JP2020156615A - 転倒防止構造及び転倒防止構造の施工方法 - Google Patents

転倒防止構造及び転倒防止構造の施工方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2020156615A
JP2020156615A JP2019057200A JP2019057200A JP2020156615A JP 2020156615 A JP2020156615 A JP 2020156615A JP 2019057200 A JP2019057200 A JP 2019057200A JP 2019057200 A JP2019057200 A JP 2019057200A JP 2020156615 A JP2020156615 A JP 2020156615A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
fixing
fixed
prevention structure
fall prevention
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019057200A
Other languages
English (en)
Inventor
佑太 小林
Yuta Kobayashi
佑太 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Senqcia Corp
Original Assignee
Senqcia Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Senqcia Corp filed Critical Senqcia Corp
Priority to JP2019057200A priority Critical patent/JP2020156615A/ja
Publication of JP2020156615A publication Critical patent/JP2020156615A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Floor Finish (AREA)

Abstract

【課題】 簡易な構造で、効率良く固定対象物の転倒を防止することが可能な転倒防止構造及び転倒防止構造の施工方法を提供する。【解決手段】 上部固定金具7は、什器3の上部に固定される上部固定部である。床部固定金具11は、床であるスラブ13に固定される床部固定部である。可撓性部材9は、上部固定金具7と床部固定金具11とを連結する連結部である。可撓性部材9は、什器3の上部において前面側に配置された上部固定金具7の接続部に一端が接続され、什器3の背面側に向かって什器3の上部に沿って配置され、什器3の後縁部近傍で什器3の下方に向けて屈曲して、什器3の上部から床部までの間に配置され、床部固定金具11の接続部と接続される。【選択図】図2

