JP4267477B2 - 折り畳み式テーブル - Google Patents

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Description

本発明は、天板の裏面に設けた支持脚を天板の裏面に沿った折り畳み位置と、天板から起立した使用位置との間で折り畳み可能に設けた折り畳み式テーブルに関する。
一般に、折り畳み式テーブルは、その収納、配置が便利な点より集会所等多人数が集合する場所において、或いは家庭用テーブルとして利用されている。従来の折り畳み式テーブルは、天板と、その天板の裏側面にその長手方向に固定した左右一対の補強枠と、該補強枠の端部に折り畳み可能に脚基部を回動可能に支持した支持脚とを備えている。上記支持脚の脚基部は補強枠に対して軸ピンを介して軸着されている。また、例えば支持脚と補強枠との間には、該支持脚を起立状態に固定するための折り曲げ式ステー(固定機構)が配設されている。このように構成された折り畳み式テーブルを収納する際には、折り曲げ式ステーを軸ピンを中心に折り曲げるとともに、支持脚を天板の裏面に沿うように折り畳んだ状態で積み重ねられる。
このような折り畳み式テーブルの収納効率や運搬効率を向上させるためには、折り畳み式テーブルの占有する空間を小さくする必要があり、そのためには支持脚の折り畳み時における折り畳み式テーブルの厚さを低減させる必要がある。
このため、従来の折り畳み式テーブルとして、天板の裏面に設けた補強枠の内側方に対して脚取付け部材を配設し、収納時には支持脚を補強枠の内側方において折り畳み可能にしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。これによれば、支持脚の折り畳み時における折り畳み式テーブルの厚さは、天板の厚さと補強枠及び支持脚のうち厚さの大きい方の厚さとの和とすることができ、収納時における折り畳み式テーブルの厚さを薄くすることができる。
しかしながら、特許文献1に開示された折り畳み式テーブルにおいては、収納時における折り畳み式テーブルの厚さは、天板の厚さと補強枠及び支持脚のうち厚さの大きい方の厚さの和となるものの、未だ厚く、収納時及び運搬時において嵩張ることとなる。
このような要求を満たすため、折り畳み式テーブルの天板の裏面に支持脚の収容空間を設け、この収容空間の長手方向の両側縁に対してそれぞれ補強枠を設け、両補強枠の対向面間に脚基部を軸着することにより支持脚を折り畳み可能としたものが提案されてきている。(例えば、特許文献2参照)。
この折り畳み式テーブルによれば、例えば支持脚の折り畳み時において、補強枠は収容空間内に配設されており、支持脚は収容空間内において両補強枠間に収まってしまう。そのため、折り畳み時の折り畳み式テーブルの厚さはほぼ天板の厚さのみとなり、折り畳み式テーブルの厚さを最小限とすることができるようになる。
特開2000−60645号 実用新案登録第3087415号
上記特許文献2に開示された折り畳み式テーブルによれば、折り畳み時における折り畳み式テーブルの厚さを最小限にすることができ、収納時及び運搬時において積み重ねられる場合に占有空間の省スペース化を図ることができ、収納効率や運搬効率を向上させることができる。
しかしながら、この折り畳み式テーブルは折り畳んだ状態では天板の厚さのみとなり、積み重ねられた折り畳み式テーブルは、同一形状の天板を積み重ねた状態となり、折り畳み式テーブル間に指を挿入するための隙間もない。そのため、折り畳み式テーブルの収納時において積み重ねる際や使用時において持ち上げる際に指を挟まないように注意する必要があり、取り扱いが不便となる。
そこで、本発明は、上記の実情に鑑み、折り畳み時における折り畳み式テーブルの厚さを小さくすることができ、収納効率や運搬効率を向上させることができるとともに、容易に取り扱うことができる折り畳み式テーブルを提供することを課題とする。
