JP4274065B2 - 支持部材の取付装置 - Google Patents

支持部材の取付装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4274065B2
JP4274065B2 JP2004202892A JP2004202892A JP4274065B2 JP 4274065 B2 JP4274065 B2 JP 4274065B2 JP 2004202892 A JP2004202892 A JP 2004202892A JP 2004202892 A JP2004202892 A JP 2004202892A JP 4274065 B2 JP4274065 B2 JP 4274065B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support member
positioning
horizontal beam
horizontal
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004202892A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006020921A (ja
Inventor
雅規 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Itoki Corp
Original Assignee
Itoki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Itoki Corp filed Critical Itoki Corp
Priority to JP2004202892A priority Critical patent/JP4274065B2/ja
Publication of JP2006020921A publication Critical patent/JP2006020921A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4274065B2 publication Critical patent/JP4274065B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
  • Furniture Connections (AREA)

Description

本発明は、机又はパネルシステム等において、天板又は棚等を支持する支持部材の取付装置に関するものである。
従来の天板又は棚等を支持する支持部材の取付装置としては、天板仕様やオプション部材の種類等の如何によらず、共通の枠体を利用して、それらの天板やオプション部材を好適に取り付けることができるようにすることを目的とし、天板を支持する枠体が、複数の枠材(例えば側枠材、後枠材及び補強枠材)から構成されるものにおいて、これらの枠材に、長手方向に沿って連続的に取付部であるレール溝を形成し、これらのレール溝の長手方向所要箇所を選択して、天板及びオプション部材を取り付けるための部材取付具(支持部材)を保持させ得るように構成したもの(例えば、特許文献1参照。)等がある。
また、本願出願人が出願済みである支持部材の取付装置に関する構成として、2本の脚柱又は間仕切パネルの支柱と、前記脚柱間又は支柱間に架設され、上部水平溝及び下部水平溝が側面の上下部に形成された横架ビームと、前記上部水平溝の下部に形成された下向き溝及び前記下部水平溝の上部に形成された上向き溝間に渡設され、長手方向に位置決め手段である複数の抜き穴が形成された位置決めプレートと、鉤状係合片を有する、天板等を支持する受けブロック及び該受けブロックと連結される固定ブロックからなり、該鉤状係合片を前記水平溝に係合させてなる支持部材とを備えてなるもの(特願2003−53586号参照。以下において、「先願」という。)がある。
特開2000−124号公報(第2−4頁、図1−8)
特許文献1の構成は、複数の枠材から構成される枠体を変更することなく、天板を支持する枠体全体を共通使用するものであり、机を構成するにあたっての自由度が低いという問題点があった。また、枠体を構成する枠材と、枠材のレール溝に取り付けられた天板等を支持する部材取付具(支持部材)との位置決めを容易に行うことができないという問題点があった。
先願発明は、このような従来技術の課題を解決できるものであるが、前記位置決めプレートを用いて主に目視により前記支持部材を位置決めするものであるため、該支持部材の位置決めを確実に精度よく行うことができないという点に改善の余地がある。
本発明は、前記のような問題点を解決するためになされたものであり、机又はパネルシステム等を構成するにあたっての自由度が高い支持部材の取付装置を得ることを目的とする。また、天板、棚又はオプション類等の支持部材の取付位置が可変であると共に、該支持部材の位置決めを、確実に精度よく、かつ容易に行うことができる支持部材の取付装置を得ることを目的とする。
