JP6724355B2 - 配電盤の薄板パネルフレーム構造 - Google Patents

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Description

本発明は、リベット組立方式によるパネルフレーム構造の配電盤を製作する際、異なるサイズの配電盤を含む場合であっても配電盤の設計および製作を含む配電盤製作のトータル時間を短縮することができる配電盤の薄板パネルフレーム構造に関する。
受変電設備等で用いられる配電盤は、盤の製作コスト低減や軽量化を目的として、薄板鋼板の辺部をL字型に折り曲げ加工を施した側板パネル、底板パネル、天井板パネルを組み合わせ、パネルの相互間をねじ締結、もしくはリベット止めによって組み立てるものがある。
たとえば、特許文献1には、薄板鋼板を採用したリベット組立方式の配電盤パネルフレーム構造が記載されている。
特開2011−61980号公報
ところで、リベット組立方式による配電盤のパネルフレーム構造では、異なるサイズの配電盤を製作する度に、側板パネル、底板パネル、天井板パネルなどのパネルサイズを設計し、各パネルの折り曲げ加工をその都度行うようにしていた。このため、リベット組立方式によるパネルフレーム構造の配電盤の組立を容易かつ短時間に行うことができても、各パネルの設計および製作に時間がかかり、配電盤製作までのトータル時間がかかってしまう。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、リベット組立方式によるパネルフレーム構造の配電盤を製作する際、異なるサイズの配電盤を含む場合であっても配電盤の設計および製作を含む配電盤製作のトータル時間を短縮することができる配電盤の薄板パネルフレーム構造を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる配電盤の薄板パネルフレーム構造は、底板薄板パネル、側板薄板パネル、および、天井板薄板パネルの組み合わせによって、底板薄板パネル、側板薄板パネル、天井板薄板パネルの辺部に設けた折り曲げ部と、前記底板薄板パネル、前記側板薄板パネル、前記天井板薄板パネルの平面部とをリベット止めして配電盤のパネルフレーム構造を形成した配電盤の薄板パネルフレーム構造であって、複数の前記側板薄板パネルの一部は、固定サイズであり、他の前記側板薄板パネル、前記底板薄板パネル、前記天井板薄板パネルのサイズは、組み立てられる配電盤のサイズに応じて設計される任意サイズであることを特徴とする。
また、本発明にかかる配電盤の薄板パネルフレーム構造は、上記の発明において、前記平面部と前記折り曲げ部とのリベット止め位置には、配電盤の内側に向けて押し出した同一形状のリベット接触面を有するエンボス加工部が前記平面部および前記折り曲げ部に重ね合されて形成されることを特徴とする。
また、本発明にかかる配電盤の薄板パネルフレーム構造は、上記の発明において、前記平面部と前記折り曲げ部とのリベット止め位置に形成されるエンボス加工部は、複数のリベット止め位置に配置されて位置決め機能を有することを特徴とする。
また、本発明にかかる配電盤の薄板パネルフレーム構造は、上記の発明において、複数のリベット止め位置に配置される複数の前記エンボス加工部は、異なる大きさを含むことを特徴とする。
本発明によれば、複数の側板薄板パネルの一部は、固定サイズであり、他の側板薄板パネル、底板薄板パネル、天井板薄板パネルのサイズは、組み立てられる配電盤のサイズに応じて設計される任意サイズとしている。この結果、新たに異なるサイズの配電盤を設計および製作する際、任意サイズのパネルのみを設計および製作するのみでよいため、配電盤の設計および製作を含む配電盤製作のトータル時間を短縮することができる。
図1は、本発明の実施の形態である配電盤の全体構成を示す斜視図である。 図2は、側板薄板パネルと底板薄板パネルとが組み立てられた状態を示す斜視図である。 図3は、側板薄板パネルと底板薄板パネルとが組み立てられる際のリベット止め位置の構造を示す断面図である。
以下、添付図面を参照してこの発明を実施するための形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態である配電盤1の全体構成を示す斜視図である。この配電盤1は、たとえば、閉鎖配電盤である。配電盤1は、底板薄板パネル11、側板薄板パネル12〜18、および、天井板薄板パネル19の組み合わせによって、底板薄板パネル11、側板薄板パネル12〜18、天井板薄板パネル19の辺部に設けた折り曲げ部と、底板薄板パネル11、側板薄板パネル12〜18、天井板薄板パネル19の平面部とをリベット止めして配電盤1のパネルフレーム構造を形成している。なお、Y方向端面には、図示しない折り曲げパネルもしくは平板のカバーが取り付けられ、金属により閉鎖された配電盤を構成する。また、図1では、側板薄板パネル14,15に対向して配置される側板薄板パネルを省略している。また、Z方向(高さ方向)で底板薄板パネル11と天井板薄板パネル19との間には、Z方向に垂直な面を有し、種々の大きさをもつ中間薄板パネル20が配置される。
ここで、側板薄板パネル12〜14,16,17,18は、予めサイズが固定されるパネルであり、標準化されたサイズ固定パネルである。サイズ固定パネルは、予め折り曲げ部の折り曲げ加工がなされ、製作済みとすることができる。一方、側板薄板パネル15、底板薄板パネル11、天井板薄板パネル19は、配電盤1のサイズに応じてその都度、サイズが設計されるサイズ変動パネルである。このように、サイズ固定パネルとサイズ変動パネルとに分けておくことによって、任意のサイズの配電盤を製作する場合、サイズ変動パネルのみを設計および製作するのみでよくなり、配電盤のパネル設計時間およびパネル製作時間を短縮することができる。なお、天井板薄板パネル19のサイズは、X方向およびY方向を変動させてもよいし、Y方向のみを変動させてもよい。また、サイズ固定パネルは、後述するリベット止め位置およびエンボス加工部30の形状、サイズも予め固定されている。なお、符号40は、列盤連結穴である。
上述したリベット止め位置には、配電盤1の内側(A方向)に向けて押し出したエンボス加工部30が形成される。図2は、側板薄板パネル12と底板薄板パネル11とが組み立てられた状態を示す斜視図である。また、図3は、側板薄板パネル12と底板薄板パネル11とが組み立てられる際のリベット止め位置の構造を示す断面図である。図3に示すように、側板薄板パネル12の平面部12aと底板薄板パネル11の折り曲げ部11aとのリベット止め位置には、それぞれ、配電盤の内側に向けて押し出した同一形状のリベット接触面を有するエンボス加工部30,31が平面部12aおよび折り曲げ部11aに重ね合されて形成される。たとえば、各エンボス加工部30,31は、円形上に押し出される。
エンボス加工部30,31の中央には、配電盤1の内側からリベット50を貫通させる貫通孔30a,31aがそれぞれ同一位置かつ同一径で形成される。リベット50の頭部の位置は、平面部12aの表面以下の位置となり、平面部12aの表面から突出しない。したがって、複数の配電盤を容易に列配置することができる。また、リベット50として強度の高い丸頭リベットなどを用いることができるため、リベット数を低減でき、パネル組立時間を短縮することができる。
エンボス加工部30の傾斜部30bとエンボス加工部31の傾斜部31bとは、傾斜部30b,31b間に隙間が形成されるように傾きを異ならせている。具体的には、傾斜部30bの傾斜を傾斜部31bの傾斜よりも大きくしている。この隙間の形成により、側板薄板パネル12の平面部12aと底板薄板パネル11の折り曲げ部11aとの位置ずれ方向(B方向)の力を分散することができる。また、エンボス加工部30,31の傾斜部30b,31bの加工精度のバラツキがある場合でも、このバラツキを隙間が吸収することによって重ね合わせ時の浮きを抑えることができる。なお、エンボス加工部31のリベット接触面32側の平坦面も、加工精度のバラツキを考慮して、エンボス加工部30のリベット接触面32側の平坦面に比して所定マージン分、大きくしておくことが好ましい。
また、平面部12aと折り曲げ部11aのリベット止め位置には、同一形状のリベット接触面を有するエンボス加工部30,31が形成されているため、リベット止めの位置決めを容易に行うことができる。この結果、パネル組立時間を短縮することができる。
さらに、平面部12aと折り曲げ部11aのリベット止め位置には、同一形状のリベット接触面を有するエンボス加工部30,31が形成されているため、リベット止め後、平面部12aと折り曲げ部11aとの位置ずれ(B方向の位置ずれ)がなくなり、パネル組立後におけるリベットに加わる負荷を軽減でき、リベット抜けを抑えることができる。
本実施の形態では、平面部12aおよび折り曲げ部11aのそれぞれに複数の同一形状のリベット接触面を有するエンボス加工部30,31が形成されているため、平面部12aを有する側板薄板パネル12と、折り曲げ部11aを有する底板薄板パネル11との位置決めを容易に行うことができる。この結果、パネル組立時間を短縮することができる。なお、各エンボス加工部30,31毎にリベット接触面の大きさを異ならせてもよい。
なお、上述した配電盤の薄板パネルフレーム構造では、溶接部分がないため、溶接技術をもたない一般の人でも容易にパネル組立を行うことができる。
1 配電盤
11 底板薄板パネル
11a 折り曲げ部
12〜18 側板薄板パネル
12a 平面部
19 天井板薄板パネル
20 中間薄板パネル
30,31 エンボス加工部
30a,31a 貫通孔
30b,31b 傾斜部
32 リベット接触面
40 列盤連結穴
50 リベット

