JP7064380B2 - 天板付き什器 - Google Patents

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Description

本発明は、天板付き什器に関する。
従来、教育施設や家庭の室内空間においては、使用者が学習や作業を行うための作業平面を提供するため、天板付き什器が使用されるのが一般的となっている。このような天板付き什器では、老若男女様々な体格の人が使用する可能性がある。特に家庭においては、使用者である子供の成長によって使用者の体格が多様に変わることから、使用者の体格に合わせて、天板付き什器の態様も変更可能な構造のものが求められている。
このような要望に対応する天板付き什器として、例えば特許文献1~4に示されるように、床面上に載置された支持構造体に対して、作業平面を形成する天板の高さを使用者の使い勝手の良い高さに変更可能とした構造のものが知られている。これらの構造によれば、使用者の成長や使用者の変更に合わせて什器の態様を変更することが可能であり、什器としての使い勝手を良好なものとすることができる。
ところが、この場合には、作業平面である天板の後方に落ち止めが設けられていないため、天板上に載置した物品が後方に落下してしまうことから、天板の後方に上下方向に延在する平板状の幕板を設け、幕板と天板とを一体的に構成したものを支持構造体に対して高さ変更可能として構成する方法が採用されている(例えば、特許文献5、6参照)。
実開平1-179529号公報 特開2005-177185号公報 特許第3593856号公報 特許第4504583号公報 特許第4976946号公報 特許第5148193号公報
従来の天板付き什器では、左右一対の支持体同士の間を連結部材で連結することによって支持構造体を構成し、左右の支持体間に天板を架設する方法が一般的となっている。しかしながら、より安価に構成するためには、左右の支持体に天板を固定することによって、天板自体を連結部材として機能させる方法が採用されている。この場合においては、天板の取り付け高さによって什器全体の強度を確保できなくなるという問題があり、その点で改善の余地があった。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、天板の取付位置を変更した場合においても、什器としての強度を確保することができ、高さに応じた什器としての使い勝手を良好にできる天板付き什器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る天板付き什器は、床面上に左右に離間して立設された一対の支持体と、前記支持体同士の間に架設され、床面に直交する立面を配置した平板状の上部連結部材、中間部連結部材、及び下部連結部材と、前記支持体同士の間で上下に間隔をあけて配置される複数の天板と、を備え、前記支持体には、前記中間部連結部材が連結可能に設けられ、高さ調整が可能な前記中間部連結部材の取付位置が複数設けられた中間部連結範囲と、該中間部連結範囲よりも下方に位置するとともに、前記下部連結部材が連結可能に設けられ、高さ調整が可能な前記下部連結部材の取付位置が複数設けられた下部連結範囲と、を有していることを特徴としている。
本発明では、中間部連結部材を中間部連結範囲の複数の取付位置のうち任意の位置を選択して取り付けることで、使用時の機能に合わせた高さに調整でき、かつ下部連結部材を下部連結範囲の複数の取付位置のうち任意の位置を選択して取り付けることで、使用時の機能に合わせた高さに調整することができる。
そして、一対の支持体の上部には上部連結部材が必ず設けられるとともに、中間部連結部材と下部連結部材のそれぞれが支持体における所定の連結範囲に設けられた取付位置に取り付けられるため、中間部連結部材と下部連結部材の取付位置を上記連結範囲内で変更した場合であっても、什器としての強度を確保することができ、高さに応じた什器としての使い勝手を良好なものとすることができる。また、各連結部材によって支持体が連結されて什器としての強度が確保されているので、複数の天板を機能に応じた任意の高さの位置に配置することができる。
また、本発明に係る天板付き什器は、前記中間部連結部材は、前記下部連結部材よりも高さ寸法が大きいことが好ましい。
この場合には、支持体における強度の小さな上下方向の中間部分に、高さ寸法の大きな中間部連結部材が配置されているので、左右方向の力に対して大きな反力をもたせることができる。そのため、什器としての強度をより高めることができ、什器が左右方向に傾いたり、倒れたりすることを抑制できる。
また、本発明に係る天板付き什器は、前記中間部連結部材、及び前記下部連結部材の少なくとも一方は、前記天板の後方位置から上方に突出した状態で前記天板に固定されていることが好ましい。
