JP6523426B2 - 取付金具、取付ユニット、及び鉄道車両 - Google Patents

取付金具、取付ユニット、及び鉄道車両 Download PDF

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Description

本発明は、鉄道車両の台枠に床下機器を取り付けるための取付金具及び取付ユニットに関する。また、上記取付ユニットを備えた鉄道車両に関する。
鉄道車両の台枠には種々の床下機器が取り付けられる。従来、床下機器の取り付けには、機器ごと及び車種ごとに異なる取付金具が用いられてきた。多種多様な取付金具を用いることは、作業効率及び費用の面で好ましくない。また、ボルトなどの締結具を用いて床下機器を台枠に取り付ける場合、締結具には床下機器の重量を保持するための引っ張り方向の力がかからない構造とするのが望ましい。
一方、特許文献1では、車両長手方向全長に延びる梁部材を台枠の車幅方向中央に新たに設けて、この梁部材と側梁とで床下機器を支持する構造が提案されている。かかる構成によれば、取付金具の種類及び数を減らすことができ、また、床下機器を固定する締結具に引っ張り方向の力が加わることもない。
米国特許第6910428号明細書
しかしながら、特許文献1に記載の構成は、車両長手方向全長に延びる梁部材を増やすことになるため、台枠の重量が増加するという問題がある。特に、特許文献1に記載の構成は、一般的な台枠と比べて横梁の数を少なくしているが、この場合、床板は一般的なものよりも強度の高いものを使用する必要がある。一方、一般的な床板を用いる場合、床板の撓みを防止するため特許文献1に記載の構成よりも横梁の数を増やす必要があり、かかる場合、車両長手方向全長に延びる梁部材も含めて台枠の重量が大幅に増加するという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、作業効率及び費用の面で好ましく、かつ、台枠の重量増加を抑えることができる取付金具を提供することを目的としている。
本発明の一態様に係る取付金具は、梁部材を有する鉄道車両の台枠に床下機器を取り付けるための取付金具であって、前記梁部材の下端部分において水平方向に突出しかつ前記梁部材と一体又は別体である突出部の下方に位置する第1部材と、前記突出部の上方に位置する第2部材と、を備え、前記第1部材は、前記突出部に対して下方から重ねて固定される第1支持部を有し、前記第2部材は、前記突出部に対して上方から重ねて固定される第2支持部を有し、前記第2支持部は、前記第1支持部との間で前記突出部を挟んだ状態で、その上面で前記床下機器を支持できるよう構成されている。
この取付金具であれば、固定位置を比較的自由に設定することができるため、床下機器や車種が異なっても使用することができ、汎用性が高い。そのため、作業効率及び費用の面で好ましい。また、床下機器の大きさ等に応じて取付金具を配置することができるため、台枠に本来必要ではない部材等を設ける必要がなく、台枠の重量増加を抑えることができる。
以上のとおり、上記の取付金具によれば、作業効率及び費用の面で好ましく、かつ、台枠の重量増加を抑えることができる。
図1は、第1実施形態に係る取付ユニットの斜視図である。 図2は、図1に示す取付ユニットの側面図である。 図3は、図2のIII−III矢視断面図である。 図4は、台枠の概略平面図である。 図5は、図4のV−V矢視断面図である。 図6は、第2実施形態に係る取付ユニットの断面図である。 図7は、第3実施形態に係る取付ユニットの斜視図である。 図8は、図7に示す取付ユニットの側面図である。 図9は、図8のIX−IX矢視断面図である。 図10は、第4実施形態に係る取付金具の側面図である。 図11は、第5実施形態に係る取付金具の側面図である。
以下、実施形態について図を参照しながら説明する。以下では、全ての図面を通じて同一又は相当する要素には同じ符号を付して、重複する説明は省略する。
(第1実施形態)
まず、第1実施形態に係る取付ユニット100について説明する。図1は取付ユニット100の斜視図であり、図2は取付ユニット100の側面図であり、図3は図2のIII−III矢視断面図である。図2において、紙面左右方向が車両長手方向であり、紙面に対して垂直な方向が車幅方向である。なお、以下では、便宜上、図2の紙面右を「前」と称し、紙面左を「後」と称して説明する。
