JP2010203040A - 天井パネル固定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 屋外構築物の折板屋根の下面に天井を追加設置する。
【解決手段】 屋外構築物Aの平面矩形をなす建物構造材の桁11a間に多数の中間下地材2を配置し、これに形成した載置条22と挿入条23を隣接する中間下地材2間で対向配置し、挿入条23に天井パネル3一方の端部を挿入し、載置条22に他方の端部を載置し、天井パネル3の載置条22に載置した端部を後付金具4によって固定して、天井とする。後付金具4は、中間下地材2を被嵌してネジ9止めして、そのパネル押え片45で天井パネル3の端部を押え固定する。天井の端部では、同様な挿入条51を有する端部枠5を天井パネル3の端部に装着して、この端部枠5を、梁11bに沿って設けた端部下地材6に対してネジ9止めする。
【選択図】 図8

Description

本発明は、例えばガレージ等の建造物における屋根の下面を覆うように天井を形成するに好適に用いられる天井パネル固定装置に関する。
この種の天井パネル固定装置として、例えば、システム天井において、断面エ字状、断面逆干字状にその垂直軸から両側に突出した上下の突条のうち上条又は下条の一方を短寸化し、一般にスラブから吊支持した下地材(野縁)を用いて、天井パネル両端に形成した受入溝に該下地材の下条を受入れるように、隣接する下地材間に該天井パネルを嵌め合い設置するようにしたものが知られており、このとき断面エ字状のもの、断面逆干字状のものにおける各天井パネルの受入溝は、これを画する端部の上位突条を下位突条よりいずれも短寸に形成することによって、該受入溝と下地材との嵌め合いを容易化したものとされる。
実開平5−38132号公報 実開平6−30313号公報
この場合、システム天井として、これに用いる下地材、天井パネル等の部材を規格化して市場に提供するものとされ、例えばオフィス等の天井として用いられるが、例えば、ガレージ等の建造物にあって、該システム天井を用いるにはデザイン的にも違和感を招き易いし、この種の建造物は、桁や梁といった建物構造材を平面矩形に組んで折板屋根やガラス屋根を支持していることが一般であるから、該屋根の下面に天井を配置するには、平面矩形の建物構造材に支持した状態に天井を形成する必要があり、システム天井のように、下地材をスラブから吊支持して、天井パネルを支持することはできない。
また、天井パネルはその受入溝に下地材の下条を受入れて、その設置を行うところ、天井の端部に生じる規格外の幅部分については、規格の天井パネルを現場切断した上、その切断端面に下地材の下条を受入れる受入溝を現場加工する必要があるが、現場加工によって該受入溝を形成することは煩雑な作業を必要とする一方、規格品のような良好な加工をなし得るとは限らず、場合によって下地材との間で納まり不良を招く可能性もある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、その解決課題とするところは、平面矩形の建物構造材に対して天井を形成し得るようにするとともに天井パネルの端面に受入溝等、天井パネル配置のための加工部位を必要とすることなく、切断した天井パネルを用いて、天井の形成を可及的簡易な作業によって確実になし得るようにした天井パネル固定装置を提供するにある。
