JP6441728B2 - 衛生設備ユニットの固定構造 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば浴室やトイレ等の水回り設備を備えた衛生設備ユニットの固定構造に関する。
従来、浴室を床面に設置する固定構造として、例えば特許文献1に記載されたものが提案されている。この浴室構造では、浴室の床パンを洗い場床部と浴槽側床部で2分割して床パンの運搬や搬入を容易にしている。
そして、浴室の床パンを組み立てる場合には、一方の床パンを躯体床に載せて、床パンの側壁の外側に設置された外周支持金具と床パンの下面に設置した床支持金具とを脚部として躯体床に設置する。外周支持金具と床支持金具における躯体床の周囲に囲い壁を設置して、囲い壁の内部にモルタルを充填することで外周支持金具と床支持金具を固定するようにしている。
また、特許文献2に記載された内装材は、床面に設置する家具の転倒を防止するものであり、家具を床材または内壁にL字型金具を設置してボルトまたは木ねじを用いて固定する。床材または内壁の表面には飾りダボを設けておき、飾りダボ穴を利用してボルト等によってL字型金具を床材と家具に固定する。そして、家具を他の場所に移動する場合には、L字型金具を外して飾りダボ穴にダボを埋め込むようにしている。
特許第2953544号公報 特開平10−262762号公報
しかしながら、特許文献1記載の浴室構造では、脚部として床パンの外側部や下側に固定する外周支持金具や床支持金具は躯体床に囲い壁面とモルタル等で固定しているため、浴室を移動することは容易ではなかった。特に床パンの下側に設置した床支持金具は作業者の手が入りにくい上にモルタルで固定したため、固定時の作業性が悪く手間がかかる欠点がある。しかも、いったん設置すると改装やレイアウトの変更等のために浴室の位置を移動することは極めて困難であった。
また、特許文献2に記載された家具の固定構造においては、L字型金具で家具を固定しただけに過ぎないため、L字型金具を取り外して家具を移動することは比較的容易であるが強度が小さく、しかもL字型金具とボルト等が露出しているために外観上の見栄えが悪いという欠点があった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであって、衛生設備ユニットを固定する固定治具の固定と取り外しが容易ある上に外観上の見栄えをよくした衛生設備ユニットの固定構造を提供することを目的とする。
本発明による衛生設備ユニットの固定構造は、床面に設置した床フレーム上に水回り設備を備えた衛生設備ユニットと、床フレームを位置決め固定するためにその外側で床面に固定した固定治具と、固定治具の外側に取り付けた巾木と、を備え、前記固定冶具の外側面は前記衛生設備ユニットの外壁の外側面と面一または内側に設置され、前記衛生設備ユニットを動かさずに前記固定冶具を取り外し可能としたことを特徴とする。
本発明によれば、衛生設備ユニットの下部に設置した床フレームの外側で固定治具を床面に固定することで衛生設備ユニットを位置決め固定したため、固定治具の取り付けと取り外しの作業が容易である上に、固定治具を取り外して衛生設備ユニットを移動した後でも固定治具を再び取り付けできる。しかも、固定治具の外側に巾木を取り付けたために固定治具を隠すことができて外観上の見栄えがよい。
また、床フレームの底部には衛生設備ユニットを移動させる低摩擦材を取り付けることが好ましい。
床フレームの底部に低摩擦材を固定したため、固定治具を取り外した状態で床面に対する衛生設備ユニットの移動が容易である。
また、本発明による衛生設備ユニットの固定構造は、床面に設置した床フレーム上に水回り設備を備えた衛生設備ユニットと、前記床フレームを位置決め固定するためにその外側で前記床面に固定した固定治具と、前記固定治具の外側に取り付けた巾木と、を備え、前記衛生設備ユニットを動かさずに前記固定冶具を取り外し可能とし、前記床フレームの底部には前記衛生設備ユニットを移動させる低摩擦材を取り付けし、床フレームは複数のフレーム枠部材を連結して構成され、複数のフレーム枠部材にまたがって低摩擦材を取り付けたことを特徴とする。
床フレームは複数のフレーム枠部材を連結して構成した場合でも、複数のフレーム枠部材にまたがって低摩擦材を取り付けたため、衛生設備ユニットの移動時にフレーム枠部材同士の繋ぎ目が床面に引っかかることを防止してスムーズに移動できる。
