JP3106532U - 家具用倒れ防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】家具を改造したりしないで、既存の家具に対して簡単に適用することができ、地震発生時の倒壊を防止することかできる家具用倒れ防止装置を提供することにある。
【解決手段】家具用倒れ防止装置は、家具が配置されるたたみ8と床面9間に挿入される一辺と前記家具の裏面に沿って起立する起立辺を有する固定具3と、家具の上面全端縁に係合する前端と家具の前記上面に沿う上面辺を有する押さえ具1と、前記固定具の起立辺と前記押さえ具の上面辺間に前記家具上面と裏面に沿って緊縛して掛け渡される紐部材2とから構成されている。前記押さえ具は当初板状で家具に合わせて折曲げ加工される。
【選択図】図1

Description

本考案は、地震発生のおり、家具の倒壊を防止するための家具用倒れ防止装置に関する。
地震発生のおり、家具の倒壊を防止するための装置が数多く提案され実施されている。
食器棚等の天板上面と家屋の天井間に長さが調節可能なつっぱり棒を入れて倒壊を防止しようとする装置が販売されている。
この装置は家具とか家の床や天井にねじ止めなどの加工をする必要がない点で優れている。しかしながら和風建築の天井板とか洋風建築であっても飾り天井との間に棒を挿入しても強度上の問題があり、十分な強度をもつ天井以外では使用できないという問題がある。
またL金具等を床とか壁にねじ止めしそれに家具を固定するという装置が提案されているが、家屋の構造物に対する加工(ねじで固定等)が制限されている賃貸住宅等の居住者にとっては利用できない。
実公昭63−13737号に係る家具用倒れ防止装置の考案および実公昭63−28915号にかかる家具の考案で使用される固着具はたたみと床板との間にはさみつけることができるという点で極めて優れている。
しかしながら、特殊な家具か、家具自体を固定のために加工しなければならないという問題がある。
本考案の目的はすくなくとも家具を改造したりしないで、既存の家具に対して簡単に適用することができ、地震発生時の倒壊を防止することができる家具用倒れ防止装置を提供することにある。
前記目的を達成するために本考案による家具用倒れ防止装置は、
家具が配置されるたたみ等と床面間に挿入される一辺と前記家具の裏面に沿って起立する起立辺を有する固定具と、
家具の上面全端縁に係合する前端と家具の前記上面に沿う上面辺を有する押さえ具と、
前記固定具の起立辺と前記押さえ具の上面辺間に前記家具上面と裏面に沿って緊縛して掛け渡される紐部材とから構成され、前記押さえ具の前端を家具に対応して折曲げ加工するように構成されている。
前記固定具の下辺には下辺をねじで床板に固定するざぐり穴を設けておけば、たたみの下の床にねじ止めしてさらにたたみで押さえてその上に家具を配置することができる。
前記固定具の起立辺には前記紐との結合構造を設けておくことができ、前記結合構造は前記紐の幅に対応する1以上の溝とすることができる。
前記押さえ具の前端は前記家具の天井前縁の厚みに相当するコの字状の折り曲げ部を形成しておいた家具の前端上縁を確実に押さえられる。
前記押さえ具の上面辺には前記紐との結合構造を設けておくことができ、前記結合構造は前記紐の幅に対応する1以上のトレンチ溝とすることができる。
前記紐は幅広のベルト状であり前記押さえ具または前記固定具との結合位置を調節して緊張状態を形成することができる。
前記紐は幅広のベルト状であり前記押さえ具と前記固定具に結合し、中間でトレンチバックル等を用いて長さを調節して緊張状態を形成することができる。
なおたたみに類似するマット等も本考案にいうたたみ等であり、本考案による家具用倒れ防止装置は、箪笥、食器棚、洋服ダンス、本棚、机、ファイリングケース、その他の整理用棚等々の倒壊防止に利用できる。
本考案による家具用倒れ防止装置は、家具が配置されるたたみと床面間に挿入される一辺と前記家具の裏面に沿って起立する起立辺を有する固定具と、家具の上面全端縁に係合する前端と家具の前記上面に沿う上面辺を有する押さえ具と、前記固定具の起立辺と前記押さえ具の上面辺間に前記家具上面と裏面に沿って緊縛して掛け渡される紐部材とから構成されている。したがって、前記押さえ具の前端を家具に対応して折曲げ加工することができる。
極めて簡単な構造で取り付けも容易である。
以下、図面を参照して本考案をさらに詳しく説明する。
図1は、本考案による家具用倒れ防止装置の実施例の使用状態を示す略図、図2は同押さえ具の実施例を示す斜視図、図3は同固定具の実施例を示す斜視図、図4は前記本考案による家具用倒れ防止装置の紐締めつけ手段と紐の関連を示す略図である。
図1に示されているように多くの場合家具は、室内の壁7に面してたたみ8とか畳状のマットとか敷板の上に配置される。
本考案による家具用倒れ防止装置の実施例装置では、家具6が配置されるたたみ8と床板9等の床面間に挿入される一辺と前記家具6の裏面に沿って起立する起立辺を有する固定具3を用いる。そして家具6の天井板等の家具の上面全端縁に係合する前端と家具6の前記上面に沿う上面辺を有する押さえ具1を家具6に係合させる。そして前記固定具3の起立辺と前記押さえ具の上面辺間に前記家具上面と裏面に沿って紐部材2を締めつけ部材(トレンチバックル)4等で緊長して掛け渡す。
