JPH0219490Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0219490Y2 JPH0219490Y2 JP5112683U JP5112683U JPH0219490Y2 JP H0219490 Y2 JPH0219490 Y2 JP H0219490Y2 JP 5112683 U JP5112683 U JP 5112683U JP 5112683 U JP5112683 U JP 5112683U JP H0219490 Y2 JPH0219490 Y2 JP H0219490Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recess
- handle
- fingertip
- decorative sheet
- door body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007666 vacuum forming Methods 0.000 description 3
- PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N Nickel Chemical compound [Ni] PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229920000122 acrylonitrile butadiene styrene Polymers 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N Chromium Chemical compound [Cr] VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
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- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、システムキツチン等に用いる各種
キヤビネツトの扉であつて、特のその把手部の構
成に関するものである。
キヤビネツトの扉であつて、特のその把手部の構
成に関するものである。
従来、扉の把手を形成するために指先が係合で
きるような断面形状の凹部を凹設したものがあ
り、これは金具等の把手を扉表面に突出状態に取
付ける必要がないため、特にシステムタイプのキ
ヤビネツト類に汎用されている。
きるような断面形状の凹部を凹設したものがあ
り、これは金具等の把手を扉表面に突出状態に取
付ける必要がないため、特にシステムタイプのキ
ヤビネツト類に汎用されている。
近来において、キヤビネツトの美観を向上させ
るため表面に装飾用シートを例えば真空成型法等
により貼着するようにしたものがあるが、第５図
に示すように木製の扉本体５０に凹設された凹部
５１のような断面形状ではシートの貼着が容易で
なく、実用上製作が不可能である。即ち、シート
は凹部５１の奥深く絞り込まなければならないこ
とと、凹部５１の開口域内に凹部５１の把手部５
２形成空間の投影面が含まれないからである。
るため表面に装飾用シートを例えば真空成型法等
により貼着するようにしたものがあるが、第５図
に示すように木製の扉本体５０に凹設された凹部
５１のような断面形状ではシートの貼着が容易で
なく、実用上製作が不可能である。即ち、シート
は凹部５１の奥深く絞り込まなければならないこ
とと、凹部５１の開口域内に凹部５１の把手部５
２形成空間の投影面が含まれないからである。
さらに第６図に示すように、扉本体５０の凹部
５１内に把手具５３を嵌着する構造とし、把手具
５３の凸部５４を指先係合部となしたものがあ
る。しかし、シートを貼着するにも拘らず、把手
部が異質なものとなつて、特にシステムタイプに
おいては審美的効果を低下させるという欠点があ
る。
５１内に把手具５３を嵌着する構造とし、把手具
５３の凸部５４を指先係合部となしたものがあ
る。しかし、シートを貼着するにも拘らず、把手
部が異質なものとなつて、特にシステムタイプに
おいては審美的効果を低下させるという欠点があ
る。
この考案では、これ等の欠点を解消し、審美性
を要求されるシステムキツチンに適した扉を提供
せんとするものであり、その要旨は前面に指先挿
入用の凹部を設け、扉本体の表面を上記凹部を含
めて装飾用シートを一様な層状に貼着し、凹部の
開口域にその一部がオーバーラツプして同凹部と
ともに指先係合部を画成できるように装飾用シー
トの上面に把手を取付けたキヤビネツト用扉にあ
る。
を要求されるシステムキツチンに適した扉を提供
せんとするものであり、その要旨は前面に指先挿
入用の凹部を設け、扉本体の表面を上記凹部を含
めて装飾用シートを一様な層状に貼着し、凹部の
開口域にその一部がオーバーラツプして同凹部と
ともに指先係合部を画成できるように装飾用シー
トの上面に把手を取付けたキヤビネツト用扉にあ
る。
次に本考案に基づく一実施を説明する。
第１図は本考案に係るキヤビネツト用扉の正面
図、第２図は把手部の拡大正面図、第３図は同第
２図の−線断面図、第４図は同−線断面
図である。
図、第２図は把手部の拡大正面図、第３図は同第
２図の−線断面図、第４図は同−線断面
図である。
図面において１は木製の扉本体であり、同扉の
所要個所には把手部となる開口側断面が最大とな
るような断面形状の凹部２が設けられている。３
は扉外皮体となる装飾用シートであつて、同シー
ト３の素材はABS、塩化ビニールを用い、又こ
れ等シートの貼着は加熱真空成形法にて行うもの
とする。４は把手であり、本実施例ではABS樹
脂により型製作され表面をニツケルクロム仕上げ
して金属光沢をもたせたものである。把手４の長
さは凹部２の長手方向長さよりも長く、両端裏面
には孔座５を突設している。扉本体１には孔座５
を嵌着する嵌装孔６と連結用のタツピンネジ７が
裏面側から挿通する通孔８とが同軸上に貫設され
ている。
所要個所には把手部となる開口側断面が最大とな
るような断面形状の凹部２が設けられている。３
は扉外皮体となる装飾用シートであつて、同シー
ト３の素材はABS、塩化ビニールを用い、又こ
れ等シートの貼着は加熱真空成形法にて行うもの
とする。４は把手であり、本実施例ではABS樹
脂により型製作され表面をニツケルクロム仕上げ
して金属光沢をもたせたものである。把手４の長
さは凹部２の長手方向長さよりも長く、両端裏面
