JP2014068919A - デスク装置 - Google Patents

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和功 土山
Masayuki Kuroe
真行 黒江
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Abstract

【課題】天板の外側端面に追加するオプション部材が重量物であっても、オプション部材を脚体に安定的にかつ強固に取り付けることのできるデスク装置を提供する。
【解決手段】天板2A,2Bの幅方向の外側端面に、天板2A,2Bの上面と連続する物品載置面を有するキャビネット47等のオプション部材を突き合わせて取り付けるためのブラケット45を設ける。ブラケット45は、オプション部材の下面に当接して当該オプション部材を支持固定するオプション固定フランジ52と、横梁部25の幅方向の外側面に取り付けられる脚固定フランジ51と、を備えた構造とする。
【選択図】図13

Description

この発明は、オフィスの執務空間等で使用されるデスク装置に関するものである。
オフィスの執務空間等においては、床面上に設置される一対の脚体に天板が支持されたデスク装置が一般的に使用されている。
この種のデスク装置の脚体としては、床面上に沿わせて横向きに載置される下部パイプと、下部パイプの一端部若しくは中央部から上方に向かって延出する縦パイプと、縦パイプの上端部から下部パイプと平行に延出する上部パイプとにより、側面視がコ字状をなすように形成されたもの(いわゆるL型脚)や、側面視がエ字状をなすように形成されたもの(いわゆるT型脚)が多く見られる。また、パイプ材以外からなる脚体としては、パネル状のものも多く見られる。
これらのデスク装置の構造では、脚体における床面接触部分が大きいため、脚体によって天板ユニットを強固にかつ安定的に支持することができる。しかし、この構造においては、使用者に重厚な印象を与えてしまいデスク装置としての体裁として好ましくない場合がある。また、これらのデスク装置の構造は、脚体の床面接触部分が大きいことから、床面の清掃の際に作業の支障になり易い。
一方、これらの不具合の生じにくいデスク装置として、矩形状の天板ユニットの四隅に棒状の脚体をそれぞれ取り付け、棒状の脚体の各下端を床面上に設置するようにしたものも多く見られる。
ただし、このデスク装置の構造は、棒状の脚体のみによって天板ユニットを支持していることから、デスク装置の側方からの外力に対する強度的な面で不安がある。
こうした問題を解決したデスク装置として、一対の棒状の脚本体部が横梁部によって相互に連結されて成る一対の脚体と、幅方向に離間して配置した一対の脚体の上部同士を連結する複数の連結杆とを設け、各脚体の横梁部と連結杆の上面に天板ユニットを取り付けるようにしたものが案出されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、この種のデスク装置において、脚体の上部の横梁部の外側面に、延長天板やキャビネット等のオプション部材を後から追加できることが望まれることがある。
こうした要望に対応するデスク装置として、複数の脚体を連結する連結杆に天板を支持させるとともに、連結杆の上面を脚体の上面よりも高く設定し、脚体の上面と天板の間の隙間を通して延長天板の下面を支持する板状の補助ステーを設置できるようにしたものが案出されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2008−119412号公報 特開2008−119413号公報
しかしながら、上記従来のデスク装置は、脚体の上面と天板の間の隙間から板状の補助ステーを天板の外側に延出させ、その補助ステーの延出部の上面にオプション部材である延長天板を支持させる構造とされているため、オプション部材が重量物である場合に支持強度の面で不安がある。
そこでこの発明は、天板の外側端面に追加するオプション部材が重量物であっても、オプション部材を脚体に安定的にかつ強固に取り付けることのできるデスク装置を提供しようとするものである。
この発明に係るデスク装置では、上記課題を解決するために以下の構成を採用した。