Claims (3)

  1. 底板薄板パネル、側板薄板パネル、および、天井板薄板パネルの組み合わせによって、底板薄板パネル、側板薄板パネル、天井板薄板パネルの辺部に設けた折り曲げ部と、前記底板薄板パネル、前記側板薄板パネル、前記天井板薄板パネルの平面部とをリベット止めして配電盤のパネルフレーム構造を形成した配電盤の薄板パネルフレーム構造であって、
    前記側板薄板パネルは、複数のサイズ固定パネルと、組み立てられる配電盤のサイズに応じて設計されるサイズ変動パネルとを有し、
    前記底板薄板パネルおよび前記天井板薄板パネルは、組み立てられる配電盤のサイズに応じて設計されるサイズ変動パネルであり、
    前記複数のサイズ固定パネルの内、少なくとも2つは同一側面内で隣接して配置されることを特徴とする配電盤の薄板パネルフレーム構造。
  2. 前記平面部と前記折り曲げ部とのリベット止め位置には、配電盤の内側に向けて押し出した同一形状のリベット接触面を有するエンボス加工部が前記平面部および前記折り曲げ部に重ね合されて形成されることを特徴とする請求項1に記載の配電盤の薄板パネルフレーム構造。
  3. 前記平面部と前記折り曲げ部とのリベット止め位置に形成されるエンボス加工部は、複数のリベット止め位置に配置されて位置決め機能を有することを特徴とする請求項2に記載の配電盤の薄板パネルフレーム構造。
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