JP2008050929A - 壁パネル - Google Patents

壁パネル Download PDF

Info

Publication number
JP2008050929A
JP2008050929A JP2007102088A JP2007102088A JP2008050929A JP 2008050929 A JP2008050929 A JP 2008050929A JP 2007102088 A JP2007102088 A JP 2007102088A JP 2007102088 A JP2007102088 A JP 2007102088A JP 2008050929 A JP2008050929 A JP 2008050929A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall panel
panel
ceiling slab
vertical frame
ceiling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007102088A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4979441B2 (ja
Inventor
Kazuki Yoshida
一樹 吉田
Norihide Arakane
仙英 荒金
Hiroshi Kano
広志 加納
Kiyoko Adachi
喜世子 足立
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2007102088A priority Critical patent/JP4979441B2/ja
Publication of JP2008050929A publication Critical patent/JP2008050929A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4979441B2 publication Critical patent/JP4979441B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Building Environments (AREA)

Abstract

【課題】電気工事の工数の削減が図れ、コストアップを抑えた壁パネルを提供する。
【解決手段】左右に間隔を隔てて縦枠材1aが配置され、その縦枠材1aの下端部に横枠材1bが架設されてパネル枠体1が形成されており、パネル枠体1の少なくとも一方の面に面材2が配設され、その面材2上端部に縦枠材1a間を架設する帯板3が配設されていることとする。
【選択図】図1