本発明に係る支持部材の取付装置は、支持部材が横架ビームの長手方向の任意の位置に取り付け可能であり、位置決め部材が前記支持部材と前記横架ビームとの間に配設されて、該支持部材を位置決めしてなる支持部材の取付装置であって、前記横架ビームは、長手方向の略一定間隔毎に同一形状の丸穴又は角穴である係合穴を有し、前記係合穴の中の特定の係合穴に、前記位置決め部材の係合凸部を係合させると共に、該位置決め部材に設けた移動規制部で前記支持部材の移動を規制して位置決めしてなるものである。
ここで、前記位置決め部材の係合凸部が、平面視略コ字状板であり、前記位置決め部材の移動規制部が、前記コ字状板から段落ちして前記横架ビームの長手方向前後へ広がり前記横架ビームに添接する該長手方向前後の添接板及び該添接板の端部から前記横架ビームに直交する方向に立起して前記支持部材の側面に当接する当接板からなるものであると好ましい。
また、前記横架ビームが、その側面の上下部に上部水平溝及び下部水平溝を形成してなるものであり、前記係合穴が、前記上部水平溝の下側に形成された下向き溝及び前記下部水平溝の上側に形成された上向き溝間に渡設された位置決めプレートに形成されてなると好ましい。
さらに、前記支持部材が、鉤状係合片を有する、天板、棚又はオプション類等を支持する受けブロック及び該受けブロックに上下方向に引き付けて螺設される、鉤状係合片を有する固定ブロックからなり、該鉤状係合片を前記水平溝に係合させてなるものであると好ましい。
本発明に係る支持部材の取付装置によれば、支持部材が横架ビームの長手方向の任意の位置に取り付け可能であり、位置決め部材が前記支持部材と前記横架ビームとの間に配設されて、該支持部材を位置決めしてなる支持部材の取付装置であって、前記横架ビームは、長手方向の略一定間隔毎に同一形状の丸穴又は角穴である係合穴を有し、前記係合穴の中の特定の係合穴に、前記位置決め部材の係合凸部を係合させると共に、該位置決め部材に設けた移動規制部で前記支持部材の移動を規制して位置決めしてなるので、天板、棚又はオプション類等を支持する支持部材の取付位置を可変にすることができると共に、該支持部材の位置決めを確実に精度よく、かつ容易に行うことができる。したがって、机又はパネルシステム等を構成するにあたっての自由度が高く、構成された机又はパネルシステム等の信頼性が高い支持部材の取付装置を簡素な構成により実現することができる。また、前記係合穴が一定間隔毎に形成された同一形状の丸穴又は角穴であるので、前記位置決め部材の共通化を図ることができると共に、統一した印象により意匠性を向上することができる。
また、前記位置決め部材の係合凸部が、平面視略コ字状板であり、前記位置決め部材の移動規制部が、前記コ字状板から段落ちして前記横架ビームの長手方向前後へ広がり前記横架ビームに添接する該長手方向前後の添接板及び該添接板の端部から前記横架ビームに直交する方向に立起して前記支持部材の側面に当接する当接板からなるものであると、該支持部材の位置決めを、より容易に行うことができる。また、前記位置決め部材が簡素な構成であるため、前記位置決め部材を板金加工又は樹脂の成型加工等により形成できるため、コスト低減化を図ることができる。さらに、前記位置決め部材の中で外部から見える部分は前記当接板のみであるため、美観を損なうことがない。
さらに、前記横架ビームが、その側面の上下部に上部水平溝及び下部水平溝を形成してなるものであり、前記係合穴が、前記上部水平溝の下側に形成された下向き溝及び前記下部水平溝の上側に形成された上向き溝間に渡設された位置決めプレートに形成されてなると、前記水平溝に係合させて前記支持部材を容易に取り付けることができる。また、前記位置決めプレートを交換することにより、位置決めピッチ及び係合穴の形状等を容易に変更することができるため、要求仕様及び外観の好み等に応じて前記支持部材の位置決め箇所の変更又は前記係合穴の形状の変更を容易に行うことができる。
さらにまた、前記支持部材が、鉤状係合片を有する、天板、棚又はオプション類等を支持する受けブロック及び該受けブロックに上下方向に引き付けて螺設される、鉤状係合片を有する固定ブロックからなり、該鉤状係合片を前記水平溝に係合させてなるものであると、前記位置決め部材により前記支持部材を前記横架ビームの長手方向に位置決めした状態で、前記支持部材の前記横架ビームへの取り付け及び前記横架ビームからの取り外しを容易に行うことができる。
次に本発明の実施の形態を添付図面に基づき詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る支持部材の取付装置の構成例を示す説明図であり、図1(a)は正面図、図1(b)は拡大右側面図である。また、図2及び図3は、本発明の支持部材の取付装置を用いてなる連結机の構成例を示す斜視図及び平面図である。なお、図3は、各構成部品が見やすいように、天板及び机上パネルが無い状態(天板は仮想線で示す。)の平面図を示している。なお、以下において、椅子に座って机に向かった状態で、机の天板の手前側を前、その反対側を後、左側を左、右側を右とする。