請求項1に係る発明は、床面上に設置されて上下方向に延出する2本の脚本体部が、当該脚本体部の上部で横梁部によって相互に連結されて成る一対の脚体と、前記一対の脚体の上部間に架設された天板と、を備えたデスク装置であって、前記天板のうちの、前記横梁部の延出方向である奥行方向と直交する幅方向の外側端面に、前記天板の上面と連続する物品載置面を有するオプション部材を突き合わせて取り付けるためのブラケットが前記横梁部に脱着可能に取り付けられ、前記ブラケットは、前記オプション部材の下面に当接して当該オプション部材を支持固定するオプション固定壁と、前記横梁部の前記幅方向の外側面に取り付けられる脚固定壁と、を有していることを特徴とするものである。
この発明の場合、天板の幅方向の外側端面にオプション部材を追加するときには、ブラケットを、脚固定壁部分で横梁部の幅方向の外側面に取り付け、オプション部材を天板の幅方向の外側端面に突き合わせた状態において、ブラケットのオプション固定壁にオプション部材を支持固定する。
請求項2に係る発明は、請求項1に係るデスク装置において、前記脚体の前記幅方向の外側面は、前記天板の前記幅方向の外側端面よりも内側に配置されていることを特徴とするものである。
これにより、横梁部上のブラケットの取付部が天板の下方の幅方向の内側に位置されるようになり、外観の低下が回避される。
請求項3に係る発明は、請求項2に係るデスク装置において、前記ブラケットが前記横梁部に取り付けられないときに、当該横梁部上の前記ブラケットの取付座を覆うカバー部材を備え、前記カバー部材は、前記取付座を覆った状態で外側面が、前記天板の前記幅方向の外側面と面一、若しくは、外側面よりも内側に配置されることを特徴とするものである。
これにより、横梁部にオプション部材を取り付けない場合にも、ブラケットの取付座を覆うカバー部材が天板の下方で幅方向の外側に突出しなくなり、外観の低下が回避される。また、天板の幅方向の端面を別のデスク装置の天板や壁等に近接させて配置する場合に、天板と他のデスク装置や壁等との間に隙間が生じることがなくなる。
請求項4に係る発明は、請求項2または3に係るデスク装置において、前記横梁部の前記幅方向の外側面には、当該横梁部の前記幅方向の内側に向かって窪む凹状段部が設けられ、前記ブラケットの取付座が前記凹状段部内に設けられていることを特徴とするものである。
請求項5に係る発明は、請求項1〜4のいずれか1項に係るデスク装置において、前記ブラケットは、前記横梁部に取り付けられた状態において、前記オプション固定壁の上面が前記幅方向の外側に向かって上方傾斜するように形成されていることを特徴とするものである。
これにより、ブラケットにオプション部材の大きな重量が加わった場合におけるオプション部材の幅方向外側が下方傾斜するのを未然に防止することができる。
この発明によれば、天板の外側端面にオプション部材を追加する場合に、ブラケットの脚固定壁を脚体の横梁部の幅方向の外側面に取り付け、その状態でブラケットのオプション固定壁でオプション部材の下面を支持することができるため、オプション部材の荷重をブラケットを介して横梁部の幅方向外側の外側面に支持させることができる。したがって、この発明によれば、追加するオプション部材が重量物であっても、オプション部材を脚体に安定的にかつ強固に取り付けることができる。
この発明の一実施形態のデスク装置の斜視図である。 この発明の一実施形態のデスク装置の平面図である。 この発明の一実施形態のデスク装置の天板支持体の斜視図である。 この発明の一実施形態の脚体の拡大斜視図である。 この発明の一実施形態の脚体の図4のA−A断面に対応する断面図である。 この発明の一実施形態の脚体の上面図である。 この発明の一実施形態の脚体の幅方向内側方向から見た図である。 この発明の一実施形態の支持アームの図4のB矢視に対応する斜視図である。 この発明の一実施形態の脚体の図4のC矢視に対応する斜視図である。 この発明の一実施形態の脚体の図4のD−D断面に沿って一部を断面にした上面図である。 この発明の一実施形態の脚体の図4のA−A断面を含む部分断面斜視図である。 この発明の一実施形態のデスク装置のオプション部材を取り付けた場合における正面図である。 この発明の一実施形態のデスク装置のオプション部材を取り付けた場合における部分断面側面図である。 この発明の別の実施形態のデスク装置のオプション部材を取り付けた場合における部分断面側面図である。 この発明のさらに別の実施形態のデスク装置のオプション部材を取り付けた場合における部分断面側面図である。
以下、この発明の一実施形態のデスク装置を図面に基づいて説明する。