また、本発明による衛生設備ユニットの固定構造は、床面に設置した床フレーム上に水回り設備を備えた衛生設備ユニットと、前記床フレームを位置決め固定するためにその外側で前記床面に固定した固定治具と、前記固定治具の外側に取り付けた巾木と、を備え、前記衛生設備ユニットを動かさずに前記固定冶具を取り外し可能とし、平面視における固定治具の幅は、床フレームの固定治具に当接する面と衛生設備ユニットの外壁との間隔と同一に設定されていることを特徴とする。
固定治具の幅を床フレームの外面と衛生設備ユニットの外壁との間隔と同一に設定したため、衛生設備ユニットの設置に先立って固定治具を床面の固定位置に配設することで衛生設備ユニットやその外壁の位置関係を設置前に認識することができる上に、他の設備との干渉の有無を予め確認できる。
また、固定治具は固定具を斜めに打ち込んで床面に固定してもよい。
固定治具は固定具を斜めに打ち込んで床面に固定することで床フレームを位置決め固定することができると共に、衛生設備ユニットの設置後に衛生設備ユニットを移動する場合にも固定具と固定治具の取り外しと移動後の取り付け作業を容易に行える。しかも、衛生設備ユニットに外壁が設置されていても固定具を斜めに打ち込むために固定具の打ち込みが容易である。
本発明による衛生設備ユニットの固定構造は、床面に設置した衛生設備ユニットと、天井面と衛生設備ユニットに取り付けた天井垂れ壁とを備え、天井垂れ壁は振動によって衛生設備ユニットから容易に分離する易分離部を備えたことを特徴とする。
本発明による衛生設備ユニットの固定構造によれば、床面に設置した衛生設備ユニットと天井面との間隙を天井垂れ壁を天井面に取り付けることによって仕切るようにしたため外観の見栄えがよく、しかも地震等が発生した場合には、床面の振動の伝達を受けた衛生設備ユニットが振動して天井垂れ壁と易分離部で分離されて縁切りするため、建築床面と建築天井が異なった動きをすること(層間変位)により衛生設備ユニット自体が破損したり、もしくは衛生設備ユニット設置場所付近の建築床面または建築天井が破損したりすることを防止できる。
本発明による衛生設備ユニットの固定構造によれば、衛生設備ユニットを備えた床フレームの外側で固定治具を床面に固定することで衛生設備ユニットを位置決め固定したため、固定強度が高い上に固定治具の取り付けと取り外しの作業が容易である。しかも、固定治具の外側に巾木を取り付けたため固定治具が外部に露出せず、外観上の見栄えがよい。
本発明の実施形態による衛生設備ユニットの斜視図である。 図1に示す衛生設備ユニットの内部構成を示す水平断面図である。 実施形態による衛生設備ユニットのフレームの組み立て工程を示すものであり、(a)は床フレームを床面に設置した斜視図、(b)はインフラタワーフレームを組み上げた斜視図である。 図3に続いて衛生設備ユニットの壁フレームを設置した斜視図である。 衛生設備ユニットの床フレームに固定治具とビスと巾木を取り付けた状態を示す断面図である。 図5に示す床フレームの固定治具からビスと巾木を分離した図である。 床フレームの底部全面に低摩擦材を取り付けた構成を示すである。 床フレームの底部に低摩擦材を取り付けた構成の変形例を示すものであり、(a)は外枠に低摩擦材を固定した状態の図、(b)は外枠の角部を中心に低摩擦材を固定した状態の図、(c)は外枠と複数のフレーム部材の連結部に低摩擦材を固定した状態の図である。 床フレームの底部に低摩擦材を取り付けた構成の他の変形例を示す図である。 (a)は建築天井と衛生設備ユニットの上部に天井垂れ壁を取り付けた構成を示す図、(b)は連結材の図である。 図10に示す天井垂れ壁の取り付け構成の変形例を示す図である。 床フレームの外面に固定治具を取り付けた構成の変形例を示す要部断面図であり、(a)は第一変形例を示す図、(b)は床フレームの第一変形例を示す図である。 (a)は固定治具を取り付けた構成の第二変形例を示す図、(b)は床フレームの第二変形例を示す図である。 (a)は固定治具を取り付けた構成の第三変形例を示す図、(b)は第四変形例を示す図である。 床フレームの外面に固定治具を取り付けた構成の第五変形例を示す要部断面図である。 床フレームとインフラタワーフレームの組み立て構成の変形例を示す要部断面図である。 床フレームとインフラタワーフレームの組み立て構成の他の変形例を示す図である。 衛生設備ユニットの水回り設備の配置構成の別の事例を示す水平断面図である。
以下、本発明の実施形態による衛生設備ユニット1の固定構造を図1乃至図11に基づいて説明する。
