JPH0623664Y2 - 収納庫 - Google Patents
収納庫Info
- Publication number
- JPH0623664Y2 JPH0623664Y2 JP1987116976U JP11697687U JPH0623664Y2 JP H0623664 Y2 JPH0623664 Y2 JP H0623664Y2 JP 1987116976 U JP1987116976 U JP 1987116976U JP 11697687 U JP11697687 U JP 11697687U JP H0623664 Y2 JPH0623664 Y2 JP H0623664Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hinge
- door
- side plate
- short side
- storage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Hinges (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、システムキッチンを構成する厨房用の収納
庫に関するものである。
庫に関するものである。
第7図および第8図は、システムキッチンの一例の斜視
図および平面図を各々示している。このシステムキッチ
ンは、建物の壁30に囲まれたコーナー部に沿って設け
られており、複数種の収納庫31〜35と、キッチンカ
ウンタ36と、複数種の吊り戸棚ユニット37とで構成
されている。各収納庫31〜35は、床上に設置された
台輪38上に設置されており、前面に扉を有する収納用
の箱体である。
図および平面図を各々示している。このシステムキッチ
ンは、建物の壁30に囲まれたコーナー部に沿って設け
られており、複数種の収納庫31〜35と、キッチンカ
ウンタ36と、複数種の吊り戸棚ユニット37とで構成
されている。各収納庫31〜35は、床上に設置された
台輪38上に設置されており、前面に扉を有する収納用
の箱体である。
キッチンカウンタ36は、中央に形成した凸部36aの
上面にガスレンジ39を設け、両端に凸部36aよりも
奥へ引っ込んだ凹部36bを形成している。凸部36a
と凹部36bの間は斜めカット部36cになっている。
凹部用収納庫31は、凹部36bの下方に配置され前面
を凹部36bの前面と合わせている。凸部用収納庫32
は、キッチンカウンタ36の斜めカット部36cから凸
部36aにかかる部分の下方に配置されており、その前
面は斜めカット部36cに合わせて、側方に傾斜した傾
斜面を形成している。
上面にガスレンジ39を設け、両端に凸部36aよりも
奥へ引っ込んだ凹部36bを形成している。凸部36a
と凹部36bの間は斜めカット部36cになっている。
凹部用収納庫31は、凹部36bの下方に配置され前面
を凹部36bの前面と合わせている。凸部用収納庫32
は、キッチンカウンタ36の斜めカット部36cから凸
部36aにかかる部分の下方に配置されており、その前
面は斜めカット部36cに合わせて、側方に傾斜した傾
斜面を形成している。
このように、キッチンカウンタ36に凹部36aと凹部
36bとを設けてあるのは、凸部36aによりガスレン
ジ39には十分なスペースを確保し、凹部36bにより
キッチンカウンタ36の奥まで手を伸ばせて、吊り戸棚
ユニット37からの物の出し入れの際等に、使い勝手を
良くするためである。
36bとを設けてあるのは、凸部36aによりガスレン
ジ39には十分なスペースを確保し、凹部36bにより
キッチンカウンタ36の奥まで手を伸ばせて、吊り戸棚
ユニット37からの物の出し入れの際等に、使い勝手を
良くするためである。
なお、吊り戸棚ユニット39は、壁面の上部に設けら
れ、前面に扉を有する収納用の箱体である。40は食器
乾燥器、41は冷蔵庫、42はシンクである。
れ、前面に扉を有する収納用の箱体である。40は食器
乾燥器、41は冷蔵庫、42はシンクである。
従来、凸部用収納庫32に取付けられるような側方に傾
斜した扉は、収納庫の天板から底板に三角柱の桟木を通
して、取付角度が90度である標準の丁番を固定してい
た。しかし、桟木が邪魔になり、収納物やスライドバケ
ット等の出し入れがスムーズに行えなかった。取付角度
を鈍角に変更した特注の丁番を用いれば、桟木は不要で
あるが生産費を増加させることになった。
斜した扉は、収納庫の天板から底板に三角柱の桟木を通
して、取付角度が90度である標準の丁番を固定してい
た。しかし、桟木が邪魔になり、収納物やスライドバケ
ット等の出し入れがスムーズに行えなかった。取付角度
を鈍角に変更した特注の丁番を用いれば、桟木は不要で
あるが生産費を増加させることになった。
なお、第6図は、取付角度が90度である標準の43を
扉44および収納庫45に取付けた状態を示している。
扉44および収納庫45に取付けた状態を示している。
この考案の目的は、生産費を抑えかつ使い勝手の良い収
納庫を提供することである。
納庫を提供することである。
この考案の収納庫は、短側板および長側板をもち前面に
開口を形成した箱体と、この箱体の開口を塞いだ扉と、
箱体の短側板の内面前端に取付けられて表面が扉に対し
て直角な鉛直面となる水平断面くさび形の丁番補助具
と、この丁番補助具の表面および扉の裏面に取付けた丁
