JP2008031655A - 壁パネル - Google Patents

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Kazuki Yoshida
一樹 吉田
Norihide Arakane
仙英 荒金
Hiroshi Kano
広志 加納
Kiyoko Adachi
喜世子 足立
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

【課題】ダクト等の配管との干渉を抑え、かつ、取付け作業が容易な壁パネルを提供する。
【解決手段】左右に間隔を隔てて縦枠材1aが配置され、これら縦枠材1a間を架設する横枠材1bが縦枠材1aの上下に配設されてパネル枠体1が形成されており、そのパネル枠体1の少なくとも一方の面に面材3が配設された壁パネルにおいて、パネル枠体1の上面の左右両端部には、天井スラブ4まで突出され天井スラブ4と接続固定される天井スラブ取付け凸部2がそれぞれ設けられていることとする。
【選択図】図1

Description

本発明は、壁パネルに関する。
戸建て住宅や集合住宅では、間仕切壁として、図3に示すような縦枠材1aと横枠材1bとからなるパネル枠体1の表裏面に石膏ボードや化粧合板等の面材3が配設された天井先行用壁パネルが用いられている。左右の縦枠材1aの間には上下の横枠材1b間を結ぶ中桟1dが設けられており、上方の横枠材1bには配線ケーブル挿通穴1cが設けられている。なお、天井先行用壁パネルとは、たとえば、後述する図4に示したような二重天井方式で天井スラブ4下に天井パネル5が設けられて天井面6があらかじめ形成されている室内空間を仕切るために用いられる壁パネルのことをいう。この天井先行用壁パネルを壁先行で二重床等の床に設置する場合、たとえば、以下の手順で施工される。まず、図4に示すように、パネル枠体1の上方の横枠材1bに角材12をビス等の止具10で取付け固定し、その角材12に束材11下端部を止具10で固定する。次いで、天井スラブ4に下面開口の角溝状に取付けられた木桟13に前記束材11上端部を嵌め込み、床を構成する床下地材8に敷設された断面L字型等の床ランナー81で天井先行用壁パネル下端部を受けて固定し立設する。このように、天井先行用壁パネルの床への立設には多くの手順が必要とされ手間がかかっていた。このため、現場ではできるだけ作業を容易なものとし、作業時間を削減することができる壁パネルが望まれていた。これまでにも、たとえば、特許文献1に示すような単位パネルが提案されている。このものは、単位パネルを構成するそれぞれの縦枠の上部を天井スラブまで延長し、天井スラブと接続する上部取付け部材を形成することによって、単位パネルの取付け作業を容易にしたものである。
特開2000−273992号公報
しかしながら、天井スラブ下にダクト等の配管が敷設された室内を上記の単位パネルで仕切る場合、単位パネルを構成するそれぞれの縦枠が配管と干渉してしまい、その取付け作業に手間がかかってしまう場合があった。
本発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたものであり、ダクト等の配管との干渉を抑え、かつ、取付け作業が容易な壁パネルを提供することを課題とする。
本発明の壁パネルは、上記の課題を解決するために、以下のことを特徴としている。
第1に、左右に間隔を隔てて縦枠材が配置され、これら縦枠材間を架設する横枠材が縦枠材の上下に配設されてパネル枠体が形成されており、そのパネル枠体の少なくとも一方の面に面材が配設された壁パネルにおいて、パネル枠体の上面の左右両端部には、天井スラブまで突出され天井スラブと接続固定される天井スラブ取付け凸部がそれぞれ設けられていることを特徴とする。
第2に、上記壁パネルにおいて、天井スラブ取付け凸部は、パネル枠体の左右両端の縦枠材が天井スラブまで延設されて形成されてなることを特徴とする。
上記第1の発明によれば、パネル枠体の上面の左右両端部に天井スラブ取付け凸部が設けられていることにより、ダクト等の配管との干渉を抑え、かつ、天井スラブへの取付け作業を容易なものとすることができる。
上記第2の発明によれば、天井スラブ取付け凸部を別体として縦枠材の上端部に取付ける手間を省くことができるため、作業時間を削減することができ、より一層壁パネルの取付け作業を容易なものとすることができる。
図1(a)は本発明の壁パネルの一実施形態を示した端面図であり、(b)は正面図である。
本発明の壁パネルは、図1(a)(b)に示すように、左右に間隔を隔てて木製の角材よりなる縦枠材1aが配置され、これら縦枠材1a間を架設する木製の角材よりなる横枠材1bが縦枠材1aの上下に配設されてパネル枠体1が形成されている。左右の縦枠材1aの間には上下の横枠材1b間を結ぶ中桟1dが設けられており、上方の横枠材1bには配線ケーブル挿通穴1cが設けられている。この配線ケーブル挿通穴1cは、たとえば、本発明の壁パネルにコンセント、スイッチ等の配線器具を配設する場合に天井から配線ケーブルを壁パネル内に導くために設けられているもので、配線器具の位置や配線工事の作業性等を勘案して、横枠材1bの適宜の位置に設けられるものである。
パネル枠体1の表裏面には石膏ボードや化粧合板等の面材3が配設され、パネル枠体1からはみ出さないように面材3の周縁部が縦枠材1aおよび横枠材1bと略面一になっている。なお、この面材3は、現場でのキャビネットやキッチンユニット等の据付工事や壁パネルの配線器具取付け工事等の施工状態によって、一方の面材3をはがしたり、面材3の一部を切り欠いたりする場合もある。
