JP2018172026A - 車両搭載品の支持構造 - Google Patents

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岳志 伊藤
Takashi Ito
岳志 伊藤
智之 鶴田
Tomoyuki Tsuruta
智之 鶴田
昇 三浦
Noboru Miura
昇 三浦
拓也 小峰
Takuya KOMINE
拓也 小峰
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Abstract

【課題】車両搭載品をフレームに支持するにあたり、種々のフレームや車両搭載品に対して簡便に対応し得る車両搭載品の支持構造を提供する。【解決手段】車両のフレーム1の側面1aに固定され、車両搭載品2を支持する支持ブラケット7を備えた車両搭載品の支持構造に関し、支持ブラケット7は、フレーム1の側面1aに沿って固定される固定面8aと、該固定面8aから反フレーム1側に延びる連結部8bとを備えた一対の固定部材8と、連結部8bの間に張り渡され、車両搭載品2を支持する支持プレート9とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、車両に搭載される部品や機器を車両のフレームに対し支持するための構造に関する。
車両に対し各種の部品や機器を搭載する際には、車両のフレームに取り付けた支持構造を介して前記部品や機器(車両搭載品)を支持することが行われている。
図4、図5はこうした車両搭載品の支持構造の一例を示しており、ここに図示した車両搭載品の支持構造は、車両の前後方向に沿って延びるフレーム1に、車両搭載品2を吊り下げるための支持ブラケット3を備えて構成されている。
フレーム1は、鉛直方向に沿った面をなして車両の前後方向に延びる側面1aの上下に、それぞれ車両の左右方向内側に向けて張り出す上面1b及び下面1cを備えたC字断面の鋼材であり、フレーム1の側面1aに支持ブラケット3を固定し、該支持ブラケット3を介してフレーム1の車両に関して外側に車両搭載品2を支持するようになっている。
支持ブラケット3は、フレーム1の側面1aに固定され且つ車両搭載品2を吊り下げる一個の主ブラケット4と、該主ブラケット4を補強する一対の補強リブ5を備えて構成される。
主ブラケット4は、鉛直方向に沿った面をなし、フレーム1の側面1aに沿って配置される固定面4aと、該固定面4aの上端から反フレーム1側に屈曲しつつ張り出す支持面4bを備え、一枚の板材を直角に屈曲することで成形することができる。固定面4aには、該固定面4aをフレーム1の側面1aに直交する向きに貫通する固定穴4cが備えられ、該固定穴4cにボルト等の締結具6を通して締結することで、支持ブラケット3の全体をフレーム1に固定することができる。支持面4bには、該支持面4bを上下に貫通する支持穴4dが備えられており、この支持穴4dに図示しないボルト等の吊下具を通すことで、車両搭載品2を支持面4bの下方に吊り下げて支持するようになっている。
補強リブ5は、車両搭載品2から加わる荷重に対し、主ブラケット4を補強するための部材である。各補強リブ5は、フレーム1の側面1aに直交する鉛直面をなす逆L字状の板材であり、主ブラケット4のフレーム1に沿った向きに関する両端部に配置される。逆L字状をなす各補強リブ5は、上辺5aを主ブラケット4の支持面4bの下側に接しており、上辺5aの一端から下方に延びる横辺5bを主ブラケット4の固定面4aに接している。補強ブラケットの上辺5a及び横辺5bと、主ブラケット4の支持面4b及び固定面4aとの間には適宜溶接部5cが設定され、該溶接部5cにて補強リブ5を主ブラケット4に対し固定するようにしている。
尚、この種の車両搭載品の支持構造に関連する先行技術文献としては、例えば、下記の特許文献1等がある。
特開2014−69707号公報