なお、以下の説明においては、床面Fと直角な方向を上下方向と呼び、天板ユニット100の長尺な方向(長手方向)を幅方向、天板ユニット100の短尺な方向を奥行方向と呼ぶものとし、図中LH,RHを結ぶ矢印は幅方向を指し、図中FR,RRを結ぶ矢印は奥行方向を指すものとする。奥行方向は、後述する脚体20の横梁部25の延出方向と一致する方向であり、幅方向は、上下方向と奥行方向に対して直交する方向である。また、以下で説明する各実施形態においては、同一部分に同一符号を付して重複する説明を省略するものとする。
図1は、床面F上に設置されたデスク装置1の全体を示す図であり、図2は、デスク装置1の幅方向の半分の上面視を示す図である。また、図3は、天板ユニット100が取り付けられる天板支持体10を示す図である。なお、図3においては、天板ユニット100を仮想線で示している。
図1〜図3に示すように、天板ユニット100は、平面視が矩形状の4枚の天板部材2a,2b,2c,2dを有している。天板部材2a,2b,2c,2dは、各2枚の天板部材2a,2b、及び、2c,2dが長手方向の端面を突き合せて一定の奥行幅の連続した机上面を形成している。これらの連続した机上面を形成する2組の天板部材の対2A,2B(以下、「天板2A,2B」と呼ぶ。)が奥行方向の中央に離間スペース3を挟んで対向して配置されるようになっている。天板2A,2Bは、長尺な辺が相互に平行になるように対向配置され、奥行方向の中央の離間スペース3は幅方向に沿って連続している。
なお、この実施形態においては、各天板2A,2Bが2枚の天板部材2a,2b、及び、2c,2dによって構成されているが、それぞれ連続した一枚板によって構成することも可能である。
天板支持体10は、幅方向の両端部に配置される一対の脚体20,20と、その一対の脚体20,20の上部同士を連結する外側連結杆30,30と内側連結杆31,31と、を備えている。この実施形態では、一対の脚体20,20の間に中間脚22が配置され、中間脚22の上部に中継ユニット23が設けられている。
外側連結杆30,30は、天板支持体10の奥行方向の両側の端部に幅方向に沿うように平行に配置され、天板ユニット100の天板2A,2Bの奥行方向の外側縁部を下方から支持するようになっている。この実施形態の場合、各外側連結杆30は、一対の金属製の角管部材30a,30bが中継ユニット23を介して一体に連結され、全体が幅方向に沿って直線状に延出している。
内側連結杆31,31は、天板支持体10の奥行方向の中央領域に外側連結杆30,30と平行になるように配置され、天板ユニット100の天板2A,2Bの奥行方向の各内側縁部を下方から支持するようになっている。内側連結杆31,31同士は奥行方向に所定距離離間して配置されている。この実施形態の場合、各内側連結杆31は、一対の金属製の角管部材31a,31bが中継ユニット23を介して一体に連結され、全体が幅方向に沿って直線状に延出している。なお、内側連結杆31,31の各角管部材31a,31a,31b,31bは、実際には、後に詳述する2つの梯子型の連結ユニット35A,35Bの構成部品として構成されている。
一方、幅方向両側に配置される脚体20は、床面F上に設置されて上下方向に延出する2本の脚本体部24,24と、奥行方向に沿って延出して脚本体部24,24の上部同士を連結する横梁部25と、を備えている。各脚本体部24は、金属製の角パイプによって主要部を構成され、その角パイプの上下の端部にエンドプレートが溶接固定されている。横梁部25は、プレス成形された2枚の金属プレートが組み合わされ、その主要部が筒状に形成されている。横梁部25の長手方向の両端部は、脚本体部24,24の各上部側面に溶接固定されている。こうして、2本の脚本体部24,24の上部に横梁部25が連結された脚体20は、幅方向から見た側面視が門型状(開口側が下方を向くコ字形状)となっている。
図4は、脚体20の一部を拡大して示した図であり、図5は、図4のA−A断面に対応する横梁部25の断面図、図6は、脚体20の上面図である。また、図7は、脚体20を幅方向の内側から見た図であり、図8は、脚体20の部品を斜め下方から見た図、図9は、脚体20の一部を斜め下方から見た図である。また、図10は、横梁部25を図4のD−D断面に沿って断面にした脚体20の平面図であり、図11は、図4のA−A断面を含む横梁部25の斜視図である。
