JP2005097925A - 配線機能付き建築構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 壁面、床面、天井面に配線類を隠蔽して配線された建築構造であって、壁面に用いれば、壁面に機器類を強固にしかも簡単に設置可能で、設置場所をとらない省スペ−スに最適で、配線コ−ド類が露出せず、しかも、隠蔽手段が着脱自在ゆえ、配線の不具合箇所を外部に露出させることが可能で、修理に手間どらず、棚板の配置も簡単に移動可能で壁面の模様替えも極めて簡単にできる配線機能付き建築構造を安価に提供する。
【解決手段】 建築物の内装壁面、床面、天井面等建築パネルに配線機能を付与させてなる建築構造において、前記建築パネルに仕切桟、フレ−ムを取り付け、該仕切桟、フレ−ム内部のスペ−スに配線コ−ド類を挿通させるようにした。壁面に機器類を設置する場合、フレ−ム枠と仕切桟と機器取付具を設けた化粧パネルと棚板から壁面パネルを構成し、フレ−ム及び仕切桟内部に配線し化粧プレ−トで隠蔽するようにした。
【選択図】 図1
【解決手段】 建築物の内装壁面、床面、天井面等建築パネルに配線機能を付与させてなる建築構造において、前記建築パネルに仕切桟、フレ−ムを取り付け、該仕切桟、フレ−ム内部のスペ−スに配線コ−ド類を挿通させるようにした。壁面に機器類を設置する場合、フレ−ム枠と仕切桟と機器取付具を設けた化粧パネルと棚板から壁面パネルを構成し、フレ−ム及び仕切桟内部に配線し化粧プレ−トで隠蔽するようにした。
【選択図】 図1
Description
本発明は、建築物の内装壁面、床面、天井面等建築パネルに配線機能を付与させ、内装壁面、床面、天井面に棚板、オ−ディオ機器、AV機器、その他パネル等を取り付けるための配線機能付き建築構造に関する。
従来、建築物の内装壁面、床面、天井面に配線機能を付与させるには、配線コ−ド類を内装壁面、床面、天井面の表面に配設し、二股釘、ステ−プル等の機械的手段又は粘着テ−プ類等の接着手段を、いずれか又は併用して取り付けていた。例えば、内装壁面に化粧パネル、棚板、オ−ディオ機器、AV機器、コンセント等を取り付けるに際して、それぞれを別々に内装壁面の希望する所定箇所に、それぞれの取り付け方に従って取り付け施工し、それらを配線コ−ド類で結線していた。
従来、オ−ディオ機器、AV機器等を取付設置する際、先ず、壁面に化粧パネルを施工し、オ−ディオ機器、AV機器等は壁面の前面の床面上に設置するか又は収納家具の内部に収納する場合がほとんどで、特別に内装壁面に取り付け固定することは、ほとんんどなかった。また、オ−ディオ機器、AV機器等の電気配線は壁面に設けた配線用穴を通して内装壁面の裏面へ取り出し、屋内配線と直結するか又は壁面又は床面に設けたコンセントから電気配線コ−ドとプラグを利用して電源をとるかの、いずれかであった。いずれにしても電気配線コ−ド類は壁面、床面、天井面の表面の一部に少なからず露出し、外部から見えるので外観を著しく損ねていた。また、通信ケ−ブル類も同様にして、外部から見えるので大きな問題点であった。
そこで、電気配線等のコ−ド類や通信ケ−ブル類を外部からは見えなくするための工夫として、枠体とその中に面材を納めた建築用パネルを用意し、該建築用パネルを壁面に取り付け、建築用パネルの面材の下に目障りな電気配線やコ−ド類を収納して外部からは見えなくする工夫をした建築用パネルがある。(例えば、特許文献1参照)
特開平10−149173号公報(第1−5頁、第1図−第4図)
しかしながら、上記、特開平10−149173号公報に開示されている方法では、電気配線やコ−ド類を外部から見えなくすることは一応可能であるが、長期間使用する間に、電気配線やコ−ド類に断線や不具合が発生した場合、いちいち表面の面材を取り除かないと断線や不具合箇所が外部から見えないので、修理するのに大変不便であった。
また、オ−ディオ機器等の機器類を壁面に設置する場合、壁面の前面に設置された機器収納体(収納家具)内に機器類を収納する方法しかなく、オ−ディオ機器等の機器類を壁面に直接にしかも簡単に設置する手段が設けられていないので、設置のために手間や費用がかかっていた。しかも、配線コ−ド類を収納させた建築用パネルが前記機器収納体の裏側に設置されているので、前述の電気配線やコ−ド類に断線や不具合が発生した場合、機器収納体を移動させ、その後、建築用パネルの表面の面材を取り除かないと断線や不具合箇所が外部から見えないので、修理するのに大変不便であった。
