JP6682835B2 - 配電盤の薄板パネルフレーム構造 - Google Patents

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Description

本発明は、パネル組立を容易かつ短時間に行うことができる配電盤の薄板パネルフレーム構造に関する。
受変電設備等で用いられる配電盤は、盤の製作コスト低減や軽量化を目的として、薄板鋼板の辺部をL字型に折り曲げ加工を施した側板パネル、底板パネル、天井板パネルを組み合わせ、パネルの相互間をねじ締結、もしくはリベット止めによって組み立てるものがある。
たとえば、特許文献1には、薄板鋼板を採用したリベット組立方式の配電盤パネルフレーム構造が記載されている。
特開2011−61980号公報
ところで、配電盤のパネルフレーム構造において、パネル相互間をリベット止めする場合、リベットの頭部がパネルから突出する。特に、側板パネル上でリベットの頭部が突出していると、複数の配電盤を列配置することが困難なものとなる。このため、頭部が平坦な皿リベットを使用し、皿リベットの頭部がパネル平面と同一になるようにパネルにザグリ加工を施す必要があった。さらに、この皿リベットは、リベットとして通常用いる丸頭リベットに比して強度が低いため、リベット本数が多くなる。この結果、パネル組立に時間がかかってしまう。
一方、パネル相互間をリベット止めする際、パネルは折り曲げ部との接続となり、折り曲げ部の折り曲げ加工精度が低い場合、リベット止めの位置合わせが困難なものとなる。この場合もリベット止めに時間がかかり、パネル組立に時間がかかってしまう。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、パネル組立を容易かつ短時間に行うことができる配電盤の薄板パネルフレーム構造を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる配電盤の薄板パネルフレーム構造は、底板薄板パネル、側板薄板パネル、および、天井板薄板パネルの組み合わせによって、底板薄板パネル、側板薄板パネル、天井板薄板パネルの辺部に設けた折り曲げ部と、前記底板薄板パネル、前記側板薄板パネル、前記天井板薄板パネルの平面部とをリベット止めして配電盤のパネルフレーム構造を形成した配電盤の薄板パネルフレーム構造であって、前記平面部と前記折り曲げ部とのリベット止め位置には、前記配電盤の内側に向けて押し出した同一形状のリベット接触面を有するエンボス加工部が前記平面部および前記折り曲げ部に重ね合されて形成されることを特徴とする。
また、本発明にかかる配電盤の薄板パネルフレーム構造は、上記の発明において、前記平面部と前記折り曲げ部とのリベット止め位置に形成されるエンボス加工部は、複数の前記リベット止め位置に配置されて位置決め機能を有することを特徴とする。
また、本発明にかかる配電盤の薄板パネルフレーム構造は、上記の発明において、複数の前記リベット止め位置に配置される複数の前記エンボス加工部は、異なる大きさを含むことを特徴とする。
本発明によれば、平面部と折り曲げ部とのリベット止め位置には、配電盤の内側に向けて押し出した同一形状のリベット接触面を有するエンボス加工部が前記平面部および前記折り曲げ部に重ね合されて形成される。この同一形状のリベット接触面を有するエンボス加工部によって平面部と折り曲げ部との位置ずれがなくなり、パネル組立後のリベット抜けが抑えられる。また、パネル組立時における平面部と折り曲げ部との位置決めが容易となり、リベット50の取付が容易となる。エンボス加工部によってリベットの頭部が突出しないので配電盤の列配置を容易に行える。エンボス加工部によって強度の高い丸頭リベットが使用可能となり、リベット本数を低減できる。その結果、パネル組立が容易かつ短時間で行うことができ、また、パネル組立後のリベット抜けを抑えることができる。
図1は、本発明の実施の形態である配電盤の全体構成を示す斜視図である。 図2は、側板薄板パネルと底板薄板パネルとが組み立てられた状態を示す斜視図である。 図3は、側板薄板パネルと底板薄板パネルとが組み立てられる際のリベット止め位置の構造を示す断面図である。
以下、添付図面を参照してこの発明を実施するための形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態である配電盤1の全体構成を示す斜視図である。この配電盤1は、たとえば、密閉配電盤である。配電盤1は、底板薄板パネル11、側板薄板パネル12〜18、および、天井板薄板パネル19の組み合わせによって、底板薄板パネル11、側板薄板パネル12〜18、天井板薄板パネル19の辺部に設けた折り曲げ部と、底板薄板パネル11、側板薄板パネル12〜18、天井板薄板パネル19の平面部とをリベット止めして配電盤1のパネルフレーム構造を形成している。なお、Y方向端面には、図示しない前面薄板パネルが扉として取り付けられ、−Y方向端面には、図示しない後面薄板パネルが取り付けられるが、その構成は、側板薄板パネルと同じである。また、図1では、側板薄板パネル14,15に対向して配置される側板薄板パネルを省略している。また、Z方向(高さ方向)で底板薄板パネル11と天井板薄板パネル19との間には、Z方向に垂直な面を有し、種々の大きさをもつ中間薄板パネル20が配置される。
上述したリベット止め位置には、配電盤1の内側(A方向)に向けて押し出したエンボス加工部30が形成される。図2は、側板薄板パネル12と底板薄板パネル11とが組み立てられた状態を示す斜視図である。また、図3は、側板薄板パネル12と底板薄板パネル11とが組み立てられる際のリベット止め位置の構造を示す断面図である。図3に示すように、側板薄板パネル12の平面部12aと底板薄板パネル11の折り曲げ部11aとのリベット止め位置には、それぞれ、配電盤1の内側に向けて押し出した同一形状のリベット接触面32を有するエンボス加工部30,31が平面部12aおよび折り曲げ部11aに重ね合されて形成される。たとえば、各エンボス加工部30,31は、円形上に押し出される。なお、符号40は、列盤連結穴である。
エンボス加工部30,31の中央には、配電盤1の内側からリベット50を貫通させる貫通孔30a,31aがそれぞれ同一位置かつ同一径で形成される。リベット50の頭部の位置は、平面部12aの表面以下の位置となり、平面部12aの表面から突出しない。したがって、複数の配電盤を容易に列配置することができる。また、リベット50として強度の高い丸頭リベットなどを用いることができるため、リベット数を低減でき、パネル組立時間を短縮することができる。
また、エンボス加工部30の傾斜部30bとエンボス加工部31の傾斜部31bとは、傾斜部30b,31b間に隙間が形成されるように傾きを異ならせている。具体的には、傾斜部30bの傾斜を傾斜部31bの傾斜よりも大きくしている。この隙間の形成により、側板薄板パネル12の平面部12aと底板薄板パネル11の折り曲げ部11aとの位置ずれ方向(B方向)の力を分散することができる。また、エンボス加工部30,31の傾斜部30b,31bの加工精度のバラツキがある場合でも、このバラツキを隙間が吸収することによって重ね合わせ時の浮きを抑えることができる。なお、エンボス加工部31のリベット接触面32側の平坦面も、加工精度のバラツキを考慮して、エンボス加工部30のリベット接触面32側の平坦面に比して所定マージン分、大きくしておくことが好ましい。
また、平面部12aと折り曲げ部11aのリベット止め位置には、同一形状のリベット接触面32を有するエンボス加工部30,31が形成されているため、リベット止めの位置決めを容易に行うことができる。この結果、パネル組立時間を短縮することができる。
さらに、平面部12aと折り曲げ部11aのリベット止め位置には、同一形状のリベット接触面を有するエンボス加工部30,31が形成されているため、リベット止め後、平面部12aと折り曲げ部11aとの位置ずれ(B方向の位置ずれ)を抑え、パネル組立後における荷重、振動によるリベット抜けを抑えることができる。
本実施の形態では、平面部12aおよび折り曲げ部11aのそれぞれに複数の同一形状のリベット接触面を有するエンボス加工部30,31が形成されているため、平面部12aを有する側板薄板パネル12と、折り曲げ部11aを有する底板薄板パネル11との位置決めを容易に行うことができる。この結果、パネル組立時間を短縮することができる。
さらに、本実施の形態では、複数のリベット止め位置に配置される複数のエンボス加工部30,31の各組合せ毎に、異なる大きさリベット接触面を形成するようにしてもよい。この大きさの異なるリベット接触面を有するエンボス加工部30,31の組合せを配置することによって、さらに容易にパネル組立の位置決めを行うことができる。この点からもパネル組立時間を短縮することができる。
なお、上述した配電盤の薄板パネルフレーム構造では、溶接部分がないため、溶接技術をもたない一般の人でも容易にパネル組立を行うことができる。
1 配電盤
11 底板薄板パネル
11a 折り曲げ部
12〜18 側板薄板パネル
12a 平面部
19 天井板薄板パネル
20 中間薄板パネル
30,31 エンボス加工部
40 列盤連結穴
30a,31a 貫通孔
30b,31b 傾斜部
32 リベット接触面
50 リベット