脚体20の横梁部25の主要部は、図5に示すように、奥行方向に長尺な金属製の第1プレート25Aと第2プレート25Bとによって形成されている。第1プレート25Aと第2プレート25Bはプレス成形によって屈曲して造形され、両者が相互に溶接されて閉(中空)断面とされている。横梁部25の幅方向の外側面には、奥行方向に沿って延出する凹状段部26が形成されている。凹状段部26は、横梁部25の外側面の高さ方向のほぼ中央に配置され、同断面形状が横梁部25の全長に亘って連続している。
凹状段部26内には、凹状段部26とほぼ補形をなす形状のカバー部材27が脱着可能に取り付けられている。カバー部材27は、例えば、凹凸係合やビス止め等によって凹状段部26に脱着可能に係止される。また、カバー部材27の凹状段部26の外側に露出する側の面は平面とされ、その平面は、カバー部材27が凹状段部26に取り付けられたときに、横梁部25の幅方向の外側の面とほぼ面一となる。
図4,図10に示すように、凹状段部26内の平坦な底壁26aには、図12〜図14に示すキャビネット47や、図15に示す延長天板57等のオプション部材を取り付けるための取付座12が設けられている。取付座12には複数のボルト挿通孔13が設けられ、凹状段部26の底壁26aの裏面側には、ボルト挿通孔13に挿入されたオプション部材取付用のボルト60(図12〜図15参照。)が螺合される固定ナット40(図10,図11参照。)が取り付けられている。この固定ナット40の取付部については後に詳述する。カバー部材27は、横梁部25にオプション部材を取り付けないときには、凹状段部26内に同凹状段部26を閉塞するように取り付けられ、オプション部材を取り付けるときには、凹状段部26から取り外される。
また、横梁部25の端部は、上述のように脚本体部24の上部側面に突き合わせられて溶接固定されるが、脚本体部24に対する横梁部25の幅方向外側での溶接個所は、図4中の符号w1,w2,w3で示すように凹状段部26の内側領域に設定されている。
また、横梁部25の幅方向内側の上部コーナ部分には、所定深さ下方に窪む段差部32が奥行方向に沿って連続して設けられている。この段差部32には、外側連結杆30,30の角管部材30aまたは30bの幅方向の外側端部を結合するための金属製の支持アーム28,28と、内側連結杆31,31の角管部材31aまたは31bの幅方向の外側端部を結合するための金属製の支持アーム29,29が取り付けられている。
各支持アーム28,29は、図6〜図11に示すように、上向きに開口する略コ字状の連結杆保持部28a,29aと、横梁部25の頂部面25aと同一高さ位置で略水平に延出し天板2A,2Bの下面を支持する天板支持壁28b,29bと、を備えている。
ここで、内側連結杆31の角管部材31a,31bの上下方向の高さは、段差部32の底面32aから横梁部25の頂部面25aまでの高さとほぼ等しくなっており、外側連結杆30の角管部材30a,30bの上下方向の高さは、内側連結杆31の角管部材31a,31bの上下方向の高さのほぼ半分になっている。
内側連結杆31を保持する支持アーム29は、端面が横梁部25の段差部32の縦壁32bに突き当てられるとともに、連結杆保持部29aの下面(幅方向に沿う面)が段差部32の底面32aに突き当てられ、これらの突き当てられた部分が相互に溶接固定されている。
また、外側連結杆30を保持する支持アーム28は、奥行方向外側の端部が略直角に下方に折り曲げられた折り曲げ部28cを備え、全体の端面が横梁部25の段差部32の縦壁32bに突き当てられるとともに、図7,図9に示すように、折り曲げ部28cの奥行方向外側の側面(幅方向に沿う面)が段差部32の側端部に臨む脚本体部24の内側側面に突き当てられ、これらの突き当てられた部分が相互に溶接固定されている。
ところで、図10,図11に示すように、横梁部25のうちの段差部32の縦壁32bと、凹状段部26の底壁26aの間には、両者の対向面に当接して横梁部25の断面を補強する複数のスペーサ部材41が介装されている。スペーサ部材41は、断面略ハット状に折り曲げられた金属プレートによって構成され、ハット状断面の両側の鍔に相当するフランジ部41a,41aが凹状段部26の底壁26aの裏面(横梁部25の断面の内側に配置される側の面)に溶接固定されるとともに、ハット状断面の頂部に相当する平坦な頂部面41bが段差部32の裏面(横梁部25の断面の内側に配置される側の面)に当接するようになっている。