には孔座５を突設している。扉本体１には孔座５
を嵌着する嵌装孔６と連結用のタツピンネジ７が
裏面側から挿通する通孔８とが同軸上に貫設され
ている。
装飾用シート３は前述のように加熱真空成形法
により扉本体１の表面からシートを貼着する。こ
の場合、扉本体１が木製であるためその通気性を
利用して容易に真空貼着することができる。また
扉本体１の左右あるいは上下端のエツジに丸味や
その他異形状の模様をつけても容易に貼着するこ
とができる。
により扉本体１の表面からシートを貼着する。こ
の場合、扉本体１が木製であるためその通気性を
利用して容易に真空貼着することができる。また
扉本体１の左右あるいは上下端のエツジに丸味や
その他異形状の模様をつけても容易に貼着するこ
とができる。
さらに、凹部２の断面形状は開口側が最大で、
奥部方向に向けて断面積が縮小する形状であるの
で、装飾用シート３の絞り量は小さく、確実に貼
着することができる。
奥部方向に向けて断面積が縮小する形状であるの
で、装飾用シート３の絞り量は小さく、確実に貼
着することができる。
把手４はタツピンネジ７を扉本体１の裏面側か
ら通孔８に挿入するとともに孔座５に螺入するこ
とにより固着される。この把手４の取付けは、凹
部２の長手方向画成線L1，L2のうち扉本体１の
縁部１ａに近い位置であつて、凹部２の開口域の
一部とオーバラツプするような配置とする。これ
により第３図で示すように凹部２と把手４の突出
によつて下側が開放した空間Ｓが画成され、同空
間Ｓに指先を入れれば把手４の裏面が指先と係合
する指先係合部Ｈとしての作用を果すことができ
る。
ら通孔８に挿入するとともに孔座５に螺入するこ
とにより固着される。この把手４の取付けは、凹
部２の長手方向画成線L1，L2のうち扉本体１の
縁部１ａに近い位置であつて、凹部２の開口域の
一部とオーバラツプするような配置とする。これ
により第３図で示すように凹部２と把手４の突出
によつて下側が開放した空間Ｓが画成され、同空
間Ｓに指先を入れれば把手４の裏面が指先と係合
する指先係合部Ｈとしての作用を果すことができ
る。
なお、凹部の底面から背面にかけて指先の挿入
方向に対し上り斜面を形成しておけばほこりの溜
りを防止出来るものである。
方向に対し上り斜面を形成しておけばほこりの溜
りを防止出来るものである。
以上、この考案によれば装飾用シートが貼着し
てあるにも拘らず「えぐり」即ち指先係合部を有
する把手構造を設ける事が出来、しかも把手が扉
の面より大巾に突出する事もなく美感にも富みシ
ステムキツチン家具に適する効果がある。
てあるにも拘らず「えぐり」即ち指先係合部を有
する把手構造を設ける事が出来、しかも把手が扉
の面より大巾に突出する事もなく美感にも富みシ
ステムキツチン家具に適する効果がある。
第１図は本考案に掛るキヤビネツト用扉の正面
図、第２図は把手部分の拡大正面図、第３図は第
２図の−線における縦断面図、第４図は同
−線による断面図、第５図及び第６図は旧来の
把手部を示す断面図である。 １……扉本体、２……凹部、３……装飾用シー
ト、４……把手、Ｈ……指先係合部。
図、第２図は把手部分の拡大正面図、第３図は第
２図の−線における縦断面図、第４図は同
−線による断面図、第５図及び第６図は旧来の
把手部を示す断面図である。 １……扉本体、２……凹部、３……装飾用シー
ト、４……把手、Ｈ……指先係合部。
Claims (1)
- 前面に指先挿入用の凹部を設け、扉本体の表面
を上記凹部を含めて装飾用シートを一様な層状に
貼着し、凹部の開口域にその一部がオーバーラツ
プして同凹部とともに指先係合部を画成できるよ
うに装飾用シートの上面に把手を取付けたことを
特徴とするキヤビネツト用扉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5112683U JPS59157058U (ja) | 1983-04-05 | 1983-04-05 | キヤビネツト用扉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5112683U JPS59157058U (ja) | 1983-04-05 | 1983-04-05 | キヤビネツト用扉 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59157058U JPS59157058U (ja) | 1984-10-22 |
| JPH0219490Y2 true JPH0219490Y2 (ja) | 1990-05-29 |
Family
ID=30181547
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5112683U Granted JPS59157058U (ja) | 1983-04-05 | 1983-04-05 | キヤビネツト用扉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59157058U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013185305A (ja) * | 2012-03-06 | 2013-09-19 | Noritz Corp | 扉、該扉の製造方法及び該扉を備えたキャビネット |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5199567B2 (ja) * | 2006-11-22 | 2013-05-15 | アイカ工業株式会社 | 手掛け扉 |
| JP5388296B2 (ja) * | 2009-12-25 | 2014-01-15 | 文化シヤッター株式会社 | 扉付構造物 |
-
1983
- 1983-04-05 JP JP5112683U patent/JPS59157058U/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013185305A (ja) * | 2012-03-06 | 2013-09-19 | Noritz Corp | 扉、該扉の製造方法及び該扉を備えたキャビネット |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59157058U (ja) | 1984-10-22 |
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