また、前記機器収納体(収納家具)は床面のスペ−スをかなりの面積占めることもあるので、床面に置いた場合、特に狭い部屋の場合、大きな問題点となっていた。また、場所をとる機器収納体を用いないで、オ−ディオ機器等の機器類を床面上に載置した場合でも、省スペ−スという観点から大きな問題点となっていた。
この点を改善するために、従来、壁面に棚板用ブラケットと棚板を取り付けて、その上に機器類を載せることも考えられるが、比較的軽量の機器類しか棚板上に載置することはできず、また、棚板用ブラケットを取り付けた後、棚板の配置を変更して壁面の模様替えを行う場合、ブラケット取り付け用ビスをドライバ−でいちいち取り外さなければならず大変作業的に面倒なものであった。さらに、オ−ディオ機器やAV機器類等の重量物を直接壁面に取り付けることは極めて困難であった。
本発明の目的は、壁面にオ−ディオ機器、AV機器等の機器類を設置する場合、機器類が重量物であっても壁面パネルにしっかりと耐久性良く、しかも極めて簡単に取り付け可能で、床面の設置場所をとらないので省スペ−スに最適で、配線コ−ド類や通信ケ−ブル類が壁面、床面、天井面等の建築パネル内に隠蔽されるように取付可能で、外部から露出せず、しかも配線の断線等不具合が生じても、隠蔽手段が着脱自在ゆえ、不具合箇所が外部から簡単に見えるようにできるので、修理に手間どらず、しかも壁面に取り付けた棚板の配置替えも簡単で、従って、壁面の模様替えも極めて簡単にできる配線機能付き建築構造を安価に提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の発明は、建築物の内装壁面、床面、天井面等建築パネルに配線機能を付与させてなる建築構造において、前記建築パネルに仕切桟を取り付け、該仕切桟内部のスペ−スに配線コ−ド類を挿通させることを特徴とする。
係る構成から、内装壁面、床面、天井面、等の建築パネルの内部に配線コ−ド類を挿通させるためのスペ−スを有する仕切桟を取り付けておくことで、内装壁面、床面、天井面等に設置する電気、電子機器類、通信機器類等の配線コ−ド、通信ケ−ブル等を、前記仕切桟内部のス−ペ−スに収納して挿通することができるので、見苦しい配線コ−ド類や通信ケ−ブル類が外部に露出しないので、外観意匠的にも優れたものとなる。
本発明の請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の配線機能付き建築構造において、
前記仕切桟が、互いに所定の間隔をおいて平行する一対の水平片と該水平片の後端部に略垂直に設けられ、前記一対の水平片を連結する連結片とで構成されており、断面形状で略コの字型を形成し、配線コ−ド類を挿通させるためのスペ−スが、前記コの字型形状を有する仕切桟内部に形成されており、前記仕切桟に内部を隠蔽する手段が設けられていることを特徴とする。
前記仕切桟が、互いに所定の間隔をおいて平行する一対の水平片と該水平片の後端部に略垂直に設けられ、前記一対の水平片を連結する連結片とで構成されており、断面形状で略コの字型を形成し、配線コ−ド類を挿通させるためのスペ−スが、前記コの字型形状を有する仕切桟内部に形成されており、前記仕切桟に内部を隠蔽する手段が設けられていることを特徴とする。
係る構成から、前記仕切桟内部に配線コ−ド類や通信ケ−ブル類等を収納し挿通させるための断面形状で略コの字型のスペ−スが設けられ、しかも仕切桟の内部を隠蔽する手段が設けられているので、見苦しい配線コ−ド類や通信ケ−ブル類が外部に露出しないのみならず、視覚的にも隠蔽されるので、外観意匠的にも、よりいっそう好適なものとなる。
本発明の請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の配線機能付き建築構造において、内部に配線コ−ド類を挿通させるためのスペ−スを有する断面形状略L字型のフレ−ムを壁面の所定位置に二方〜四方取り付けてフレ−ム枠を形成し、該フレ−ム枠の内部を縦方向及び又は横方向に前記仕切桟で仕切り、前記フレ−ム枠の内部に化粧パネルを取り付け、前記フレ−ム枠と仕切桟と化粧パネルとで壁面パネルを構成し、前記フレ−ム及び又は仕切桟の内部に配線コ−ド類を挿通させ、前記仕切桟及び又はフレ−ムに、その内部を隠蔽する手段が設けられていることを特徴とする。