パネル枠体1の上方の横枠材1bの上面の左右両端部には、天井スラブ4まで突出され、天井スラブ4と接続固定される天井スラブ取付け凸部2がそれぞれ設けられている。これら天井スラブ取付け凸部2間のピッチは、一般的なパネル枠体の規格を受けて最大で約910mmとなる。天井スラブ取付け凸部2の形状および材質は、天井スラブ4に取付け固定できるものであればよく、特に制限されるものではない。たとえば、天井スラブ取付け凸部2としては、図1に示すような木製の角材であってもよく、この天井スラブ取付け凸部2はその側端面から斜め下方向にネジ等の止具(図示なし)を打設することで横枠材1bに固定される。別の天井スラブ取付け凸部2の例としては、パネル枠体1の両端の縦枠材1aを天井スラブ4まで延設させ、この延設した部分を天井スラブ取付け凸部2としてもよい。この場合には、天井スラブ取付け凸部2を別体として上方の横枠材1b上面の左右両端部に取付ける手間がなくなるため、作業時間の削減が図れ、結果として取付け作業をより一層容易なものとすることができる。
本発明の壁パネルは、壁先行で設置される。たとえば、図2は本発明の壁パネルを二重床に壁先行で立設した施工例である((a)は正面図であり、(b)は(a)のA−A断面図である)。なお、図1に示した部分と同一の部分については同じ符号を付し、説明を省略する。
この施工例では、パネル枠体1の両端の縦枠材1aの上端部を天井スラブ4まで延設させ、この延設した部分を天井スラブ取付け凸部2とした壁パネルを用いている。
二重床は、コンクリート下地等よりなる床スラブ7上に、防振材付きの木製脚体、金属製脚体等よりなる支持脚71を介して、合板等の床下地材8を支持して形成されている。床下地材8の上には、本発明の壁パネルを立設するための断面L字型の木材、金属等よりなる床ランナー81が敷設されている。また、この床ランナー81に対応する天井ランナー41が、床ランナー81の直上の位置のコンクリート下地等よりなる天井スラブ4下に敷設されている。この天井ランナー41は、木材、金属等により下面開口の角溝状に形成されている。また、天井スラブ4下には、ダクト等の配管Dが配設されている。
この施工例では、天井スラブ取付け凸部2を天井ランナー41に嵌め込んだ後、壁パネルの下端部を床ランナー81で受けて二重床上に壁パネルを立設している。壁パネルを立設した後は、壁パネルの下端部に常法に従って幅木を設け、木質単板等の床仕上材9を床下地材8に配設する。
以上のようにして立設された壁パネルには、現場において配線器具が取り付けられるが、そのための配線ケーブルを壁パネルの内部に落とし込む必要がある。本発明の壁パネルは、上方の横枠材1bに前述と同様の配線ケーブル挿通穴が設けられており、この配線ケーブル挿通穴を介して配線ケーブルを壁パネルの内部に落とし込んでいる。
また、この施工例では、壁パネルを二重床に立設した後に二重天井方式の天井面6が形成される。たとえば、天井スラブ4下に吊設された吊材42を介して、天井パネル5を吊り下げ支持することで実現される。この吊材42は壁パネルを挟持するように配設されており、吊材42に止具を打設し、面材3を介して縦枠材1aまたは横枠材1bまで至るようにすることで吊材42と壁パネルとを固定している。天井パネル5と壁パネルとの取り合い部分には、常法に従って天井廻り縁が設けられていてもよい。
この施工例では、壁パネルの天井スラブ4への取付け作業が角溝状の天井ランナー41に嵌め込むのみであるため、より簡便に壁パネルを立設することができる。さらに、壁パネルにおける左右の天井スラブ取付け凸部2間のピッチが最大で約910mmになるなどその間隔が大きいため、壁パネルの立設に際して天井スラブ4下に配設された配管Dとの干渉を抑えて、支障なく壁パネルを立設することができる。
また、以上の壁パネルは、たとえば、図2に示すように、壁パネルの右端の縦枠材1aと別の壁パネルの左端の縦枠材1aとが接するように二重床上に併設させることで間仕切壁を形成することができる。
上述の実施形態においては、二重床、二重天井に壁パネルを施工する実施形態を例示したが、汎用されている通常の床、天井においても同様に実施できることはもちろんである。
(a)は本発明の壁パネルの一実施形態を示した端面図であり、(b)は(a)のA−A断面図である。 本発明の壁パネルを壁先行で二重床に立設した施工例である((a)は正面図であり、(b)は(a)のA−A断面図である)。 従来の壁パネルの斜視図である。 従来の壁パネルを壁先行で二重床に立設した施工例である((a)は正面図であり、(b)は(a)のA−A断面図である)。
符号の説明
1 パネル枠体
1a 縦枠材
1b 横枠材
2 天井スラブ取付け凸部
3 面材
4 天井スラブ

Claims (2)

  1. 左右に間隔を隔てて縦枠材が配置され、これら縦枠材間を架設する横枠材が縦枠材の上下に配設されてパネル枠体が形成されており、そのパネル枠体の少なくとも一方の面に面材が配設された壁パネルにおいて、パネル枠体の上面の左右両端部には、天井スラブまで突出され天井スラブと接続固定される天井スラブ取付け凸部がそれぞれ設けられていることを特徴とする壁パネル。
  2. 天井スラブ取付け凸部は、パネル枠体の左右両端の縦枠材が天井スラブまで延設されて形成されてなることを特徴とする請求項1に記載の壁パネル。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54127108A (en) * 1978-03-24 1979-10-02 Riyousan Gijiyutsu Kenkiyuushi Method of constituting wall
JPS5876634A (ja) * 1981-10-30 1983-05-09 ニチアス株式会社 耐火間仕切壁
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JPH07259223A (ja) * 1994-03-15 1995-10-09 Matsushita Electric Works Ltd 壁パネルの固定構造

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