Description

本発明は、什器などの固定対象物が地震等によって転倒することを防止することが可能な転倒防止構造及び転倒防止構造の施工方法に関するものである。
従来、床上やフリーアクセスフロア上などに什器や設備を設置する場合、地震等の外力によって什器等が転倒することを防止する必要がある。什器等の転倒を防止する方法の一つとして、転倒防止用治具が用いられる場合がある。
例えば、家具等の上部と天井との間に突っ張り手段を設けて、さらに、床面と家具等の底部とを固定する床面固定手段を配置する方法が提案されている(特許文献1)。
また、家具等の上部と壁との間に転倒防止装置を設置し、家具が壁面から離れる際に減衰力を発生する転倒防止装置が提案されている(特許文献2)。
特開2014−50516号公報 特開2011−161085号公報
しかし、特許文献1のような転倒防止方法は、固定対象物と天井との間隔がそれほど大きくなく、また、固定対象物の上方に空間がある場合には適用可能であるが、例えば、工場などのように天井が高く、固定対象物と天井との間の距離が長くなると、設置が困難である。また、固定対象物と天井との間に配管や配線などがある場合には、突っ張り手段を設置することが困難である。
一方、固定対象物の底部と床部を固定することである程度の固定効果は得られるが、固定対象物の高さが高い場合には、固定対象物の上方において大きなモーメントがかかるため、十分な転倒防止効果を得ることが困難である。
また、特許文献2は、減衰機構を設けるため、構造が複雑であり高価である。また、壁部にある程度の剛性がある場合には適用可能であるが、例えば壁部がパーテーションのように単に空間を区切る用途のもので、固定対象物を支持するほどの剛性を有さない場合には、適用することができない。さらに、固定対象物は、必ずしも壁面に接するように設置されるわけではないため、壁面のない場所に設置する場合には適用することができない。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、簡易な構造で、効率良く固定対象物の転倒を防止することが可能な転倒防止構造及び転倒防止構造の施工方法を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するため、第1の発明は、固定部材を用いた固定対象物の転倒防止構造であって、前記固定部材は、前記固定対象物の上部に固定される上部固定部と、床部に固定される床部固定部と、前記上部固定部と前記床部固定部とを連結する連結部と、を具備し、前記連結部は、前記固定対象物の上部に沿って配置され、前記固定対象物の縁部近傍で前記固定対象物の下方に向けて屈曲して、前記固定対象物の上部から床部までの間に配置されることを特徴とする転倒防止構造である。
前記上部固定部は、前記固定対象物の上部に固定される上部固定金具であり、前記床部固定部は、前記床に固定される床部固定金具であり、前記連結部は、前記上部固定金具と前記床部固定金具とに接続される可撓性部材であることが望ましい。
前記上部固定金具は、上方に突出する接続部を有し、前記可撓性部材は前記接続部に接続されてもよい。
前記上部固定金具は、下方に突出する係止部を有し、前記係止部が、前記固定対象物の上縁部に掛けられてもよい。
前記接続部が複数形成され、複数の前記可撓性部材の一端がそれぞれの前記接続部に接続されて、複数の前記可撓性部材の他端が前記床部固定金具と接続されてもよい。
前記床部は2重床であり、スラブと、前記スラブ上に配置されるパネルとを有し、前記床部固定部は、前記スラブに配置され、前記パネルには、前記連結部を避ける切欠き又は孔が形成されてもよい。
前記固定対象物の背面側には壁部が設けれ、前記連結部は、前記固定対象物の内部を前記壁部に沿って配置されてもよい。
第1の発明によれば、固定対象物の上部と床部とを連結して固定するため、固定対象物の上部の揺れを効率良く抑制することができる。また、連結部は床部に固定されるため、壁面がない場合や天井が高すぎるような場合にも適用が可能である。
また、連結部が可撓性部材であれば、設置が容易であるとともに、複数の固定対象物のサイズにも適用が可能である。また、設置する際に、連結部に所定の緊張力を付与することもできる。
また、上部固定金具に、上方に突出する接続部を形成することで、可撓性部材との接続が容易である。
また、上部固定金具に、下方に突出する係止部を形成することで、係止部を固定対象物の上縁部に掛けることができるため、固定対象物の揺れを効率良く抑制することができる。
また、上部固定金具に接続部を複数形成して、それぞれの接続部に可撓性部材の一端をそれぞれ接続することで、例えば、一本の可撓性部材が破損した場合にも、他の可撓性部材によって転倒を防止することができる。また、一方の接続部が破損した場合にも、他の接続部に接続された可撓性部材によって転倒を防止することができる。
また、スラブ上にパネルが配置された2重床であっても、パネルに、連結部を避ける切欠き又は孔を形成することで、スラブに対して連結部を固定することができる。
また、固定対象物の背面側に壁部が設けれる場合でも。連結部を固定対象物の内部を通して壁部に沿って配置することで、固定対象物の転倒を防止することができる。
また、一つの固定対象物に対して、複数の固定部材を配置することで、より確実に固定対象物の転倒を防止することができる。特に、複数の固定部材を異なる方向に向けて設置することで、固定対象物の複数の方向に対する転倒を防止することができる。
第2の発明は、第1の発明にかかる転倒防止構造の施工方法であって、転倒防止構造の施工方法であって、前記固定対象物の上部に前記上部固定部を固定するとともに、前記床部固定部を前記床部に固定し、前記連結部を緊張しつつ前記固定対象物の上部と下部に引き回して、前記上部固定部と前記床部固定部とに接続することを特徴とする転倒防止構造の施工方法である。