各スペーサ部材41は、横梁部25のうちの支持アーム28,28,29,29が取り付けられる部位、つまり、外側連結杆30の連結部の延長上位置と、内側連結杆31の連結部の延長上位置とに配置されている。なお、図11においては、図示の都合上、支持アーム29を取り去った状態で横梁部25を示している。
また、スペーサ部材41は、横梁部25の内部に取り付けられた状態において、両側のフランジ部41a,41aが頂部面41bを間に挟んで奥行方向の前後位置に配置される。各フランジ部41aには、複数のボルト挿通孔42(図10参照。)が設けられるとともに、その各ボルト挿通孔42と同心になるように前記の固定ナット40が設けられている。このスペーサ部材41の各ボルト挿通孔42と固定ナット40は、凹状段部26の底壁26aの取付座12に設けられるボルト挿通孔13と同心に設けられている。このスペーサ部材41に設けらた各固定ナット40には、横梁部25の幅方向の外側面にオプション部材を取付けるときに、前述のようにオプション部材取付用のボルト60(図12〜図15参照。)が螺合される。したがって、凹状段部26内に設けられる各取付座12はスペーサ部材41の設置部の幅方向の外側に位置している。
一方、一対の脚体20,20の間に配置される図3に示す中間脚22は、フレーム枠に金属プレートが接合されてパネル状に形成されている。中間脚22の上端部には、中継ユニット23が一体に取り付けられている。中継ユニット23は、奥行方向に延出する角筒状のステー17の幅方向両側の側面に、外側連結杆30,30の角管部材30aまたは30bの幅方向の内側端部を結合するための金属製の支持アーム18,18と、内側連結杆31,31の角管部材31aまたは31bの幅方向の内側端部を結合するための金属製の支持アーム19,19が溶接固定されている。
外側連結杆30,30の各角管部材30aは、一方の脚体20の支持アーム28と中継ユニット23の一方の側面の支持アーム18とに架設され、残余の各角管部材30bは、他方の脚体20の支持アーム28と中継ユニット23の他方の側面の支持アーム18とに架設されている。同様に、内側連結杆31,31の各角管部材31aは、一方の脚体20の支持アーム29と中継ユニット23の一方の側面の支持アーム19とに架設され、残余の各角管部材31bは、他方の脚体20の支持アーム29と中継ユニット23の他方の側面の支持アーム19とに架設されている。
角管部材31a,31aを構成部品とする連結ユニット35Aは、対向配置される角管部材31a,31a同士が奥行方向に延出する3つブリッジ部材36a,36b,36cによって連結されている。同様に、角管部材31b,31bを構成部品とする連結ユニット35Bは、対向配置される角管部材31b,31b同士が奥行方向に延出する3つブリッジ部材36a,36b,36cによって連結されている。連結ユニット35Aと35Bは同様の構造とされている。
隣接するブリッジ部材36a,36b,36cの各間には矩形状の空間部が設けられ、これらの空間部の各下方には、凹状断面の配線ダクト37(配線受け部材)がそれぞれ配置されている。各配線ダクト37は、内側連結杆31,31の角管部材31a,31a、または、31b,31bの下面にビス止め等によって固定されている。配線ダクト37は、デスク装置1の外部から引き込まれた電気配線や通信配線等の配線が内部に通されて保持される部分である。配線ダクト37内に通された配線は、隣接するブリッジ部材36a,36b,36cの各間の空間部と、天板ユニット100の奥行方向中央の離間スペース3を通して天板2A,2B上に引き出される。
また、連結ユニット35A,35Bの隣接する各ブリッジ部材36a,36b,36cには、各2つの配線カバー38,38が傾動可能に架設されている。
なお、図1,図2中の符号39は、奥行方向前後の配線カバー38,38の間の隙間を埋める目隠し部材である。
天板ユニット100の天板2A,2Bは、両者の奥行方向の中央に離間スペース3を設けるようにして、天板支持体10の上部に載置され、その状態で天板支持体10側の部材である支持アーム28,29,18,19等に締結固定されている。
ところで、前述した各脚体20の横梁部25には、図12,図13に示すように、キャビネット47等を追加設置するための金属製の4つのブラケット45…が取り付けられるようになっている。