図1及び図2は本発明の実施形態による衛生設備ユニット1を示すものであり、後述する床フレーム13とインフラタワーフレーム14と壁フレーム15で構築された骨組みをなす枠フレーム12に、床面パネル2と外壁3及び内壁4を取り付けて構成されている。衛生設備ユニット1は床面パネル2と外壁3及び内壁4と天井パネル5で仕切られた室内にシャワーユニット6を備え、インフラタワーフレーム14の内壁4には壁掛けの便器8を取り付けている。また、外壁3の外面側にはコンロとシンクを備えたキッチンユニット9が設置されている。
なお、シャワーユニット6は防水仕様となっているが、衛生設備ユニット1のシャワーユニット6を除いた、内壁4で囲まれた空間7はトイレ室兼脱衣室となっており、この空間7は必ずしも防水仕様でなくてもよい。また、シャワーユニット6に代えて浴槽を備えたユニットバスを用いることもできる。
また、本発明において、衛生設備ユニット1とは、周囲を外壁3やドアで仕切られた内部空間にシャワーユニット6等の水回り設備を1以上設置したものをいう。また、他の水回り設備として、浴槽を備えたユニットバスやトイレの便器8やキッチンユニット9、或いは洗面台等を内部空間または外壁3に適宜設置していてもよい。
衛生設備ユニット1は例えば金属製の中空棒状の枠体を組み合わせることによって骨組みが形成されている。図3及び図4に示すように、衛生設備ユニット1の骨組みを形成する鐵骨製の枠フレーム12は、床面である建築床面FLに設置された高さの小さい略箱状の床フレーム13と床フレーム13の一部から上方に形成されたインフラタワーフレーム14と壁フレーム15を有している。インフラタワーフレーム14は下部から上部に向けて略垂直に起立している。本実施形態では、床フレーム13は例えば3組のフレーム枠部材13A、13B、13Cとインフラタワーフレーム14とを互いに連結した構成を有している。また、床フレーム13は4組のフレーム枠部材に限定されるものではなく、1または適宜数のフレーム枠部材を組み合わせて構成することができる。
なお、本明細書において、衛生設備ユニット1を設置する室内空間の床面を建築床面FLとし、天井面を建築天井CLというものとする。
インフラタワーフレーム14は、図2に示す排水管や水道管等を含む配管11を上下方向に挿通する配管収納部14aを有し、その周囲は鐵骨製のフレーム材によって囲われている。そのため、インフラタワーフレーム14は、図3(b)に示すように上下方向に延びている。
また、枠フレーム12は図4に示すようにインフラタワーフレーム14の周囲の床フレーム13上においても上方に向けて壁フレーム15が略箱状に組み立てられている。そして、出来上がった枠フレーム12の骨組みに対して床面パネル2、天井パネル5、更に壁パネル16を張りつけることで外壁3及び内壁4を備えた図1及び図2に示す衛生設備ユニット1を形成する。その内部にシャワーユニット6を設置し、外部にキッチンユニット9等を設置している。なお、便器8はインフラタワーフレーム14の側面に固定した内壁4に取り付けられている。
次に、床フレーム13を位置決め固定する固定治具20の取り付け構造について図5及び図6に基づいて説明する。床フレーム13の外側面13aには断面略L字状のLアングル19の一方の片である側部19aが溶接等で固定されており、Lアングル19の他方の片である上板部19bの上には外壁3が設置されている。
なお、Lアングル19は床フレーム13の一部を構成するものとする。また、Lアングル19は設けなくてもよい。
そして、Lアングル19の外側には断面四角形状をなす棒状の固定治具20が設置され、固定治具20にはその外側面20aから斜め下に固定具として例えばビス21が建築床面FLにねじ込まれて固定されている。固定治具20は例えばスチール等の金属製等であり、そのため、図6に示すように固定治具20にビス21をねじ込むための下穴を形成するものとする。
固定具としてはビス21に限定されることなく、例えば釘、接着剤、ゲル(ウレタン)、固定治具20の下に敷いた高摩擦材等を適宜採用できる。しかも、これらはビス21に代えて用いてもよいし、或いは釘を除いてビス21と併用して固定に用いてもよい。
また、固定治具20をビス21等で固定した状態で、Lアングル19の上板部19b上に下面を当接させて外壁3が枠フレーム12に桟木22を介して固定されている。更に、固定治具20の外側面20aには固定治具20が外側から見えないように巾木23を設置している。巾木23は固定治具20の外側面20aに当接させて取り付けた状態で、外壁3の内側に位置してもよいし、外壁3の外側に突出してもよい。
なお、巾木23は接着剤やねじ等で固定治具20の外側面20aに取り外し可能に固定することができる。
また、本実施形態では外壁3は枠フレーム12に桟木22を介して固定されているが、