本実施形態に係る取付ユニット100は、鉄道車両101の台枠102に床下機器103を取り付けるためのものである。図4に示すように、複数の横梁104間には、配置される床下機器103に対応して、取付ユニット100がそれぞれ設けられている。図1に示すように、取付ユニット100は、前後に配置された横梁104(図2参照)を架け渡す取付梁部材10と、この取付梁部材に固定され、床下機器103を支持する取付金具30と、を備えている。以下、取付梁部材10及び取付金具30について順に説明する。
<取付梁部材>
取付梁部材10は、板材を曲げ加工することにより形成されており、車両長手方向に延びる上板部11と、上板部11の車幅方向両側に位置する第1側板部12及び第2側板部13(図3参照)と、第1側板部12の下端から水平方向に突出する突出部14と、前方部分に設けられた第1連結部15と、後方部分に設けられた第2連結部16と、を有している。
第1側板部12は、下方に向かって車両長手方向の寸法が小さくなる台形状の延在部17有している。突出部14は、この延在部17の下端から連続して水平方向に延びている。このように、本実施形態では、突出部14は取付梁部材10(第1側板部12)と一体に形成されている。図3に示すように、突出部14の中央部分には、鉛直方向に貫通する締結孔18が形成されている。なお、図1及び図2において、突出部14は、取付梁部材10の長手方向中央部から一方の端部寄りの位置に設けているが、図示する位置に限定されず、また突出部14を複数個所に設けてもよい。
第1連結部15は前方の横梁104と連結する部分であり、第2連結部は後方の横梁104と連結する部分である。図2に示すように、本実施形態の横梁104は、上板部105と、上板部105に対向し上板部105の下方に位置する底板部106と、上板部105及び底板部106の前端部分をつなぐ側板部107と、を有しており、後方に開口する断面C字状の形状を有している。
図1に示すように、第1側板部12及び第2側板部13は、前方部分において下方に延びる脚部19を有しており、第1連結部15は、この脚部19の下端から車両幅方向外側に延び、鉛直方向に対して垂直な平板状の形状を有している。図2に示すように、第1連結部15は、前方の横梁104の底板部106の上面に接触し、その状態で横梁104に固定されている。
また、図1に示すように、第2連結部16及び第2側板部13は、後側部分において後方に向かうに従って上下方向寸法が大きくなる幅広部21を有しており、第2連結部16は、この幅広部21の後端から車両幅方向外側に延び、車両長手方向に対して垂直な板状の形状を有している。図2に示すように、第2連結部16は、後方の横梁104の側板部107の外面に接触し、その状態で横梁104に固定されている。
<取付金具>
本実施形態に係る取付金具30は、図3で示すように、上記の取付梁部材10の内面側に設けられる第1補強部材31と、突出部14の下方に位置する第1部材32と、突出部14の上方に位置する第2部材33と、を有している。
第1補強部材31は、断面L字状の板材であり、鉛直方向に延びる鉛直板部34と、鉛直板部34の下端から水平方向に延びる底板部35と、を有している。第1補強部材31は、底板部35が取付梁部材10の下方部分において、突出部14と同一平面上に位置するように配置されている。鉛直板部34は、取付梁部材10の第2側板部13の内面に締結具20を用いて固定されている。なお、本実施形態では締結具20としてブラインドファスナを用いているが、これは一例であり、リベットや、ロックボルト、その他の締結具を用いてもよい。
第1部材32は、図1で示すように、下方に開口する断面C字状の板材であり、第1固定部36と、第1支持部37と、を有している。図3で示すように、第1固定部36は底板部35に対して下方から重ねて固定されており、第1支持部37は突出部14に対して下方から重ねて突出部14に固定されている。いずれの固定も締結具20によって行われる。また、第1支持部37には、突出部14の締結孔18に対応する位置において、鉛直方向に貫通する締結孔38が形成されている。
第2部材33は、図1で示すように、断面L字状の板材であり、鉛直方向に延びる第2固定部39と、第2固定部39の下端から水平方向に延びる第2支持部40と、を有している。第2固定部39は、第1側板部12に対し側方から重ねて固定されており、第2支持部40は突出部14に対して上方から重ねて固定されている。特に、第2支持部40は、第1支持部37との間で突出部14を挟むようにして突出部14に固定されている。また、図3に示すように、第2支持部40には、突出部14の締結孔18に対応する位置において、鉛直方向に貫通する締結孔41が形成されている。
従来、溶接等により取付金具を取り付ける構造とされていたが、本実施の形態のように、取付金具を構成する各部品はプレス加工や曲げ加工等、機械加工により製作可能である。さらに、これらを組み立てて取付金具を構成する際にも、溶接を必要としない、あるいは溶接を最小限に抑えることができるので、溶接による歪みが生じたりせず、精度良く組み立てることができる。