図12,図13に示すキャビネット47は、天板2A,2Bの幅方向の外側端面に突き当てられる底板47aを有し、その底板47aの上面の奥行方向の両端と中央とに、一対の側板47b,47bと仕切板47cとが立設されるとともに、底板47aの上面の幅方向の外側端部に背板47dが立設され、これらの側板47b,47bと仕切板47cと背板47dの上部が上板47eによって閉じられている。キャビネット47の底板47aは、天板2A,2Bと同厚みに形成されている。底板47aは、天板2A,2Bの幅方向の外側端面と突き合わせて設置されることにより、その上面が天板2A,2Bの上面と連続する物品載置面とされる。底板47a上には、ファイルfや書類等を収納できるようになっている。
各ブラケット45は、図13に示すように、側面視が直角三角形状のベース壁50と、ベース壁50の直角コーナ部を挟む一辺に連設された脚固定フランジ51(脚固定壁)と、他辺に連設されたオプション固定フランジ52(オプション固定壁)と、を備えている。脚固定フランジ51は、横梁部25の凹状段部26の開口に嵌合される上下幅に形成されており、凹状段部26内の対応する取付座12に突き当てられ、その状態で取付座12にボルト締結されるようになっている。また、オプション固定フランジ52は、その上面にキャビネット47の底板47aが載置され、複数のビス53…を用いて底板47aの下面を固定されるようになっている。
ブラケット45は、横梁部25の凹状段部26内の取付座12に取り付けられた状態において、オプション固定フランジ52の上面が幅方向の外側に向かって微小角度α分だけ上方に傾斜するように形成されている。
また、各脚体20の幅方向の外側面は、天板2A,2Bの幅方向の外側端面よりも内側に配置されている。この実施形態の場合、図14に示すように、脚体20の脚本体部24の端面の方が横梁部25の端面よりも若干幅方向外側に配置されているが、脚本体部24は天板2A,2Bの幅方向の外側端面に対して微小距離dだけ幅方向内側に配置されている。
なお、横梁部25にキャビネット47等のオプション部材を取り付けないときには、横梁部25からブラケット45が取り外されて凹状段部26がカバー部材27によって閉じられるが、カバー部材27は、前述のように凹状段部26に取り付けられた状態において、外側面(外側露出面)が横梁部25の幅方向の外側面と面一になるように設定されているため、凹状段部26に取り付けられたカバー部材27は天板2A,2Bの幅方向の外側端面よりも内側に配置されることになる。
以上のように、この実施形態のデスク装置1は、オプション部材取付用のブラケット45が、オプション部材の下面に当接してそのオプション部材を支持固定するオプション固定フランジ52と、横梁部25の取付座12に取り付けられる脚固定フランジ51と、を備えた構造とされているため、例えば、キャビネット47を天板2A,2Bの幅方向の端面に追加する場合には、ブラケット45の脚固定フランジ51を横梁部25の幅方向の外側の取付座12に取り付け、その状態でブラケット45のオプション固定フランジ52でキャビネット47の下面を支持することができる。このため、オプション部材であるキャビネット47等の荷重を片持ち構造のブラケット45を介して横梁部25の幅方向外側の外側面に支持させることができる。
したがって、このデスク装置1においては、追加するオプション部材が重量物であっても、オプション部材を脚体20に安定的にかつ強固に取り付けることができる。
また、この実施形態のデスク装置1においては、脚体20の幅方向の外側面、特に、横梁部25の幅方向の外側面が天板2A,2Bの幅方向の外側端面よりも内側に配置されているため、オプション部材を取り付ける場合に、ブラケット45の横梁部25側の固定部である脚固定フランジ51が天板2A,2Bの端面よりも下方内側に位置されるようになり、脚固定フランジ51やボルト60等が外部から見えにくくなる。したがって、この構造により、オプション部材の追加時におけるデスク装置1の外観品質が向上する。
この実施形態の場合、オプション部材を取り付けない場合に、取付座12の前方を覆うカバー部材27が、天板2A,2Bの幅方向の外側端面よりも内側に配置されているため、カバー部材27が天板2A,2Bよりも外側に突出することによる見栄えの低下を防止することができる。また、天板2A,2Bの幅方向の端面を別のデスク装置の天板や壁等に近接させて配置する場合にも、カバー部材27が別なデスク装置や壁等に当接して天板2A,2Bの端面と相手部材との間に隙間ができる不具合を無くすことができる。