桟木22を用いずに外壁3を枠フレーム12に直接固定してもよい。
そして、衛生設備ユニット1を建築床面FL上で移動させて位置や向きを変えたい場合には、図6に示すように、巾木23を固定治具20の外側面20aから取り外し、更にビス21を下穴から取り外して固定治具20を取り外せばよい。その場合、衛生設備ユニット1が配管11を中心に或いは配管11回りに移動可能なように、床フレーム13の底部に薄板状の低摩擦材25が固定されている。衛生設備ユニット1は床フレーム13の底部に固定した低摩擦材25が建築床面FLを滑ることで移動可能である。
次に低摩擦材25について図7及び図8に基づいて説明する。
図7は床フレーム13の底部にねじや接着剤等で取り付けた例えば帯状の低摩擦材25を示しており、低摩擦材25は床フレーム13の全てのフレームに固定されている。低摩擦材25は例えばフッ素樹脂、ポリオレフィン、ポリアセタール、ポリアミド等を平滑な面状のシートに加工したもの、または、これらの材料をシート材にコーティングしたもの、または、これらの材料を摺動面の面積が小さくなるような形状(たとえば、網目状のシート形状で網目の格子の断面が山形になっている等)に加工したものを用いるものとする。低摩擦材25は少なくとも床フレーム13の底部よりも建築床面FLとの間の摩擦係数が小さいものである。
また、床フレーム13の底部に固定する低摩擦材25の他の取り付け例として、図8に示す態様を採用することができる。例えば図8(a)に示す低摩擦材25では床フレーム13の底部の全ての外周側の枠部分にのみ固定した。また、図8(b)に示す低摩擦材25は、床フレーム13の外側に突出する各角部に固定し、更に長い直線部にも固定した。衛生設備ユニット1の移動をスムーズにするには床フレーム13の底部の全ての突出する角部に低摩擦材25を固定することが好ましい。
図8(c)に示す低摩擦材25は、床フレーム13が複数(図に示す例では4つ)のフレーム枠部材13A、13B、13Cとインフラタワーフレーム14を互いに当接して連結した構成であることに鑑み、全ての外周側の枠部分に低摩擦材25を固定したことに加えて、異なるフレーム枠部材13A,13Bの連結部26、フレーム枠部材13B、13Cの連結部27の部分に低摩擦材25を固定した。なお、連結部26,27の各低摩擦材25は平行に設置されている。
この構成によれば、衛生設備ユニット1の移動時に、床フレーム13の異なるフレーム枠部材13A,13B、13C同士の繋ぎ目である連結部26,27においても建築床面FLに引っかかることなくスムーズに移動可能である。
また、他の低摩擦材25の設置構造として、図9に示すように、床フレーム13の底部に例えば上述した図7及び図8(a)、(b)、(c)に示すいずれかの低摩擦材25の構成を備えた第一の低摩擦材25Aを固定し、建築床面FLにも例えば平板状の第二の低摩擦材25Bを設置したものである。本実施形態では第一の低摩擦材25Aと第二の低摩擦材25Bは同一の低摩擦材25を用いているが、異なっていてもよい。
この構成によれば、衛生設備ユニット1は床フレーム13の底部に設けた第一の低摩擦材25Aが建築床面FLに固定した平板状の第二の低摩擦材25B上を摺動するため、一層スムーズに建築床面FL上を移動可能である。
また、本実施形態による衛生設備ユニット1を建築床面FLに設置した場合、建築天井CLとの間に天井垂れ壁30を設置するものとする。
図10(a)はその一例を示すものであり、建築床面FLに衛生設備ユニット1が設置され、衛生設備ユニット1の壁フレーム15の外側に外壁3が設置されている。外壁3の上部には建築天井CLとして例えば天井スラブ31が設置されている。そして、衛生設備ユニット1の外壁3と天井スラブ31との間隙を仕切るように天井垂れ壁30が設置されている。天井垂れ壁30の上端には下地材32がねじまたは釘等で固定され、この下地材32はアンカー33によって天井スラブ31に固定されている。
一方、天井垂れ壁30の下端部には固定材34が釘やねじ等で固定され、固定材34と壁フレーム15とは帯状の連結材35によって連結されている。図10(b)に示すように、この連結材35は例えば薄い金属板、樹脂等で形成され、その途中部分には分離し易いように切欠35aが入っている。或いは、部分的に厚みが一層薄かったりミシン目等の穴が穿孔されたりしていて分断し易くなっていてもよい。これらは易分離部を構成する。
そのため、地震等が発生した際、建築床面FLから衛生設備ユニット1に振動が伝達されることで、連結材35が切欠35aで容易に分断され、天井スラブ31とは縁切りされる。これによって地震時の振動を衛生設備ユニット1によって逃がして減衰できる。