<取付ユニットの使用方法>
続いて、取付ユニット100の使用方法について説明する。図4は、床下機器103が取り付けられた状態の台枠102の概略平面図である。図4において、紙面上下方向が車両長手方向であり、紙面下方が前方であり、紙面上方が後方であり、紙面左右方向が車幅方向である。台枠102は、車体の床にあたる部分であって、いくつかの梁部材によって形成されている。図4では、台枠102を構成する梁部材である側梁108と横梁104を図示している。側梁108は、車幅方向の両端に位置しており、車両長手方向に延びる梁部材である。また、横梁104は、車幅方向に延びる梁部材であって、車両長手方向に所定の間隔をおいて複数配置されている。
取付ユニット100は、車両長手方向に並んだ2つの横梁104の間に固定する。その際、床下機器103の大きさ等に応じて任意の車幅方向位置に設置する。なお、取付ユニット100を設置するにあたり、横梁104に複雑な加工を施す必要もないため、床下機器103の大きさ等に応じて車幅方向位置を容易に変更することができる。また、本実施形態では台枠102に3つの取付ユニット100を設置しているが、台枠102に設置する取付ユニット100の数は特に限定されない。取付ユニット100を複数設置する場合、各取付ユニット100を互いに異なる車幅方向位置に設置してもよい。
図5は、図4のV−V矢視断面図である。図5において、紙面左右方向が車幅方向である。図5に示すように、床下機器103は、上方部分に取付アーム109を有している。取付アーム109は、断面L字状に形成されており、床下機器本体110の上面から上方に延びる鉛直部111と、鉛直部111の上端から水平方向に延びる水平部112とを有している。このうち、水平部112には締結孔113が形成されている。なお、本実施形態の取付アーム109は断面L字状に形成されているが、水平部112を有するような断面Z字状等であってもよく、形状はこれらに限られない。
図5の紙面右側の取付アーム109に着目すると、取付アーム109の水平部112は、取付金具30の第2部材33の上面に載せられている。この状態で、締結ボルト114を上から、取付アーム109の締結孔113、第2部材33の締結孔41、突出部14の締結孔18、第1部材32の締結孔38の順で貫通させる(図3参照)。そして、締結ボルト114の下端から締結ナット115を締め付ける。これにより、床下機器103は、取付ユニット100を介して鉄道車両101の台枠102に取り付けられる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係る取付ユニット200について説明する。図6は、本実施形態に係る取付ユニット200の断面図であって、第1実施形態の図3に相当する。第1実施形態に係る取付ユニット100では、突出部14が取付梁部材10と一体に形成されていたのに対し、本実施形態に係る取付ユニット200では、突出部52が取付梁部材10と別体に形成されている。以下、第2実施形態について第1実施形態との相違点を中心に説明する。
本実施形態に係る取付ユニット200は、第1実施形態に係る取付ユニット100と同様に、取付梁部材10と、取付金具30とを備えている。このうち、本実施形態の取付梁部材10は、第1実施形態の取付梁部材10と同様に上板部11と、第1側板部12と、第2側板部13と、第1連結部15と、第2連結部16と、を有しているが、第1実施形態の取付梁部材10と異なり突出部14を有していない。つまり、本実施形態の取付梁部材10は、突出部14を有していない点以外は、第1実施形態の取付梁部材10と同じように構成されている。
本実施形態の取付金具30は、第1実施形態の取付金具30と同様に第1補強部材31と、第1部材32と、第2部材33とを有しており、さらに第1実施形態の取付金具30が有していない第3部材50を有している。本実施形態の第1補強部材31、第1部材32、及び第2部材33は、第1実施形態のものと基本的に同じ構成を有している。
一方、第3部材50は、断面L字状の板材であり、鉛直方向に延びる第3固定部51と、第3固定部51の下端から水平方向に延びる突出部52とを有している。第3固定部51は、第2部材33の第2固定部39と取付梁部材10の第1側板部12によって挟まれた状態で、第1側板部12の外面に固定されている。また、突出部52は、第1部材32の第1支持部37と第2部材33の第2支持部40によって挟まれた状態で、各部分が互いに固定されている。