係る構成から、壁面の所定位置に二方〜四方にフレ−ムを取り付けてフレ−ム枠を形成し、その内部を縦方向及び又は横方向に仕切桟によって仕切り、その内部に化粧パネルを取り付けて壁面パネルを構成しているので、壁面パネル全体としての剛性が大きく保たれ、重量の大きな機器類を壁面に取り付けても、強度耐久性能に優れたものとなる。しかも、配線コ−ド類や通信ケ−ブル等は前記仕切桟及び又はフレ−ムの内部に納められて外部へ露出せず、しかも、前記仕切桟及び又はフレ−ムの内部を隠蔽するための手段が設けられているので、視覚的にも隠蔽され、外観意匠的にも、よりいっそう好適である。
本発明の請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の配線機能付き建築構造において、
壁面に設置される前記フレ−ム枠が左右の縦方向及び上部の横方向の三方のフレ−ムで囲われて形成されており、前記化粧パネル表面の所定位置に棚板が設けられており、前記フレ−ムは、水平片と該水平片前端部から略垂直に延出する延出片からなる断面形状略L字型を有し、前記水平片のほぼ中央付近で前記延出片とほぼ平行して略垂直に突出する突出片が形成されており、前記仕切桟は、前記コの字型の前端部が開口し、前記一対の水平片の開口端縁にコの字型形状の外方へ向かう向きの突起が形成されており、前記仕切桟の突起と水平片及び前記フレ−ムの突出片と水平片とで、化粧パネルが挟持されて前記壁面パネルが構成されており、前記仕切桟及び又はフレ−ムに設けられた内部隠蔽手段が、仕切桟及び又はフレ−ムの開口部端縁に設けられた化粧プレ−トであることを特徴とする。
壁面に設置される前記フレ−ム枠が左右の縦方向及び上部の横方向の三方のフレ−ムで囲われて形成されており、前記化粧パネル表面の所定位置に棚板が設けられており、前記フレ−ムは、水平片と該水平片前端部から略垂直に延出する延出片からなる断面形状略L字型を有し、前記水平片のほぼ中央付近で前記延出片とほぼ平行して略垂直に突出する突出片が形成されており、前記仕切桟は、前記コの字型の前端部が開口し、前記一対の水平片の開口端縁にコの字型形状の外方へ向かう向きの突起が形成されており、前記仕切桟の突起と水平片及び前記フレ−ムの突出片と水平片とで、化粧パネルが挟持されて前記壁面パネルが構成されており、前記仕切桟及び又はフレ−ムに設けられた内部隠蔽手段が、仕切桟及び又はフレ−ムの開口部端縁に設けられた化粧プレ−トであることを特徴とする。
係る構成から、前記フレ−ム枠が左右の縦方向及び上部の横方向の三方のフレ−ムで囲われて形成されており、該フレ−ム枠の内部を縦方向及び又は横方向に仕切桟で仕切られ、その内部に化粧パネルが設けられて壁面パネルが構成されているので、壁面にオ−ディオ機器、AV機器等の重量物を取り付けても強度、耐久性に優れたものとなる。
また、化粧パネル表面の所定位置に棚板が設けられているので、壁面にオ−ディオ機器、AV機器等を取り付ける際の小物載置スペ−スとして使い勝手が向上する。
また、前記フレ−ムは、水平片と該水平片前端部から略垂直に延出する延出片からなる断面形状略L字型を有し、前記水平片のほぼ中央付近で前記延出片とほぼ平行して略垂直に突出する突出片が形成されており、前記仕切桟はコの字型の前端部が開口し、前記一対の水平片の開口端縁にコの字型形状の外方へ向かう向きの突起が形成されており、前記仕切桟の突起と水平片及び前記フレ−ムの突出片と水平片とで、化粧パネルが挟持されて壁面パネルが構成されているので、化粧パネルの取り付け、配線コ−ド類や通信ケ−ブル類のフレ−ムや仕切桟内部への挿通にとって、よりいっそう好適である。
また、仕切桟やフレ−ム内部を隠蔽する手段が仕切桟やフレ−ムの開口部端縁に設けられた化粧プレ−トであるので、外観意匠的にもよりいっそう好適である。
本発明の請求項請求項5に記載の発明は、請求項3ないし4いずれか記載の配線機能付き建築構造において、前記フレ−ム枠の内部の化粧パネルの所定位置に、オ−ディオ機器、AV機器等を取り付けるための取り付け具が設けられており、前記仕切桟内部の開口端縁近傍に棚板用のブラケットが仕切桟に沿って移動可能に係止されており、仕切桟及び又はフレ−ム用の前記化粧プレ−トを、着脱自在に保持するための保持部が仕切桟及び又はフレ−ムのスペ−スの内部に形成されていることを特徴とする。
係る構成から、前記フレ−ム枠の内部の化粧パネルの所定位置に、オ−ディオ機器、AV機器等を取り付けるための取り付け具が設けられているので、オ−ディオ機器、AV機器等重量物を壁面に極めて簡単に取付できる。しかも強度耐久性に優れたものとなる。