上述の如き従来の車両搭載品の支持構造の場合、主ブラケット4に、該主ブラケット4をフレーム1に固定するための固定穴4cと、車両搭載品2を吊り下げるための支持穴4dとが設けられている。つまり、固定穴4cや支持穴4dを備えた主ブラケット4は、フレーム1側に主ブラケット4の締結のために設けられる穴(図示せず)の位置や、車両搭載品2側に主ブラケット4への吊り下げのために設けられる構造(図示せず)等に適合した寸法にて構成する必要がある。ここで、主ブラケット4は屈曲した一枚の板材として構成されているため、フレーム1もしくは車両搭載品2のうち、少なくとも一方の仕様が変更された場合、該変更された仕様に対応する主ブラケット4の全体を新たに作り直す必要がある。その結果、種々のフレーム1や車両搭載品2の寸法、及びそれらの組み合わせに応じて様々な仕様の主ブラケット4を製造しなくてはならず、主ブラケット4の製造に使用する金型への投資の増大や、主ブラケット4に関する部品管理の煩雑化といった問題を招いてしまっていた。
本発明は、斯かる実情に鑑み、車両搭載品をフレームに支持するにあたり、種々のフレームや車両搭載品に対して簡便に対応し得る車両搭載品の支持構造を提供しようとするものである。
本発明は、車両のフレームの側面に固定され、車両搭載品を支持する支持ブラケットを備えた車両搭載品の支持構造であって、前記支持ブラケットは、前記フレームの側面に沿って固定される固定面と、該固定面から反フレーム側に延びる連結部とを備えた一対の固定部材と、前記連結部の間に張り渡され、前記車両搭載品を支持する支持プレートとを備えていることを特徴とする車両搭載品の支持構造にかかるものである。
而して、このようにすれば、固定部材や支持プレートの寸法、固定部材と支持プレートとの位置関係等のうち一部を変更することで、種々の寸法や形状、構成を備えたフレームや車両搭載品に対応することができる。したがって、支持ブラケットを構成する各部品の製造に使用する金型への投資を最小限に抑えると共に、部品管理の煩雑化を防止することができる。
本発明の車両搭載品の支持構造において、前記連結部は、前記支持プレートが差し込まれる連結穴を備え、前記支持プレートは、前記連結穴にて前記連結部に固定することができ、このようにすれば、固定部材と支持プレートとの位置関係を柔軟に調整することができる。
本発明の車両搭載品の支持構造において、前記連結部は、前記固定面のフレームに沿った方向に関して一端から反フレーム側に屈曲しつつ延び、鉛直方向に沿った面をなす板状の部材とすることができる。
本発明の車両搭載品の支持構造によれば、以下の如き種々の優れた効果を奏し得る。
(I)本発明の請求項1に記載の発明によれば、少ない種類の部品で種々のフレームや車両搭載品に対応することができ、支持ブラケットを構成する各部品の製造に使用する金型への投資を最小限に抑えると共に、部品管理の煩雑化を防止できる。このように、車両搭載品をフレームに支持するにあたり、種々のフレームや車両搭載品に対して簡便に対応することができる。
(II)本発明の請求項2に記載の発明によれば、固定部材と支持プレートとの位置関係を柔軟に調整し、種々のフレームや車両搭載品に対して一層簡便に対応することができる。
(III)本発明の請求項3に記載の発明によれば、一枚の板材を屈曲することで簡便に固定部材を成形することができる。
本発明の第一実施例による車両搭載品の支持構造の形態を示す斜視図である。 本発明の第一実施例による車両搭載品の支持構造の形態を示す分解斜視図である。 本発明の第二実施例による車両搭載品の支持構造の形態を示す斜視図である。 従来の車両搭載品の支持構造の形態の一例を示す斜視図である。 従来の車両搭載品の支持構造の形態の一例を示す分解斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1、図2は本発明の実施による車両搭載品の支持構造の形態の一例を示しており、図中、図4、図5と同一の符号を付した部分は同一物を表している。基本的な構成は図4、図5に示す従来例と同様であり、車両の前後方向に沿って延びるC字断面のフレーム1の側面1aに、車両搭載品2を支持するための支持ブラケット7を備えて構成されている。
支持ブラケット7は、フレーム1の側面1aに固定される一対の固定部材8と、該固定部材8に連結されて車両搭載品2を支持する二枚の支持プレート9とを備えて構成される。
