に形成され、幕板本体31と同一平面上に配置される下部板本体51を有している。
下部板本体51の下端部には、後方に向かって折曲された支持壁部52が設けられている。支持壁部52の端部には、上方に向かって折曲された上向き壁部53が設けられている。
下部板50の支持壁部52の上部に基板20の第二下壁部28が載置され、基板20の第二下壁部28の先端部は下部板本体51の後面に当接し、下部板50の上向き壁部53の前面に基板20の係合壁部27が当接配置されている。これにより、化粧幕板30Aは、基板20に対して前後方向への移動が規制されている。
また、下部板本体51の上端部には、後方に向かって折曲され、幕板体30の下壁部34の下面に沿って配置された上壁部54が設けられている。上壁部54の端部には、上方に向かって折曲され、幕板体30の後壁部35の後面に沿って配置された上向き壁部55が設けられている。上向き壁部55の上端部には、前方に向かって折曲され、幕板体30の係合壁部36の上面に沿って配置された前向き壁部56が設けられている。
下部板50の上向き壁部55には、板厚方向(前後方向)に貫通する取付孔55hが形成されている。基板20の取付孔21hに挿通された螺子21sが、下部板50の取付孔55h及び幕板体30の取付孔35hに螺合されている。これにより、化粧幕板30Aの下部及び下部板50は基板20の下部に固定されている。
図4に示すように、幕板本体31の幅方向の両端部には、後方に向かって折曲された側壁部37が設けられている。側壁部37の端部には、幅方向の内側に向かって折曲された後壁部38が設けられている。後壁部38は、側板10の前壁部12に当接している。
図5及び図6に示すように、幕板ユニット20Aにおいて、幕板体30の上壁部32(上端部)と基板20の凹部S1の底壁部25とは、同一高さとされている。これにより、幕板体30の上壁部32と天板60との間には、隙間S2が形成されている。基板20と天板60との間に形成される凹部S1及び凹部S1の前側に連通された隙間S2が、後述するエプロンユニット100を天板60に固定するためのブラケット180が挿通される取付空間Sとされている。
(天板)
天板60は、水平面に沿って配置された天板本体61と、天板本体61の上面及び端面に沿って設けられた天板化粧部62と、を有している。天板本体61の上面に設けられた天板化粧部62は、その上面が作業面とされている。本実施形態では、天板本体61は鋼板等の板材を加工して形成され、天板化粧部62はメラミン化粧板により形成されている。天板本体61は、側板10及び幕板ユニット20Aの基板20に螺子止め等により固定されている。天板60の前端部は、基板20よりも前方に突出して配置されている。
天板本体61の下面には、上下方向に貫通する取付孔62h(図8参照。以下同じ。)が設けられている。この取付孔62hは、後述するエプロンユニット100を取り付けるためのものである。
図2に示すように、一対の側板10、天板60及び基板20で囲まれた空間は、執務者の下肢等が配置される執務者側空間部S11とされている。
(エプロンユニット)
図7は、ローカウンター2のエプロンユニット100の分解斜視図である。図8は、ローカウンター2のエプロンユニット100部分の縦断面図(図1のA−A断面図)である。
図1、図2及び図7に示すように、エプロンユニット100は、執務者側空間部S11とは反対側の空間である来客側空間部S12に配置されている。エプロンユニット100は、床面F(図1参照)と離間して配置されている。
エプロンユニット100は、幕板ユニット20Aの前面から天板60の上面を覆うように配置されるエプロン本体101と、エプロン本体101の幅方向の内側に設けられる一対の内パネル(被載置部)130と、エプロン本体101の後面に沿って設けられる後パネル(被載置部)140と、エプロン本体101の上部に設けられるエプロン用天板(第二天板)150と、一対の内パネル130同士を連結する連結フレーム160と、を有している。
図7及び図8に示すように、エプロン本体101は、幕板ユニット20Aの前方に配置される前パネル部(下部体)110と、前パネル部110の幅方向の両端部から後方に向かって折曲された側パネル部120と、を有している。
前パネル部110は、ローカウンター2の幅方向に沿って配置されている。前パネル部110の上端部及び下端部には、それぞれ後方に向かって折曲された折曲壁部111,112が設けられている。
側パネル部120の前側(下部体)120fは、前パネル部110と略同じ高さで形成されている。側パネル部120の後側(被載置部)120bでは、上端部は前側120fの上端部と揃っており、下端部は前側120fの下端部よりも上方に位置している。
側パネル部120の上端部には、幅方向の内側に向かって折曲された折曲壁部121が設けられている。側パネル部120の前側120fの下端部及び後側120bの下端部には、それぞれ幅方向の内側に向かって折曲された折曲壁部122,123が設けられている。側パネル部120の前側120fの後端部及び後側120bの後端部には、それぞれ幅方向の内側に向かって折曲された折曲壁部124,125が設けられている。
折曲壁部124は、天板60の前端面に沿って配置され、天板60よりも下方に延び、化粧幕板30Aの上部にまで延びている。
側パネル部120の前側120fの後端部の折曲壁部124の後面には、緩衝材129が設けられている。緩衝材129は、上下方向に離間して2箇所に設けられている。緩衝材129は、化粧幕板30Aの幕板本体31の前面に当接している。緩衝材として、ゴムや合成樹脂等の部材を採用することができる。
内パネル130は、ローカウンター2の前後方向に沿って配置されている。内パネル130部の上端部及び下端部には、それぞれ幅方向の外側に向かって折曲された折曲壁部131,132が設けられている。内パネル130の後端部は、エプロン本体101の側パネル部120の折曲壁部125に係合されている。
後パネル140は、ローカウンター2の幅方向に沿って配置されている。後パネル140の上端部、下端部及び幅方向の両端部には、それぞれ前方に向かって折曲された折曲壁部141,142,143が設けられている。
後パネル140の下端部の折曲壁部142の端部には、上方に向かって折曲された上向き壁部144が設けられている。上向き壁部144の上端部には、後方に向かって折曲された支持壁部145が設けられている。
後パネル140の幅方向の両端部の折曲壁部143の取付孔143hから挿通された螺子143sが、内パネル130の取付孔130hに螺合されている。
エプロン用天板150は、水平面に沿って配置され、上面が作業面とされている。エプロン本体101の側パネル部120の上端部の折曲壁部121の取付孔121hから挿通された螺子121sは、天板60に螺合されている。また、エプロン本体101の前パネル部110の上端部の折曲壁部111の取付孔111hから挿通された螺子111sが、天板60に螺合されている。
後パネル140の上端部の折曲壁部141の取付孔141hから挿通された螺子141sが、天板60に螺合されている。
連結フレーム160は、ローカウンター2の幅方向に沿って配置されている。連結フレーム160の両端部には、下方に向かって折曲された下向き壁部161が設けられている。下向き壁部161の端部には、ローカウンター2の幅方向の外側に向かって折曲された取付壁部162が設けられている。