脚体1は、脚柱1a,1a及びこれら脚柱間に架設した横架ビーム1b並びに横架ビーム1b下部に配設され脚柱1a,1aと連結されたサイド幕板1cにより構成されるが、図1に示すようにサイド幕板1cを設けない構成としてもよい。横架ビーム1bには、その側面の長手方向(図1中の矢印A参照。)の略一定間隔毎に同一形状の係合穴3a・・・が形成された位置決めプレート3が装着されると共に、後述するように該位置決めプレート3の係合穴3a・・・のいずれかに位置決めされた支持部材2・・・が固定される。なお、本実施の形態で示す係合穴3a・・・は丸穴であるが、多角形の角穴であってもよい。また、位置決めプレート3を横架ビーム1bと別部品とせずに、一体としてもよい。すなわち、横架部材1b自体の側面に、その長手方向の一定間隔毎に同一形状の丸穴又は角穴である係合穴を形成してもよい。だだし、位置決めプレート3を横架ビーム1bと別部品とすれば、該位置決めプレート3を交換することにより、位置決めピッチ及び係合穴3a・・・の形状等を容易に変更することができるため、要求仕様及び外観の好み等に応じて支持部材2の位置決め箇所の変更又は係合穴3a・・・の形状の変更を容易に行うことができるという利点がある。
横架ビーム1bは、脚柱1a,1a間に架設され、図示しないネジ等の固定手段により脚柱1a,1aと連結されるが、脚柱1a,1a間の上部に1本の横架ビーム1bを架設する形態の他、脚柱1a,1a間の適宜位置に複数の横架ビーム1b・・・を架設してもよい。また、脚体1は、このように2本の脚柱1a,1a間に横架ビーム1bを架設して形成する他、2本の間仕切パネルの支柱間に横架ビーム1bを架設して形成してもよい。
図2及び図3において、天板101・・・は、脚体1・・・の横架ビーム1b・・・に取り付けられた支持部材2・・・により支持されており、前後方向に対向配置された天板101,101が左右に並設されてなる対面フリーアドレス型レイアウトの連結机が構成されている。また、図3において、脚体1,1同士は連結ビーム4により連結されており、机全体の構造強度、特に左右方向の構造強度が高められている。さらに、前後左右の天板間に配設された中央の脚体1には、その脚柱1a,1aに支持ブラケット105,105が連結されており、これら支持ブラケット105,105も各々天板101,101を支持する構造となっている。
前後方向に対向配置された天板101,101の後端縁間には、配線ダクト用開口部Bが形成されており、この開口部Bには、左右に間隔を隔てた一対の受け具103,103及び配線カバー104が配設されている。図2に示すように、受け具103,103は、パーツの例として示した机上パネル102を支持すると共に、配線カバー104も支持することができるものである。また、配線カバー104は、机の天板101の後部下側に配設される図示しない配線ダクトの上側を覆うものであり、天板101の左右方向の略全長にわたって設けられている。
また、図2及び図3においては、天板101・・・4枚に対して、連結机の左右端及び中央部に同様の構成の脚体1・・・を3個配設している。そして、後述するように、支持部材2・・・を位置決め部材5(図1参照。)により脚体1の横架ビーム1bに位置決めして取り付け、該支持部材2・・・に天板101・・・を固定して、該脚体1・・・と該天板101・・・との相対位置決めがなされる。このような簡素な構成により、脚体1・・・と天板101・・・との相対位置決めを容易に行うことができ、前後に配設した天板を左右に並設して構成した対面フリーアドレス型レイアウトを容易に実現することができる。また、左右に並設する机の数を増やした場合においても、連結机の前後左右の天板101・・・の連結部に1個の脚体1を配設する同様の構成を採用することができる。さらに、本発明の支持部材の取付装置を用いて、片面フリーアドレス型レイアウト又は机の単独配置等も容易に構成することができる。なお、本明細書における「机」には、いわゆるテーブルの概念も含むものである。
図4及び図5は、横架ビームと支持部材との取付構造を示す斜視図及び断面図である。また、図6は、位置決め部材を位置決めプレートに取り付けた状態を示す説明図であり、図6(a)は正面図、図6(b)は図6(a)のX−X断面図である。さらに、図7は、支持部材に天板を固定した状態を示す断面図である。