なお、易分離部として、切欠35aや厚みの薄い部分、穴穿孔部等に限定されることなく、衛生設備ユニット1と天井垂れ壁30とを地震時に容易に分離・分断できるものであれば適宜の構成を採用できる。例えば、連結材35と壁フレーム15をマグネットで連結していてもよい、或いは連結材35を壁フレーム15に固定するねじを短いものにして容易に外れるようにしてもよい。
また、図11は建築天井CLと天井垂れ壁30との他の取り付け例を示すものである。
図11において、天井スラブ31に下地材32をアンカー33で固定し、下地材32の下側に仕上げ天井37を取り付けたものである。そのため、天井垂れ壁30は他の下地材38を介して仕上げ天井37と下地材32にくぎ等で固定している。
この場合でも、図10の場合と同様に、天井垂れ壁30はその下部に固定材34を固定し、連結材35を介して壁フレーム15に連結されている。
本実施形態による衛生設備ユニット1は上述した構成を備えており、次に衛生設備ユニット1の建築床面FLへの設置方法の一例を説明する。
まず、衛生設備ユニット1の床フレーム13の設置位置の輪郭に合わせて固定治具20をテンプレートとして建築床面FL上に設置する。この場合、固定治具20の幅を床フレーム13と外壁3の間隔に一致させれば外壁3の壁パネル16の位置を把握でき、他の設備との干渉の有無を予め認識できる。
次に、床フレーム13の底部に予め低摩擦材25を固定し、固定治具20の内側に図3(a)に示すように床フレーム13とインフラタワーフレーム14を設置する。また、図5に示すように、床フレーム13におけるLアングル19の側部19aに固定治具20を当接させ、固定治具20の外側面20aから下穴を通してビス21を斜め下にねじ込む。ビス21は下穴を通して建築床面FL内にねじ込まれて固定治具20を固定する。
なお、固定治具20とLアングル19の側部19aの間にはスペーサを挿入してもよい。
次いで、図3(b)に示すように配管収納部14aとしてのインフラタワーフレーム14を組み立てる。そして、床フレーム13上に壁フレーム15を組み立てて図4に示す枠フレーム12を構築し、衛生設備ユニット1の骨組みを形成する。なお、固定治具20の固定は枠フレーム12の構築後でもよい。
そして、天井垂れ壁30の下部の固定材34と衛生設備ユニット1の壁フレーム15とに連結材35を固定する。次いで、床フレーム13上に床面パネル2、シャワーユニット6、内壁4、外壁3、天井パネル5等を取り付ける。外壁3は下端をLアングル19の上板部19bの上に設置して桟木22を介して壁フレーム15に固定する。その後、巾木23を固定治具20の外側面20aに当接してねじや接着剤等で固定する。このとき、巾木23は外壁3の内側に位置する。そして、衛生設備ユニット1の外壁3にキッチンユニット9を設置する。最後に建築天井CLに天井垂れ壁30を取り付ける。
上述した衛生設備ユニット1の設置手順の説明は単なる一例であり、設置手順は支障のない限り適宜入れ替えることができる。
次に建築床面FLに固定した衛生設備ユニット1の設置位置を移動する際の移動手順について説明する。
最初に、衛生設備ユニット1における天井垂れ壁30を取り外す。また、建築側(床スラブや天井スラブ)と衛生設備ユニット1との間の配管や配線やダクトの連結を取り外す。そして、床フレーム13に設けた巾木23を剥がし、固定治具20のビス21を抜いて固定治具20を床フレーム13の固定位置から取り外す。
そして、衛生設備ユニット1を手押しまたは牽引によって移動すると、床フレーム13の底部に固定した低摩擦材25によって建築床面FL上を摺動して移動する。
次いで、室内における移動先の場所で床フレーム13のLアングル19の側部19aの外側に固定治具20を押し当ててビス21を斜め下に捻じ込み、巾木23を固定治具20の外側面20aに固定して固定治具20やビス21を隠し、衛生設備ユニット1を再び建築床面FLに固定する。そして、衛生設備ユニット1のインフラタワーフレーム14の配管収納部14aに収納した配管11を建築側の配管と延長配管や配線、ダクトを介して連結する。その後、天井垂れ壁30を建築天井CLと壁フレーム15に取り付けて、図示しない天井カバーによって延長配管等を隠蔽する。
こうして衛生設備ユニット1を他の場所に移動させることができる。