連結フレーム160の取付壁部162の取付孔162hに挿通された螺子162sは、内パネル130の下端部の折曲壁部132の取付孔132hに螺合されている。
上記のエプロンユニット100は、ブラケット180を介して天板60に取り付けられている。ブラケット180は、鉛直断面でコの状をなし、幅方向に離間して2箇所に設けられている。ブラケット180は、幕板ユニット20Aと天板60との間に形成された取付空間Sに挿入される挿入片(一端部)181と、エプロンユニット100の後パネル140の下端部の支持壁部145の上面に当接する上部片(他端部)182と、挿入片181と上部片182とを連結する連結片183と、を有している。
ブラケット180の挿入片181には、上下方向に貫通する取付孔181hが形成されている。挿入片181の取付孔181hから挿通された螺子181sが、天板本体61の取付孔62hに螺合されている。連結片183は、天板60の前端部に当接している。挿入片181と上部片182とで天板60とエプロンユニット100の後パネル140の下端部とを挟み込んでいる。
次に、幕板ユニット20Aの化粧幕板30Aを基板20に取り付ける方法について説明する。
側板10及び天板60に固定された基板20に対して、化粧幕板30Aを幅方向の所定の位置に配置する。次に、基板20の第二下壁部28の下方に化粧幕板30Aの支持壁部52を引っかけるように、化粧幕板30Aを下方から持ち上げる。そして、化粧幕板30Aの支持壁部52の上部に基板20の第二下壁部28を載せて、基板20の第二下壁部28の先端部を化粧幕板30Aの後面に当接させ、化粧幕板30Aの上向き壁部53の前面に基板20の係合壁部27を当接される。これにより、化粧幕板30Aは、基板20に対して前後方向への移動が規制されている。
次に、基板20の上部及び下部において、後側から螺子21sで化粧幕板30Aを固定する。これにより、化粧幕板30Aがローカウンター2に装着される。
一方、化粧幕板30Aをローカウンター2から取り外す際には、基板20と固定している螺子21sを基板20の後側から緩めて、化粧幕板30Aを基板20に対して下方に移動させれば、取り外される。
次に、エプロンユニット100を取り付ける方法について説明する。
予め、エプロンユニット100を組み立てておく。エプロンユニット100の後パネル140の下端部の折曲壁部142に、ブラケット180の上部片182を載せておく。この状態で、下部ユニット4のみで構成された第一態様のカウンターに対して、エプロン本体101の後側を天板60に載置して、ブラケット180の挿入片181を幕板ユニット20Aと天板60との間に形成された取付空間Sに挿入するとともに、エプロン本体101に設けられた緩衝材129が化粧幕板30Aに当接する位置までエプロンユニット100を後方に押す。そして、螺子181sでブラケット180を天板60に固定する。これにより、下部ユニット4と、エプロンユニット100とを備えた第二態様のカウンターが完成する。一方、螺子181sを外せば、エプロンユニット100が取り外され、第一態様のカウンターとなる。
このように構成されたカウンターシステム1では、床面F上に設置される側板10と、側板10に支持され、上面に作業面を有する天板60と、執務者側と来客側とを区画し、平板状に形成された幕板ユニット20Aと、を備えた下部ユニット4で構成されたカウンターの態様(第一態様)をとることができる。また、下部ユニット4にエプロンユニット100が装着されたカウンターの態様(第二態様)もとることができる。エプロンユニット100は、天板60上に載置される側パネル部120の後側120b、内パネル130及び後パネル140に支持され、上面に作業面を有するエプロン用天板150を有している。第二態様では、天板60の上方にエプロン用天板150が配置され、第一態様よりも天板の高さの高いカウンターとされている。また、エプロンユニット100は、下部ユニット4に着脱可能に装着されているため、取り外すことができる。よって、要望等に応じて、天板の高さを変えたカウンターを提供することができる。
また、エプロンユニット100の前パネル部110及び側パネル部120の前側120fは、天板60の前端面に沿って配置されるとともに、天板60よりも下方に延び、少なくとも幕板ユニット20Aの上部まで延びている。よって、エプロンユニット100が天板60の前端面を覆うため、前端面の露出を抑えて体裁を良好とすることができる。
また、エプロンユニット100は床面Fから離間して配置されているため、エプロンユニット100と床面Fとの間に来客の下肢を配置することができ、利便性が高い。
また、天板60と幕板ユニット20Aとの間に形成された取付空間Sに配置されたブラケット180は、挿入片181が天板60の下面に固定されている。よって、ブラケット180が天板60の下面に固定されている部分は、執務者側に配置されているため、幕板ユニット20Aにより当該固定されている部分が来客側から見えることがない。
また、エプロンユニット100の側パネル部120の前側120fに設けられた緩衝材129は、化粧幕板30Aの前面に当接しているため、エプロンユニット100は下部ユニット4に安定的に支持される。また、エプロンユニット100の下部ユニット4に当接する部分には緩衝材129が設けられており、側パネル部120が化粧幕板30Aに直接当接することがないため、化粧幕板30Aの損傷等を防止することができる。
なお、上述した実施の形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記に示す実施形態では、天板付き什器として、ローカウンター2及びハイカウンター3が隣接したカウンターシステム1を例示したが、これに限らず、カウンター単体にも適用可能である。また、カウンター以外の例えばデスク、テーブル等であってもよい。
また、上記に示す実施形態では、エプロンユニット100は、ブラケット180を介して天板60に固定される構成であるが、本発明はこれに限られない。上部ユニットが、下部ユニット4に着脱可能に装着されていればよく、脚体や幕板に直接固定される構成であってもよい。あるいは、ブラケット180を介して、脚体や幕板に固定される構成であってもよい。
また、上記に示す実施形態では、エプロンユニット100は床面Fと離間して配置されているが、上部ユニットが床面Fまで達していてもよい。
また、上記に示す実施形態では、側板(脚体)10は2脚設けられているが、本発明はこれに限られず、1脚でも、3脚以上でもよい。
1…カウンターシステム
2…ローカウンター(天板付き什器)
3…ハイカウンター
4…下部ユニット
10…側板(脚体)
11…側板本体
20A…幕板ユニット(幕板)
20…基板
21…基板本体
21s…螺子
30A…化粧幕板
30…幕板体
31…幕板本体
40…取付部
50…下部板
51…下部板本体
60…天板(第一天板)
61…天板本体
62…天板化粧部
100…エプロンユニット(上部ユニット)
101…エプロン本体
110…前パネル部(下部体)
120…側パネル部
120b…側パネル部の後側(被載置部)
120f…側パネル部の前側(下部体)
129…緩衝材
130…内パネル(被載置部)
140…後パネル(被載置部)
150…エプロン用天板(第二天板)
160…連結フレーム
180…ブラケット
181…挿入片(一端部)
182…上部片(他端部)
183…連結片
S…取付空間
S1…凹部
S2…隙間
S11…執務者側空間部
S12…来客側空間部