図4〜図7により、先ず位置決め部材5の構成及び作用について説明する。位置決め部材5には、位置決めプレート3の係合穴3aに係合する係合凸部5a及び位置決めプレート3の長手方向(図6中の矢印A参照。)への支持部材2の移動を規制する移動規制部5bが設けられている。すなわち、位置決め部材5の係合凸部5aが係合穴3aに係合することにより、位置決め部材5は位置決めプレート3に対して前記長手方向への移動が規制される。したがって、係合穴3a・・・の中の、支持部材2の位置決め箇所に位置する特定の係合穴3aに位置決め部材5の係合凸部5aを係合させた状態で、後述のように支持部材2を横架ビーム1bに取り付けると、位置決め部材5の移動規制部5bにより支持部材2の前記長手方向への移動が規制されるため、横架ビーム1bと支持部材2との位置決めが、確実に精度よく、かつ容易になされるのである。このようにして、組立又はレイアウト変更等における作業性を向上することができる。
また、本実施の形態においては、位置決め部材5の係合凸部5aを、図6(b)のように平面視略コ字状板としている。また、位置決め部材5の移動規制部5bを、該コ字状板から段落ちして位置決めプレート3の長手方向(図6中の矢印A参照。)前後へ広がり位置決めプレート3に添接する該長手方向前後の添接板10,10及び該添接板の端部から位置決めプレート3に直交する方向に立起して支持部材2の側面に当接する当接板11,11により構成している。したがって、このような簡素な構成の位置決め部材5により、支持部材2の位置決めを、より容易に行うことができる。また、位置決め部材5が簡素な構成であるため、該位置決め部材5を板金加工又は樹脂の成型加工等により形成できるため、コスト低減化を図ることができる。さらに、位置決め部材5の中で外部から見える部分は当接板11,11のみであるため、美観を損なうことがない。さらにまた、当接板11,11が略半円状であるため(例えば、図4及び図5参照。)、外部から見える部分をより少なくすることができる。
次に、支持部材2の横架ビーム1bへの取付構造について説明する。横架ビーム1bには、上部水平溝8aの下側に形成された下向き溝9a及び下部水平溝8bの上側に形成された上向き溝9b間に位置決めプレート3が渡設されており、前記のとおり位置決めプレート3には、その側面の長手方向に複数の係合穴3a・・・が形成されている。また、支持部材2は受けブロック2a及び固定ブロック2bにより構成されており、受けブロック2aの鉤状係合片6aは横架ビーム1bの上部水平溝8aと、鉤状係合片6bは横架ビーム1bの下部水平溝8bと、固定ブロック2bの鉤状係合片7aは横架ビーム1bの下部水平溝8bと係合する。
位置決め部材5の前記当接板11,11間に支持部材2の側面が位置するようにして、位置決めプレート3に支持部材2を取り付ける。すなわち、受けブロック2aのボルト穴12からボルト15を挿入して固定ブロック2bのねじ穴14に螺合して、受けブロック2a及び固定ブロック2bを上下方向に引き付けて固定することにより、支持部材2は、脚体1の横架ビーム1bの前記当接板11,11間に取り付けられる。このように、受けブロック2a及び固定ブロック2bの前記鉤状係合片を横架ビーム1bの前記水平溝8a,8bに係合させた状態で、受けブロック2a側、すなわち上側からボルト15により受けブロック2a及び固定ブロック2bを固定できるため組立作業性を向上することができる。なお、ボルト15を固定ブロック2b側から挿入して前記固定を行う構造を採用することもできる。
このようにして、支持部材2は、位置決めプレート3の側面の長手方向に形成された複数の同一形状の係合穴3a・・・及び位置決め部材5により、横架ビーム1bの長手方向(位置決めプレート3の長手方向。図1及び図6の矢印A参照。)に、その取付位置を該長手方向に可変としながら、確実に精度よく、かつ容易に位置決めされる。したがって、机又はパネルシステム等を構成するにあたっての自由度及び構成された机又はパネルシステム等の信頼性を向上することができる。また、該位置決めプレート3に形成された複数の係合穴3a・・・が同一形状であるため、位置決め部材5・・・の共通化を図ることができる。さらに、該位置決めプレート3の統一した印象により意匠性を向上することができる。
また、前記のような受けブロック2a及び固定ブロック2bによる支持部材2の構成により、脚柱1a,1a間に横架ビーム1bを架設して脚体1が形成された後に、係合穴に位置決め部材5を装着した状態においても、支持部材2の横架ビーム1bへの取り付け又は取り外しを自由に行うことができる。さらに、図5の横架ビーム1bの断面形状からわかるように、支持部材2は横架ビーム1bの長手方向の両側面、すなわち脚体1の両側に取り付けることができる。ただし、横架ビーム1bは、図5の断面形状のように、その両側面に上部水平溝8a及び下部水平溝8bを形成する構成に限定されず、側面のいずれか一方のみに上部水平溝8a及び下部水平溝8bを形成して、支持部材2を取り付けてもよい。また、図5の横架ビーム1bの断面形状からわかるように、横架ビーム1bの上下面が上部水平溝8a及び下部水平溝8bの上下部を覆っており、上部水平溝8a及び下部水平溝8bの全体が露出しないため、美観を向上できる構造となっている。