上述のように本実施形態による衛生設備ユニット1によれば、衛生設備ユニット1の床フレーム13の外側に固定治具20を当接させて斜め下向きにビス21を捻じ込んで建築床面FLに固定できるため、外側からアクセスして固定作業を行える。また、固定治具20の外側面20aに巾木23を押し当てて固定できるため、固定治具20やビス21等の固定具を隠すことができて外観の見栄えがよい。
また、固定治具20を通して外側から斜め下向きにビス21を建築床面FLに捻じ込んで固定したため、外壁3を取り付けた後でも、固定治具20とビス21と巾木23の取り外しと移動後の再度の固定を外側から容易に行える。
しかも、床フレーム13の底部に低摩擦材25を固定しているため、衛生設備ユニット1の外側から巾木23やビス21や固定治具20を取り外して、衛生設備ユニット1の移動がスムーズで固定位置の変更が容易である。
しかも、平面視で固定治具20の幅を床フレーム13の外面と外壁3との間隔に一致させると、固定治具20をテンプレートとして建築床面FLに仮置きして罫書きすることで、外壁3の固定位置を取り付け前に把握できると共に他の設備との干渉の有無を予め確認できる。
また、建築天井CLと衛生設備ユニット1の上端の壁フレーム15との間に天井垂れ壁30を設置したため外観の意匠を良好に保持できる。しかも、天井垂れ壁30と壁フレーム15との間に易分離部としての切欠35aを有する連結材35を取り付けたため、地震発生時等に切欠35aで連結材35を分離して建築天井CLと衛生設備ユニット1とを縁切りできるので、建築床面FLと建築天井CLが異なった動きをすること(層間変位)により衛生設備ユニット1自体が破損したり、もしくは衛生設備ユニット1の設置場所付近の建築床面FLまたは建築天井CLが破損したりすることを防止できる。
なお、本発明による衛生設備ユニット1の固定構造は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜の変更や置換等が可能である。以下に、本発明の変形例について説明するが、上述した実施形態で説明した部品や部材等と同一または同様なものについては同一の符号を用いて説明を省略する。
図12〜図14は本発明の実施形態による固定治具20とその固定具であるビス21と巾木23の取り付け構造の変形例を示すものである。
図12(a)に示す衛生設備ユニット1において、床フレーム13のLアングル19に当接して設けた第一変形例による固定治具40は、外側の側面に開口部40aを備えた角パイプ形状の鋼材で構成され、その床フレーム13側の内部下角部には断面三角形の治具41が設置されている。この治具41に設けた下穴を通してビス21を斜め下に捻じ込み建築床面FLに固定することができる。
また、図12(b)は床フレーム13の変形例を示すものであり、床フレーム13の外側面13aにはLアングル19に代えて垂直と水平の板材43a、43bを溶接等で固定している。これらの板材43a、43bに固定治具20を当接させてビス21で建築床面FLに固定することができる。この場合、板材43bに外壁3が当接していなくてもよい。
また、図13(a)において、第二変形例による固定治具45は、上下方向に下穴が形成され、下穴を通して上から下方にビス21を垂直に捻じ込むことで建築床面FLに固定している。本変形例による固定治具45では、上部にLアングル19が設置されているが、予め固定治具20の下穴にビス21を挿入してL字ドライバー等でビス21の締め込みと取り外しを行うことができる。
また、図13(b)においても同様な固定治具45とビス21の構成を備えており、床フレーム13の外側にLアングル19に代えて垂直と水平の板材43a、43bを溶接等で固定している。これらの板材43a、43bに固定治具45を当接させてL字ドライバーなどでビス21を建築床面FLに垂直に捻じ込みと取り外しができる。
なお、上述した実施形態や図12(a)〜図13(b)に示す固定治具の変形例において、巾木23と外壁3とが当接しているが、隙間を形成してもよく、この場合には外壁3や巾木23の撓みや寸法誤差や取り付け誤差等があっても吸収して隙間内に納めることができる。
また、図14(a)において、比較例による固定治具47は、その幅が床フレーム13の外側面から外壁3までの距離よりも大きく設定されている。固定治具47の外側面47aは外壁3の外側に突出して形成され、外側面47aから斜め下方に形成された下穴を通してビス21が建築床面FLに捻じ込まれている。また、固定治具47の外側面47aに当接する巾木48は上側の頭部48aが拡幅された段付き形状に形成され、拡幅の頭部48aは外壁3に当接し、下部48bは固定治具47の外側面47aに当接してねじや接着剤等で固定されている。