第1実施形態のように突出部14(図1等参照)を取付梁部材10と一体に形成することが困難な場合は、本実施形態のように、突出部52を取付梁部材10と別体にしてもよい。なお、本実施形態のように突出部52を取付梁部材10と別体にすれば、床下機器103の大きさ等に応じて突出部52の車両長手方向位置を変更し、ひいては取付金具30の車両長手方向位置を変更することも可能である。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態に係る取付ユニット300について説明する。図7は取付ユニット300の斜視図であり、図8は取付ユニット300の側面図であり、図9は図8のIX−IX矢視断面図である。第1実施形態に係る取付ユニット100では、前方の横梁104から後方の横梁104まで延びる取付梁部材10の本体部(上板部105、第1側板部12、及び第2側板部13)の車幅方向外側において床下機器103を支持していたのに対し、本実施形態に係る取付ユニット300では本体部の下方において床下機器103を支持している。以下、第3実施形態について第1実施形態との相違点を中心に説明する。
本実施形態に係る取付ユニット300は、第1実施形態に係る取付ユニット100と同様に、取付梁部材10と、取付金具30とを備えている。このうち、取付梁部材10は、第1実施形態の場合と同様に、上板部11と、第1側板部12と、第2側板部13と、第1連結部15と、第2連結部16と、を有しているが、第1実施形態の取付梁部材10が有していた突出部14(図1等参照)を有していない。さらに、図9で示すように、第1側板部12は延在部17を有しているのに対し、第2側板部13は延在部17を有していない。
また、本実施形態の取付金具30は、第1実施形態の取付金具30と異なる形状を有している。図9で示すように、本実施形態の取付金具30は、取付梁部材10の内側に位置する第2補強部材60と、床下機器103を支持するための第4部材61とを有している。このうち第2補強部材60は、板材から成り、鉛直方向に延びて取付梁部材10の第1側板部12の内面に固定される鉛直板部62と、鉛直板部62の車両長手方向両側に位置し車両長手方向に対して垂直な2つの側板部63と、各側板部63の上端から車両長手方向外側に延びて取付梁部材10の上板部11の内面に固定される2つの水平板部64とを有している(図8も参照)。
一方、第4部材61は、鉛直方向に延びて上方部分が取付梁部材10の第1側板部12の外面に対して側方から重ねて固定される第4固定部65と、第4固定部65の下端から水平方向に延びて取付梁部材10の下方に位置する第4支持部66と、第4固定部65及び第4支持部66の車両長手方向両側に位置するL字状の側板部67と、を有している。また、第4支持部66の中央部分には鉛直方向に貫通する貫通孔68が形成されている。本実施形態では、この第4支持部66の上面に床下機器103を載置し、その状態で前述した締結ボルト114および締結ナット115を用いて第4支持部66に床下機器103を固定する。
(変形例)
上述した第1乃至3実施形態に係る取付ユニット100、200、300では、取付梁部材10の本体部分が下方に開口する断面C字状の形状を有していたが、取付梁部材10はこのような形状に限定されない。例えば、取付梁部材10は、上方や側方に開口する断面C字状の形状を有していてもよく、開口部分がない断面矩形枠状の形状を有していてもよい。これらの場合、第1及び2実施形態において、第1部材32を固定する底板部35が取付梁部材10に含まれる(一体に形成される)ことになるため、第1補強部材31を省略することができる。
また、第1及び2実施形態において、中央部分が厚み方向に凸となるよう第2部材33をプレス加工してもよい。この場合、第2部材33の強度が向上するため、第1実施形態であれば取付梁部材10の突出部14を省略することができ、第2実施形態であれば第3部材50を省略することができる。同様にして、第1実施形態において中央部分が厚み方向に凸となるよう突出部14をプレス加工し、第2実施形態において中央部分が厚み方向に凸となるよう突出部52をプレス加工すれば、第2部材33を省略することも可能である。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態に係る取付金具70について説明する。図10は、本実施形態に係る取付金具70の側面図である。図10において、紙面左右方向が車幅方向であり、紙面に対して垂直な方向が車両長手方向である。第1乃至3実施形態に係る取付金具30は、取付梁部材10に固定されているのに対し、本実施形態に係る取付金具70は、側梁108に固定されている。