この場合には、中間部連結部材、及び下部連結部材の少なくとも一方の連結部材に天板が一体的に固定されているので、連結部材としての強度を高めることができる。
また、天板の後方位置から上方に連結部材が突出した状態で設けられ、天板の後方に後壁部が形成された状態となる。そのため、この連結部材からなる後壁部に、天板を使用する際に天板上の物品が後方に落下することを防止するストッパーの機能をもたせることができる。
また、本発明に係る天板付き什器は、前記複数の天板のうち一つの天板の前端部が他の天板の前端部よりも前方に位置していることを特徴としてもよい。
この場合には、一つの天板が他の天板よりも前方に突出しているので、当該一つの天板の面積を広く確保することができ、什器としての使い勝手を良好なものとすることができる。
また、本発明に係る天板付き什器は、前記支持体には、下端部から前方に向かって突出する支持脚体が設けられていることを特徴としてもよい。
この場合には、支持体の下端部から前方に向かって支持脚体が突出しているので、什器が前側に向けて転倒することを防止することができ、設置時の安定性を高めることができる。
また、本発明に係る天板付き什器は、前記中間部連結部材は、前記天板が固定される取付位置において、使用者が立って使用する際の立位姿勢の高さの取付位置と、使用者が座って使用する際の座位姿勢の高さの取付位置と、を有していることを特徴としてもよい。
この場合には、中間部連結部材に固定される天板の高さを立位姿勢と座位姿勢との取付位置とすることが可能となるので、使用者の所望の姿勢に応じて什器の態様を設定することができる。
本発明の天板付き什器によれば、天板の取付位置を変更した場合においても、什器としての強度を確保することができ、高さに応じた什器としての使い勝手を良好にできる。
本発明の実施形態によるデスク装置を斜め前方から見た斜視図である。 図1に示すデスク装置を前方から見た正面図である。 図2に示すデスク装置を右方向から見た側面図である。 (a)は図2に示すA-A線断面矢視図、(b)は図2に示すB-B線断面矢視図である。 第1別態様によるデスク装置を斜め前方から見た斜視図であって、図1に対応する図である。 図5に示すデスク装置を前方から見た正面図である。 図5に示すデスク装置を右方向から見た側面図である。 第2別態様によるデスク装置を斜め前方から見た斜視図であって、図1に対応する図である。
以下、本発明の実施形態による天板付き什器について、図面に基づいて説明する。
図1~図4に示す本実施形態による天板付き什器は、オフィスや教育施設や家庭などの執務空間に設けられる木製のデスク装置1に適用したものである。
デスク装置1は、床面F上に左右に離間して上方に向かって立設された一対の支持体2、2と、支持体2、2同士の間に架設され、床面Fに直交する立面を配置した平板状の連結部材3(上部連結部材3A、中間部連結部材3B、及び下部連結部材3C)と、支持体2、2同士の間で上下に間隔をあけて配置される複数(2つ)の天板4と、を備えている。このデスク装置1では、使用者の使用用途や好みに対応させて連結部材3と天板4における上下方向Dvの位置を所定の範囲で選択的に変更可能な構成となっている。
ここで、本実施形態では、デスク装置1に向かって着席した状態での左右方向を符号Dhとし、上方から見た平面視で左右方向Dhに直交する方向を前後方向Dfという。また、デスク装置1の前後方向Dfにおいて、天板4に向かう不図示の椅子側を前方、前側といい、その反対側(椅子から見て天板4側)を後方、後側という。
支持体2は、前後に離間して一対の前側支柱21、後側支柱22と、前側支柱21と後側支柱22のそれぞれの上部同士の間、下部同士の間のそれぞれを架設する前後フレーム23、24と、を有している。
前側支柱21の下端部で下方の前後フレーム24の前端との交点部分には、下斜め前方に向かって突出する支持脚体25が設けられている。支持脚体25の下端は床面Fに接地している。
図2及び図3に示すように、左右一対の後側支柱22、22の左右方向Dhに対向する内面22aには、中間部連結部材3Bが連結可能に設けられ、使用時の機能に合わせて高さ調整が可能な中間部連結部材3Bの取付位置が複数設けられた中間部連結範囲22Bと、中間部連結範囲22Bよりも下方に位置するとともに、下部連結部材3Cが連結可能に設けられ、使用時の機能に合わせて高さ調整が可能な下部連結部材3Cの取付位置が複数設けられた下部連結範囲22Cと、を有している。すなわち、中間部連結範囲22Bにおける複数の取付位置には、それぞれ第1取付部26が設けられている。下部連結範囲22Cにおける複数の取付位置には、それぞれ第2取付部27が設けられている。