第2の発明によれば、容易に固定対象物の転倒を防止することができる。
本発明によれば、簡易な構造で、効率良く固定対象物の転倒を防止することが可能な転倒防止構造及び転倒防止構造の施工方法を提供することができる。
転倒防止構造1を示す斜視図。 転倒防止構造1を示す側面図。 上部固定金具7近傍の拡大図。 床部固定金具11近傍の拡大図。 (a)は、上部固定金具7aによる固定状態を示す図、(b)は、上部固定金具7bによる固定状態を示す図。 可撓性部材9の他の取り回しを示す図で、(a)は部分平面図、(b)は部分側面図。 転倒防止構造1aを示す側面図。 転倒防止構造1bを示す平面図。
以下、本発明の実施の形態にかかる転倒防止構造1について説明する。図1は、転倒防止構造1を示す斜視図であり、図2は側面図である。なお、以下の説明において、固定対象物として什器3である例について説明するが、固定対象物は特に限定されない。
転倒防止構造1は、固定対象物である什器3を固定部材によって固定するものである。固定部材は、上部固定金具7、可撓性部材9、床部固定金具11(図2参照)等から構成される。図示した例では、什器3の幅方向の両端近傍に一対の固定部材が設置される。
上部固定金具7は、什器3の上部に固定される上部固定部である。床部固定金具11は、床であるスラブ13(図2参照)に固定される床部固定部である。可撓性部材9は、上部固定金具7と床部固定金具11とを連結する連結部である。すなわち、本実施形態の固定部材は、固定対象物の上部に固定される上部固定部と、床部に固定される床部固定部と、上部固定部と床部固定部とを連結する連結部を有する。
なお、以下の説明において、上部固定金具7、可撓性部材9、床部固定金具11がそれぞれ別部材である例を説明するが、それらの一部又は全てが一体で構成されてもよい。例えば、上部固定部と床部固定部と連結部が、部分的に屈曲した一体の板部材等で構成されてもよい。
図3は、上部固定金具7の部分拡大図である。上部固定金具7は、板状部材からなり、当接部19、接続部21及び係止部23等から構成される。上部固定金具7には、板状部材の一部が屈曲して上方に突出する接続部21が形成される。また、上部固定金具7には、板状部材の一部が屈曲して下方に突出する係止部23が形成される。すなわち、当接部19の一方の端部側に、当接部19に対して略垂直に屈曲する接続部21が設けられ、当接部19の他方の端部側に、当接部19に対して略垂直であって、接続部21とは逆方向に屈曲する係止部23が設けられる。
当接部19は、什器3の上面と当接する。什器3の上面に対して上方に起立する接続部21には、可撓性部材9の一端が接続される。また、上部固定金具7の先端部に形成される係止部23は、什器3の上縁部(図示した例では前面側の縁部)に掛けられる。
上部固定金具7は、係止部23によって什器3の前面に掛けられているため、可撓性部材9によって、什器3に対して後方への力を付与することができる。なお、係止部23によって上部固定金具7は什器3に取り付けられるが、当接部19を什器3に対して接着してもよい。また、当接部19において、什器3とボルト等で固定してもよい。
図4は、床部固定金具11の部分拡大図である。床部固定金具11は、板状部材からなり、当接部25及び接続部27等から構成される。床部固定金具11には、板状部材の一部を屈曲または板状部材同士を接合して、上方に突出する接続部21が形成される。すなわち、床部固定金具11は、当接部25に対して、略垂直に起立する接続部27が設けられた略T字状の部材である。
床部固定金具11は、床部であるスラブ13に接合される。例えば、当接部25とスラブ13の表面とが接着で接合される。なお、当接部25をスラブ13に対してアンカボルト等で固定してもよい。
接続部27には、可撓性部材9が接続される。すなわち、可撓性部材9は、什器3の上部において前面側に配置された上部固定金具7の接続部21に一端が接続され、什器3の背面側に向かって什器3の上部に沿って配置され、什器3の後縁部近傍で什器3の下方に向けて屈曲して、什器3の上部から床部までの間に配置され、床部固定金具11の接続部27と接続される。なお、可撓性部材9は、例えば、ワイヤーやベルトなど、その形態は限定されない。また、可撓性部材9は、金属や樹脂(FRP含む)など特に限定されない。
次に、転倒防止構造1の施工方法の一例を説明する。まず、固定対象物である什器3の上部の前方側の所定の位置に上部固定金具7を固定する。また、什器3の背面側の下部の所定の位置のスラブ13に床部固定金具11を固定する。前述したように、上部固定金具7および床部固定金具11の固定には、接着材やボルト等用いればよい。
次に、可撓性部材9を緊張しつつ什器3の上部と下部に引き回して、上部固定金具7および床部固定金具11とにそれぞれ接続する。以上により、転倒防止構造1が施工される。
ここで、本実施形態では、床部が2重床である例を示す。床部であるスラブ13の上部は、複数のパネル5が配置される。パネル5は、スラブ13上に配置された支持部材15上に配置されて支持される。すなわち、スラブ13とパネル5の間には空間が形成される。
前述したように、床部固定金具11は、スラブ13上に配置される。すなわち、可撓性部材9はパネル5を貫通する。このため、パネル5には、可撓性部材9との干渉を避ける切欠き17が設けられる。すなわち、床部固定金具11の上部に位置するパネル5には切欠き17が形成される。なお、切欠き17に代えて孔を形成してもよい。
このように、床部が2重床である場合でも、本実施形態の固定部材は適用可能である。なお、パネル5に十分な剛性や強度があり、パネル5が確実に支持部材15(スラブ13)に対して固定されており、什器3の揺れに対して荷重を支持することができれば、床部固定金具11をパネル5に接合してもよい。すなわち、床部固定金具11は、什器3の揺れの際の荷重を支持可能であれば、床部のいずれの部位に配置されてもよい。