上記課題に沿って本発明は、平面矩形の建物構造材における平行一方の構造材、例えば桁に複数の中間下地材を直交して架設することによって、この中間下地材の幅方向両端に配置した載置条と挿入条を交互に配置して、天井パネルの挿入条に片側端部を挿入するとともに載置条に他の片側端部を載置して、該天井パネルの下支え支持を行ない且つ載置条に載置した天井パネルの端部を中間下地材に設置した後付金具によって押え固定するようにして、天井の下地をなすように配置した中間下地材間に天井パネルを横向きのケンドン状に挿入転倒することによって天井パネルの設置をなし得るようにしたものであって、即ち、請求項1に記載の発明を、幅方向片側一方に載置条を、片側他方に挿入条を突設した中間下地材を用い、該中間下地材を、平面矩形の建物構造材における平行一方の構造材に長手方向所定間隔に並列架設して該中間下地材の隣接相互に載置条と挿入条を対向配置し、その挿入条にパネル端部を挿入し且つ載置条にパネル端部を載置することによって中間下地材間に天井パネルを配置するとともに該載置条に載置したパネル端部を中間下地材長手方向所定間隔に後付設置した後付金具によって押え固定してなることを特徴とする天井パネル固定装置としたものである。
請求項2に記載の発明は、上記に加えて、天井の端部側に位置する中間下地材と該建物構造材間で天井パネルの設置を行なうにつき、建物構造材に端部枠を先付又は後付配置し、該端部枠に上記中間下地材の載置条又は挿入条と対向する挿入条を配置し、端部枠の挿入条によってパネル端部を受け入れ支持して、該端部の天井パネルを設置し得るものとするように、これを、上記平面矩形の建物構造材における平行他方の構造材の各端部に、上記中間下地材の載置条又は挿入条と対向する挿入条を備えて、端部一方において先付し他方において後付した端部枠を追加的に配置し該端部枠によってその隣接する中間下地材との間にパネル端部を挿入支持してなることを特徴とする請求項1に記載の天井パネル固定装置としたものである。
請求項3に記載の発明は、同じく上記に加えて、中間下地材に配置した天井パネルのより安定した支持をなし得るものとするように、これを、上記平面矩形の建物構造材における平行一方の構造材の各端部又は該構造材とその長手方向中間位置に配置した支持枠に上記中間下地材の載置条と同一面をなす載置条を追加的に配置し該載置条によって上記天井パネルの他のパネル端部を載置してなることを特徴とする請求項1又は2に記載の天井パネル固定装置としたものである。
請求項4に記載の発明は、同じく上記に加えて、中間下地材の載置条とこれに載置したパネル端部の後付金具による固定を、安定且つ確実になし得るものとするように、これを、上記パネル端部を押え固定した後付金具を、中間下地材に被嵌配置し、その載置条側に突出したパネル押え片と挿入条側の側面に沿うネジ固定片を備えてなることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の天井パネル固定装置としたものである。
請求項5に記載の発明は、上記ガレージ等の屋外構築物に対して、後付する場合を含めて選択的な天井形成を行なうことによって、その使い勝手を良好とし得るように、これを、上記建物構造枠を、ガレージ等の屋外構築物の支柱によって支持した桁及び梁の構造材とし且つ中間下地材又は端部下地材乃至支持枠を該桁及び梁の構造材に対して選択的に配置自在としてなることを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の天井パネル固定装置としたものである。
本発明はこれらをそれぞれ発明の要旨として、上記課題解決の手段としたものである。
本発明は以上のとおりに構成したから、請求項1に記載の発明は、平面矩形の建物構造材における平行一方の構造材、例えば桁に複数の中間下地材を直交して架設することによって、この中間下地材の幅方向両端に配置した載置条と挿入条を交互に配置して、天井パネルの挿入条に片側端部を挿入するとともに載置条に他の片側端部を載置して、該天井パネルの下支え支持を行ない且つ載置条に載置した天井パネルの端部を中間下地材に設置した後付金具によって押え固定するようにして、天井の下地をなすように配置した中間下地材間に天井パネルを横向きのケンドン状に挿入転倒することによって天井パネルの設置をなし得るようにして、平面矩形の建物構造材に対して天井を形成し得るようにするとともに天井パネルの端面に受入溝等、天井パネル配置のための加工部位を必要とすることなく、切断した天井パネルを用いて、天井の形成を可及的簡易な作業によって確実になし得るようにした天井パネル固定装置を提供することができる。