番とを備えたものである。
開口を形成した箱体と、この箱体の開口を塞いだ扉と、
箱体の短側板の内面前端に取付けられて表面が扉に対し
て直角な鉛直面となる水平断面くさび形の丁番補助具
と、この丁番補助具の表面および扉の裏面に取付けた丁
番とを備えたものである。
そのため、箱体1の短側板2aへの扉3の取付角度を鈍
角とするために、短側板2aおよび扉3のうちのいずれ
か一方の内面の丁番4を取付ける部分を傾斜面として丁
番4を箱体1の短側板2aに対して傾斜姿勢に取付けた
り、あるいは丁番4の取付角度を変更したりする必要が
ない。さらに、丁番補助具7が収納物等の出し入れの邪
魔にならない。
角とするために、短側板2aおよび扉3のうちのいずれ
か一方の内面の丁番4を取付ける部分を傾斜面として丁
番4を箱体1の短側板2aに対して傾斜姿勢に取付けた
り、あるいは丁番4の取付角度を変更したりする必要が
ない。さらに、丁番補助具7が収納物等の出し入れの邪
魔にならない。
実施例 この考案の一実施例の収納庫について図1ないし図5に
基づいて説明する。この収納庫は、短側板2aおよび長
側板2bをもち前面に開口1aを形成した箱体1と、箱
体1の開口1aを塞いだ扉3と、箱体1の短側板2の内
面前端に取付けられて表面8が扉3に対して直角な鉛直
面となる水平断面くさび形の丁番補助具7と、丁番補助
具7の表面8および扉3の裏面に取付けた丁番4とから
なるものである。
基づいて説明する。この収納庫は、短側板2aおよび長
側板2bをもち前面に開口1aを形成した箱体1と、箱
体1の開口1aを塞いだ扉3と、箱体1の短側板2の内
面前端に取付けられて表面8が扉3に対して直角な鉛直
面となる水平断面くさび形の丁番補助具7と、丁番補助
具7の表面8および扉3の裏面に取付けた丁番4とから
なるものである。
箱体1は、第2図および第3図に示すように前面が側方
に傾斜した収納箱である。この箱体1は、第7図のキッ
チンカウンタ36の斜面カット部36cの下方に配置さ
れるものである。短側板2aは、箱体1の奥行きの短い
側の一側面である。
に傾斜した収納箱である。この箱体1は、第7図のキッ
チンカウンタ36の斜面カット部36cの下方に配置さ
れるものである。短側板2aは、箱体1の奥行きの短い
側の一側面である。
扉3は、合板製等の平板からなる。丁番4は、第5図に
示すように、鉄製等からなり、丁番本体5,リンク部1
0およびアーム部6で構成される。丁番本体5は、平板
からなり、一対のねじ挿通孔11を有している。丁番本
体5は、ねじ挿通孔11を貫通した一対のねじ12によ
り扉3に固着されている。リンク部10は、一端部を丁
番本体5に回動自在に取り付けられ、他端部をアーム部
6に固着されている。アーム部6は、溝型の部材からな
り、一対のねじ挿通孔13を有している。
示すように、鉄製等からなり、丁番本体5,リンク部1
0およびアーム部6で構成される。丁番本体5は、平板
からなり、一対のねじ挿通孔11を有している。丁番本
体5は、ねじ挿通孔11を貫通した一対のねじ12によ
り扉3に固着されている。リンク部10は、一端部を丁
番本体5に回動自在に取り付けられ、他端部をアーム部
6に固着されている。アーム部6は、溝型の部材からな
り、一対のねじ挿通孔13を有している。
丁番補助具7は第4図に示すように鉄製や木製等からな
る。丁番補助具7の側面は水平部14と垂直部15とで
十字形状を形成している。丁番補助具取付ねじ挿通孔1
6は、裏面9に垂直な方向に垂直部15を貫通して設け
られている。丁番補助具取付ねじ17が、丁番補助具取
付ねじ挿通孔16を貫通して短側板2aにねじ込まれ、
丁番補助具7の表面8と短側板2aとが固着されてい
る。アーム取付ねじ孔18は、表面8に垂直な方向に水
平部14に穿設されている。アーム部6のねじ挿通孔1
3を貫通したアーム取付ねじ19がアーム取付ねじ孔1
8にねじ込まれ、アーム部6と丁番補助具7の裏面9と
が固着されている。
る。丁番補助具7の側面は水平部14と垂直部15とで
十字形状を形成している。丁番補助具取付ねじ挿通孔1
6は、裏面9に垂直な方向に垂直部15を貫通して設け
られている。丁番補助具取付ねじ17が、丁番補助具取
付ねじ挿通孔16を貫通して短側板2aにねじ込まれ、
丁番補助具7の表面8と短側板2aとが固着されてい
る。アーム取付ねじ孔18は、表面8に垂直な方向に水
平部14に穿設されている。アーム部6のねじ挿通孔1
3を貫通したアーム取付ねじ19がアーム取付ねじ孔1
8にねじ込まれ、アーム部6と丁番補助具7の裏面9と
が固着されている。
この実施例によれば、箱体1の短側板2aの内面前端
に、表面8が扉3に対して直角な鉛直面となる水平断面
くさび形の丁番補助具7を取付け、丁番補助具7の表面
8および扉3の裏面に丁番4を取付けているので、箱体
1の短側板2aへの扉3の取付角度を鈍角とするため
に、短側板2aおよび扉3のうちのいずれか一方の内面
の丁番4を取付ける部分を傾斜面として丁番4を箱体1
の短側板2aに対して傾斜姿勢に取付けたり、あるいは
丁番4の取付角度を変更したりする必要がない。
に、表面8が扉3に対して直角な鉛直面となる水平断面
くさび形の丁番補助具7を取付け、丁番補助具7の表面
8および扉3の裏面に丁番4を取付けているので、箱体
1の短側板2aへの扉3の取付角度を鈍角とするため