本実施形態の側梁108は、断面L字状の下側梁部材116と断面略S字状の上側梁部材117とを接続して形成されており、全体として断面が矩形枠状の形状を有する梁部材である。下側梁部材116は、台枠102の車幅方向端部側(以下、「車幅方向外側」と称す)に位置する外側板部118と、外側板部118の下端から台枠102の車幅方向中央側(以下、「車幅方向内側」と称す)に向かって延びる底板部119と、底板部119よりもさらに車幅方向内側に位置する下側梁突出部120とを有している。一方、上側梁部材117は、底板部119に対向する上板部121と、上板部121の車幅方向内側端から下方に延びる内側板部122と、内側板部122の下端から車幅方向内側に向かって延び下側梁突出部120に接触する上側梁突出部123とを有している。なお、下側梁突出部120と上側梁突出部123によって突出部124を構成している。
本実施形態に係る取付金具70は、第1部材32と、第2部材33とを有している。このうち第1部材32は、第1乃至3実施形態の第1部材32と同じように形成されており、側梁108の底板部119に対し下方から重ねて固定される第1固定部36と、側梁108の突出部124の下方に位置する第1支持部37とを有している。本実施形態の第1支持部37は、突出部124よりも車幅方向寸法が大きく、先端部分が突出部124よりも車幅方向内側に位置している。また、第1支持部37の中央部分には、鉛直方向に貫通する締結孔38が形成されている。
一方、第2部材33は、第1乃至3実施形態の第2部材33のような断面L字状に形成されておらず、全体として平板状に形成されている。つまり、本実施形態の第2部材33は、第2支持部40を有するが、第2固定部39(図1等参照)を有していない。第2支持部40は、側梁108の突出部124の上方に位置している。第2支持部40も第1支持部37と同様に、突出部124よりも車幅方向寸法が大きく、先端部分が突出部124よりも車幅方向内側に位置している。第2支持部40は、突出部124に対して上方から重なっており、第1支持部37との間で突出部124を挟むようにして突出部124に固定されている。また、第2支持部40の中央部分には、第1支持部37の締結孔38に対応する位置に締結孔41が形成されている。
なお、第1支持部37の先端部と第2支持部40の先端部との間には、突出部124と同じ厚さのスペーサ125が挿入されている。スペーサ125は、後述する締結ボルト114と干渉しないように締結孔38、41を避けて配置してもよく、締結孔38、41に対応する位置に貫通孔を形成してもよい。第1支持部37の先端部分と第2支持部40の先端部分との間にスペーサ125を挿入することで、締結ボルト114を締め付けた場合でも第1支持部37と第2支持部40の距離は一定に保たれ、第1部材32及び第2部材33が歪むのを防止することができる。
ここで、前述した図5は、取付金具70を用いた床下機器103の取付方法も示している。図5の紙面左上において図示するように、取付アーム109の水平部112は、取付金具70の第2部材33の上面に載せられている。この状態で、締結ボルト114を上から、取付アーム109の締結孔113、第2部材33の締結孔41、第1部材32の締結孔38の順で貫通させる(図10参照)。そして、締結ボルト114の下端から締結ナット115を締め付ける。これにより、床下機器103は、取付金具70を介して鉄道車両101の台枠102に取り付けられる。
上記のとおり、本実施形態に係る取付金具70によれば、取付金具70を側梁108に固定する際に側梁108に複雑な加工を施す必要がない。そのため、床下機器103の大きさ等に応じて取付金具70の車両長手方向位置を容易に変更することができる(図4参照)。
(第5実施形態)
次に、第5実施形態に係る取付金具80について説明する。図11は、本実施形態に係る取付金具80の側面図である。図11において、紙面左右方向が車両長手方向であり、紙面に対して垂直な方向が車幅方向であり、紙面左方が前方であり、紙面右方が後方である。本実施形態に係る取付金具70は、横梁104に固定される。横梁104は、上述したとおり上板部105と、底板部106と、側板部107と、を有しており、後方に開口する断面C字状に形成されている。
本実施形態に係る取付金具80は、横梁104に固定される点を除き、第2実施形態に係る取付金具30と基本的に同じ構造を有している。具体的には、本実施形態に係る取付金具80は、第1部材32、第2部材33、及び第3部材50を備えており、このうち第1部材32は、第1固定部36において横梁104の底板部106に対し下方から重ねて固定されており、第3部材50の第3固定部51及び第2部材33の第2固定部39は、横梁104の側板部107に側方から重ねて固定されている。また、第2支持部40は、第1支持部37との間で突出部52を挟んだ状態で突出部52に固定され、その上面で床下機器103を支持する。