本発明にかかる折り畳み式テーブルは、裏面側に収容凹部を有する天板と、前記収容凹部内に配設され、かつ前記収容凹部の対向する一対の側壁部に固定された一対の補強枠と、前記収容凹部内において前記各補強枠の両端部に隣接配置された二対の脚取付部材と、前記各脚取付部材に対して脚基部を回動可能に支持され、かつ前記天板の裏面に沿う折り畳み位置と天板の裏面に対して起立する使用位置との間で折り畳み可能に設けられた二対の支持脚と、前記天板の裏面の複数の所定位置に設けられ、かつ前記各支持脚の折り畳み状態において前記天板の裏面から突出し前記天板の裏面周縁に指挿入用スペースを形成するスペーサと、を具備するものである。
ここで、スペーサの配設位置は天板の収容凹部内であっても、収容凹部の外周縁であってもよい。スペーサを天板の収容凹部内に配設する場合には、スペーサの高さは補強枠及び支持脚の高さ(太さ)よりも高く設定しておけばよい。収容凹部の外周縁に配設する場合には、平板状とすることができる。また、スペーサを構成する材質は折り畳み式テーブルの重量を支えることができるものであればよく、例えば硬質の合成樹脂材料製としてもよいし、金属製としてもよい。
本発明によれば、天板の裏面に設けられた収容凹部の側壁部に対して補強枠が固定されているので、側壁部の厚さを確保することによって補強枠を固定することができ、天板の厚さを増加させることなく、天板の強度を増加させることができる。また、収容凹部内において各補強枠の両端部に隣接配置された二対の脚取付部材に対して二対の支持脚が折り畳み位置と使用位置との間で折り畳み可能に設けられており、天板の裏面の複数の所定位置に天板の裏面から突出し前記天板の裏面周縁に指挿入用スペースを形成するスペーサが設けられている。そのため、各支持脚が折り畳まれた状態において、補強枠及び支持脚は収容凹部内に収まる。従って、折り畳んだ状態の折り畳み式テーブルの厚さは、天板の厚さとスペーサの天板裏面から突出する高さの和となり、折り畳み時における折り畳み式テーブルの厚さを薄くすることができ、収納時及び運搬時において積み重ねられる場合に占有空間の省スペース化され、収納効率や運搬効率を向上させることができる。また、折り畳んだ状態の折り畳み式テーブルにはその裏面に配設したスペーサによって指挿入用スペースが形成されるため、折り畳み式テーブルの収納時において積み重ねる際や使用時において持ち上げる際に指を挟んだりすることなく、容易に取り扱うことができるようになる。
ところで、本発明の折り畳み式テーブルにおいて、「前記スペーサは、前記脚取付部材の近傍にそれぞれ配設されると共に、前記支持脚又は該支持脚の回動に伴ってその位置が変動する連動部材に接触して前記支持脚又は連動部材との間に少なくとも指が挿入され得る隙間が形成されるのを抑制する指詰め防止部材を備える」構成とすることができる。
これによれば、折り畳み式テーブルの使用時において支持脚を回動させて起立状態にする際に、指詰め防止部材が支持脚又は連動部材に接触して少なくとも指が挿入され得る隙間が形成されることが抑制されるため、支持脚の操作時に誤って手を挟むことを防止することが可能となる。
また、本発明の折り畳み式テーブルにおいて、「前記各補強枠の端部において対向する支持脚対はその先端部側において連結部材により連結され、該連結された一対の支持脚の間隔は、その先端部において該連結部材により各補強枠に係合するように拡幅されている」構成とすることもできる。
これによれば、支持脚対が連結部材にて連結されているので、支持脚を起立させた使用位置にしたとき、各支持脚の強度を向上させることができる。また、各支持脚対はその先端部側において連結部材により拡幅されているので、折り畳み式テーブルの使用安定性を向上させることができると共に、支持脚対の折り畳み時において支持脚対の先端部と補強枠との係合により支持脚対を折り畳み状態に保持することができるようになる。
