JP6012379B2 - デスク装置 - Google Patents
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Description
この種のデスク装置の脚体としては、床面上に沿わせて横向きに載置される下部パイプと、下部パイプの一端部若しくは中央部から上方に向かって延出する縦パイプと、縦パイプの上端部から下部パイプと平行に延出する上部パイプとにより、側面視がコ字状をなすように形成されたもの(いわゆるL型脚)や、側面視がエ字状をなすように形成されたもの(いわゆるT型脚)が多く見られる。また、パイプ材以外からなる脚体としては、パネル状のものも多く見られる。
ただし、このデスク装置の構造は、棒状の脚体のみによって天板ユニットを支持していることから、デスク装置の側方からの外力に対する強度的な面で不安がある。
請求項1に係る発明は、床面上に設置されて上下方向に延出する2本の脚本体部が、当該脚本体部の上部で横梁部によって相互に連結されて成る一対の脚体と、前記横梁部の延出方向である奥行方向と直交する幅方向に沿って延出し、前記一対の脚体の上部同士を連結する複数の連結杆と、前記一対の脚体と前記複数の連結杆の上部に支持される天板と、を備えたデスク装置であって、前記脚体の横梁部の前記幅方向の内側の上部コーナ領域には、当該横梁部の頂部面よりも下位となる段差部が設けられ、前記連結杆の端部を支持する支持アームが前記段差部内に配置され、前記支持アームの前記幅方向に沿う面が、前記段差部の底面、または、前記段差部の側端部に臨む前記脚本体部の側面に接触した状態で固定されていることを特徴とするものである。
これにより、脚体の横梁部が段差部による屈曲した断面形状と支持アームとによって補強されることになる。
即ち、この発明においては、横梁部に設けられる段差部によって横梁部の断面強度を高め、かつ、段差部に固定される支持アームによって横梁部の変形を抑制することができる。また、この発明においては、横梁部の段差部に固定される支持アームが連結杆を介して他方の脚体に連結されることから、重量物に対する横梁部の支持強度をより効率良く高めることができる。
なお、以下の説明においては、床面Fと直角な方向を上下方向と呼び、天板ユニット100の長尺な方向(長手方向)を幅方向、天板ユニット100の短尺な方向を奥行方向と呼ぶものとし、図中LH,RHを結ぶ矢印は幅方向を指し、図中FR,RRを結ぶ矢印は奥行方向を指すものとする。奥行方向は、後述する脚体20の横梁部25の延出方向と一致する方向であり、幅方向は、上下方向と奥行方向に対して直交する方向である。
図1〜図3に示すように、天板ユニット100は、平面視が矩形状の4枚の天板部材2a,2b,2c,2dを有している。天板部材2a,2b,2c,2dは、各2枚の天板部材2a,2b、及び、2c,2dが長手方向の端面を突き合せて一定の奥行幅の連続した机上面を形成している。これらの連続した机上面を形成する2組の天板部材の対2A,2B(以下、「天板2A,2B」と呼ぶ。)が奥行方向の中央に離間スペース3を挟んで対向して配置されるようになっている。天板2A,2Bは、長尺な辺が相互に平行になるように対向配置され、奥行方向の中央の離間スペース3は幅方向に沿って連続している。
なお、この実施形態においては、各天板2A,2Bが2枚の天板部材2a,2b、及び、2c,2dによって構成されているが、それぞれ連続した一枚板によって構成することも可能である。
脚体20の横梁部25の主要部は、図5に示すように、奥行方向に長尺な金属製の第1プレート25Aと第2プレート25Bとによって形成されている。第1プレート25Aと第2プレート25Bはプレス成形によって屈曲して造形され、両者が相互に溶接されて閉(中空)断面とされている。横梁部25の幅方向の外側面には、奥行方向に沿って延出する凹状段部26が形成されている。凹状段部26は、横梁部25の外側面の高さ方向のほぼ中央に配置され、同断面形状が横梁部25の全長に亘って連続している。
また、横梁部25の端部は、上述のように脚本体部24の上部側面に突き合わせられて溶接固定されるが、脚本体部24に対する横梁部25の幅方向外側での溶接個所は、図4中の符号w1,w2,w3で示すように凹状段部26の内側領域に設定されている。