本変形例では、巾木48が外壁3の外側に突出して取り付けられており、巾木48を取り除いた状態で固定治具47を通したビス21の打設と取り外しが一層容易である。或いは、固定治具47の幅を小さくして、床フレーム13側にスペーサを介在させて同等な幅に形成してもよい。
また、図14(b)において、第三変形例による固定治具50は例えば木材からなっており、その幅が床フレーム13の外側面から外壁3の外側面までの距離と同一になるように設定されている。固定治具50の外側面50aは外壁3の外側面と面一に形成され、外側面50aから斜め下方に形成された下穴を通してビス21が建築床面FLに捻じ込まれている。また、固定治具50の外側面50aに当接する巾木51はその内側面が外壁3の外側面と固定治具50の外側面50aとに当接して固定されている。
本変形例においても、巾木51が外壁3の外側に突出して取り付けられている。
次に図15は第四変形例による固定治具52を示すものであり、この固定治具52は断面略U字状に形成されており、建築床面FLに当接する底部52aにビス21が略垂直にねじ込まれて建築床面FLに固定され、内側の起立面52bはLアングル19を除去した床フレーム13の外側面13aに当接し、外側の起立面52cには外壁3と共に巾木23が当接して、ねじや接着剤等で固定されている。
本実施形態においても、設置した衛生設備ユニット1を移動する際にはL字ドライバー等で巾木23とビス21と固定治具52を取り外し、衛生設備ユニット1を移動した後で再びビス21で固定治具52を固定し巾木23を固定できる。
次に、図16と図17は枠フレーム12における床フレーム13とインフラタワーフレーム14の変形例を示すものである。
図16に示す変形例は床フレーム13とインフラタワーフレーム14の連結構成を示すものであり、床フレーム13との側面53とインフラタワーフレーム14の側面54との接続部は締結ボルト55を挿通してナット56と締結されて固定されている。
この場合、建築床面FLに不陸やうねり等が生じている場合には、床フレーム13またはインフラタワーフレーム14の一部が建築床面FLから浮いたりガタが生じたりすることがある。このような不具合を改善するために、各側面53、54の間に厚みの異なるスペーサ57a、57bを介在させて床フレーム13とインフラタワーフレーム14がそれぞれ建築床面FLに平行に当接するように角度調整し、締結ボルト55とナット56を締め込むことができる。或いは、1つのスペーサ57aを介在させることで床フレーム13とインフラタワーフレーム14がそれぞれ建築床面FLに平行に当接するように角度を調整して締結ボルト55とナット56を締め込んでもよい。
また、インフラタワーフレーム14を壁フレーム15を設置する時の垂直方向の基準とする場合に、インフラタワーフレーム14において、建築床面FLに不陸やうねり等があったりインフラタワーフレーム14に組立誤差や製造誤差があると、インフラタワーフレーム14が高さ方向に傾斜してしまい、垂直方向の基準としての機能を果たさなくなり、壁フレーム15との取り合いにも支障をきたす恐れがある。
このような場合には、図16に示すように、インフラタワーフレーム14を高さ方向に複数のブロック14A、14B等に分割して高さ方向の傾斜を調整してインフラタワーフレーム14が総じて垂直になるよう調整する。
そのため、インフラタワーフレーム14の高さ方向に隣接するブロック14A、14B間の仕切面59、60の間に調整手段として厚みの異なるスペーサ57a、57bを介在させて上側のブロック14Bの姿勢を調整して締結ボルト55とナット56を締め込む。このように複数に分割した各ブロック14A,14B、……間で上下方向の角度や姿勢を調整することで、インフラタワーフレーム14が総じて垂直になり、壁フレーム15との取り合いにも支障が生じなくて済む。
図17は図16に示すものと異なる調整手段を備えたものであり、床フレーム13またはインフラタワーフレーム14の一部が建築床面FLから浮いたりガタが生じたりする場合、床フレーム13とインフラタワーフレーム14の連結部において、一方の側面54とこの側面54に溶接等によって強固に固定したナット56aとを貫通する調整ボルト62の先端を他方の側面53に押し付けて角度調整を行った状態で、他の締結ボルト55を側面53,54に挿通してナット56で締め込むことで固定できる。
同様に、インフラタワーフレーム14が高さ方向に傾斜してしまう場合でも、インフラタワーフレーム14のブロック14Aと隣接する他のブロック14Bの連結部において、一方の仕切面60とこの仕切面60に溶接等によって強固に固定したナット56bとを貫通する調整ボルト62の先端を他方の仕切面59に押し付けて調整を行った状態で、他の締結ボルト55を仕切面59,60に挿通してナット56で締め込むことで固定できる。