(効果等)
以上のとおり、第1乃至5実施形態に係る取付金具は、梁部材を有する鉄道車両の台枠に床下機器を取り付けるための取付金具であって、梁部材の下端部分において水平方向に突出しかつ梁部材と一体又は別体である突出部の下方に位置する第1部材と、突出部の上方に位置する第2部材と、を備え、第1部材は、突出部に対して下方から重ねて固定される第1支持部を有し、第2部材は、突出部に対して上方から重ねて固定される第2支持部を有し、第2支持部は、第1支持部との間で突出部を挟んだ状態で、その上面で床下機器を支持する。
このように構成すれば、固定位置を比較的自由に設定することができるため、床下機器や車種が異なっても使用することができ、汎用性が高い。そのため、作業効率及び費用の面で好ましい。また、床下機器の大きさ等に応じて取付金具を配置することができるため、台枠に本来必要ではない部材等を設ける必要がなく、台枠の重量増加を抑えることができる。
また、第1、2、4、及び5実施形態に係る取付金具では、第1部材は、第1支持部とは別に第1固定部を有し、第1固定部は、梁部材の下方部分において突出部と同一平面上に位置する梁部材と一体又は別体である底板部に対し、下方から重ねて固定されている。
このように、第1部材の第1固定部を底板部に固定することで、床下機器から加わる荷重の一部を第1固定部に負担させることができる。そのため、床下機器を取り付けた際に、突出部の基端部分が変形して床下機器が傾くのを抑制することができる。
また、第1、2、及び5実施形態に係る取付金具は、第2部材は、第2支持部とは別に第2固定部を有し、第2固定部は、突出部よりも上方に位置する梁部材の側板部に対し、側方から重ねて固定されている。
このように、第2部材の第2固定部を梁板部材の側板部に固定することで、床下機器から加わる荷重の一部を第2固定部に負担させることができる。そのため、床下機器を取り付けた際に、突出部の基端部分が変形して床下機器が傾くのを抑制することができる。
また、第2及び5実施形態に係る取付金具は、第1部材とは別体であって突出部を有する第3部材をさらに備え、第3部材は、突出部から鉛直方向上方に延びる第3固定部を有して断面L字状に形成されており、第3固定部は、梁部材の側板部に固定されており、第2支持部、突出部、及び第1支持部は、上方からこの順で重ねて一体に固定されている。
このように、突出部を梁部材と別体とする場合、突出部を含む第3部材を断面L字状に形成することにより、突出部の上方に床下機器を載置した場合に突出部の基端部分が変形するのを抑えることができ、ひいては床下機器が傾くのを防止することができる。
また、第1及び2実施形態に係る取付ユニットは、車幅方向に延びる、少なくとも2つの横梁の間に設けられ、取付金具を介して床下機器を取付可能な取付ユニットであって、2つの横梁の間に配置され、車両長手方向に延びる取付梁部材と、取付梁部材に固定され、鉄道車両の台枠に床下機器を取り付けるための取付金具と、を備え、取付金具は、取付梁部材の下端部分において水平方向に突出しかつ取付梁部材と一体又は別体の突出部の下方に位置する第1部材と、突出部の上方に位置する第2部材と、を備え、第1部材は、突出部に対して下方から重ねて固定される第1支持部を有し、第2部材は、突出部に対して上方から重ねて固定される第2支持部を有し、第2支持部は、第1支持部との間で突出部を挟んだ状態で、その上面で前記床下機器を支持し、取付梁部材は、2つの横梁の間において任意の車幅方向位置に設置可能に構成されている。
このように、取付金具を固定する梁部材(取付梁部材)を2つの横梁の間において任意の車幅方向位置に設置できるようにすれば、取付金具を車幅方向の任意の位置に配置することができる。そのため、床下機器の配置に関し、設計の自由度を向上させることができる。
また、第1乃至3実施形態に係る取付ユニットでは、取付梁部材は、上板部と、底板部と、上板部及び底板部の車両長手方向の一方の端部同士をつなぐ側板部と、を有して、車両長手方向の他方に開口する断面C字状に形成された2つの横梁の間に設置可能であって、取付梁部材は、2つの横梁のうち一方の横梁の底板部の上面に連結可能な第1連結部と、他方の横梁の側板部の外面に連結可能な第2連結部とを有している。