請求項2に記載の発明は、上記に加えて、天井の端部側に位置する中間下地材と該建物構造材間で天井パネルの設置を行なうにつき、建物構造材に端部枠を先付又は後付配置し、該端部枠に上記中間下地材の載置条又は挿入条と対向する挿入条を配置し、端部枠の挿入条によってパネル端部を受け入れ支持して、該端部の天井パネルを設置することができる。
請求項3に記載の発明は、同じく上記に加えて、中間下地材に配置した天井パネルのより安定した支持をなし得るものとすることができる。
請求項4に記載の発明は、同じく上記に加えて、中間下地材の載置条とこれに載置したパネル端部の後付金具による固定を、安定且つ確実になし得るものとすることができる。
請求項5に記載の発明は、上記ガレージ等の屋外構築物に対して、後付する場合を含めて選択的な天井形成を行なうことによって、その使い勝手を良好とすることができる。
ガレージの正面図である。 ガレージの側面図である。 ガレージと天井の関係を示す斜視図である。 中間下地材と天井パネルの関係を示す斜視図である。 図4のA−A線縦断面図である。 図4のB−B線縦断面図である。 端部下地材、中間下地材及び天井パネルの関係を示す分解縦断面図である。 天井パネルの配置方法を示す斜視図である。 後付金具の設置方法を示す斜視図である。 中間下地材の縦断面図である。 端部枠の縦断面図である。 後付金具の斜視図である。
以下図面の例に従って本発明を更に具体的に説明すれば、Aは、例えばガレージとした2連の連棟構造とした屋外構築物であり、該屋外構築物Aは、支柱1と、該支柱1に載置固定した平面矩形の建物構造材11a、11bと、該平面矩形の建物構造材11a、11bの上面に載置固定した折板屋根材による屋根12と、正面の開口に配置した縦引きシャッター13と、側面の開口に配置した横引きシャッター14とを備える一方、背面及び他の側面の開口に配置した図示省略の壁面材を備えて形成してあり、このとき支柱1、建物構造材11a、11b、縦引きシャッター13、横引シャッター14の框、壁面材等の部材は、これをアルミ押出材に切断加工を施すことによって、該屋外構築物Aは、これをアルミ製としたものとしてある。
該屋外構築物Aは、上記屋根12の下面に天井を選択的に配置自在としてあり、本例にあって該屋外構築物Aはその上記建物構造材11a、11bに対して該天井を配置したものとしてある。
このとき天井は、幅方向片側一方に載置条22を、片側他方に挿入条23を突設した中間下地材2を用い、該中間下地材2を、平面矩形の建物構造材における平行一方の構造材11a、本例にあっては正面の上部開口を画する桁及びこれに平行な桁に長手方向所定間隔に並列架設して該中間下地材2の隣接相互に載置条22と挿入条23を対向配置し、その挿入条23にパネル端部を挿入し且つ載置条22にパネル端部を載置することによって中間下地材2間に天井パネル3を配置するとともに該載置条22に載置したパネル端部を中間下地材長手方向所定間隔に後付設置した後付金具4によって押え固定して、これを形成したものとしてあり、本例にあって上記平面矩形の建物構造材11b、本例にあっては上記桁に交差する梁の各端部に、上記中間下地材2の載置条22又は挿入条23と対向する挿入条51を備えて、端部一方において先付し他方において後付した端部枠5を配置し、該端部枠5によってその隣接する中間下地材2との間のパネル端部を挿入支持したものとし、また上記平面矩形の建物構造材における平行一方の構造材11a、即ち、桁の各端部又は該構造材11aと平行にその長手方向中間位置、本例にあっては各端部に配置した支持枠8に上記中間下地材2の載置条22と同一面をなす載置条81を配置し、該載置条81によって上記天井パネル3の他のパネル端部を載置したものとしてある。