また、本発明の折り畳み式テーブルにおいて、「前記連結された二対の支持脚間にはそれぞれ前記取付軸管が回動可能に取り付けられ、両取付軸管の間には棚を形成する伸縮可能な棚管が設けられており、前記取付軸管は前記支持脚の回動方向における内側に形成され、前記連結部材は前記支持脚の回動方向における外側に形成されている」構成とすることもできる。
これによれば、折り畳み式テーブルを使用する際に、支持脚対を起立状態にする起立操作に伴って取付軸管が回動して棚管は伸張され、天板の下方に棚が形成される。また、折り畳み式テーブルを収納する際に、支持脚対を折り畳み状態にする折り畳み操作に伴って取付軸管が回動して棚管は収縮され、支持脚対は天板の裏面に沿うように折り畳まれる。このとき、取付軸管は支持脚の回動方向における内側に形成され、連結部材は支持脚の回動方向における外側に形成されているため、棚管が連結部材に当接することはなく、支持脚対が天板の裏面に沿う折り畳み位置に確実に折り畳まれる。
本発明の折り畳み式テーブルは、折り畳み時における折り畳み式テーブルの厚さを小さくすることができ、収納効率や運搬効率を向上させることができるとともに、容易に取り扱うことができる。
以下、本発明の一実施形態である折り畳み式テーブルの構造について、図1〜図7に基づいて説明する。図1は実施形態の折り畳み式テーブルの使用状態を示す裏面斜視図であり、図2は折り畳み式テーブルの折り畳み状態を示す裏面斜視図であり、図3は折り畳み式テーブルの折り畳み状態を示す裏面図である。図4は折り畳み式テーブルの折り畳み状態における部分断面図であり、図5は折り畳み式テーブルの積み重ね状態を示す側面図である。図6は折り畳み式テーブルの支持脚の開閉機構を示す側断面図であり、図7は折り畳み式テーブルの折り畳み時の開閉機構を示す側断面図である。
図1〜図4に示されるように、本実施形態の折り畳み式テーブル10は、天板11と、その天板11の裏面に固定された対向する一対の補強枠20と、各補強枠20の両端部に隣接して設けられた4個の脚取付部材30と、各脚取付部材30に対して脚基部41を回動可能に軸着して折畳み可能に設けられた4本の支持脚40と、脚取付部材30の近傍を囲むように配設されたL字状のスペーサ50とを備えている。なお、図1〜図4では、説明の便宜上、折り畳み式テーブル10の半分を省略した状態を示す。
天板11は、矩形状をなす天板本体12と、その裏面の各周縁に対して接着剤等により固定された桟13とよりなり、天板11の裏面には平面矩形状をなす収容凹部14が形成されている。なお、図4に示されるように、天板11の外周には軟質合成樹脂製のプロテクタ15が配設されている。天板11の全ての桟13の外周には環状の係合溝13aが形成され、この係合溝13a内にプロテクタ15の内面に形成した係合突起15aを挿入することによりプロテクタ15が取付けられている。
図4に示されるように、上記補強枠20は角形パイプよりなり、天板11の収容凹部14内に配設され、収容凹部14の長手方向における対向する一対の桟13に対してビス21により固定されている。各補強枠20の両端部には脚取付部材30が並列して隣接配置され、補強枠20と脚取付部材30とは互いに溶接により固定されている。また、脚取付部材30は、支持脚40を安定保持するために断面逆U字状をなしている(図4参照)。なお、上記補強枠20の厚み(高さ)は約26mmである。また、脚取付部材30の厚みは、補強枠20と同じである。上記脚取付部材30は、天板本体12に対して図示しないビスにより固定されている。
上記支持脚40は、脚取付部材30に回動可能に軸着した支持軸31よりも先端部42側に設けた脚側軸61と上記脚取付部材30との間に、テーブル使用時に上記支持脚40を起立状態に固定するためのロック部材60を介設している。
このロック部材60と上記支持脚40との間は、脚側軸61を介して回動可能に軸着され、上記ロック部材60と支持脚40との間にはロック部材60を支持脚40に対して開く方向に付勢するトルクバネ62が介設されている(図6)。また、上記ロック部材60は、対向する脚取付部材30に同様に設けた上記ロック部材60との間に、棒状の連結具70を介して連結されている。