次に、転倒防止構造1の機能について説明する。図1に示す転倒防止構造1は、什器3の前方(図中手前側)への転倒を防止するものである。地震等の際には、什器3が揺れ、特に、什器3が床部に対して所定以上の角度に傾くと、什器3が転倒する。
これに対し、転倒防止構造1では、什器3の上部において上部固定金具7が設置され、什器3の背面側(図中奥側)の下部のスラブ13に床部固定金具11が設置される。上部固定金具7と床部固定金具11には可撓性部材9が接続されて連結される。このため、什器3が前方に傾こうとしても、可撓性部材9によって什器3は背面側に引っ張られるため、什器3の傾きを抑制し、転倒を防止することができる。
以上、本実施の形態によれば、簡易な構造で効率良く固定対象物の転倒を防止することができる。特に、什器3を下部のみで固定する場合と比較して、什器3の上部を支持するため、什器3の揺れを効率良く抑制することができる。また、壁や天井に対する固定が不要であるため、壁や天井に固定することができない場合でも、簡易な構造で効率良く什器3の転倒を防止することができる。
次に、他の実施形態について説明する。なお、以下の説明において、転倒防止構造1と同様の機能を奏する構成については、図1〜図4と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。図5(a)は、上部固定金具7aを示す図である。
上部固定部である上部固定金具7aは、上部固定金具7と略同様の形態であるが、係止部23が設けられない。すなわち、当接部19と接続部21からなる略L字状の部材である。この場合には、当接部19と什器3とを接着又はボルト等で固定する。このように、什器3と上部固定金具7aとを十分な強度で接合可能であれば、係止部23は必ずしも必要ではない。
また、図5(b)に示すような上部固定金具7bを用いてもよい。上部固定部である上部固定金具7bは、上部固定金具7と略同様の形態であるが、接続部21が複数設けられる。それぞれの接続部21は、例えば上部固定金具7bの幅方向及び可撓性部材9の軸方向に対して位置をずらして配置される。なお、接続部21は、両者とも板状部材を屈曲させて形成してもよく、一方の接続部を溶接等によって当接部19に接合してもよい。
このように接続部21を複数形成することで、接続部21のそれぞれに可撓性部材9の一端を接続することができる。可撓性部材9を複数用いることで、一方の可撓性部材9が損傷しても、直ちに什器3の固定機能が失われることを抑制することができる。また、接続部21が複数個所に形成されるため、一方の接続部21が破損や変形しても、直ちに什器3の固定機能が失われることを抑制することができる。
以上のように、上部固定部の形態は特に限定されない。なお、複数の可撓性部材9の他端は、床部固定金具11に接続されるが、床部固定金具11にも、複数の接続部27を形成し、それぞれの可撓性部材9を別々の接続部27に接続してもよい。すなわち、床部固定部の形態も特に限定されない。
図6は、可撓性部材9の配設方法が異なる実施形態を示す図で、図6(a)は平面図、図6(b)は側面図である。本実施形態では、可撓性部材9は、什器3の背面に配設されるのではなく、什器3の内部に配設される。
什器3の背面部近傍には、上面から下面(図示省略)に向けて、上下を貫通する孔29が形成される。すなわち、什器3の上面、棚板、底面のそれぞれに対し、一直線上に孔29が形成される。可撓性部材9は、上部固定金具7の接続部21から、什器3の上部を什器3の背面側に向かって配設され、孔29において屈曲し、孔29を通って床部の床部固定金具11と接続される。
このように、可撓性部材9が什器3の背面側に露出しないようにすることで、例えば、什器3の背面側に壁部や他の什器等が設置されており、隙間が狭いような場合にも対応が可能である。
図7は、転倒防止構造1aを示す図である。本実施形態では、什器3が壁部31に密着するように配置される。前述したように、可撓性部材9を什器3の内部を貫通させることで、壁部31に沿って可撓性部材9を配設することが可能である。なお、転倒防止構造1aのように、床部13aが2重床でない場合には、什器3の下方の床部13aに床部固定金具11を設置し、可撓性部材9の端部と接続すればよい。
ここで、前述した各実施形態では、什器3が前方に転倒することを防止するための転倒防止構造を示したが、本発明はこれには限られない。図8は、全方向に固定部材を配置した転倒防止構造1bを示す平面図である。
例えば、什器3が後方に転倒することを防止するためには、上部固定金具7を什器3の上部後方に配置し、什器3の前方側の下方において、床部固定金具11を配置すればよい。同様に、什器3が側方に転倒することを防止するためには、上部固定金具7を什器3の上部の一方の側部側に配置し、什器3の他方の側部側の下方において、床部固定金具11を配置すればよい。
このように、固定対象物の転倒防止方向に対して、それぞれ固定部材を設置すればよい。すなわち、一つの固定対象物に対して、複数の固定部材を配置してもよく、この際に、それぞれ異なる方向に向けて固定部材を配置してもよい。
以上、添付図を参照しながら、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に左右されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1、1a、1b………転倒防止構造
3………什器
5………パネル
7、7a、7b………上部固定金具
9………可撓性部材
11………床部固定金具
13………スラブ
13a………床部
15………支持部材
17………切欠き
19、25………当接部
21、27………接続部
23………係止部
29………孔
31………壁部