Description

本発明は、壁パネルに関する。
戸建て住宅や集合住宅では、間仕切壁として、図7に示すような縦枠材1aと横枠材1bとからなるパネル枠体1の表裏面に石膏ボードや化粧合板等の面材2が配設された壁パネルが用いられている。左右の縦枠材1aの間には上下の横枠材1b間を結ぶ中桟1eが設けられており、上方の横枠材1bには配線ケーブル挿通穴1dが設けられている。この壁パネルを壁先行で二重床等の床に設置する場合、たとえば、以下の手順で施工される。まず、図8に示すように、パネル枠体1の上方の横枠材1bに角材13をビス等の止具11で取付け固定し、その角材13に束材12下端部を止具11で固定する。次いで、天井スラブ5に下面開口の角溝状に取付けられた木桟14に前記束材12上端部を嵌め込み、床を構成する床下地材9に敷設された断面L字型等の床ランナー91で壁パネル下端部を受けて固定し立設する。
このようにして床に立設された壁パネルには、コンセント、スイッチ等の配線器具が配設されるが、これら配線器具は一般に現場において後付けされる(たとえば、特許文献1参照)。現場では、作業性を向上して電気工事の工数をできるだけ削減することが求められており、このためには配線器具を現場で容易に取付けることができる壁パネルが望まれていた。このような壁パネルとして、これまで、たとえば、石膏ボードの裏面に補強板を配設した内壁パネル(たとえば、特許文献2参照)や、横枠材に左右に摺動可能にした摺動桟を形成した壁パネル(たとえば、特許文献3参照)が提案されている。
特開平10−77709号公報 特開2006−2466号公報 特開2005−307655号公報
上記特許文献2の壁パネルにおいて、配線器具の取り付け工事をおこなうには、図7に示すような壁パネルを形成する横枠材1bの所定の箇所に配線器具の配線ケーブル挿通穴1dをあらかじめ形成しておく必要があった。また、現場では、配線器具が取り付けられる壁パネルの片側の石膏ボードを外しておき、配線ケーブル挿通穴1dに配線ケーブルを通して配線器具を壁パネルの内部に取り付けた後、石膏ボードを配設するという施工方法が採用されているが、現場では十分な作業スペースが確保されているとはいえず、配線ケーブルの配線ケーブル挿通穴1dへの落とし込みに手間がかかってしまうことがあった。
上記特許文献3の壁パネルは、摺動桟が左右に摺動することから現場での配線器具の取付け作業を容易にすることができるものであった。しかしながら、依然として横枠材の所定の箇所に配線器具の配線ケーブル挿通穴をあらかじめ形成しておく必要があるため、配線ケーブルの配線ケーブル挿通穴への落とし込みに手間がかかってしまうこと、摺動桟を設けたためにパネル枠体が複雑な構造となりコストアップになってしまうこと等の問題があった。
本発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたものであり、電気工事の工数の削減が図れ、コストアップを抑えた壁パネルを提供することを課題とする。
本発明の壁パネルは、上記の課題を解決するために、以下のことを特徴としている。
第1に、左右に間隔を隔てて縦枠材が配置され、その縦枠材の下端部に横枠材が架設されてパネル枠体が形成されており、パネル枠体の少なくとも一方の面に面材が配設され、その面材上端部に縦枠材間を架設する帯板が配設されている。
第2に、上記壁パネルにおいて、帯板の上方に突出され、天井スラブに取付け固定される天井スラブ取付け固定部が設けられている。
第3に、上記第2の発明の壁パネルにおいて、天井スラブ取付け固定部は、パネル枠体を構成する縦枠材が帯板の上方に突出されて形成されたものである。
第4に、上記第2の発明の壁パネルにおいて、天井スラブ取付け固定部は、角材の一端がパネル枠体の両面に配設された帯板間に挿入されて固定されるとともに、他端が帯板の上方に突出されて形成されている。
第5に、上記第2から第4のいずれかの発明の壁パネルの天井スラブ取付け固定部に、遮音壁が配設されている。
上記第1の発明によれば、配線ケーブル挿通穴の穴加工が不要となるため、製造コストを低減することができる。また、配線ケーブル挿通穴の位置に左右されずに自由な位置から配線ケーブルを落とし込むことができるため、電気工事の工数を削減することができる。
上記第2の発明によれば、天井スラブ取付け固定部が設けられていることによって、壁パネルの設置が容易となる。すなわち、このような天井スラブ取付け固定部を天井スラブに直接に取付け固定したり、あるいは、この天井スラブ取付け固定部に束材を取付け固定し、これを天井スラブに取付け固定することで、壁パネルを設置することができる。