本例にあって建物構造枠11a、11bは、これを、上記屋外構築物Aの支柱1によって支持した上記桁及び梁の構造材とし且つ中間下地材2又は端部下地材6乃至支持枠8を該桁及び梁の構造材に対して選択的に配置自在として、その上記天井の選択的な形成を行なったものとしてあり、このとき本例にあって上記後付の端部下地材6によるパネル端部の挿入支持は、これを、上記平面矩形の建物構造材における上記平行他方の構造材11bの梁に該端部枠5を固定する端部下地材6を添設配置し、該端部下地材6を介して行ない、また、平面矩形の建物構造枠11a、11bに天井パネル3を設置するについて、本例にあってその上記平行他方の構造材11bの梁間に中間下地材2の上位に位置してこれを金具によって吊支持する天井吊材7を配置し、該天井吊材7により梁長さを区分することによって、桁と該天井吊材7間の長さにして、上記中間下地材2間乃至該中間下地材2と端部下地材6間の空間を天井パネル3の設置空間としてある。
上記アルミ製の屋外構築物Aに天井を形成した、これら中間下地材2、端部枠5、端部下地材6、天井吊材7、支持枠8を含めて、該天井形成に用いるその余の長尺材は、これを、上記屋外構築物Aの各部材と同様に切断加工を施したアルミ押出材によってこれを形成したものを可及的に用いたものとしてある。
中間下地材2は、例えば断面矩形の中空基部21と、該中空基部21の下端の幅方向片側一方に上記載置条22を水平に突出し、幅方向片側他方に天井パネル3の厚さに応じてこれを受入可能な程度の断面コ字状の上下一対の突条による挿入条23を備えたものとしてあり、このとき該挿入条23は、その下位の突条を上位の突条の突出幅より幾分大とするように下位の突条を長く、上位の突条を短くすることによって断面逆ユ字状をなすものとしてあり、本例にあって中間下地材2は、例えば上記建物構造材11a、即ち一対の桁に固定金具10、例えば、L字金具の一方をネジ固定し、他方を中間下地材2の中空基部21に挿入支持し、該L字金具を介して多数並列架設してあり、このとき該中間下地材2は、その上記載置条22と挿入条23を、隣接相互に対向配置するようにして、その架設を行ってある。
端部枠5は、同じく上下一対の挿入条51を備えるとともにその突出幅を短くした上位突片を背面側に延長することによって該延長部位を固定条52としたものとしてあり、該端部枠5は、該中間下地材2と平行に同じく一対の桁に、後述の端部下地材6の下面に対して、その固定条52を対接して下面からネジ9止めして、その配置を行なってある。
端部下地材6は、上記中間下地材2の中空基部21と同形状の中空にしてその一端に、他方の建物構造材11b、本例にあっては梁方向に突出した接続用の突条を備えたものとしてあり、該端部下地材6は、建物構造材、特に一対の梁11bにそれぞれ近接して、一対の桁11aに対して同じくL字金具の固定金具10を介してネジ固定することによって該梁と平行に架設し、上記端部枠5をネジ9止めしてその支持を行なうものとしてある。
天井吊材7は、上記建物構造材11a、本例にあっては桁と略同長にして、梁に固定する固定金具のL字金具における固定片を受け入れる溝を備えた中空のものとしてあり、該天井吊材7は、一対の梁の、長手方向中央位置に同じく該固定金具をネジ止めして、桁に平行にして上記中間下地材2の上位に位置して配置してあり、このとき該天井吊材7はその各中間下地材2との交差位置において該天井吊材7にネジ固定し且つ中間下地材2にネジ固定した連結金具71によって各中間下地材2の長手方向中央位置を吊支持して、本例にあって中間下地材2を梁と略同長としたことによる該中間下地材2の垂下がりを防止したものとしてある。
支持枠8は、上記建物構造材11a、本例にあっては桁と略同長にして、該桁に固定する起立片と、その下端から張出した、上記中間下地材2の載置条23と同一面をなす載置条81を備えた断面L字状のものとしてあり、該支持枠8は、その起立片を桁に対接して該起立片から同様にネジ止めして、各桁に隣接して並列するように配置してある。