Claims (3)

  1. 床面上に設置される脚体、前記脚体に支持され、上面に作業面を有する第一天板、及び執務者側と前記執務者が対応する対応者側とを区画し、平板状に形成された幕板を有する下部ユニットと、
    前記下部ユニットに着脱可能に装着された上部ユニットと、
    ブラケットと、を備え、
    前記上部ユニットは、
    前記第一天板上に載置される被載置部と、
    前記被載置部に支持され、上面に作業面を有する第二天板と、
    前記第一天板の前記対応者側の端部に沿って配置されるとともに、前記第一天板よりも下方に延び、少なくとも前記幕板の上部まで延びる下部体と、を有し、
    前記第一天板と前記幕板との間には取付空間が形成され、
    前記ブラケットは、前記取付空間に配置されるとともに、一端部が前記第一天板の下面に固定され、他端部が前記上部ユニットを支持することを特徴とする天板付き什器。
  2. 前記下部体は、前記床面から離間して配置されていることを特徴とする請求項1に記載の天板付き什器。
  3. 前記下部体は、前記幕板に当接していることを特徴とする請求項1または2に記載の天板付き什器。
JP2015219968A 2015-11-09 2015-11-09 天板付き什器 Active JP6638156B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015219968A JP6638156B2 (ja) 2015-11-09 2015-11-09 天板付き什器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015219968A JP6638156B2 (ja) 2015-11-09 2015-11-09 天板付き什器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017086441A JP2017086441A (ja) 2017-05-25
JP6638156B2 true JP6638156B2 (ja) 2020-01-29