押さえ具1は、図2に示されているように、押さえ板の上面103、押さえ具の前面101、押さえ具の曲げ戻し部102からなるコの字型に加工されている。なお、当初は平板状であって、家具に合わせて折曲げ加工される。この実施例では1mm程度の金属板を加工したが厚さの寸法が問題になるのは曲げ戻し部102だけであり、金属以外の材料例えば強化された樹脂で一体成形したものを使用できる。
通常の家具の天井板上面602と前面601を備えており、天井板の前面601の下端と家具の扉または引出しの上面間には僅かな隙間があり家具の機能を損なうことなく押さえ具の曲げ戻し部102をその間隙に挿入することができる。なお家具の天井板の前面601の幅は天井板の厚さ自身か天井板の前面に取り付けられた飾り板の幅に相当するが、家具により若干の差があるから、曲げ戻し部102の上面と押さえ板の上面103の下面間の距離の異なるものを複数種類準備して販売することができる。なお僅かな差は天井板の上面602と押さえ板の上面103の下面間に薄い板を差すことにより調節できる。
押さえ板の上面103には紐部材2を連結するための孔を設けてある。
固定具3は図3に示されているように、床板9と畳8(8aはたたみの縁)との間に挿入される挿入辺301と起立辺302からなるL状の金具であるが、他の材料例えば強化された樹脂を用いることができる。
挿入辺301には、止めねじ用皿孔304,305が設けられており、事情が許せば床板9にねじ止めしても良い(図4参照)。起立辺302には複数の紐2固定用のトレンチ溝306,307〜309を設けている。このような構造にすれば、他の留め具などを用いなくても紐2の下端を固定具3に固定できる。
この図は家具を省略、または家具を載置する前の状態で示してあるが、たたみ8の上に家具6を置けば固定具は家具6の重みを含めた状態で押さえられ固定される。
図4は、本考案による家具用倒れ防止装置の紐2締めつけ手段4と紐2の関連を示す略図である。
第3図に示すように固定具3をたたみと床の間に挟み付けて固定し固定具3の起立辺302のトレンチ溝306,309に紐2の一端を挿入して巻き閉めて固定するこの状態で紐2を壁7に添わせて上方向に伸長して箪笥等の家具6をたたみ8の上に載せる。
この状態で第2図に示すように家具の前面に押さえ具1を固定し押さえ具1の孔104に紐2を結合して引き戻す。
図4に示すように、トレンチバックル4からなる締めつけ手段で紐2を十分に緊張させた状態で設置を完了する。
以上詳しく説明した実施例につき本考案の範囲内で種々変形をほどこすことができる。
図5は押さえ具1の他の実施例の曲げ加工前(B)と曲げ加工後(A)の状態を示す斜視図である。押さえ具1の後端にトレンチ溝105,106〜108を設けてある。このように複数の溝を設けると、前述したトレンチバックル4などを用いないで、押さえ具1と固定具3間の紐の長さを調節できる。
また2以上の家具用倒れ防止装置を同一の家具に用いることも可能である。
紐2として幅広のバンド状のものの例を示したが、押さえ具1と固定具3に線状の紐を固定し中間にターンバックルを結合して線の長さを調節するようにすることができる。
前記固定具3の前端に上向きの突起等を設け、たたみ等に噛みつかせるようにすることもできる。
なおたたみに類似するマット等も本考案にいうたたみ等である。絨毯の下にベニヤ板を敷いてベニヤ板と床の間に挿入辺を挿入してもよい。本考案による家具用倒れ防止装置は、箪笥、食器棚、洋服ダンス、本棚、机、ファイリングケース、その他の整理用棚等々の倒壊防止に利用できる。
本考案による家具用倒れ防止装置の実施例の使用状態を示す略図である。 本考案による家具用倒れ防止装置の押さえ具の実施例を示す斜視図である。 本考案による家具用倒れ防止装置の固定具の実施例を示す斜視図である。 本考案による家具用倒れ防止装置の紐締めつけ手段と紐の関連を示す略図である。 押さえ具の他の実施例の加工前後の状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 押さえ具
2 紐
3 固定具
4 締めつけ部材(トレンチバックル)
5 当てもの
6 家具
7 壁
8 たたみ
8a たたみの縁
9 床板
101 押さえ具の前面
102 押さえ具の曲げ戻し部
103 押さえ具の上面
104,105〜106 トレンチ孔
301 固定具の挿入辺
302 固定具の起立辺
304,305 止めねじ用皿孔
306,307〜309 固定具のトレンチ溝

Claims (1)

  1. 家具が配置されるたたみ等と床面間に挿入される一辺と前記家具の裏面に沿って起立する起立辺を有する固定具と、
    家具の上面全端縁に係合する前端と家具の前記上面に沿う上面辺を有する押さえ具と、
    前記固定具の起立辺と前記押さえ具の上面辺間に前記家具上面と裏面に沿って緊縛して掛け渡される紐部材とから構成した家具用倒れ防止装置において、
    前記押さえ具の前端を家具に対応して折曲げ加工するように構成したことを特徴とする家具用倒れ防止装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020156615A (ja) * 2019-03-25 2020-10-01 センクシア株式会社 転倒防止構造及び転倒防止構造の施工方法

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