に、短側板2aおよび扉3のうちのいずれか一方の内面
の丁番4を取付ける部分を傾斜面として丁番4を箱体1
の短側板2aに対して傾斜姿勢に取付けたり、あるいは
丁番4の取付角度を変更したりする必要がない。
したがって構造が簡単で製造が容易であり、しかも取付
角度が90度である標準の丁番4を使用できるので生産
費を抑えることができる。さらに、丁番補助具7が収納
物等の出し入れの邪魔にならないので、使い勝手が良
い。
角度が90度である標準の丁番4を使用できるので生産
費を抑えることができる。さらに、丁番補助具7が収納
物等の出し入れの邪魔にならないので、使い勝手が良
い。
この考案の収納庫によれば、箱体の短側板の内面前端
に、表面が扉に対して直角な鉛直面となる水平断面くさ
び形の丁番補助具を取付け、丁番補助具の表面および扉
の裏面に丁番を取付けているので、箱体の短側板への扉
の取付角度を鈍角とするために、短側板および扉のうち
のいずれか一方の内面の丁番を取付ける部分を傾斜面と
して丁番を箱体の短側板に対して傾斜姿勢に取付けた
り、あるいは丁番の取付角度を変更したりする必要がな
い。
に、表面が扉に対して直角な鉛直面となる水平断面くさ
び形の丁番補助具を取付け、丁番補助具の表面および扉
の裏面に丁番を取付けているので、箱体の短側板への扉
の取付角度を鈍角とするために、短側板および扉のうち
のいずれか一方の内面の丁番を取付ける部分を傾斜面と
して丁番を箱体の短側板に対して傾斜姿勢に取付けた
り、あるいは丁番の取付角度を変更したりする必要がな
い。
したがって構造が簡単で製造が容易であり、しかも取付
角度が90度である標準の丁番を使用できるので生産費
を抑えることができる。さらに、丁番補助具が収納物等
の出し入れの邪魔にならないので、使い勝手が良い。
角度が90度である標準の丁番を使用できるので生産費
を抑えることができる。さらに、丁番補助具が収納物等
の出し入れの邪魔にならないので、使い勝手が良い。
第1図はこの考案の一実施例の収納庫の要部を示す破断
平面図、第2図はこの考案の一実施例の収納庫の斜視
図、第3図はその平面図、第4図はその丁番補助具の斜
視図、第5図はその丁番の斜視図、第6図は従来例の収
納庫の要部を示す平面図、第7図は従来例の収納庫を設
置したシステムキッチンの斜視図、第8図はその構成を
示す平面図である。 1……箱体、1a……開口、2a……短側板、2b……
長側板、3……扉、4……丁番、5……丁番本体、6…
…アーム部、7……丁番補助具、8……表面、9……裏
面
平面図、第2図はこの考案の一実施例の収納庫の斜視
図、第3図はその平面図、第4図はその丁番補助具の斜
視図、第5図はその丁番の斜視図、第6図は従来例の収
納庫の要部を示す平面図、第7図は従来例の収納庫を設
置したシステムキッチンの斜視図、第8図はその構成を
示す平面図である。 1……箱体、1a……開口、2a……短側板、2b……
長側板、3……扉、4……丁番、5……丁番本体、6…
…アーム部、7……丁番補助具、8……表面、9……裏
面
Claims (1)
- 【請求項1】短側板および長側板をもち前面に開口を形
成した箱体と、この箱体の前記開口を塞いだ扉と、前記
箱体の短側板の内面前端に取付けられて表面が前記扉に
対して直角な鉛直面となる水平断面くさび形の丁番補助
具と、この丁番補助具の表面および前記扉の裏面に取付
けた丁番とを備えた収納庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987116976U JPH0623664Y2 (ja) | 1987-07-28 | 1987-07-28 | 収納庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987116976U JPH0623664Y2 (ja) | 1987-07-28 | 1987-07-28 | 収納庫 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6424279U JPS6424279U (ja) | 1989-02-09 |
JPH0623664Y2 true JPH0623664Y2 (ja) | 1994-06-22 |
Family
ID=31359997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987116976U Expired - Lifetime JPH0623664Y2 (ja) | 1987-07-28 | 1987-07-28 | 収納庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0623664Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0520847Y2 (ja) * | 1985-10-22 | 1993-05-28 | ||
JPS6285662U (ja) * | 1985-11-15 | 1987-06-01 |
-
1987
- 1987-07-28 JP JP1987116976U patent/JPH0623664Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6424279U (ja) | 1989-02-09 |