一対の固定部材8は、支持ブラケット7のフレーム1に沿った方向に関する両端部を構成し、且つ支持ブラケット7全体をフレーム1に固定する部材である。各固定部材8は、鉛直方向に沿った面をなし、フレーム1の側面1aに沿って固定される固定面8aと、該固定面8aのフレーム1に沿った方向に関して一端から反フレーム1側に屈曲しつつ延び、鉛直方向に沿った面をなす連結部8bを備えており、一枚の板材を直角に屈曲することで簡便に成形することができる。固定面8aには、該固定面8aをフレーム1の側面1aに直交する向きに貫通する固定穴8cが備えられ、該固定穴8cにボルト等の締結具6を通して締結することで、固定部材8をフレーム1に固定することができる。
連結部8bは逆L字状の形状をなしており、固定面8aに沿って上下に延びる横縁部8dと、該横縁部8dの上端部から反フレーム1側に水平方向に沿って延びる上縁部8eを備えている。上縁部8eには、該上縁部8eをフレーム1に沿った方向に貫通する連結穴8fが、各固定部材8について二箇所ずつ設けられている。連結穴8fは、後述する支持プレート9の断面に沿った形状を有する横方向に長い穴であり、支持プレート9の端部を差し込むことができるようになっている。
支持プレート9は、フレーム1に沿った水平面をなし、一対の固定部材8の連結部8bに張り渡される細長い板状の部材であり、支持プレート9を上下に貫通するように備えられた支持穴9aに、図示しないボルト等の吊下具を通すことで、車両搭載品2を支持プレート9の下方に吊り下げて支持するようになっている。支持プレート9のフレーム1に沿った方向に関する両端部は、固定部材8の連結穴8fに差し込むことで固定部材8に連結され、支持プレート9と連結穴8fとの接触位置に設定された溶接部9bを溶接することで、支持プレート9が固定部材8に対し固定されるようになっている。
尚、ここでは一個の支持ブラケット7に対し二枚の支持プレート9を備えた場合を例示したが、一個の支持ブラケット7に備えられる支持プレート9の枚数はこれより多くても少なくても良く、車両搭載品2の形状や寸法、重量等に応じて適宜選択し得る。
このように、本第一実施例における支持ブラケット7を構成する固定部材8は、上述の従来例(図4、図5参照)における補強リブ5と固定面4aに、支持プレート9は、従来例における支持面4bに、それぞれ対応している。そして、従来例の支持ブラケット3における補強リブ5及び主ブラケット4の固定面4aに相当する部材を一体の固定部材8として構成する一方、従来例の主ブラケット4に相当する部材を固定部材8の固定面8aと支持プレート9とに分割して構成することで、フレーム1や車両搭載品2の寸法や形状等の変更に対し、柔軟に応じることを可能にしている。以下、説明する。
まず、あるフレーム1及び車両搭載品2に対応した寸法にて設計された支持ブラケット7を仮定する。ここで、固定部材8を連結可能な位置が車両の前後方向に関して少し異なる別のフレーム1に対応した支持ブラケット7が必要となった際には、固定部材8の仕様は変更することなく、固定部材8の連結穴8fに対する支持プレート9の固定位置を少しずらした上で、該支持プレート9を連結穴8fに溶接すれば良い。
また、固定部材8を連結可能な位置が車両の前後方向に関して大きく異なる別のフレーム1に対応した支持ブラケット7が必要となった際には、固定部材8の仕様は変更することなく、車両の前後方向の寸法が異なる別の支持プレート9を用意し、固定部材8に組み付ければ良い。
一方、フレーム1の仕様は変わらず、支持プレート9に支持可能な箇所の位置が少し異なる別の車両搭載品2に対応した支持ブラケット7が必要となった場合には、固定部材8の仕様は変更することなく、支持プレート9に前記別の車両搭載品2に対応した新しい支持穴9aを設けるか、支持穴9aの設置位置が異なる別の支持プレート9を用意し、固定部材8に組み付ければ良い。
さらに、支持プレート9に支持可能な箇所の位置が大きく異なる別の車両搭載品2に対応した支持ブラケット7が必要であり、これに伴い、フレーム1に対する固定部材8の車両の前後方向における連結位置をも変更する必要がある場合には、固定部材8の仕様は変更することなく、車両の前後方向の寸法や支持穴9aの位置が異なる別の支持プレート9を用意し、固定部材8に組み付ければ良い。