Claims (9)

  1. 固定部材を用いた固定対象物の転倒防止構造であって、
    前記固定部材は、
    前記固定対象物の上部に固定される上部固定部と、
    床部に固定される床部固定部と、
    前記上部固定部と前記床部固定部とを連結する連結部と、
    を具備し、
    前記連結部は、前記固定対象物の上部に沿って配置され、前記固定対象物の縁部近傍で前記固定対象物の下方に向けて屈曲して、前記固定対象物の上部から床部までの間に配置されることを特徴とする転倒防止構造。
  2. 前記上部固定部は、前記固定対象物の上部に固定される上部固定金具であり、
    前記床部固定部は、前記床に固定される床部固定金具であり、
    前記連結部は、前記上部固定金具と前記床部固定金具とに接続される可撓性部材であることを特徴とする請求項1記載の転倒防止構造。
  3. 前記上部固定金具は、上方に突出する接続部を有し、前記可撓性部材は前記接続部に接続されることを特徴とする請求項2に記載の転倒防止構造。
  4. 前記上部固定金具は、下方に突出する係止部を有し、前記係止部が、前記固定対象物の上縁部に掛けられることを特徴とする請求項3に記載の転倒防止構造。
  5. 前記接続部が複数形成され、複数の前記可撓性部材の一端がそれぞれの前記接続部に接続されて、複数の前記可撓性部材の他端が前記床部固定金具と接続されることを特徴とする請求項3または請求項4記載の転倒防止構造。
  6. 前記床部は2重床であり、スラブと、前記スラブ上に配置されるパネルとを有し、前記床部固定部は、前記スラブに配置され、前記パネルには、前記連結部を避ける切欠き又は孔が形成されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の転倒防止構造。
  7. 前記固定対象物の背面側には壁部が設けれ、前記連結部は、前記固定対象物の内部を前記壁部に沿って配置されることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の転倒防止構造。
  8. 一つの前記固定対象物に対して、複数の前記固定部材が配置されることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の転倒防止構造。
  9. 請求項1から請求項8のいずれかに記載の転倒防止構造の施工方法であって、
    前記固定対象物の上部に前記上部固定部を固定するとともに、前記床部固定部を前記床部に固定し、前記連結部を緊張しつつ前記固定対象物の上部と下部に引き回して、前記上部固定部と前記床部固定部とに接続することを特徴とする転倒防止構造の施工方法。
JP2019057200A 2019-03-25 2019-03-25 転倒防止構造及び転倒防止構造の施工方法 Pending JP2020156615A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019057200A JP2020156615A (ja) 2019-03-25 2019-03-25 転倒防止構造及び転倒防止構造の施工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019057200A JP2020156615A (ja) 2019-03-25 2019-03-25 転倒防止構造及び転倒防止構造の施工方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020156615A true JP2020156615A (ja) 2020-10-01