このように、取付梁部材を横梁に連結するための第1連結部と第2連結部を互いに異なる構造とすることにより、様々な方向から荷重が加わる場合でも取付梁部材が脱落するのを防ぐことができる。特に、第1連結部は、横梁の底板部の上面に連結されるため、仮に第1連結部と横梁とを連結する締結具が破損したとしても、取付梁部材が脱落するのを防ぐことができる。
また、3実施形態に係る取付ユニットは、車幅方向に延びる、少なくとも2つの横梁の間に設けられ、取付金具を介して床下機器を取付可能な取付ユニットであって、2つの横梁の間に配置され、車両長手方向に延びる取付梁部材と、取付梁部材に固定され、鉄道車両の台枠に床下機器を取り付けるための取付金具と、を備え、取付梁部材は、2つの横梁の間において任意の車幅方向位置に設置可能に構成され、取付金具は、取付梁部材に対し側方から重ねて固定され取付梁部材から下方に向かって延びる第4固定部と、第4固定部の下端部分から水平方向に延びて取付梁部材の下方に位置する第4支持部と、を有する。
このように、第3実施形態では、他の実施形態と異なり、梁部材の下方で床下機器を支持することができる。上記のような取付ユニットを用いることで、床下機器の配置に関し、設計の自由度をさらに向上させることができる。例えば、第1及び2実施形態に係る取付ユニットでは床下機器以外の他の部材に干渉する場合に、第3実施形態に係る取付ユニットを用いることで干渉を回避することも可能である。
また、第1乃至5実施形態に係る鉄道車両は、上述した取付ユニットと、取付ユニットに支持された床下機器と、を備えている。よって、第1乃至5実施形態に係る鉄道車両は、上述した各効果を奏することができる。
また、第1乃至5実施形態に係る鉄道車両では、床下機器は、水平部を含む取付アームを有し、水平部は、取付金具の上面に固定されている。これにより、床下機器の荷重は各取付金具の上面側に加わり、締結ボルトには引っ張り方向の荷重は加わらない。そのため、締結ボルトは破損しにくく、また、締結ボルトが破損したり、あるいは締結ナットが緩んで脱落したとしても床下機器は各取付金具に支えられて直ちに脱落したりすることはない。
10 取付梁部材(梁部材)
12 第1側板部(側板部)
14 突出部
15 第1連結部
16 第2連結部
30 取付金具
32 第1部材
33 第2部材
35 底板部
36 第1固定部
37 第1支持部
39 第2固定部
40 第2支持部
50 第3部材
51 第3固定部
52 突出部
61 第4部材
65 第4固定部
66 第4支持部
70 取付金具
80 取付金具
100 取付ユニット
101 鉄道車両
102 台枠
103 床下機器
104 横梁(梁部材)
106 底板部
107 側板部
108 側梁(梁部材)
109 取付アーム
119 底板部
124 突出部
200 取付ユニット
300 取付ユニット

Claims (8)

  1. 梁部材を有する鉄道車両の台枠に床下機器を取り付けるための取付金具であって、
    前記梁部材の下端部分において水平方向に突出しかつ前記梁部材と一体又は別体である突出部の下方に位置する第1部材と、
    前記突出部の上方に位置する第2部材と、を備え、
    前記第1部材は、前記突出部に対して下方から重ねて固定される第1支持部を有し、
    前記第2部材は、前記突出部に対して上方から重ねて固定される第2支持部を有し、
    前記第2支持部は、前記第1支持部との間で前記突出部を挟んだ状態で、その上面で前記床下機器を支持し、
    前記第2部材は、前記第2支持部とは別に第2固定部を有し、
    前記第2固定部は、前記突出部よりも上方に位置する前記梁部材の側板部に対し、側方から重ねて固定されている、取付金具。
  2. 梁部材を有する鉄道車両の台枠に床下機器を取り付けるための取付金具であって、
    前記梁部材の下端部分において水平方向に突出しかつ前記梁部材と一体又は別体である突出部の下方に位置する第1部材と、
    前記突出部の上方に位置する第2部材と、を備え、
    前記第1部材は、前記突出部に対して下方から重ねて固定される第1支持部を有し、
    前記第2部材は、前記突出部に対して上方から重ねて固定される第2支持部を有し、
    前記第2支持部は、前記第1支持部との間で前記突出部を挟んだ状態で、その上面で前記床下機器を支持し、
    前記第1部材は、前記第1支持部とは別に第1固定部を有し、
    前記第1固定部は、前記梁部材の下方部分において前記突出部と同一平面上に位置する前記梁部材と一体又は別体である底板部に対し、下方から重ねて固定されている、取付金具。
  3. 梁部材を有する鉄道車両の台枠に床下機器を取り付けるための取付金具であって、
    前記梁部材の下端部分において水平方向に突出しかつ前記梁部材と一体又は別体である突出部の下方に位置する第1部材と、