上記第3の発明によれば、パネル枠体を構成する縦枠材が帯板の上方に突出されて形成されたものであることにより、壁パネルの立設作業をより簡略化することができる。さらに、縦枠材を天井スラブまで延設させた場合には、束材を用いる必要がなくなるため、壁パネルの立設作業をより一層簡略化することができる。
上記第4の発明によれば、ダクト等の配管と干渉しないように、天井スラブ取付け固定部を任意の位置に容易に固定することができる。このため、壁パネルの設置作業に手間取ることなく、作業の効率化が図れる。
上記第5の発明によれば、遮音壁を配設するための下地を新たに設ける必要がないため、より低コストで遮音構造を備えた壁パネルを実現することができる。
図1(a)は本発明の壁パネルの一実施形態を示した端面図であり、(b)は正面図である。
本発明の壁パネルは、図1(a)(b)に示すように、左右に間隔を隔てて木製の角材よりなる縦枠材1aが配置され、その縦枠材1aの下端部に木製の角材よりなる横枠材1bが架設されてパネル枠体1が形成されている。なお、ここでは、図7に示したような壁パネルにおける中桟についても縦枠材1aとして説明している。パネル枠体1の両面には石膏ボードや化粧合板等の面材2が配設されており、面材2の左右の両端部がパネル枠体1からはみ出さないようにそれぞれ縦枠材1aと略面一になっている。この面材2の上端部には縦枠材1a間を架設するようにして木製の板材よりなる帯板3が配設されてパネル枠体1を効果的に補強しており、パネル枠体1の変形を防ぐ役割をも有している。この帯板3は、その厚みが面材2と同程度となるようにし、厚み方向で帯板3と面材2とが面一になるようしている。また、帯板3の左右の両端部は、面材2と略面一になるようにし、パネル枠体1からはみ出さないようにしている。帯板3の幅、すなわち高さ方向の長さについては、パネル枠体1の補強に影響がないような幅であればよく、特に制限されるものではない。
本発明の壁パネルは、図1のようにパネル枠体1の両面に面材2が配設されているが、現場でのキャビネットやキッチンユニット等の据付工事や壁パネルの配線器具取付け工事等の施工状態によっては、一方の面材2をはがしたり、面材2の一部を切り欠いたりしてもよい。
本発明における縦枠材1aは、その上端部が帯板3の上端部と面一になるように形成されていてもよいが、図1に示すようにパネル枠体1の左右の縦枠材1aおよび中央の縦枠材1aがそれぞれ上方向に延設されて縦枠材1aの上端が帯板3の上方に突出されるように形成されていてもよいし、あるいは、パネル枠体1の左右の縦枠材1aのみが上方向に延設されて縦枠材1aの上端が帯板3の上方に突出されるように形成されていてもよい。
本発明の壁パネルは、天井スラブ取付け固定部1cが設けられていてもよい。この天井スラブ取付け固定部1cは、壁パネルを天井スラブ5に取付け固定するためのものであり、帯板3の上方に突出されて形成される。図1に示すように縦枠材1aの帯板3の上方に突出された部分を天井スラブ取付け固定部1cとすることで、この壁パネルを天井スラブ5に容易に取付け固定させることができる。もちろん、天井スラブ取付け固定部1cは縦枠材1aと別体とされていてもよい。たとえば、パネル枠体1における縦枠材1aの上端部が帯板3の上端部と面一になるように形成されている場合、角材よりなる天井スラブ取付け固定部1cを縦枠材1aの上端面に設けることができる。このとき、天井スラブ取付け固定部1cはパネル枠体1における全ての縦枠材1aの上端面に設けてもよいが、一部の縦枠材1aのみ、たとえばパネル枠体1の左右の縦枠材1aのみに設けるようにしてもよい。
本発明における天井スラブ取付け固定部の別の実施形態を図2に示す。図2は、パネル枠体の両面に配設された帯板間に角材からなる天井スラブ取付け固定部が固定されている様子を模式的に示した断面図である。なお、図1に示した部分と同一の部分については同じ符号を付し、説明を省略する。
この実施形態では、天井スラブ取付け固定部1cとしてパネル枠体を構成する縦枠材と同断面形状の角材1dを用いている。図2に示すように角材1dの一端が帯板3間に挿入され、ネジやビス等の止具11を外側からそれぞれの帯板3に向けて打設することで固定される。角材1dの他端は帯板3の上方に突出され、天井スラブに直接に取付け固定されるか、あるいは後述する束材を介して取付け固定される。角材1dの一端が帯板3間に挿入され固定される箇所としては、パネル枠体の両面に帯板3が形成されている場所であればよく、壁パネルを構成する縦枠材と縦枠材との間の任意の位置に固定することができる。したがって、ダクト等の配管と干渉しないような位置にあらかじめ前記角材1dを固定して天井スラブ取付け固定部1cとすることで、手間取ることなく容易に壁パネルを設置できる。また、たとえば、天井スラブ下にダクト等の配管が敷設された室内を図1に示すような壁パネルで仕切る際に、壁パネルを構成する縦枠材の帯板より上方に突出された部分が配管と干渉する場合であっても有効である。このような場合、後述するが、当該干渉部分を施工現場でカットし、配管と干渉しないように任意の位置に角材1dを帯板3間に挿入して天井スラブ取付け固定部1cとして固定することで、壁パネルの設置作業に手間取ることはなく、容易に設置できる。