ここで、中間部連結範囲22B、及び下部連結範囲22Cの高さ方向の範囲は、それぞれ異なっており、本実施形態において中間部連結範囲22Bが下部連結範囲22Cよりも広い範囲(上下方向の長さが大きな範囲)に設定されている。そして、第1取付部26の設置数も第2取付部27よりも多く設けられている。中間部連結範囲22B及び下部連結範囲22Cの範囲、第1取付部26及び第2取付部27の数量は、デスク装置1の高さや支持体2の強度に応じて任意に設定される。
また、左右一対の後側支柱22、22の内面22aの上部には、上部連結部材3Aが連結可能な第3取付部28が設けられている。なお、本実施形態では、上部連結部材3Aは上下方向Dvの高さが1箇所に固定されているので、第3取付部28の設置数は各後側支柱22あたり1箇所のみである。
なお、本実施形態では、上述した取付部26、27、28として周知の回転金具の回転係合凹部が採用され、各連結部材3A、3B、3Cが後側支柱22に対して着脱可能に固定されている。この回転金具は、回転係合凹部に後述する連結部材3に取り付けられるピン部材を進入させて、回転係合凹部を回転させることにより、ピン部材を回転係合凹部に係合させるようになっている。
前側支柱21、後側支柱22には、天板4の左右方向Dhの端面を着脱可能に固定する複数の天板固定部29、29、…が各支柱21、22の高さ方向の全体にわたって上下方向Dvに間隔をあけて設けられている。
図1~図3に示すように、連結部材3(上部連結部材3A、中間部連結部材3B、及び下部連結部材3C)は、それぞれ左右方向Dhに長く延びる平板状をなしており、板面を前後方向Dfに直交するように配置させて両端面3a、3aが支持体2の後側支柱22の内面22aに対して垂直に突き当てた状態で固定されている(図4(a)、(b)参照)。
連結部材3の左右両端面3aには、後側支柱22に設けられる各取付部26、27、28(上述した回転金具の回転係合凹部)に係合可能な固定部34としてピン部材が左右方向Dhに突出した状態で設けられている。このピン部材を回転係合凹部に係合させることで、各連結部材3A、3B、3Cが後側支柱22に着脱可能に固定される。
上部連結部材3A、中間部連結部材3B、及び下部連結部材3Cは、それぞれ上下方向の高さ寸法が異なっていて、互いに上下方向Dvに離間した位置に配置されている。本実施形態では、中間部連結部材3Bが最も高さ寸法が大きく、次いで大きい順に下部連結部材3C、上部連結部材3Aとなっている。
具体的に上部連結部材3Aは、左右一対の後側支柱22、22の上端同士を架設するように連結されている。上部連結部材3Aの前面31aには、第1天板4Aが固定されている。第1天板4Aは、前後方向Dfの長さとして、前側支柱21の前面21cと面一となる長さ寸法に設定されている。
中間部連結部材3Bは、左右一対の後側支柱22、22の中間連結範囲22Bにおいて、両後側支柱22、22間を架設するように連結されている。中間部連結部材3Bの前面32aにおける上下方向Dvの中間部分には、第2天板4Bが一体的に固定されている。第2天板4Bは、前後方向Dfの長さとして、第2天板4Bの前端部42aが前側支柱21の前面21cよりも前方に突出するとともに、第1天板4Aの前端部41aよりも前方に位置する長さ寸法に設定されている。中間部連結部材3Bは、第2天板4Bの後方位置から上方に突出した状態で設けられている。
第2天板4Bは、使用者が座って使用する際の座位姿勢P1で使用される高さに設定されている。
また、中間部連結部材3Bの前面32aには、第2天板4Bから下方に離間して平行に配置される下板44が固定されている。下板44の前端部44aは、第2天板4Bの前端部42aよりも後方に位置している。なお、第2天板4Bと下板44によって上下に挟まれる空間には、例えば書類や筆記用具などの物品を収納することが可能な空間44Aが形成されている。
下部連結部材3Cは、左右一対の後側支柱22、22の下部連結範囲22Cにおいて、両後側支柱22、22間を架設するように連結されている。
複数の天板4A、4Bは、デスク装置1の機能に応じた任意の高さの位置に調整することができ、各高さにおいて任意の前後方向Dfの長さ寸法のものを配置することができる。すなわち、図1~図3に示すような第1天板4Aと第2天板4Bであることに限定されず、別の態様に変更することが可能である。
すなわち、中間部連結部材3Bは、天板4が固定される取付位置において、使用者が座って使用する際の座位姿勢P1(上述した図1~図4に示す態様)の高さの取付位置と、使用者が立って使用する際の立位姿勢P2(後述する図8の第2別態様)の高さの取付位置と、を有する構成となっている。ここで、座位姿勢P1は、例えば床面Fから60cm~80cmの範囲に設定され、立位姿勢P2は例えば床面Fから90cm~120cmの範囲に設定される。
(第1別態様)
図5~図7に示す第1別態様は、前後方向Dfに長さが異なる3枚の天板4A、4B、4Cを使用し、前端部42aが最も前方に突出する第2天板4Bが一番下の下部連結部材3Cに固定された態様のものである。前後方向Dfの長さが最も短い第1天板4Aは、上部連結部材3Aと中間部連結部材3Bとの間の位置で連結部材3には固定されずに単独で設けられている。第3天板4Cは、前後方向Dfの長さが第1天板4Aよりも長く、第2天板4Bよりも短く設定されており、中間部連結部材3Bに固定されている。第1別態様では、中間部連結部材3Bに固定される第3天板4Cの下方には上述したような下板44(図1及び図3参照)が省略されている。
このような第1別態様の場合には、各天板4A、4B、4Cを執務等の作業用で使用する用途ではなく、物品を載置する用途としての棚板として使用されるが、例えば中間部連結部材3Bに固定される第3天板4Cにコンピュータ等の電子機器を配置して、天板上で作業を行う用途で使用してもかまわない。
(第2別態様)
また、図8に示す第2別態様は、第1別態様と同様に前後方向Dfに長さが異なる3枚の天板4A、4B、4Cを使用し、中間部連結部材3Bに第1天板4Aと第2天板4Bとの2枚の天板4を固定した態様のものである。この場合の中間部連結部材3Bは、上述した図1や図5に示す中間部連結部材3Bよりも高さ寸法が大きい。すなわち、中間部連結部材3Bには、上端寄りの高さの位置に前後方向Dfの長さ寸法が最も長い第2天板4Bが固定され、下端寄りの高さの位置で第2天板4Bの下方に間隔をあけて前後方向Dfの長さ寸法が最も短い第1天板4Aが固定されている。第3連結部材4Cは、下部連結部材3Cに固定されている。
このような第2別態様の場合では、第2天板4Bは、座位姿勢P1(図1参照)の第2天板4Bの位置よりも高さが高い位置であって、使用者が立って使用する際の立位姿勢P2で使用される高さに設定されている。
次に、上述したデスク装置1の作用について、図面に基づいて詳細に説明する。
本実施形態によるデスク装置1では、図1~図8に示すように、中間部連結部材3Bを中間部連結範囲22Bの複数の取付位置(複数の第1取付部26)のうち任意の位置を選択して取り付けることで、使用時の機能に合わせた高さに調整でき、かつ下部連結部材3Cを下部連結範囲22Cの複数の取付位置(複数の第2取付部27)のうち任意の位置を選択して取り付けることで、使用時の機能に合わせた高さに調整することができる。
そして、本実施形態では、一対の支持体2,2の上部には上部連結部材3Aが必ず設けられるとともに、中間部連結部材3Bと下部連結部材3Cのそれぞれが支持体2における所定の連結範囲に設けられた取付位置に取り付けられるため、中間部連結部材3Bと下部連結部材3Cの取付位置を上記連結範囲22B、22C内で変更した場合であっても、什器としての強度を確保することができ、高さに応じた什器としての使い勝手を良好なものとすることができる。
また、各連結部材3によって支持体2が連結されて什器としての強度が確保されているので、複数の天板4を機能に応じた任意の高さの位置に配置することができる。
また、本実施形態では、支持体2における強度の小さな上下方向Dvの中間部分に、高さ寸法の大きな中間部連結部材3Bが配置されているので、左右方向の力に対して大きな反力をもたせることができる。そのため、什器としての強度をより高めることができ、什器が左右方向Dhに傾いたり、倒れたりすることを抑制できる。
また、本実施形態では、中間部連結部材3B、及び下部連結部材3Cの少なくとも一方の連結部材3に天板4が一体的に固定されているので、連結部材3としての強度を高めることができる。
また、天板4の後方位置から上方に連結部材3が突出した状態で設けられ、天板4の後方に後壁部が形成された状態となる。そのため、この連結部材3からなる後壁部に、天板を使用する際に天板4上の物品が後方に落下することを防止するストッパーの機能をもたせることができる。
さらに、本実施形態では、第2天板4Bが他の第1天板4Aよりも前方に突出しているので、当該第2天板4Bの面積を広く確保することができ、什器としての使い勝手を良好なものとすることができる。
また、本実施形態では、支持体2の下端部から前方に向かって支持脚体25が突出しているので、什器が前側に向けて転倒することを防止することができ、設置時の安定性を高めることができる。
さらに、本実施形態では、中間部連結部材3Bに固定される天板4の高さを立位姿勢P2と座位姿勢P1との取付位置とすることが可能となるので、使用者の所望の姿勢に応じて什器の態様を設定することができる。
上述のように本実施形態によるデスク装置1では、天板4の取付位置を変更した場合においても、什器としての強度を確保することができ、高さに応じた什器としての使い勝手を良好にできる。
以上、本発明による天板付き什器の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、連結部材3(3A、3B、3C)、天板4(4A、4B、4C)の寸法、数量、配置位置等の構成は、上述した実施形態に限定されることはない。例えば、本実施形態では、上部連結部材3A、中間部連結部材3B、及び下部連結部材3Cのそれぞれが異なる高さ寸法としているが、これら連結部材3A、3B、3Cを同じ高さ寸法としてもよい。また、全ての天板4が連結部材3に対して固定されていない構成のデスク装置であってもかまわない。また、天板4の配置数も、上述した実施形態のように2枚や3枚であることに限定されず、複数であれば4枚以上設けることも可能である。
さらに、連結部材3に対する天板4の固定方法として、上述した実施形態では連結部材3が天板4の後方位置から上方に突出するように固定され、天板4の後端壁として連結部材3が設けられているが、このような構成であることに限定されることはなく、連結部材3の上端に一致するように天板4の後端部が固定されていてもよい。
また、連結部材3の厚さ寸法や、固定位置、固定部34の構成も、任意に設定することができる。例えば、連結部材3は、左右方向Dhの両端面3a、3aを後側支柱22の内面22aに突き当てた状態で固定されているが、この固定位置に限定されることはなく、例えば後側支柱22の後面、又は前面に当接させて固定する方法であってもかまわない。
また、支持体2の構成についても、上述した実施形態のように前側支柱21と後側支柱22とを有する構成であることに制限されるものではなく、他の構成の支持体2であってもかまわない。例えば、本実施形態では、前側支柱21の下部に支持脚体25が設けられているが、このような支持脚体25を省略し、後側支柱22と同様に真っすぐ下方に延ばされた前側支柱21とすることも可能である。
さらに、本実施形態のデスク装置1では、木製としているが、樹脂製、金属製の部材、或いはこれらの部材を合成したものから形成されていてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1 デスク装置(天板付き什器)
2 支持体
3 連結部材
3A 上部連結部材
3B 中間部連結部材
3C 下部連結部材
4 天板
4A 第1天板
4B 第2天板
4C 第3天板
21 前側支柱
22 後側支柱
22a 内面
22B 中間部連結範囲
22C 下部連結範囲
25 支持脚体
26、27、28 取付部
29 天板固定部
34 固定部
Dh 左右方向
Df 前後方向
Dv 上下方向
F 床面

Claims (6)

  1. 床面上に左右に離間して立設された一対の支持体と、
    前記支持体同士の間に架設され、床面に直交する立面を配置した平板状の上部連結部材、中間部連結部材、及び下部連結部材と、
    前記支持体同士の間で上下に間隔をあけて配置される複数の天板と、
    を備え、
    前記支持体には、
    前記中間部連結部材が連結可能に設けられ、高さ調整が可能な前記中間部連結部材の取付位置が複数設けられた中間部連結範囲と、
    該中間部連結範囲よりも下方に位置するとともに、前記下部連結部材が連結可能に設けられ、高さ調整が可能な前記下部連結部材の取付位置が複数設けられた下部連結範囲と、を有していることを特徴とする天板付き什器。
  2. 前記中間部連結部材は、前記下部連結部材よりも高さ寸法が大きいことを特徴とする請求項1に記載の天板付き什器。
  3. 前記中間部連結部材、及び前記下部連結部材の少なくとも一方は、前記天板の後方位置から上方に突出した状態で前記天板に固定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の天板付き什器。
  4. 前記複数の天板のうち一つの天板の前端部が他の天板の前端部よりも前方に位置していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の天板付き什器。
  5. 前記支持体には、下端部から前方に向かって突出する支持脚体が設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の天板付き什器。
  6. 前記中間部連結部材は、前記天板が固定される取付位置において、使用者が立って使用する際の立位姿勢の高さの取付位置と、使用者が座って使用する際の座位姿勢の高さの取付位置と、を有していることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の天板付き什器。
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