Family

ID=58769433

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015219968A Active JP6638156B2 (ja) 2015-11-09 2015-11-09 天板付き什器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6638156B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017086441A (ja) 2017-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8950817B2 (en) Article of furniture with modular construction
US20140261094A1 (en) Table leg assembly
JP2013518621A (ja) 引出し収納部
JP6055650B2 (ja) 椅子
JP6638156B2 (ja) 天板付き什器
JP2017086440A (ja) 天板付き什器
JP7320916B2 (ja) ソファシステム
JP2016043028A (ja) 机装置
JP6770819B2 (ja) キャビネット
JP2012100753A (ja) 間仕切構成体
JP2006081922A (ja) 机における収納装置
JP4803654B2 (ja) 机上パネル付き机及び机上パネル用補強部材
JP2003225125A (ja) 脚装置を備えた家具
JP5355885B2 (ja) 家具
JP6582346B2 (ja) 上板付き什器における支持体と上板との連結構造及び上板付き什器システム
JP4988189B2 (ja)
JP5355886B2 (ja) 家具
KR101303241B1 (ko) 연결식 의자용 지각프레임
USD1022666S1 (en) Mounting device for floor panels
JP6985105B2 (ja) 什器
JP2011139961A (ja)
JP2024058991A (ja) カウンター
JP6886272B2 (ja) テーブル
JP2002153330A (ja) 天板の後端縁における配線受け樋装置
JP2021137393A (ja) 天板付什器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180820

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20181012

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190515

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190528

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190729

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191126

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191203

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6638156

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250