以上のように、この実施形態はパネル枠体の両面に配設された帯板3間に角材1dの一端が挿入され、固定されている。パネル枠体の片面のみに帯板3が配設されている場合にも、止具11で角材1dを固定することが可能であるが、壁パネルの設置強度の観点からパネル枠体の両面に配設された帯板3間に角材1dを固定することが好ましい。
次に本発明の壁パネルを壁先行で二重床に設置する場合について以下に説明する。
図3は、本発明の壁パネルを壁パネル先行で二重床に立設した施工例であり、(a)は正面図であり、(b)は(a)のA−A断面図である。なお、図1〜図2に示した部分と同一の部分については同じ符号を付し、説明を省略する。
二重床は、コンクリート下地等よりなる床スラブ8上に、防振材付きの木製脚体、金属製脚体等よりなる支持脚81を介して、合板等よりなる床下地材9を支持して形成されている。床下地材9の上には、本発明の壁パネルを立設するための断面L字型の木材、金属等よりなる床ランナー91が敷設されている。また、この床ランナー91に対応する天井ランナー51が、床ランナー91の直上の位置のコンクリート下地等よりなる天井スラブ5下に敷設されている。この天井ランナー51は、木材、金属等により断面L字型に形成されている。
図3の施工例では、壁パネルにおける縦枠材1aの天井スラブ取付け固定部1cにビス等の止具11で束材12を取付け固定している。この壁パネルを二重床に立設する際には、まず、壁パネルにおける束材12を天井ランナー51で受けた後、壁パネルの下端部を床ランナー91で受けて保持する。次いで、止具11を天井ランナー51に向けて束材12に打設して固定し、壁パネルを二重床に固定する。壁パネルを立設した後は、壁パネルの下端部に常法に従って幅木を設け、木質単板等の床仕上材10を床下地材9に配設する。この施工例では、束材12と壁パネルを取付け固定するために従来の壁パネルの横枠材1bに取付け固定されていた角材13を用いることなく縦枠材1aに形成された天井スラブ取付け固定部1cと束材12とを固定させるため、壁パネルの立設作業を簡略化することができる。なお、この施工例は、天井スラブ取付け固定部1cに束材12を取付け固定し、この束材12を天井スラブ5に固定して壁パネルを固定するものであり、天井スラブ取付け固定部1cと束材12とをそれぞれ区別して称しているが、この施工例における天井スラブ取付け固定部1cに束材12を取付け固定したものを、本発明における天井スラブ取付け固定部として称することもできる。
以上のようにして立設された壁パネルには、現場において配線器具が取り付けられるが、そのための配線ケーブルを壁パネルの内部に落とし込む必要がある。本発明の壁パネルは、図1に示すように壁パネルのパネル枠体1が上方に開口した空所を形成しているため、この空所を介して配線ケーブルを自由な位置から壁パネルの内部に落としこむができる。したがって、配線ケーブル挿通穴を横枠材に設けていた従来の壁パネルに比べて、穴加工の手間を省くことができるとともに、配線ケーブル挿通穴の位置に左右されずに自由な位置から配線ケーブルを落とし込むことができる。よって、製造コストや電気工事の工数を削減することができるのである。
また、この施工例では、壁パネルを二重床に立設した後に二重天井方式の天井面7が形成される。たとえば、天井スラブ5下に吊設された吊材52を介して、天井パネル6を吊り下げ支持することで実現される。この吊材52は壁パネルを挟持するように配設されており、吊材52に止具を帯板3に向けて打設して吊材52と壁パネルとを固定している。天井パネル6と壁パネルとの取り合い部分には、常法に従って天井廻り縁が設けられていてもよく、この場合にはその取付けのために帯板3の下端部が天井パネル6よりも下方の位置になるようにすることが考慮される。
図4は、別の施工例である((a)は正面図であり、(b)は(a)のA−A断面図である)。なお、図1〜図3に示した部分と同一の部分については同じ符号を付し、説明を省略する。
この施工例では、パネル枠体1における左右の縦枠材1aが上方向に天井スラブ5まで延設され、縦枠材1aと天井スラブ取付け固定部1cとが一体化されて形成されており、パネル枠体1における中央の縦枠材1aは、その上端部が帯板3の上端部と面一になるように形成されている。天井スラブ5下には下面開口の角溝状の天井ランナー51が敷設されており、この天井ランナー51に天井スラブ取付け固定部1cを嵌め込んだ後、壁パネルの下端部を床ランナー91で受けて二重床上に壁パネルを固定する。この例では、束材12の天井スラブ取付け固定部1cへの取付け作業を省くことができ、また、壁パネルの天井スラブ5への取付け作業も角溝状の天井ランナー51に嵌め込むのみであるため、より簡便に壁パネルを二重床に立設することができる。