また、この実施形態では、横梁部25の幅方向の外側面に、幅方向内側に窪む凹状段部26が設けられ、その凹状段部26の内側に取付座12が設けられているため、天板2A,2Bの幅方向の外側端面と横梁部25の外側面との間の段差を極端に大きくすることなく、ブラケット45の脚固定フランジ51やボルト60が天板2A,2Bよりも幅方向外側に突出したり、カバー部材27が天板2A,2Bよりも幅方向外側に突出する不具合を無くすことができる。したがって、デスク装置1の外観品質を高めるうえでより有利となる。
さらに、このデスク装置1においては、ブラケット45が、横梁部25に取り付けられた状態において、オプション固定フランジ52の上面が幅方向の外側に向かって微小角度αだけ上方傾斜するように形成されているため、ブラケット45にキャビネット47等のオプション部材の大きな荷重が加わった場合にオプション部材が幅方向外側に下方傾斜するのを未然に防止することができる。
上記の実施形態では、ブラケット45の脚固定フランジ51が横梁部25の凹状段部26内に嵌合されて、ブラケット45が凹状段部26内のみで横梁部25に支持されているが、図14に示す実施形態のようにブラケット45の下端に、凹状段部26の下方側の開口縁に当接するL字状の屈曲部62を設けるようにしても良い。この場合、屈曲部62を凹状段部26の下方側の開口縁に当接させることにより、ブラケット45に作用するオプション部材の荷重を横梁部25により強固かつ安定的に支持させることが可能になる。
また、以上では、ブラケット45によってキャビネット47を脚体20に取り付ける場合について説明したが、同様のブラケット45を同様に用いて、図15に示すように延長天板57を脚体20に取り付けることも可能である。
なお、この発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば、上記の実施形態においては、一対の脚体の間に中間脚を配置し、中間脚に設けられた中継ユニットによって外側連結杆や内側連結杆の各角管部材を連結するようにしているが、中間脚は必ずしも必要なものではなく、外側連結杆や内側連結杆を一本の連続したものとしても良い。
1 デスク装置
2A,2B 天板
12 取付座
20 脚体
24 脚本体部
25 横梁部
26 凹状段部
27 カバー部材
45 ブラケット
45a 脚固定フランジ(脚固定壁)
45b オプション固定フランジ(オプション固定壁)
47 キャビネット(オプション部材)
57 延長天板(オプション部材)

Claims (5)

  1. 床面上に設置されて上下方向に延出する2本の脚本体部が、当該脚本体部の上部で横梁部によって相互に連結されて成る一対の脚体と、
    前記一対の脚体の上部間に架設された天板と、を備えたデスク装置であって、
    前記天板のうちの、前記横梁部の延出方向である奥行方向と直交する幅方向の外側端面に、前記天板の上面と連続する物品載置面を有するオプション部材を突き合わせて取り付けるためのブラケットが前記横梁部に脱着可能に取り付けられ、
    前記ブラケットは、前記オプション部材の下面に当接して当該オプション部材を支持固定するオプション固定壁と、前記横梁部の前記幅方向の外側面に取り付けられる脚固定壁と、を有していることを特徴とするデスク装置。
  2. 前記脚体の前記幅方向の外側面は、前記天板の前記幅方向の外側端面よりも内側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のデスク装置。
  3. 前記ブラケットが前記横梁部に取り付けられないときに、当該横梁部上の前記ブラケットの取付座を覆うカバー部材を備え、
    前記カバー部材は、前記取付座を覆った状態で外側面が、前記天板の前記幅方向の外側面と面一、若しくは、外側面よりも内側に配置されることを特徴とする請求項2に記載のデスク装置。
  4. 前記横梁部の前記幅方向の外側面には、当該横梁部の前記幅方向の内側に向かって窪む凹状段部が設けられ、前記ブラケットの取付座が前記凹状段部内に設けられていることを特徴とする請求項2または3に記載のデスク装置。
  5. 前記ブラケットは、前記横梁部に取り付けられた状態において、前記オプション固定壁の上面が前記幅方向の外側に向かって上方傾斜するように形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のデスク装置。
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