また、棚板用ブラケットが仕切桟内部の開口端縁近傍に仕切桟に沿って移動可能に係止されているので、壁面パネル上での棚板の配置、模様替えが極めて簡単にできる。
また、仕切桟やフレ−ム用の化粧プレ−トを着脱自在に保持するための保持部が仕切桟やフレ−ムの内部に形成されているので、仕切桟やフレ−ムの内部スペ−スに挿通させた配線コ−ド類や通信ケ−ブル類を化粧プレ−トによって隠蔽でき、外観意匠的にも優れたものとなるばかりでなく、前記化粧プレ−トが着脱自在であるので、配線コ−ド類や通信ケ−ブル類の断線等不具合が生じても、化粧プレ−トを簡単に取り外すことが可能で、配線コ−ド類や通信ケ−ブル類を簡単に露出させることができ、配線の不具合が極めて簡単に修理可能となる。
本発明の配線機能付き建築構造は、壁面、床面、天井面等に取り付けられる仕切桟内部に配線コ−ド類や通信ケ−ブル類を収納し挿通させるためのスペ−スが設けられているので、壁面、床面、天井面等に設置する電気、電子機器類の配線コ−ド、通信ケ−ブル等を、前記仕切桟内部のス−ペ−スに収納して挿通することができるので、見苦しい配線コ−ド類や通信ケ−ブル類が外部に露出しないので、外観意匠的にも優れたものとなる。また、仕切桟の内部を隠蔽する手段を設けるようにすると、見苦しい配線コ−ド類や通信ケ−ブル類が外部から視覚的にも隠蔽され、外観意匠的にも、よりいっそう好適なものとなる。
また、壁面の所定位置にフレ−ム枠を取り付け、その内部を縦方向及び又は横方向に仕切桟によって仕切り、その内部に化粧パネルを取り付けて、壁面パネルを構成しているので、壁面パネル全体としての剛性が大きく保たれ、強度耐久性能に優れたものとなり、機器類等重量物を取り付けても強度、耐久性に優れたものとなる。しかも、配線コ−ド類や通信ケ−ブル等は前記仕切桟及び又はフレ−ムの内部に納められ、内部を隠蔽するための手段が設けられているので、外観意匠的にも、よりいっそう好適である。
また、化粧パネル表面の所定位置に棚板が設けられているので、壁面にオ−ディオ機器、AV機器等を取り付ける際の小物載置スペ−スとして使い勝手が向上する。また、仕切桟やフレ−ム内部を隠蔽する手段が仕切桟やフレ−ムの開口部端縁に設けられた化粧プレ−トであるので、外観意匠的にも、よりいっそう好適である。
また、前記フレ−ムは、水平片と該水平片前端部から略垂直に延出する延出片からなる断面形状略L字型を有し、前記水平片のほぼ中央付近で前記延出片とほぼ平行して略垂直に突出する突出片が形成されており、前記仕切桟はコの字型の前端部が開口し、前記水平片の開口端縁にコの字型形状の外方へ向かう向きの突起が形成されており、前記仕切桟の突起と水平片及び前記フレ−ムの突出片と水平片とで、化粧パネルが挟持されて壁面パネルが構成される構成となっているので、化粧パネルの取り付け、配線コ−ド類や通信ケ−ブル類のフレ−ムや仕切桟内部への挿通にとって、よりいっそう好適である。
また、前記フレ−ム枠の内部の化粧パネルの所定位置に、オ−ディオ機器、AV機器等を取り付けるための取り付け具が設けられているので、オ−ディオ機器、AV機器等重量物を壁面に簡単に取り付けできる。また、棚板用ブラケットが仕切桟内部の開口端縁近傍に仕切桟に沿って移動可能に係止されているので、壁面パネル上での棚板の配置、模様替えが簡単にできる。また、仕切桟やフレ−ム用の化粧プレ−トを着脱自在に保持するための保持部が仕切桟やフレ−ムの内部に形成されているので、仕切桟やフレ−ムの内部スペ−スに挿通させた配線コ−ド類や通信ケ−ブル類を化粧プレ−トによって隠蔽でき、外観意匠的にも優れたものとなるばかりでなく、前記化粧プレ−トが着脱自在であるので、配線コ−ド類や通信ケ−ブル類に断線等不具合が生じても、化粧プレ−トを簡単に取り外すことで、配線コ−ド類や通信ケ−ブル類を簡単に露出させることができ、配線の不具合を極めて簡単に修理することができる。
以下、本発明に係る壁面パネルの実施形態の一例を図面により詳細に説明する。図1は本発明の壁面パネルの実施形態の一例を示し、(イ)はその正面図、(ロ)はその側面図である。図2は、図1におけるA−A線断面図である。図3は図1におけるB−B線断面図である。
図1において、本発明の配線機能付き建築構造の実施形態の一例として、フレ−ム3によって四方を囲われてフレ−ム枠2が形成され、該フレ−ム枠2と横方向の仕切桟5と化粧パネル4で壁面パネル1を構成し、該化粧パネル4の所定位置に取り付け具Kが本例では、3カ所設けられている。また、本例では、前記横仕切桟5の3カ所の位置に、その長手方向に沿って移動可能にブラケットBが設けられ、該ブラケットBに棚板7を取り付けた例を示す。