このようにして、脚体1の横架ビーム1bに位置決めされて取り付けられた支持部材2・・・には、天板101が載置される。そして、図7に示すように、天板101の下側から、受けブロック2aのボルト穴13を通してボルト16を挿入して天板下面に形成したねじ穴に螺合することにより、天板101と支持部材2とを固定することができる。なお、ボルト16ではなく木ねじを用いて天板101と支持部材2とを固定してもよい。
図8は、配線ダクトの支持構造の例を示す斜視図である。この例では、横架ビーム1bに、その上部水平溝8aの上下面に対向する上下溝18a,18bを形成し、その下部水平溝8bの上下面に対向する上下溝19a,19bを形成している。また、雌ねじ20a,20aが形成された板ナット20,20を前記上下溝18a,18b及び19a,19b間に渡設している。そして、ビーム受け21が、ボルト22・・・により板ナット20,20に固定され、該ビーム受け21により、図示しない配線ダクトを支持するビームが支持される。このような、ビーム受け21、配線ダクト及び該ダクトを支持するビームを、前後方向に対向配置された天板101,101間の開口部B(図2及び図3参照。)の下部に設けることにより、該配線ダクトを利用して、配線の収納及びコンセントの配設等を行うことができる。
図9は、本発明の支持部材の取付装置を用いてなるパネルシステムの構成例を示す斜視図である。間仕切パネル17の下部には横枠17bが支柱17a,17a間に架設されている。棚106は、間仕切パネル17の支柱17a,17a間の上部に架設した横架ビーム1bに取り付けられた支持部材2,2により支持されており、天板101は、間仕切パネル17の支柱17a,17a間の中部に架設した横架ビーム1bに取り付けられた支持部材2,2及び脚107,107により支持されている。このように、横架ビーム1bは、間仕切パネル17の支柱17a,17a間の適宜位置に架設することができ、該横架ビーム1bに取り付けた支持部材2・・・により、天板101、棚106の他、電話台、載置台及びダストボックス等を適宜支持することができるため、簡素な構成でパネルシステムの構成の自由度を向上することができる。
支持部材2・・・は、図4〜図6における構造と同様に、位置決めプレート3の係合穴3a及び位置決め部材5を用いて位置決めされた上で、横架ビーム1bに取り付けられる。したがって、横架ビーム1bと支持部材2との位置決めを、その取付位置を可変としながら、確実に精度よく、かつ容易にすることができるため、組立又はレイアウト変更等における作業性を向上することができる。また、該位置決めプレート3の統一した印象により意匠性を向上することができること、及び、位置決め部材5の中で外部から見える部分は当接板11,11のみであるため、美観を損なうことがないこと等の効果も図2〜図7の連結机の構成例と同様である。
以上の説明における脚柱1a,1a間又は間仕切パネルの支柱17a,17a間の適宜位置に架設された横架ビーム1bには、横架ビーム1bの上部水平溝8a及び下部水平溝8bに、鉤状係合片を有する受けブロック2a及び固定ブロック2bにより構成される支持部材2のみならず、棚又は机上パネル、電話台、載置台及びダストボックス等のオプション類等を支持するための、鉤状係合片を有する受けブロック及び固定ブロックにより構成される支持部材2を係合させることもできる。
また、以上における本発明の支持部材の取付装置を用いて天板101又は棚106等を支持して構成する机又はパネルシステム等においては、支持部材2により天板101等を直接支持する場合を説明したが、天板101等と支持部材2間にガイドレールを介在させる等、支持部材2により天板101等を間接支持する構成を採用してもよい。
本発明の実施の形態に係る支持部材の取付装置の構成例を示す説明図であり、(a)は正面図、(b)は拡大右側面図である。 本発明の支持部材の取付装置を用いてなる連結机の構成例を示す斜視図である。 同じく平面図である。 横架ビームと支持部材との取付構造を示す斜視図である。 同じく断面図である。 位置決め部材を位置決めプレートに取り付けた状態を示す説明図であり、(a)は正面図、(b)はX−X断面図である。 支持部材に天板を固定した状態を示す断面図である。 配線ダクトの支持構造の例を示す斜視図である。 本発明の支持部材の取付装置を用いてなるパネルシステムの構成例を示す斜視図である。
符号の説明
1 脚体
1a 脚柱
1b 横架ビーム
2 支持部材
2a 受けブロック
2b 固定ブロック
3 位置決めプレート
3a 係合穴
5 位置決め部材
5a 係合凸部
5b 移動規制部
6a,6b,7a 鉤状係合片
8a 上部水平溝
8b 下部水平溝
9a 下向き溝
9b 上向き溝
10 添接板
11 当接板
12,13 ボルト穴
14 ねじ穴
15,16 ボルト
17 間仕切パネル
17a 支柱
101 天板
106 棚
A 横架ビームの長手方向(位置決めプレートの長手方向)