また、固定部材8を連結可能な位置が車両の上下方向に関して少し異なる別のフレーム1に対応した支持ブラケット7が必要となった際には、支持プレート9の仕様は変更することなく、固定面8aの寸法、あるいは固定面8aにおける固定穴8cの位置が異なる別の固定部材8を用意し、該固定部材8に支持プレート9を組み付ければ良い。
このように、本第一実施例の車両搭載品の支持構造においては、固定部材8の寸法や固定穴8cの位置、支持プレート9の寸法や支持穴9aの位置、さらに固定部材8と支持プレート9との位置関係といった要素のうち一部を変更することで、各フレーム1や車両搭載品2に応じた支持ブラケット7を構成することができ、種々の寸法や形状、構成を備えたフレーム1や車両搭載品2に少ない種類の部品で対応することができるのである。したがって、支持ブラケット7を構成する各部品の製造に使用する金型への投資は最小限に抑えることができ、部品管理の煩雑化も防止することができる。
ここで、本第一実施例の場合、支持プレート9を連結部8bに対して固定するにあたり、平板状の支持プレート9を連結穴8fに差し込んで溶接する方式を採用しているので、固定部材8と支持プレート9との位置関係を調整する際、特に柔軟な対応が可能である。これにより、種々のフレーム1や車両搭載品2に対し、一層簡便に対応することができるようになっている。
また、上記従来例の支持ブラケット3(図4、図5参照)と比較すると、主ブラケット4の担っていた機能を固定部材8の固定面8aと支持プレート9とに分担させ、支持面4bに相当する部材を複数の支持プレート9で構成している分、余分な素材を減らし、支持構造全体の軽量化や歩留まりの向上をも可能にしている。
さらに、本第一実施例の支持ブラケット7では、上記従来例の支持ブラケット3(図4、図5参照)と比較して、車両搭載品2の支持に関する信頼性をも向上している。従来例の支持ブラケット3の場合、補強リブ5と主ブラケット4との固定は溶接によっており、特に、補強リブ5の横辺5bと主ブラケット4の固定面4aとの間に設定された溶接部5cが、車両搭載品2を支持する上での力学的な弱点となってしまっていた。この点、本第一実施例の支持ブラケット7では、補強リブ5と主ブラケット4の固定面4aとに相当する部材を、一枚の板材から成形される固定部材8として構成しており、従来例の溶接部5cに相当する位置での溶接を廃している。したがって、車両搭載品2から加えられる荷重により、この位置で溶接が断裂するような心配がない。
一方、本第一実施例の場合、支持プレート9は固定部材8に対し溶接により固定されるが、この溶接部9bは、支持対象である車両搭載品2の重心からの水平方向の距離が、上記従来例における溶接部5c(図4、図5参照)と比較して短く、溶接部9bに生じる応力は、この分だけ従来例の溶接部5cより小さい。このように、本第一実施例の支持ブラケット7では、上記従来例の支持ブラケット3(図4、図5参照)と比較して耐久性の著しい向上が見込めるのである。
しかも、万一、溶接部9bのうち一部に断裂が生じたとしても、支持プレート9は固定部材8の連結穴8fに差し込むようにして固定部材8に連結されているので、支持プレート9がすぐに固定部材8から脱落してしまうような事態は回避できる。
以上のように、上記本第一実施例においては、車両のフレーム1の側面1aに固定され、車両搭載品2を支持する支持ブラケット7を備えた車両搭載品の支持構造に関し、支持ブラケット7は、フレーム1の側面1aに沿って固定される固定面8aと、該固定面8aから反フレーム1側に延びる連結部8bとを備えた一対の固定部材8と、連結部8bの間に張り渡され、車両搭載品2を支持する支持プレート9とを備えているので、固定部材8や支持プレート9の寸法、固定部材8と支持プレート9との位置関係等のうち一部を変更することで、種々の寸法や形状、構成を備えたフレーム1や車両搭載品2に対応することができる。少ない種類の部品で種々のフレーム1や車両搭載品2に対応できるので、支持ブラケット7を構成する各部品の製造に使用する金型への投資を最小限に抑えると共に、部品管理の煩雑化を防止することができる。