本発明の壁面パネル1は、本例では、壁下地W表面の左右に略垂直方向に設置される縦フレ−ム3aと壁下地W表面の上下に略水平方向に設置される上下フレ−ム3bとによって略矩形のフレ−ム枠2が形成されている。前記四本のフレ−ム3の接合箇所は、留め接合、縦勝ち接合、横勝ち接合等種々用いることができるが、これらの中でも留め接合が外観意匠的には最適である。さらに、前記フレ−ム枠2は、その内部を縦方向及び又は横方向に横仕切桟5及び又は縦仕切桟6によって仕切られている。前記横仕切桟5、縦仕切桟6、フレ−ム3の内部に電気配線コ−ド類や通信ケ−ブル等の配線Dを挿通させるためのスペ−スSが設けられている。本例では、横仕切桟5のみで仕切られている例を示す。また、前記フレ−ム3と仕切桟5、6とによって形成された空間に化粧パネルが4が取り付けられている。
また、本発明の壁面パネル1は必要に応じて、オ−ディオ機器やAV機器類を壁面に取り付けることができる構造を有している。前記機器類Aを取り付けるための取り付け具Kが、化粧パネル4の所定位置に設けられている。該取り付け具Kは、例えば、フックとフック受けの組み合わせでもよい。その他の適当な構造の取付具でもよい。
また、本発明の配線機能付き建築構造は、図1に示すような、フレ−ム3を用いないで、すなわち、フレ−ム枠2を形成しないで、横仕切桟5及び又は縦仕切桟6のみを、壁面又は、床面、又は天井面に取り付け、該仕切桟の内部に設けられている配線スペ−スに、電気配線コ−ド類や通信ケ−ブル等の配線Dを挿通させて使用することもできる。
例えば、図示しないが、壁面の例を示すと、例えば、壁面のプラスタ−ボ−ドの所定位置に仕切桟の断面形状に見合った形状と大きさの条溝を適当な機械的手段でもって形成する。加工する条溝の本数は家電機器、オ−ディオ機器、AV機器類等の設置場所や設置台数や種類によって適宜決定すれば良い。前記条溝を加工する方法は、例えば、ハンディ−タイプのグル−バ−(溝加工機)、ハンドル−タ−、丸鋸盤等を用いて加工することができる。
次に、仕切桟の開口部を外方に向くようにして、加工した条溝内部に埋め込む、この時、プラスタ−ボ−ド表面と仕切桟の開口端縁を略面一にすると外観仕上がり的にも優れたものとなる。仕切桟を条溝に埋め込む際に接着剤とネジ止め等機械的手段を併用するとよい。
次に、家電機器、オ−ディオ機器、AV機器類等を所定位置に設置し、配線コ−ド類や通信ケ−ブル等の配線Dを仕切桟の内部に挿通させて本発明の配線機能付き建築構造が完成する。必要に応じて、化粧プレ−トPを仕切桟5、6の開口部に装着して配線コ−ド類や通信ケ−ブル等の配線Dを視覚的に隠蔽すればよい。
また、図2において、本例では、前記フレ−ム3は長手方向に沿って水平片F1が設けられ、該水平片F1の幅方向(壁面取り付け後、手前へ出っ張る方向)の前端部において略垂直に延出する延出片Eが形成されており、断面形状で略L字型を形成している。さらに、前記延出片Eの先端は水平方向に折り返し部Qが形成されている。また、前記折り返し部Qの近傍において、化粧プレ−トを保持するための保持部H3が形成されている。
また、前記フレ−ム3は前記水平片F1の幅方向の略中央付近で、壁下地Wから化粧パネル4の厚み寸法に見合う間隔をおいて、前記延出片Eとほぼ平行して略垂直に突出する突出片Tが形成されている。このようにして、前記水平片F1と延出片Eと突出片Tとで囲われたスペ−スSに配線コ−ド類や通信ケ−ブル等の配線Dを挿通させることができる。
また、本発明の前記仕切桟5、6は、互いに所定の間隔をおいて、平行する一対の水平片F2、F3と、該水平片F2、F3の後端部に略垂直に設けられ、前記一対の水平片F2とF3を連結する連結片Rとで構成されており、断面形状で、略コの字型を形成している。このようにして、前記仕切桟5、6はコの字型の内部に電気配線のコ−ド類、通信ケ−ブル類等の配線Dを挿通させるためのスペ−スSが形成されており、前記コの字型の前端部が開口し、前記水平片F2及び水平片F3の開口端縁にコの字型形状の外方へ向かう向きの突起Cが形成されており、前記仕切桟5、6の一対の水平片F2、F3と該水平片F2、F3に形成されている突起Cと、前記フレ−ムの水平片F1と突出片Tとで前記化粧パネル4が挟持され、本発明の壁面パネル1が構成されている。前記仕切桟の開口部の外方へ向かう向きに形成されている水平片F2の突起Cは内方へ向かう向きにも延出され小突起が形成されている。