図6に示されるように、上記脚取付部材30は、脚の折り畳み時と脚の起立時に、上記連結具70が係合する折り畳み時係合穴32と起立時係合穴33と両者間を連結する連結穴34とを有している。また、図3に示されるように、上記支持脚40の厚みは、その折り畳み時において、上記補強枠20、脚取付部材30の厚みと略同じであり、かつ支持脚40は上記補強枠20に沿ってその側方に折り畳まれるように構成されている。
そして、支持脚40の折り畳み時には、上記連結具70と起立時係合穴33との間の係合を外して上記トルクバネ62の付勢力に抗して上記支持脚40を補強枠20の方向に折り畳み、上記連結具70を起立時係合穴33から連結穴34を介して移動させて、上記折り畳み時係合穴32に係合させるように構成されている。
また、ロック部材60は、図6に示されるように、その一端が支持脚40の脚基部41において脚側軸61により軸着され、ロック部材60の他端は連結具70を介して、脚取付部材30における上記起立時係合穴33、連結穴34、折り畳み時係合穴32にスライド可能に係合されている。
また、ロック部材60は、支持脚40を折り畳んだときに、ロック部材60の上部63が上記支持軸31に当接することを防止するための凹部64を備えている(図6、図7)。
また、支持脚40は、その先端部42の近くに、互いに対向する支持脚を連結支持する連結部材43を備えており(図1、図2、図3)、連結された一対の支持脚40の間隔は、その先端部42において連結部材43により各補強枠20に係合するように拡幅されている。各支持脚40の先端部42の外側面には係合凹部44が形成され、上記各補強枠20の内側面には折り畳んだ状態の支持脚40の係合凹部44に対応する位置に係合凸部22が形成されている。そして、支持脚40の折り畳み時において、各支持脚40が天板11の収容凹部14の頂面に沿った位置まで折り畳まれると、係合凹部44が補強枠20の係合凸部22と係合して各支持脚40は折り畳み位置に保持されるように構成されている。
また、連結部材43により連結された各支持脚40対間にはそれぞれ取付軸管45が回動可能に取付けられており、両取付軸管45の間には棚を形成する伸縮可能な棚管46が設けられている。各支持脚40対において各取付軸管45は該支持脚40の中心軸線よりも支持脚40の回動方向における内側に形成され、各連結部材43は該支持脚40の中心軸線よりも支持脚40の回動方向における外側に形成されている。従って、折り畳み式テーブル10を使用する際に、各支持脚40対を起立状態にする起立操作に伴って取付軸管45が回動して棚管46は伸張され、天板11の下方に棚が形成される。また、折り畳み式テーブル10を収納する際に、各支持脚40対を折り畳み状態にする折り畳み操作に伴って取付軸管45が前記とは逆方向に回動して棚管46は収縮され、各支持脚40対は収容凹部14の頂面(天板11の裏面)に沿うように折り畳まれる。このとき、各取付軸管45は支持脚40の中心軸線よりも回動方向における内側に形成され、各連結部材43は支持脚40の中心軸線よりも回動方向における外側に形成されているため、棚管46が連結部材43に当接することはなく、各支持脚40対が収容凹部14の頂面に沿う折り畳み位置に確実に折り畳まれる。
天板11の収容凹部14内において、その四隅部には各脚取付部材30の先端側及び外側端を囲むように、合成樹脂製の平面L字状をなすスペーサ50がそれぞれ配設されている。各スペーサ50は、各支持脚40対の折り畳み状態において上記天板11の裏面から突出し、天板11の裏面周縁に指挿入用スペースを形成するように形成されている。本例の場合には、スペーサ50が脚取付部材30の先端側(天板の長手方向の端部)と脚取付部材30の外側端(天板の幅方向、即ち天板の左右方向における脚取付部材30の外側)とをL字状に囲むと共に、これらを遮蔽するようになっている。また、上記のスペーサ50は、折り畳み時の各支持脚40の厚さ、補強枠20、脚取付部材30の厚さのいずれよりも大きい厚さを有している。即ち、スペーサ50の厚さは37.5mmで、支持脚40の厚さ(26mm)よりも約9.5mm大きい。