各支持アーム28,29は、図6〜図11に示すように、上向きに開口する略コ字状の連結杆保持部28a,29aと、横梁部25の頂部面25aと同一高さ位置で略水平に延出し天板2A,2Bの下面を支持する天板支持壁28b,29bと、を備えている。
内側連結杆31を保持する支持アーム29は、端面が横梁部25の段差部32の縦壁32bに突き当てられるとともに、連結杆保持部29aの下面(幅方向に沿う面)が段差部32の底面32aに突き当てられ、これらの突き当てられた部分が相互に溶接固定されている。
また、外側連結杆30を保持する支持アーム28は、奥行方向外側の端部が略直角に下方に折り曲げられた折り曲げ部28cを備え、全体の端面が横梁部25の段差部32の縦壁32bに突き当てられるとともに、図7,図9に示すように、折り曲げ部28cの奥行方向外側の側面(幅方向に沿う面)が段差部32の側端部に臨む脚本体部24の内側側面に突き当てられ、これらの突き当てられた部分が相互に溶接固定されている。
各スペーサ部材41は、横梁部25のうちの支持アーム28,28,29,29が取り付けられる部位、つまり、外側連結杆30の連結部の延長上位置と、内側連結杆31の連結部の延長上位置とに配置されている。なお、図11においては、図示の都合上、支持アーム29を取り去った状態で横梁部25を示している。
なお、図10中の符号45は、延長天板やキャビネット等のオプション部材を横梁部25の幅方向の外側面に取付けるためのブラケットである。この例の場合、このブラケット45が凹状段部26内の取付座12に取り付けられる。
なお、図1,図2中の符号39は、奥行方向前後の配線カバー38,38の間の隙間を埋める目隠し部材である。
また、このデスク装置1においては、横梁部25の壁に接して溶接固定された各支持アーム28,29が外側連結杆30と内側連結杆31を介して他方の脚体20に連結されるため、重量物に対する横梁部25の支持強度を効率良く高めることができる。
特に、この実施形態の場合、スペーサ部材41が、オプション部材の取付座12と支持アーム28、同取付座12と支持アーム29の各間に介装されているため、オプション部材の荷重を、支持アーム28,29と外側連結杆30及び内側連結杆31を介して他方の脚体20にも支持させることができる。
2A,2B 天板
12 取付座
20 脚体
24 脚本体部
25 横梁部
26 凹状段部
26a 底壁
28,29 支持アーム
30 外側連結杆(連結杆)
31 内側連結杆(連結杆)
32 段差部
32a 底面
32b 縦壁
41 スペーサ部材
Claims (4)
- 床面上に設置されて上下方向に延出する2本の脚本体部が、当該脚本体部の上部で横梁部によって相互に連結されて成る一対の脚体と、
前記横梁部の延出方向である奥行方向と直交する幅方向に沿って延出し、前記一対の脚体の上部同士を連結する複数の連結杆と、
前記一対の脚体と前記複数の連結杆の上部に支持される天板と、を備えたデスク装置であって、
前記脚体の横梁部の前記幅方向の内側の上部コーナ領域には、当該横梁部の頂部面よりも下位となる段差部が設けられ、
前記連結杆の端部を支持する支持アームが前記段差部内に配置され、
前記支持アームの前記幅方向に沿う面が、前記段差部の底面、または、前記段差部の側端部に臨む前記脚本体部の側面に接触した状態で固定されていることを特徴とするデスク装置。 - 前記横梁部は、前記奥行方向に延出する筒状部材によって形成され、
前記横梁部の前記段差部の縦壁の裏面と、当該縦壁の裏面と対向する前記横梁部の前記幅方向外側の壁との間にスペーサ部材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のデスク装置。 - 前記横梁部の前記幅方向の外側面には、当該横梁部の前記幅方向の内側に向かって窪む凹状段部が設けられ、
前記スペーサ部材は、前記段差部の縦壁の裏面と前記凹状段部の底壁の裏面との間に設けられていることを特徴とする請求項2に記載のデスク装置。 - 前記横梁部の前記幅方向の外側面のうちの、前記スペーサ部材の設置部の前記幅方向の外側位置には、オプション部材の取付座が設けられていることを特徴とする請求項2または3に記載のデスク装置。
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