Family

ID=72640452

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019057200A Pending JP2020156615A (ja) 2019-03-25 2019-03-25 転倒防止構造及び転倒防止構造の施工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020156615A (ja)

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5850028A (ja) * 1981-08-31 1983-03-24 Nippon Tsushin Kensetsu Kk コンピユ−タ等機器の耐震支持方法
JPS58195550U (ja) * 1982-06-19 1983-12-26 山口 勉 家具等の転倒防止具
JPS59137146U (ja) * 1983-03-02 1984-09-13 山本 恵一 家具
JPS6036741U (ja) * 1983-08-19 1985-03-13 株式会社岡村製作所 家具の転倒防止装置
JPS6137341U (ja) * 1984-08-09 1986-03-08 東陶機器株式会社 二重床構造における設置機器の固定装置
JP3017054U (ja) * 1995-04-17 1995-10-17 サンライズ金属工業株式会社 家具の転倒防止装置
JPH08308665A (ja) * 1995-05-19 1996-11-26 N D Syst Kk 家具等の転倒防止装置
JP3106532U (ja) * 2004-07-12 2005-01-06 栄二 金田 家具用倒れ防止装置
JP3112455U (ja) * 2005-03-29 2005-08-11 日出夫 中村 家具転倒防止器具

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5850028A (ja) * 1981-08-31 1983-03-24 Nippon Tsushin Kensetsu Kk コンピユ−タ等機器の耐震支持方法
JPS58195550U (ja) * 1982-06-19 1983-12-26 山口 勉 家具等の転倒防止具
JPS59137146U (ja) * 1983-03-02 1984-09-13 山本 恵一 家具
JPS6036741U (ja) * 1983-08-19 1985-03-13 株式会社岡村製作所 家具の転倒防止装置
JPS6137341U (ja) * 1984-08-09 1986-03-08 東陶機器株式会社 二重床構造における設置機器の固定装置
JP3017054U (ja) * 1995-04-17 1995-10-17 サンライズ金属工業株式会社 家具の転倒防止装置
JPH08308665A (ja) * 1995-05-19 1996-11-26 N D Syst Kk 家具等の転倒防止装置
JP3106532U (ja) * 2004-07-12 2005-01-06 栄二 金田 家具用倒れ防止装置
JP3112455U (ja) * 2005-03-29 2005-08-11 日出夫 中村 家具転倒防止器具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5702264B2 (ja) 野縁取付構造
US20060237211A1 (en) Combination electrical box and mounting bracket assembly
JP2015081496A (ja) 吊天井下地構造
JP4414743B2 (ja) テーブル
JP2020156615A (ja) 転倒防止構造及び転倒防止構造の施工方法
GB2473492A (en) Intermediate fixing for a cable basket tray
JP6048635B2 (ja) 壁掛便器の取付構造及び壁掛便器
JP4518814B2 (ja) 間仕切りパネルの安定脚装置
JP6497961B2 (ja) 支持装置及びユニットルーム
JP6869789B2 (ja) 外壁改修構造
JP2018031178A (ja) 野縁取付装置
JP5858534B2 (ja) 履歴ダンパ及びそれを用いたキャビネットラック
JP7273581B2 (ja) 天井構造及び固定補強部材
JP2020051209A (ja) 天井構造
JP2013022410A (ja) 棚装置及びこれに使用する連結金具
JP4659608B2 (ja) 壁面装置
JP2015074890A (ja) 吊り天井構造及び吊り部材接続用金具
JP7273582B2 (ja) 天井構造及び固定補強部材
JP7381289B2 (ja) パネルモジュールおよび什器
JP6512462B2 (ja) 吊り天井構造
JP2005273259A (ja) 建材施工構造及びレール取付金具
JP3207707U (ja) 野縁取付装置
JP2018068854A (ja) テーブル
JP2021161760A (ja) 天井構造及び固定補強部材
JP2023148482A (ja) 天井構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220307

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230221

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230815