また、スペーサ50には脚取付部材30の先端側において上記ロック部材60と対応する位置まで延びる指詰め防止片51が薄肉ヒンジ部52を介して回動可能に設けられている。指詰め防止片51は、支持脚40の回動に伴って前記ロック部材60が接触すると、薄肉ヒンジ部52を中心にして回動してロック部材60の変位を許容しつつ、ロック部材60との間に指が挿入され得る隙間が形成されるのを抑制するようになっており、折り畳み式テーブル10の使用時において支持脚40を回動させて起立状態にする際に、支持脚40の操作時に誤ってロック部材60に指を挟むことを防止するようになっている。
次に、上記のように構成された折り畳み式テーブル10の作用効果について説明する。
まず、折り畳み式テーブル10が使用される状態、即ち支持脚40が起立状態にあるときには、図1、図6に示すように、上記連結具70が脚取付部材30の起立時係合穴33に係合している。そして、支持脚40と脚取付部材30とは、上記連結具70と脚側軸61との間に設けたロック部材60を介して、直角状に保持されている。また、ロック部材60と支持脚40との間には、ロック部材60が支持脚40に対して開く方向にトルクバネ26によって付勢されている(図1、図6)。そのため、支持脚40は、ガタを生じることなく、確実に起立状態に保持される。
一方、折り畳み式テーブルの収納時に、支持脚40を折り畳む際には、上記連結具70を天板11の方向へ押して、該連結具70と脚取付部材30における起立時係合穴33との係合状態を解除すると共に支持脚40を補強枠20の方向へ、支持軸31を中心に倒していく(図2、図7)。これにより、上記連結具70は、連結穴34にガイドされながら折り畳み時係合穴32の方向に引っ張られる(図7)。そして、図2、図7に示すように、支持脚40を補強枠20の側方に併列した状態に折り畳む。このとき、連結穴34にガイドされた連結具70は上記折り畳み時係合穴32内に係合する。そのため、支持脚40はこの状態に維持される。
このように、本実施形態の折り畳み式テーブル10によれば、支持脚40の折り畳み操作は簡単であり、折り畳み状態の維持も上記係合により確実である。
また、上記折り畳み時においては、支持脚40は補強枠20の側方に併列した状態となり(図2)、折り畳み式テーブルの高さ(厚さ)方向には重ならない。上記の折り畳み式テーブルは、これを収納するとき、支持脚40を折り畳み、図5に示されるように、天板11同士、スペーサ50同士が互いに交互となるように積み重ねられる。このとき、折り畳み状態の折り畳み式テーブル10の合計厚さHは、天板11の厚さJとスペーサ50の天板11の裏面からの突出高さFとの合計となる。
具体的に、一例を示せば天板11の厚さJは35mm、天板本体12の厚さは10mm、スペーサ50の突出高さFは12.5mmである。そのため、折り畳み状態の折り畳み式テーブル10の厚さは47.5mmとなり、折り畳み時における折り畳み式テーブル10の厚さを薄くすることができる。そのため、収納時及び運搬時において積み重ねられる場合に占有空間が省スペース化され、収納効率や運搬効率を向上させることができる。
また、本実施形態の折り畳み式テーブル10では、支持脚40は互いに対向する支持脚を連結支持する連結部材43により各補強枠20に係合するように拡幅されており、支持脚40の折り畳み時において、支持脚40の係合凹部44が補強枠20の係合凸部22と係合して各支持脚40を折り畳み位置に保持することができる。
また、折り畳んだ状態の折り畳み式テーブル10にはその裏面に配設したスペーサ50によって指挿入用スペースが形成されるため、折り畳み式テーブルの収納時において積み重ねる際や使用時において持ち上げる際に天板11間に指を挟んだりすることなく、容易に取り扱うことができるようになる。