Claims (4)

  1. 支持部材が横架ビームの長手方向の任意の位置に取り付け可能であり、位置決め部材が前記支持部材と前記横架ビームとの間に配設されて、該支持部材を位置決めしてなる支持部材の取付装置であって、
    前記横架ビームは、長手方向の略一定間隔毎に同一形状の丸穴又は角穴である係合穴を有し、
    前記係合穴の中の特定の係合穴に、前記位置決め部材の係合凸部を係合させると共に、該位置決め部材に設けた移動規制部で前記支持部材の移動を規制して位置決めしてなる支持部材の取付装置。
  2. 前記位置決め部材の係合凸部が、平面視略コ字状板であり、
    前記位置決め部材の移動規制部が、前記コ字状板から段落ちして前記横架ビームの長手方向前後へ広がり前記横架ビームに添接する該長手方向前後の添接板及び該添接板の端部から前記横架ビームに直交する方向に立起して前記支持部材の側面に当接する当接板からなるものである請求項1記載の支持部材の取付装置。
  3. 前記横架ビームが、その側面の上下部に上部水平溝及び下部水平溝を形成してなるものであり、
    前記係合穴が、前記上部水平溝の下側に形成された下向き溝及び前記下部水平溝の上側に形成された上向き溝間に渡設された位置決めプレートに形成されてなる請求項1記載の支持部材の取付装置。
  4. 前記支持部材が、鉤状係合片を有する、天板、棚又はオプション類等を支持する受けブロック及び該受けブロックに上下方向に引き付けて螺設される、鉤状係合片を有する固定ブロックからなり、該鉤状係合片を前記水平溝に係合させてなるものである請求項3記載の支持部材の取付装置。
JP2004202892A 2004-07-09 2004-07-09 支持部材の取付装置 Expired - Fee Related JP4274065B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004202892A JP4274065B2 (ja) 2004-07-09 2004-07-09 支持部材の取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004202892A JP4274065B2 (ja) 2004-07-09 2004-07-09 支持部材の取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006020921A JP2006020921A (ja) 2006-01-26
JP4274065B2 true JP4274065B2 (ja) 2009-06-03