本例にあって天井パネル3は、例えば、珪酸カルシウム板の不燃化粧パネルを、上記中間下地材2間の間隔乃至これと端部枠5間の間隔に合せて切断したものとしてあり、本例にあって該天井パネル3は、その長さを上記平面矩形の一対の梁と該梁間中央位置の上記天井吊材7との間の間隔として、上記天井パネル3の設置空間に合せた面積をなす平面矩形のものとしてある。
該天井パネル3は、上記中間下地材2乃至端部枠5を天井下地として、その天井への配置固定を行ってあり、該天井パネル3の固定は、例えば、図8に示すように、中間下地材2間、並列端部にあっては中間下地材2と端部枠5間の天井パネル3の設置空間にその下方から各天井パネル3を斜め上方に向けて挿入し、該天井パネル3一方のパネル端部を、対向配置の挿入条23又は51に挿入した後、水平に転倒して他方のパネル端部を対向配置の載置条22に載置することによって、該天井パネルを定位置に水平に支持し、その後に隣接するスペースから後付金具4を該載置条側の中間下地材2に後付設置し、該金具4によって載置条22に載置したパネル端部を押え固定するものとしてある。
本例にあって該パネル端部を押え固定した後付金具4は、これを、中間下地材2に被嵌配置し、その載置条22側に突出したパネル押え片45と挿入条23側の側面に沿うネジ固定片41を備えたものとし、該パネル押え片45によってそのパネル端部の押え固定を行なうものとしてある。本例の後付金具4は、例えば、中間下地材2を被嵌するように、一方の短寸の固定片41と、他方の長寸の添設片43と、これらを下向き開口コ字状に上端で連結した連結片44と、長寸の添設片43下端の断面倒L字状のパネル押え片45とを備え且つ上記固定片41の面内にネジ透孔42を備えた、本例にあってアルミ押出材を数cm幅の短幅に切断加工して形成したものとしてある。
従って、該後付金具4は、中間下地材2を被嵌してパネル端部を押さえ固定する固定金具として、その上記固定片41と添設片43間に中間下地材2の中空基部21を受け入れてそのパネル押え片45でパネル端部を下向きに押圧するように配置し、固定片41のネジ透孔42を介してネジ9を中間下地材2の中空基部21側面に螺入して、中間下地材2への固定状態で天井パネル3の押え固定を行なうものとしてある。
また、中間下地材2と上記端部下地材6間、特に最後の天井パネル3を装着する端部下地材6との間にあっては、中間下地材2の挿入条23に天井パネル3の一方のパネル端部を受け入れた状態で、該天井パネル3を手持ちする等して、他方のパネル端部に端部枠5の挿入条51を差し込むように該端部枠5を装着し、その固定条52を上記端部下地材6の下面に対接して長手方向所定間隔複数のネジ9によって該端部枠5を固定することによって、その天井パネル3のパネル端部双方を挿入条23、51に受け入れ支持するものとしてある。この場合を含めて天井パネル3の中間下地材2乃至端部枠5と交差する端部は、例えば平面矩形の一対の桁に配置した上記支持枠8の載置条81に載置してその支持を行なうようにしてある。
以上のように平面矩形の建物構造材11a、11bに対して、これら中間下地材2、端部枠5、端部下地材6、天井吊材7、支持枠8により形成した天井下地に配置した天井パネル3は、そのパネル端部、特に長辺側のパネル端部を、その一方を挿入条23に挿入支持し且つ他方を載置条22に載置して後付金具4によって押え固定したから、該天井パネル3はこれら中間下地材2乃至端部下地材6に固定した端部枠5によって確実且つ強固に支持され、また、短辺側のパネル端部を支持枠8の載置条81に載置して支持したことによって、該天井パネル3の固定は確実になされ、従って、例えば、縦引乃至横引シャッター13、14開放時に室内に風圧を受ける等しても、天井パネル3が揺動したり、揺動による騒音を発生したりすることなく、安定した固定状態を確保し且つ維持することができる。
また、天井パネル3は、そのパネル端部に受入溝を形成する必要もなく、切断面のままでその固定をなし得るから、現場で中間下地材2間やこれと端部下地材6間の寸法に合せて切断して使用しても、現場作業の煩雑化を招くことを防止できる。
更に天井パネル3は、平面矩形の建物構造材11a、11bに対して上記中間下地材2等の天井下地形成部材を配置することによって、天井パネル3の固定を行なうことができるから、天井下地を吊支持するためのスラブがなくても、上記ガレージ以外の、例えば、物置、仮設ハウスの如くに平面矩形の建物構造材に屋根12を支持する屋外構築物を含めて、各種建物の天井の形成を行なうことが可能となるとともに該天井の形成は、これを比較的容易に行なうことができる。
図中15は、上記建物構造材とともに屋外構築物Aを形成する下位の建物構造材、16は連棟部分を連結した連結壁である。
図示した例は以上のとおりとしたが、中間下地材を平面矩形の建物構造材の梁に並列架設すること、後付金具を断面L字状に形成し、その起立壁を中間下地材にネジ固定すること、建物構造材に内枠を配置し、該内枠に天井下地を形成するようにすること等を含めて、本発明の実施に当って、建物構造材、中間下地材、載置条、挿入条、天井パネル、後付金具、必要に応じて用いる端部枠、支持枠等の各具体的形状、構造、材質、これらの関係、これらに対する付加等は、上記発明の要旨に反しない限り様々な形態のものとすることができる。
A 屋外構築物
1 支柱
11a 建物構造材(桁)
11b 建物構造材(梁)
12 屋根
13 縦引きシャッター
14 横引きシャッター
15 下位構造材
16 連結壁
2 中間下地材
21 中空基部
22 載置条
23 挿入条
3 天井パネル
4 後付金具
41 固定片
42 ネジ透孔
43 添設片
44 連結片
45 パネル押え片
5 端部枠
51 挿入条
52 固定条
6 端部下地材
7 天井吊材
71 連結金具
8 支持枠
81 載置条
9 ネジ
10 固定金具

Claims (5)

  1. 幅方向片側一方に載置条を、片側他方に挿入条を突設した中間下地材を用い、該中間下地材を、平面矩形の建物構造材における平行一方の構造材に長手方向所定間隔に並列架設して該中間下地材の隣接相互に載置条と挿入条を対向配置し、その挿入条にパネル端部を挿入し且つ載置条にパネル端部を載置することによって中間下地材間に天井パネルを配置するとともに該載置条に載置したパネル端部を中間下地材長手方向所定間隔に後付設置した後付金具によって押え固定してなることを特徴とする天井パネル固定装置。
  2. 上記平面矩形の建物構造材における平行他方の構造材の各端部に、上記中間下地材の載置条又は挿入条と対向する挿入条を備えて、端部一方において先付し他方において後付した端部枠を追加的に配置し該端部枠によってその隣接する中間下地材との間にパネル端部を挿入支持してなることを特徴とする請求項1に記載の天井パネル固定装置。
  3. 上記平面矩形の建物構造材における平行一方の構造材の各端部又は該構造材とその長手方向中間位置に配置した支持枠に上記中間下地材の載置条と同一面をなす載置条を追加的に配置し該載置条によって上記天井パネルの他のパネル端部を載置してなることを特徴とする請求項1又は2に記載の天井パネル固定装置。
  4. 上記パネル端部を押え固定した後付金具を、中間下地材に被嵌配置し、その載置条側に突出したパネル押え片と挿入条側の側面に沿うネジ固定片を備えてなることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の天井パネル固定装置。
  5. 上記建物構造枠を、ガレージ等の屋外構築物の支柱によって支持した桁及び梁の構造材とし且つ中間下地材又は端部枠乃至支持枠を該桁及び梁の構造材に対して選択的に配置自在としてなることを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の天井パネル固定装置。
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