    前記突出部の上方に位置する第2部材と、を備え、
    前記第1部材は、前記突出部に対して下方から重ねて固定される第1支持部を有し、
    前記第2部材は、前記突出部に対して上方から重ねて固定される第2支持部を有し、
    前記第2支持部は、前記第1支持部との間で前記突出部を挟んだ状態で、その上面で前記床下機器を支持し、
    前記第1部材とは別体であって前記突出部を有する第3部材をさらに備え、
    前記第3部材は、前記突出部から鉛直方向上方に延びる第3固定部を有して断面L字状に形成されており、
    前記第3固定部は、前記梁部材の側板部に固定されており、
    前記第2支持部、前記突出部、及び前記第1支持部は、上方からこの順で重ねて一体に固定されている、取付金具。
  4. 車幅方向に延びる、少なくとも2つの横梁の間に設けられ、取付金具を介して床下機器を取付可能な取付ユニットであって、
    前記2つの横梁の間に配置され、車両長手方向に延びる取付梁部材と、
    前記取付梁部材に固定され、鉄道車両の台枠に床下機器を取り付けるための取付金具と、を備え、
    前記取付金具は、前記取付梁部材の下端部分において水平方向に突出しかつ前記取付梁部材と一体又は別体の突出部の下方に位置する第1部材と、
    前記突出部の上方に位置する第2部材と、を備え、
    前記第1部材は、前記突出部に対して下方から重ねて固定される第1支持部を有し、
    前記第2部材は、前記突出部に対して上方から重ねて固定される第2支持部を有し、
    前記第2支持部は、前記第1支持部との間で前記突出部を挟んだ状態で、その上面で前記床下機器を支持し、
    前記取付梁部材は、前記2つの横梁の間において任意の車幅方向位置に設置可能に構成されており、
    前記第2部材は、前記第2支持部とは別に第2固定部を有し、
    前記第2固定部は、前記突出部よりも上方に位置する前記梁部材の側板部に対し、側方から重ねて固定されている、取付ユニット。
  5. 車幅方向に延びる、少なくとも2つの横梁の間に設けられ、取付金具を介して床下機器を取付可能な取付ユニットであって、
    前記2つの横梁の間に配置され、車両長手方向に延びる取付梁部材と、
    前記取付梁部材に固定され、鉄道車両の台枠に床下機器を取り付けるための取付金具と、を備え、
    前記取付金具は、前記取付梁部材の下端部分において水平方向に突出しかつ前記取付梁部材と一体又は別体の突出部の下方に位置する第1部材と、
    前記突出部の上方に位置する第2部材と、を備え、
    前記第1部材は、前記突出部に対して下方から重ねて固定される第1支持部を有し、
    前記第2部材は、前記突出部に対して上方から重ねて固定される第2支持部を有し、
    前記第2支持部は、前記第1支持部との間で前記突出部を挟んだ状態で、その上面で前記床下機器を支持し、
    前記取付梁部材は、前記2つの横梁の間において任意の車幅方向位置に設置可能に構成されており、
    前記取付梁部材は、上板部と、底板部と、前記上板部及び前記底板部の車両長手方向の一方の端部同士をつなぐ側板部と、を有して、車両長手方向の他方に開口する断面C字状に形成された2つの横梁の間に設置可能であって、
    前記取付梁部材は、前記2つの横梁のうち一方の横梁の底板部の上面に連結可能な第1連結部と、他方の横梁の側板部の外面に連結可能な第2連結部とを有している、取付ユニット。
  6. 車幅方向に延びる、少なくとも2つの横梁の間に設けられ、取付金具を介して床下機器を取付可能な取付ユニットであって、
    前記2つの横梁の間に配置され、車両長手方向に延びる取付梁部材と、
    前記取付梁部材に固定され、鉄道車両の台枠に床下機器を取り付けるための取付金具と、を備え、
    前記取付梁部材は、前記2つの横梁の間において任意の車幅方向位置に設置可能に構成され、
    前記取付金具は、前記取付梁部材に対し側方から重ねて固定され前記取付梁部材から下方に向かって延びる第4固定部と、前記第4固定部の下端部分から水平方向に延びて前記取付梁部材の下方に位置し、平面視において前記取付梁部材と重複する第4支持部と、を有する、取付ユニット。
  7. 請求項4乃至6のうちいずれか一の項に記載の取付ユニットと、前記取付ユニットに支持された床下機器と、を備えた鉄道車両。
  8. 前記床下機器は、水平部を含む取付アームを有し、
    前記水平部は、前記取付金具の上面に固定されている、請求項7に記載の鉄道車両。
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