図5はさらに別の施工例の正面図である。なお、図1〜図4に示した部分と同一の部分については同じ符号を付し、説明を省略する。
この施工例は、図4に示したようなパネル枠体1における左右の縦枠材1aが上方向に天井スラブ5まで延設されている壁パネルを用いた際に、縦枠材1aの帯板3より上方に突出された部分がダクト等の配管Dと干渉した場合の施工例を示している。配管Dと干渉する縦枠材1aの突出部分(天井スラブ取付け固定部1c)を施工現場でカットするとともに、配管Dと干渉しないような任意の位置に角材1dを帯板3間に挿入して固定し、これを天井スラブ取付け固定部1cとしている。これにより、壁パネルの設置作業に手間取ることなく容易に設置でき、また縦枠材1aの突出部分(天井スラブ取付け固定部1c)をカットしても壁パネルの設置強度を低下させることもない。
さらに、以上のように壁パネルに天井スラブ取付け固定部1cを設けた場合においては、図6((a)は正面図であり、(b)は(a)のA−A断面図である)に示すように、遮音壁4を天井スラブ取付け固定部1cに容易に配設することができる。なお、図1〜図5に示した部分と同一の部分については同じ符号を付し、説明を省略する。
従来の壁パネルを用いて天井パネル6の上方の天井裏を遮音する場合には、遮音壁4を取付け固定するための下地を現場で新たに組む必要があり手間がかかっていたが、天井スラブ取付け固定部1cを遮音壁4の取付けのための下地とすることで、新たに下地を組む必要はなく、遮音壁4を容易に配設することができるのである。これによって、簡便に二重床に立設させることができ遮音構造を備えた壁パネルを実現できる。図6の例は、パネル枠体1における左右の縦枠材1aが天井スラブ5まで延設され、帯板3の上方に突出された部分を天井スラブ取付け固定部1cとした壁パネルの例であるが、これに限定されることなく、たとえば、図2,3や図5に示した壁パネルでも同様に天井スラブ取付け固定部1cを遮音壁4を取付け固定するための下地として、遮音壁4を配設することができる。
以上の施工例はいずれもパネル枠体1における左右の縦枠材の一端が帯板の上方に突出された壁パネルを用いているが、上述したように、縦枠材の上端部が帯板の上端部と面一になるように形成された壁パネルであってもよい。このような壁パネルを二重床に立設する場合には、図2に示した実施形態のように、角材の一端をパネル枠体の両面に配設された帯板間に挿入して固定しこれを天井スラブ取付け固定部としてもよいし、その他、たとえば、縦枠材の上端部に角材を取付けてこの角材に束材を固定し、これを天井スラブ取付け固定部としてもよい。次いで、天井スラブ取付け固定部を天井スラブ下に敷設された天井ランナーで受け、壁パネルの下端部を床下地材の上に敷設された床ランナーで受けることによって壁パネルを二重床に立設することができる。
本発明の壁パネルは、以上の施工例のようにパネル枠体の両面に面材と帯板が配設されているが、片面のみに配設されていてもよい。さらに、本発明の壁パネルは、たとえば、壁パネルの左端(あるいは右端)の縦枠材と別の壁パネルの右端(あるいは左端)の縦枠材とが接するように二重床上に併設させることで間仕切壁を形成することができる。
また、上述の実施形態においては、二重床、二重天井に壁パネルを施工する実施形態を例示したが、汎用されている通常の床、天井においても同様に実施できることはもちろんである。
(a)は本発明の壁パネルの一実施形態を示した端面図であり、(b)は正面図である。 本発明における天井スラブ取付け固定部の別の実施形態であり、帯板間に角材からなる天井スラブ取付け固定部が固定されている様子を模式的に示す断面図である。 本発明の壁パネルを壁パネル先行で二重床に立設した施工例である((a)は正面図であり、(b)は(a)のA−A断面図である)。 本発明の壁パネルを壁パネル先行で二重床に立設した別の施工例である((a)は正面図であり、(b)は(a)のA−A断面図である)。 本発明の壁パネルを壁パネル先行で二重床に立設したさらに別の施工例の正面図である。 遮音壁を備えた壁パネル施工例である((a)は正面図であり、(b)は(a)のA−A断面図である)。 従来の壁パネルの斜視図である。 従来の壁パネルを壁パネル先行で二重床に立設した施工例である((a)は正面図であり、(b)は(a)のA−A断面図である)。
符号の説明
1 パネル枠体
1a 縦枠材
1b 横枠材
1c 天井スラブ取付け固定部
2 面材
3 帯板
4 遮音壁