また、上記のスペーサ50は、天板11の収容凹部14内に設けるため、例えば幅、長さが5〜10cmという、広い面積を採用することができる。そのため、スペーサ50の面積を大きく取ることができるため、スペーサ同士間への単位面積当りの荷重も少なくなる。そのため、スペーサ50、天板11の損傷もない。
以上、本発明について好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、以下に示すように、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可能である。
すなわち、本実施形態の折り畳み式テーブル10では、二対の支持脚40対間に棚管46を備えた折り畳み式テーブルに具体化したが、棚管46及び取付軸管45を省略してもよい。
また、上記実施形態では、スペーサ50を天板11裏面の収容凹部14内に配設したが、スペーサを平板状として収容凹部14の周縁部に設けるようにしてもよい。この場合においても、指詰め防止片を設けることが可能である。
また、上記実施形態では、支持脚40の外側にロック部材60を設けたが、支持脚40の内側(折り畳み方向)に例えば一対のリンクよりなるトグル式のロック機構を設けるようにしてもよい。
実施形態の折り畳み式テーブルの使用状態を示す裏面斜視図。 実施形態の折り畳み式テーブルの折り畳み状態を示す裏面斜視図。 実施形態の折り畳み式テーブルの折り畳み状態を示す裏面図。 実施形態の折り畳み式テーブルの折り畳み状態における部分断面図。 実施形態の折り畳み式テーブルの積み重ね状態を示す側面図。 実施形態の折り畳み式テーブルの支持脚の開閉機構を示す側断面図。 実施形態の折り畳み式テーブルの折り畳み時の開閉機構を示す側断面図。
符号の説明
10 折り畳み式テーブル
11 天板
13 桟(側壁部)
14 収容凹部
20 補強枠
30 脚取付部材
40 支持脚
31 支持軸
50 スペーサ
51 指詰め防止片
60 ロック部材(連動部材)

Claims (3)

  1. 裏面側に収容凹部を有する天板と、
    前記収容凹部内に配設され、かつ前記収容凹部の対向する一対の側壁部に固定された一対の補強枠と、
    前記収容凹部内において前記各補強枠の両端部に隣接配置された二対の脚取付部材と、
    前記各脚取付部材に対して脚基部を回動可能に支持され、かつ前記天板の裏面に沿う折り畳み位置と天板の裏面に対して起立する使用位置との間で折り畳み可能に設けられた二対の支持脚と、
    前記天板の裏面の複数の所定位置に設けられ、かつ前記各支持脚の折り畳み状態において前記天板の裏面から突出し前記天板の裏面周縁に指挿入用スペースを形成するスペーサと、
    を備え
    前記スペーサは、前記脚取付部材の近傍にそれぞれ配設されると共に、前記支持脚又は該支持脚の回動に伴ってその位置が変動する連動部材に接触して前記支持脚又は連動部材との間に少なくとも指が挿入され得る隙間が形成されるのを抑制する指詰め防止部材を備えることを特徴とする折り畳み式テーブル。
  2. 前記各補強枠の端部において対向する支持脚対はその先端部側において連結部材により連結され、該連結された一対の支持脚の間隔は、その先端部において該連結部材により各補強枠に係合するように拡幅されていることを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式テーブル。
  3. 前記連結された二対の支持脚対間にはそれぞれ取付軸管が回動可能に取り付けられ、両取付軸管の間には棚を形成する伸縮可能な棚管が設けられ、
    前記各支持脚対において前記各取付軸管は前記支持脚の回動方向における内側に形成され、前記連結部材は前記支持脚の回動方向における外側に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の折り畳み式テーブル。
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