また、前記仕切桟5、6は、その内部においてコの字型の開口部近傍に化粧プレ−トP用の保持部Hが設けられており、配線Dを視覚的に隠蔽するための化粧プレ−トPが着脱自在に取り付けられている。すなわち、仕切桟5、6の前記保持部Hは、本例では、前記水平片F2の前記突起C近傍において形成された仕切桟内方へ向かう一対の小突起からなる保持端部H1と、その対面に形成されている一対の小突起からなる保持基部H2とから構成されている。本例では、保持端部H1及び保持基部H2は、化粧プレ−トPの厚みに見合う間隔をおいて形成された一対の小突起形状で構成されている。化粧プレ−トPが保持できる機能を有するものであれば、これ以外であっても良い。
また、本発明のフレ−ム3の延出片の先端部近傍において、化粧プレ−トPを着脱自在に保持するための保持基部H3が設けられている。該保持基部H3は仕切桟の前記保持基部H2とほぼ同様の構造でよい。
また、図3において、本発明の壁面パネル1は、フレ−ム枠2の内部において、スピ−カ−、その他小物機器類(図示せず)を載置するための棚板7が所定位置に取り付けできる構造を有している。該棚板7はブラケットBに、例えば木ネジMで固定されている。前記ブラケットBの構造は、一例として、棚板7を載置し固定する載置部B1と棚板の自重を化粧パネル4への押圧力に変えて棚板7を支える働きを有する脚B2とで構成されている。さらに、前記載置部B1の後端部において、係止部Gが設けられている。前記仕切桟5、6のコの字型形状の内部スペ−スSの開口部近傍に形成された前記保持端部H1及び保持基部H2によって、前記係止部Gが係止され、ブラケットBの脱落を防止している。
さらに、前記ブラケットBは前記仕切桟5、6の長手方向に沿って極めて簡単にスライドし移動可能なように構成されている。この時、前記係止部Gは前記化粧プレ−トPの前面をスライドする構成となっている。さらに、本発明の棚板7用のブラケットBを取り外す場合、棚板7の先端部を軽く持ち上げて、前記ブラケットの係止部Gを係止位置から引き離し、係止部Gを斜めにし、係止部Gを取り外し、ブラケットB全体を斜め下方へ引っ張ると極めて簡単に仕切桟から取り外すことができる。また、取り付ける時は、この逆を行えば良い。
次に施工手順について説明する。
1.部屋の壁下地Wの所定の位置に、縦フレ−ム3a、上下フレ−ム3bの四本のフレ−ム3を取り付けビス等(図示せず)で壁下地Wにしっかりと取り付けて、フレ−ム枠2を形成する。
2.各フレ−ム3a、3bの接合角部は留め接合、縦勝ち接合、横勝ち接合いずれでも良いが、外観意匠的には留め接合が最適である。
3.フレ−ム枠2の内部に縦及び又は横方向に仕切桟5及び又は6を取り付ける。フレ−ム3との接合は取り付けビス等(図示せず)を用いて、しっかりと取り付ける。
4.フレ−ム3a、3bと仕切桟5、6で形成された空間内部に化粧パネル4を取り付ける。取り付け方は木ネジ、釘、ステ−プル等の機械的手段と接着剤とを用いて、何れか又は両方併用して取り付ける。
5.オ−ディオ機器、及び又はAV機器等の機器類Aの裏面とオ−ディオ機器、及び又はAV機器等の機器類Aを取り付ける化粧パネル4の位置に取り付け具Kを取り付けておく。
6.オ−ディオ機器、AV機器等の機器類Aを配線コ−ド類で配線し屋内配線と結線し、必要に応じて通信ケ−ブルを配線する。この時、配線コ−ド類、通信ケ−ブル類等の配線Dを、仕切桟5、6の内部スペ−スSの内部及び又はフレ−ム3の内部スペ−スSの内部に挿通させる。
7.仕切桟5、6及び又はフレ−ム3に化粧プレ−トPを取り付け、仕切桟5、6及び又はフレ−ム3内部の配線コ−ド類、通信ケ−ブル類等の配線Dを視覚的に隠蔽する。
8.棚板7をブラケットBの載置部B1に、木ネジM等で取り付ける。
9.棚板付きブラケットBを仕切桟5、6の所定位置に必要個数だけ差し込んで係止部Gを手掛かりとして取り付ける。
10.壁面パネル1全体を見て、オ−ディオ機器、AV機器等の機器類A、棚板7等の配置を微調整して壁面パネル1の取り付け施工が完成する。
1.部屋の壁下地Wの所定の位置に、縦フレ−ム3a、上下フレ−ム3bの四本のフレ−ム3を取り付けビス等(図示せず)で壁下地Wにしっかりと取り付けて、フレ−ム枠2を形成する。
2.各フレ−ム3a、3bの接合角部は留め接合、縦勝ち接合、横勝ち接合いずれでも良いが、外観意匠的には留め接合が最適である。
3.フレ−ム枠2の内部に縦及び又は横方向に仕切桟5及び又は6を取り付ける。フレ−ム3との接合は取り付けビス等(図示せず)を用いて、しっかりと取り付ける。
4.フレ−ム3a、3bと仕切桟5、6で形成された空間内部に化粧パネル4を取り付ける。取り付け方は木ネジ、釘、ステ−プル等の機械的手段と接着剤とを用いて、何れか又は両方併用して取り付ける。
5.オ−ディオ機器、及び又はAV機器等の機器類Aの裏面とオ−ディオ機器、及び又はAV機器等の機器類Aを取り付ける化粧パネル4の位置に取り付け具Kを取り付けておく。
6.オ−ディオ機器、AV機器等の機器類Aを配線コ−ド類で配線し屋内配線と結線し、必要に応じて通信ケ−ブルを配線する。この時、配線コ−ド類、通信ケ−ブル類等の配線Dを、仕切桟5、6の内部スペ−スSの内部及び又はフレ−ム3の内部スペ−スSの内部に挿通させる。
7.仕切桟5、6及び又はフレ−ム3に化粧プレ−トPを取り付け、仕切桟5、6及び又はフレ−ム3内部の配線コ−ド類、通信ケ−ブル類等の配線Dを視覚的に隠蔽する。
8.棚板7をブラケットBの載置部B1に、木ネジM等で取り付ける。
9.棚板付きブラケットBを仕切桟5、6の所定位置に必要個数だけ差し込んで係止部Gを手掛かりとして取り付ける。
10.壁面パネル1全体を見て、オ−ディオ機器、AV機器等の機器類A、棚板7等の配置を微調整して壁面パネル1の取り付け施工が完成する。
次に本発明の壁面パネル1を構成する各部材の材質について詳述する。フレ−ム3、仕切桟5、6、ブラケットBは例えば、アルミ製、ジュラルミン製、鋼板製等の金属製の他、塩ビ樹脂、オレフィン樹脂、ABS樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂等の合成樹脂成型体、ウレタン樹脂等の発泡によって成型された人工木材等の他、集成材、LVL、等の木質材料等が好適なものとして例示できる。しかしこれらに限定されるものではない。
化粧パネル4、棚板7は、特に限定しないが、例えば、合板、MDF基材表面に天然突板や単板を貼着した化粧貼り合板、化粧貼りMDFの他、合板、MDF基材表面に木目印刷や抽象柄が印刷されたオレフィンシ−トや塩ビシ−トを貼着したオレフィン又は塩ビ化粧板、鋼板基材表面に例えば木目印刷されたオレフィンシ−トや塩ビシ−トを貼着した化粧鋼板等が好適なものとして例示できる。
1 壁面パネル
2 フレ−ム枠
3 フレ−ム
3a 縦フレ−ム
3b 上下フレ−ム
F1 フレ−ムの水平片
E 延出片
Q 折り返し部
T 突出片
4 化粧パネル
5 横仕切桟
6 縦仕切桟
F2 仕切桟の水平片
F3 仕切桟の水平片
R 連結片
C 突起
H 保持部
H1 仕切桟の保持端部
H2 仕切桟の保持基部
H3 フレ−ムの保持基部
S スペ−ス
D 配線
P 化粧プレ−ト
7 棚板
A 機器類
B ブラケット
B1 載置部
B2 脚
G 係止部
M 木ネジ
K 取付具
W 壁下地
Y 床面
2 フレ−ム枠
3 フレ−ム
3a 縦フレ−ム
3b 上下フレ−ム
F1 フレ−ムの水平片
E 延出片
Q 折り返し部
T 突出片
4 化粧パネル
5 横仕切桟
6 縦仕切桟
F2 仕切桟の水平片
F3 仕切桟の水平片
R 連結片
C 突起
H 保持部
H1 仕切桟の保持端部
H2 仕切桟の保持基部
H3 フレ−ムの保持基部
S スペ−ス
D 配線
P 化粧プレ−ト
7 棚板
A 機器類
B ブラケット
B1 載置部
B2 脚
G 係止部
M 木ネジ
K 取付具
W 壁下地
Y 床面
Claims (5)
- 建築物の内装壁面、床面、天井面等建築パネルに配線機能を付与させてなる建築構造において、前記建築パネルに仕切桟を取り付け、該仕切桟内部のスペ−スに配線コ−ド類を挿通させることを特徴とする配線機能付き建築構造。
- 前記仕切桟が、互いに所定の間隔をおいて平行する一対の水平片と該水平片の後端部に略垂直に設けられ、前記一対の水平片を連結する連結片とで構成されており、断面形状で略コの字型を形成し、配線コ−ド類を挿通させるためのスペ−スが、前記コの字型形状を有する仕切桟内部に形成されており、前記仕切桟に内部を隠蔽する手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の配線機能付き建築構造。
- 請求項1又は2に記載の配線機能付き建築構造において、内部に配線コ−ド類を挿通させるためのスペ−スを有する断面形状略L字型のフレ−ムを壁面の所定位置に二方〜四方取り付けてフレ−ム枠を形成し、該フレ−ム枠の内部を縦方向及び又は横方向に前記仕切桟で仕切り、前記フレ−ム枠の内部に化粧パネルを取り付け、前記フレ−ム枠と仕切桟と化粧パネルとで壁面パネルを構成し、前記フレ−ム及び又は仕切桟の内部に配線コ−ド類を挿通させ、前記仕切桟及び又はフレ−ムに、その内部を隠蔽する手段が設けられていることを特徴とする配線機能付き建築構造。
- 請求項3に記載の配線機能付き建築構造において、壁面に設置される前記フレ−ム枠が左右の縦方向及び上部の横方向の三方のフレ−ムで囲われて形成されており、前記化粧パネル表面の所定位置に棚板が設けられており、前記フレ−ムは、水平片と該水平片前端部から略垂直に延出する延出片からなる断面形状略L字型を有し、前記水平片のほぼ中央付近で前記延出片とほぼ平行して略垂直に突出する突出片が形成されており、前記仕切桟は、前記コの字型の前端部が開口し、前記一対の水平片の開口端縁にコの字型形状の外方へ向かう向きの突起が形成されており、前記仕切桟の突起と水平片及び前記フレ−ムの突出片と水平片とで、化粧パネルが挟持されて前記壁面パネルが構成されており、前記仕切桟及び又はフレ−ムに設けられた内部隠蔽手段が、仕切桟及び又はフレ−ムの開口部端縁に設けられた化粧プレ−トであることを特徴とする配線機能付き建築構造。
- 請求項3ないし4いずれか記載の配線機能付き建築構造において、前記フレ−ム枠の内部の化粧パネルの所定位置に、オ−ディオ機器、AV機器等を取り付けるための取り付け具が設けられており、前記仕切桟内部の開口端縁近傍に棚板用のブラケットが仕切桟に沿って移動可能に係止されており、仕切桟及び又はフレ−ム用の前記化粧プレ−トを、着脱自在に保持するための保持部が仕切桟及び又はフレ−ムのスペ−スの内部に形成されていることを特徴とする配線機能付き建築構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003331792A JP2005097925A (ja) | 2003-09-24 | 2003-09-24 | 配線機能付き建築構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003331792A JP2005097925A (ja) | 2003-09-24 | 2003-09-24 | 配線機能付き建築構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005097925A true JP2005097925A (ja) | 2005-04-14 |
Family
ID=34460350
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003331792A Pending JP2005097925A (ja) | 2003-09-24 | 2003-09-24 | 配線機能付き建築構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005097925A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007000309A (ja) * | 2005-06-23 | 2007-01-11 | Matsushita Electric Works Ltd | 棚板取付装置 |
JP2019136161A (ja) * | 2018-02-07 | 2019-08-22 | 株式会社デイエムウッドラボ | 壁面ラックの施工方法 |
-
2003
- 2003-09-24 JP JP2003331792A patent/JP2005097925A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007000309A (ja) * | 2005-06-23 | 2007-01-11 | Matsushita Electric Works Ltd | 棚板取付装置 |
JP2019136161A (ja) * | 2018-02-07 | 2019-08-22 | 株式会社デイエムウッドラボ | 壁面ラックの施工方法 |
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