本第一実施例において、連結部8bは、支持プレート9が差し込まれる連結穴8fを備え、支持プレート9は、連結穴8fにて連結部8bに固定されているので、固定部材8と支持プレート9との位置関係を柔軟に調整し、種々のフレーム1や車両搭載品2に対して一層簡便に対応することができる。
本第一実施例において、連結部8bは、固定面8aのフレーム1に沿った方向に関して一端から反フレーム1側に屈曲しつつ延び、鉛直方向に沿った面をなす板状の部材としているので、一枚の板材を屈曲することで固定部材8を簡便に成形することができる。
したがって、上記本第一実施例によれば、車両搭載品をフレームに支持するにあたり、種々のフレームや車両搭載品に対して簡便に対応し得る。
図3は本発明の実施による車両搭載品の支持構造の形態の別の一例を示しており、図中、図1、図2及び図4、図5と同一の符号を付した部分は同一物を表している。基本的な構成は図1、図2に示す第一実施例と同様であるが、本第二実施例の場合、支持プレート9を固定部材8の連結穴8fに差し込む形でなく、固定部材8の連結部8bの上縁に備えた凹部8gに嵌め込み、図示しない溶接部にて固定している点が相違している。このようにしても、上記第一実施例(図1、図2参照)と同様に、固定部材8の寸法や固定穴8cの位置、支持プレート9の寸法や支持穴9aの位置、さらに固定部材8と支持プレート9との位置関係といった要素のうち一部を変更することで、各フレーム1や車両搭載品2に応じた支持ブラケット7を構成し、種々の寸法や形状、構成を備えたフレーム1や車両搭載品2に少ない種類の部品で対応することが可能である。
また、ここに図示した例の他にも、固定部材8に支持プレート9を固定するにあたっては、種々の方式を採用することが可能である。例えば、図示は省略するが、支持プレート9の端部に固定部材8の連結部8bないし凹部8gと嵌合するような構造を備えても良いし、また例えば、ボルト等を用いて固定部材8に支持プレート9を締結することもできる。ただし、そういった場合には、嵌合に必要な溝やフランジ、締結に必要な穴等の構造を別途備える必要があり、上記第一実施例(図1、図2参照)の如く、固定部材8と支持プレート9との位置関係を柔軟に調整することは難しい。
その他の構成や作用効果は上記第一実施例と同様であるため省略するが、本第二実施例によっても、車両搭載品をフレームに支持するにあたり、種々のフレームや車両搭載品に対して簡便に対応し得る。
尚、本発明の車両搭載品の支持構造は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 フレーム
1a 側面
2 車両搭載品
7 支持ブラケット
8 固定部材
8a 固定面
8b 連結部
9 支持プレート

Claims (3)

  1. 車両のフレームの側面に固定され、車両搭載品を支持する支持ブラケットを備えた車両搭載品の支持構造であって、
    前記支持ブラケットは、
    前記フレームの側面に沿って固定される固定面と、該固定面から反フレーム側に延びる連結部とを備えた一対の固定部材と、
    前記連結部の間に張り渡され、前記車両搭載品を支持する支持プレートと
    を備えていることを特徴とする車両搭載品の支持構造。
  2. 前記連結部は、前記支持プレートが差し込まれる連結穴を備え、前記支持プレートは、前記連結穴にて前記連結部に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の車両搭載品の支持構造。
  3. 前記連結部は、前記固定面の前記フレームに沿った方向に関して一端から反フレーム側に屈曲しつつ延び、鉛直方向に沿った面をなす板状の部材であることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両搭載品の支持構造。
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