Claims (3)

  1. 底板薄板パネル、側板薄板パネル、および、天井板薄板パネルの組み合わせによって、底板薄板パネル、側板薄板パネル、天井板薄板パネルの辺部に設けた折り曲げ部と、前記底板薄板パネル、前記側板薄板パネル、前記天井板薄板パネルの平面部とをリベット止めして配電盤のパネルフレーム構造を形成した配電盤の薄板パネルフレーム構造であって、
    前記平面部と前記折り曲げ部とのリベット止め位置には、前記配電盤の内側に向けて押し出した同一形状のリベット接触面を有するエンボス加工部が前記平面部および前記折り曲げ部に重ね合されて形成され
    前記平面部と前記折り曲げ部とのリベット止め位置に形成されるエンボス加工部は、複数の前記リベット止め位置に配置されて位置決め機能を有し、
    複数の前記リベット止め位置に配置される複数の前記エンボス加工部は、異なる大きさを含むことを特徴とする配電盤の薄板パネルフレーム構造。
  2. 底板薄板パネル、側板薄板パネル、および、天井板薄板パネルの組み合わせによって、底板薄板パネル、側板薄板パネル、天井板薄板パネルの辺部に設けた折り曲げ部と、前記底板薄板パネル、前記側板薄板パネル、前記天井板薄板パネルの平面部とをリベット止めして配電盤のパネルフレーム構造を形成した配電盤の薄板パネルフレーム構造であって、
    前記平面部と前記折り曲げ部とのリベット止め位置には、前記配電盤の内側に向けて押し出した同一形状のリベット接触面を有するエンボス加工部が前記平面部および前記折り曲げ部に重ね合されて形成され
    前記平面部に形成されるエンボス加工部の傾斜部におけるリベット接触面からの傾斜は、前記折り曲げ部に形成されるエンボス加工部の傾斜部におけるリベット接触面からの傾斜に比して大きく、向かい合う各傾斜部間に隙間を形成することを特徴とする配電盤の薄板パネルフレーム構造。
  3. 前記平面部と前記折り曲げ部とのリベット止め位置に形成されるエンボス加工部は、複数の前記リベット止め位置に配置されて位置決め機能を有し、
    複数の前記リベット止め位置に配置される複数の前記エンボス加工部は、異なる大きさを含むことを特徴とする請求項2に記載の配電盤の薄板パネルフレーム構造。
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