Family

ID=35794603

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004202892A Expired - Fee Related JP4274065B2 (ja) 2004-07-09 2004-07-09 支持部材の取付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4274065B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008119375A (ja) * 2006-11-15 2008-05-29 Kokuyo Co Ltd 家具用ベース
JP2008119376A (ja) * 2006-11-15 2008-05-29 Kokuyo Co Ltd 天板付家具
JP2008248919A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Kokuyo Co Ltd 横架材の支持構造
JP5948041B2 (ja) * 2011-10-28 2016-07-06 株式会社岡村製作所 棚板取付構造
JP6097515B2 (ja) * 2012-09-28 2017-03-15 株式会社岡村製作所 デスク装置
US9706840B2 (en) 2013-10-29 2017-07-18 Okamur Corporation Desk apparatus
JP7027772B2 (ja) * 2017-09-29 2022-03-02 株式会社イトーキ 天板の支持装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006020921A (ja) 2006-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4274065B2 (ja) 支持部材の取付装置
JP5516517B2 (ja) 机上パネルの取付装置
JP4305370B2 (ja) 机における灯具等の配線構造
JP7468262B2 (ja) デスク
JP4763426B2 (ja) 棚板の取付構造、およびこの棚板を備えるナースステーション等用什器
JP7436788B2 (ja) テーブル
JP5304014B2 (ja) 机上パネルの取付装置
JP2010035935A (ja) カウンター装置
JP6795949B2 (ja) テーブル
JP2006081922A (ja) 机における収納装置
JP2004136008A (ja) デスク配線機構
JP6124553B2 (ja) デスク
JP3758607B2 (ja) 棚板の取付装置
JP4292826B2 (ja) 構造部材
JP3197393U (ja) ベッドフレーム
JP6577758B2 (ja) 間仕切パネル装置
JP2009261841A5 (ja)
JP5148193B2 (ja) 上棚付き机
JP7522005B2 (ja) 組み合わせ什器
JP7178875B2 (ja) 連結デスク
JP6178260B2 (ja) 組立式デスク
JP7410670B2 (ja) 作業用什器
KR200485770Y1 (ko) 책상용 프레임
JP5337003B2 (ja) デスク
JP2012120732A (ja) デスク装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060328

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090210

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090223

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120313

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120313

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130313

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140313

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees