JP6959881B2 - 吊り架台及びその製造方法 - Google Patents
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Description
図1及び図2は、実施形態に係る吊り架台の使用状態の一例を表す斜視図である。
図3は、実施形態に係る吊り架台の使用状態の一例を表す平面図である。
図4は、実施形態に係る吊り架台を表す斜視図である。
図1〜図4に表したように、吊り架台10は、支持部12と、一対の固定部14と、を備える。吊り架台10の一部は、その内部に金属製の補強材70を備える(図6参照)。
図5は、図4のA1−A2線断面を表す。
図5に表したように、中央領域10aは、矩形状の断面を有する筒状である。換言すれば、中央領域10aは、角パイプ状である。中央領域10aは、第1側板21と、第2側板22と、上板23と、下板24と、を有する。支持部12の中央領域12bは、吊り架台10の中央領域10aによって構成される。従って、支持部12の中央領域12bは、矩形状の断面を有する筒状であり、第1側板21と、第2側板22と、上板23と、下板24と、を有する。
図6は、図4のB1−B2線断面を表す。
図6に表したように、各端領域10bのそれぞれは、折り畳み領域30を有する。折り畳み領域30は、第1屈曲部31と、第2屈曲部32と、上面部33と、下面部34と、を有する。一対の固定部14は、2つの端領域10bによって構成される。従って、各固定部14は、第1屈曲部31と、第2屈曲部32と、上面部33と、下面部34と、を有する折り畳み領域30を有する。上面部33は、下面部34と対向する。第1屈曲部31は、上面部33の幅方向の一端と、下面部34の幅方向の一端と、を繋ぐ。第2屈曲部32は、上面部33の幅方向の他端と、下面部34の幅方向の他端と、を繋ぐ。第1屈曲部31及び第2屈曲部32は、互いに接近するように内方に向かって凸状に屈曲する。
図7は、図3のC1−C2線断面を表す。
図7に表したように、各固定部14のそれぞれは、支持部12と一体に形成されている。換言すれば、各固定部14のそれぞれは、支持部12と連続している。同様に、各端領域10bのそれぞれは、中央領域10aと連続している。上面部33は、上板23から連なるように延びる。下面部34は、下板24から連なるように延びる。第1屈曲部31は、第1側板21から連なるように延びる。第2屈曲部32は、第2側板22から連なるように延びる。
図8(a)〜図8(d)に表したように、吊り架台10の製造には、例えば、矩形状の断面を有する金属製の角パイプ100及び補強材70が用いられる。図8(a)及び図8(c)は、角パイプ100の端部100aを幅方向側から見た状態を表している。図8(b)及び図8(d)は、角パイプ100の端部100aを長手方向側から見た状態を表している。
図6では、端領域10bの内部に実質的に隙間が空いていない状態を表している。これに限ることなく、図9に表したように、端領域10bは、第1屈曲部31と上面部33との間に隙間AG1を有してもよい。端領域10bは、第1屈曲部31と下面部34と補強材70との間に隙間AG2を有してもよい。端領域10bは、2つに屈曲した第1屈曲部31の内側に隙間AG3を有してもよい。端領域10bは、第2屈曲部32と上面部33との間に隙間AG4を有してもよい。端領域10bは、第2屈曲部32と下面部34と補強材70との間に隙間AG5を有してもよい。端領域10bは、2つに屈曲した第2屈曲部32の内側に隙間AG6を有してもよい。さらに、端領域10bは、第1屈曲部31と第2屈曲部32との間に隙間AG7を有してもよい。
図10及び図11に表したように、この例では、固定部14が、支持部12の水平レベルを調整可能とする調整部50を有する。
上記実施形態では、中央領域10aで支持部12を構成し、端領域10bで固定部14を構成している。つまり、支持部12の長手方向の端領域12c及び中央領域12bの両方が矩形状の断面を有する筒状であり、固定部14の全体が内側に折り畳まれている。これに限ることなく、図12(a)に表したように、中央領域10aは、支持部12と固定部14の一部とを構成してもよい。つまり、支持部12の端領域12c及び中央領域12bの両方並びに固定部14の一部が矩形状の断面を有する筒状であり、固定部14の別の一部が内側に折り畳まれていてもよい。これとは反対に、図12(b)に表したように、端領域10bで固定部14と支持部12の一部とを構成してもよい。つまり、支持部12の中央領域12bが矩形状の断面を有する筒状であり、支持部12の端領域12c及び固定部14の全体が内側に折り畳まれていてもよい。また、固定部14は、必ずしも係合部14bを有していなくてもよい。固定部14は、少なくとも支持部12よりも上方に延びていればよい。
図13に表したように、補強材70は、折り畳み領域30のうち、長手方向又は上下方向に大きく折り曲げられている部分にのみ設けられてもよい。この例では、補強材70は、折り畳み領域30のうち、支持部12と固定部14との境目である角部30x、及び、アーム部14aと係合部14bとの境目である角部30yにのみ設けられている。角部30xでは、上面部33が長手方向から上方向に約90°折り曲げられている。角部30yでは、上面部33が上下方向から長手方向に約90°折り曲げられている。補強材70は、角部30x及び角部30yに、それぞれ別々に設けられている。なお、補強材70は、角部30xのみに設けられてもよいし、角部30yのみに設けられてもよい。
図14(a)は、実施形態に係る吊り架台の変形例の一部を表す斜視図である。
図14(b)は、図14(a)のD1−D2線断面を表す。
図15に表したように、この例では、2つの端領域10bに設けられた一対の固定部14x及び14yのうち、固定部14xだけが上下方向にプレスされ内側に折り畳まれている。換言すれば、2つの端領域10bのうち一方にだけ、第1屈曲部31と、第2屈曲部32と、上面部33と、下面部34と、を有する折り畳み領域30が設けられている。固定部14xでは、上記と同様に、上下方向にプレスされ内側に折り畳まれた角パイプ100の端部100aにより、アーム部14aと、係合部14bと、が形成されている。また、固定部14x(折り畳み領域30)の内部には、補強材70が設けられている。一方、固定部14yでは、上下方向にプレスされていない角パイプ100の端部100aにより、緩やかにカーブしたアーム部14a(揺れ抑制手段)と、係合部14bと、が形成されている。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
Claims (4)
- 建築躯体の土台間に架け渡され、設備ユニットを支持するための吊り架台であって、
前記設備ユニットを支持する支持部と、
前記支持部の両端に設けられ、前記支持部よりも上方に延び、前記土台に固定される一対の固定部と、
補強材と、
を備え、
前記一対の固定部のそれぞれは、前記支持部と一体に形成され、
前記支持部の中央領域は、矩形状の断面を有する筒状であり、上板と、下板と、第1側板と、第2側板と、を有し、
前記固定部の少なくとも一方は、上面部と、下面部と、第1屈曲部と、第2屈曲部と、を有する折り畳み領域を有し、
前記第1屈曲部は、前記上面部の幅方向の一端と、前記下面部の幅方向の一端と、を繋ぎ、
前記第2屈曲部は、前記上面部の幅方向の他端と、前記下面部の幅方向の他端と、を繋ぎ、
前記第1屈曲部及び前記第2屈曲部は、互いに接近するように内方に向かって凸状に屈曲し、
前記上面部は、前記上板から連なるように延び、
前記下面部は、前記下板から連なるように延び、
前記第1屈曲部は、前記第1側板から連なるように延び、
前記第2屈曲部は、前記第2側板から連なるように延び、
前記補強材は、前記折り畳み領域の前記上面部と前記下面部との間に設けられていることを特徴とする吊り架台。 - 前記補強材は、前記折り畳み領域のうち前記上面部が折り曲げられている部分に設けられていることを特徴とする請求項1記載の吊り架台。
- 前記補強材は、前記折り畳み領域の長手方向の一端から他端まで連続的に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の吊り架台。
- 建築躯体の土台間に架け渡され、設備ユニットを支持するための吊り架台の製造方法であって、
矩形状の断面を有する金属製の角パイプの両端部の少なくとも一方において、前記角パイプの相対する一対の側板が互いに接近するように、前記一対の側板を内方に向かって凸状に屈曲させ、折り畳み領域を形成する工程と、
前記両端部を前記角パイプの中央部に対して略直角に折り曲げることにより、前記設備ユニットを支持する支持部を前記中央部から形成し、前記土台に固定される一対の固定部を前記両端部から形成する工程と、
を有し、
前記折り畳み領域を形成する工程において、前記角パイプの内部の前記折り畳み領域となる位置に、補強材を挿入することを特徴とする吊り架台の製造方法。
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