また、上述した各変形例において、床フレーム13を複数のブロックに分割して各ブロック毎の角度をスペーサ57a、57bや調整ボルト62でそれぞれ調整して締結ボルト55とナット56を締め込み固定してもよい。これによって床フレーム13の各ブロックは建築床面FLに当接するようそれぞれの角度を調整することができる。
また、上述した衛生設備ユニット1は床面パネル2と外壁3及び内壁4と天井パネル5で仕切られた室内にシャワーユニット6を備え、シャワーユニット6内に便器8を取り付けた構成のものについて説明したが、本発明はこのような構成に限定されるものではない。衛生設備ユニット1のシャワーユニット6、便器8、キッチンユニット9等の水回り設備は適宜の配置に設置できる。
例えば、図18に示すように、外壁3及び内壁4で仕切られたユニットバス65として浴槽65aと床面パネル2と天井パネル5のみを設置し、外壁3の外部に壁掛け用の便器8、キッチンユニット9、洗面台64等を設置することで衛生設備ユニット1を構成してもよい。図18に示す配置においてもユニットバス65に代えてシャワーユニット6を設置してもよい。本発明による衛生設備ユニット1は、少なくとも1つのシャワーユニット6、ユニットバス65または浴室等の水回り設備を備えていればよい。
さらには、インフラタワーフレーム14の中に排水ポンプ等を設けていわゆる圧送排水仕様にすると、建築側の排水縦管からの距離等による衛生設備ユニット1の設置場所の制約が無くなり、さらには、ポンプより下流側の配径を小さくできるので排水管の取り回しの自由度が高くなるとともに、ワンタッチ式の配管継手等を用いれば建築側との排水管の接続・取り外しが容易になるため、衛生設備ユニット1の移動をよりスムーズに行うことが可能となる。
また、配管11は室内空間を形成する建築床面FLと建築天井CLとを貫通して上下階に延ばしてもよい。
1 衛生設備ユニット
3 外壁
6 シャワーユニット
11 配管
12 枠フレーム
13 床フレーム
14 インフラタワーフレーム
15 壁フレーム
19 Lアングル
20,40,45,47,50,52 固定治具
21 ビス
23,48,51 巾木
25 低摩擦材
30 天井垂れ壁
35 連結材
35a 切欠
65 ユニットバス
FL 建築床面(床面)
CL 建築天井(天井)

Claims (5)

  1. 床面に設置した床フレーム上に水回り設備を備えた衛生設備ユニットと、
    前記床フレームを位置決め固定するためにその外側で前記床面に固定した固定治具と、
    前記固定治具の外側に取り付けた巾木と、を備え、
    前記固定冶具の外側面は前記衛生設備ユニットの外壁の外側面と面一または内側に設置され、前記衛生設備ユニットを動かさずに前記固定冶具を取り外し可能としたことを特徴とする衛生設備ユニットの固定構造。
  2. 前記床フレームの底部には前記衛生設備ユニットを移動させる低摩擦材を取り付けた請求項1に記載された衛生設備ユニットの固定構造。
  3. 床面に設置した床フレーム上に水回り設備を備えた衛生設備ユニットと、
    前記床フレームを位置決め固定するためにその外側で前記床面に固定した固定治具と、
    前記固定治具の外側に取り付けた巾木と、を備え、
    前記衛生設備ユニットを動かさずに前記固定冶具を取り外し可能とし、前記床フレームの底部には前記衛生設備ユニットを移動させる低摩擦材を取り付けし、前記床フレームは複数のフレーム枠部材を連結して構成され、前記複数のフレーム枠部材にまたがって前記低摩擦材を取り付けたことを特徴とする衛生設備ユニットの固定構造。
  4. 床面に設置した床フレーム上に水回り設備を備えた衛生設備ユニットと、
    前記床フレームを位置決め固定するためにその外側で前記床面に固定した固定治具と、
    前記固定治具の外側に取り付けた巾木と、を備え、
    前記衛生設備ユニットを動かさずに前記固定冶具を取り外し可能とし、平面視における前記固定治具の幅は、前記床フレームの固定治具に当接する面と前記衛生設備ユニットの外壁との間隔と同一に設定されていることを特徴とする衛生設備ユニットの固定構造。
  5. 前記固定治具は固定具を斜めに打ち込んで前記床面に固定した請求項1から4のいずれか1項に記載された衛生設備ユニットの固定構造。
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