Claims (5)

  1. 左右に間隔を隔てて縦枠材が配置され、その縦枠材の下端部に横枠材が架設されてパネル枠体が形成されており、パネル枠体の少なくとも一方の面に面材が配設され、その面材上端部に縦枠材間を架設する帯板が配設されていることを特徴とする壁パネル。
  2. 帯板の上方に突出され、天井スラブに取付け固定される天井スラブ取付け固定部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の壁パネル。
  3. 天井スラブ取付け固定部は、パネル枠体を構成する縦枠材が帯板の上方に突出されて形成されたものであることを特徴とする請求項2に記載の壁パネル。
  4. 天井スラブ取付け固定部は、角材の一端がパネル枠体の両面に配設された帯板間に挿入されて固定されるとともに、他端が帯板の上方に突出されて形成されていることを特徴とする請求項2に記載の壁パネル。
  5. 請求項2から4のいずれかの壁パネルの天井スラブ取付け固定部に、遮音壁が配設されていることを特徴とする壁パネル。
JP2007102088A 2006-07-26 2007-04-09 壁パネル Expired - Fee Related JP4979441B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007102088A JP4979441B2 (ja) 2006-07-26 2007-04-09 壁パネル

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006203710 2006-07-26
JP2006203710 2006-07-26
JP2007102088A JP4979441B2 (ja) 2006-07-26 2007-04-09 壁パネル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008050929A true JP2008050929A (ja) 2008-03-06
JP4979441B2 JP4979441B2 (ja) 2012-07-18

Family

ID=39235243

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007102088A Expired - Fee Related JP4979441B2 (ja) 2006-07-26 2007-04-09 壁パネル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4979441B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9780413B2 (en) 2013-08-01 2017-10-03 Denso Corporation Battery cooling system
WO2020172711A1 (en) * 2019-02-28 2020-09-03 Stonewall Platinum Pty Ltd An inter-tenancy partitioning system

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5589707U (ja) * 1978-12-15 1980-06-20
JPS59104906U (ja) * 1982-12-29 1984-07-14 株式会社竹中工務店 耐火間仕切壁
JPH08239947A (ja) * 1995-03-06 1996-09-17 Kubota House Corp 住宅用パネル

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5589707U (ja) * 1978-12-15 1980-06-20
JPS59104906U (ja) * 1982-12-29 1984-07-14 株式会社竹中工務店 耐火間仕切壁
JPH08239947A (ja) * 1995-03-06 1996-09-17 Kubota House Corp 住宅用パネル

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9780413B2 (en) 2013-08-01 2017-10-03 Denso Corporation Battery cooling system
WO2020172711A1 (en) * 2019-02-28 2020-09-03 Stonewall Platinum Pty Ltd An inter-tenancy partitioning system
CN114207228A (zh) * 2019-02-28 2022-03-18 斯通沃尔铂金私人有限公司 一种租用间分隔系统
US11708694B2 (en) 2019-02-28 2023-07-25 Stonewall Platinum Pty Ltd Inter-tenancy partitioning system
CN114207228B (zh) * 2019-02-28 2024-02-13 斯通沃尔铂金私人有限公司 一种租用间分隔系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP4979441B2 (ja) 2012-07-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4979441B2 (ja) 壁パネル
JP2010095956A (ja) 外断熱パネルおよび外断熱構造
KR101783849B1 (ko) 공동주택용 차음벽
JP3178601U (ja) 間仕切板の取付金具
KR101949393B1 (ko) 서포트 일체형 빔 구조 지하 차수벽
CN212427736U (zh) 一种吊顶总成
JP4734156B2 (ja) 電気機器取付用間仕切壁パネル
CN219451167U (zh) 一种隔墙结构
KR200398640Y1 (ko) 전기배선박스 설치지지장치
KR102247641B1 (ko) 건축물용 바닥 구조체
JP2011144529A (ja) 遮音間仕切り下地構造
JP7331631B2 (ja) 基礎断熱構造
JP2008031655A (ja) 壁パネル
JP5791416B2 (ja) 建物の床構造
CN109072609B (zh) 具有外部导管接合功能的预制分户壁
CN112064861A (zh) 一种吊顶总成
JP2007191926A (ja) 間仕切りパネルの設置方法及び間仕切りパネル
US20140059955A1 (en) Wall insulation system
JP2007002551A (ja) 壁パネルの建込み構造
JP2005290930A (ja) 建物内装構造及びその施工方法
JP2005213792A (ja) ローパーティション用パネル及びパネルの連結構造
WO2011061560A1 (en) Removable covering elements
JP3871606B2 (ja) 住宅インフィルシステムを構成する壁パネル、天井パネル、壁フレーム及び天井フレーム
JP6209029B2 (ja) バスユニット設置用金具および床構造並びに建物
KR20000003071U (ko) 재활용이 가능한 조립식 건물내장재

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110223

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110301

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110726

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111005

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20111014

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111206

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20120111

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120321

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120417

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150427

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4979441

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees