JPH019718Y2 - - Google Patents

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JPH019718Y2
JPH019718Y2 JP1982151290U JP15129082U JPH019718Y2 JP H019718 Y2 JPH019718 Y2 JP H019718Y2 JP 1982151290 U JP1982151290 U JP 1982151290U JP 15129082 U JP15129082 U JP 15129082U JP H019718 Y2 JPH019718 Y2 JP H019718Y2
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JP
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vehicle body
lamp bezel
stopper
mounting member
lamp
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JP1982151290U
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JPS5954333U (ja
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)
  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車のフロントグリルに装着され
るランプベゼルの取付構造に関する。
自動車のフロントグリルに備えられるヘツドラ
ンプの周囲には、該ランプと車体との間の間隙を
覆い、また装飾性を高めるためにプラスチツク等
でなるランプベゼルが装着されるが、従来におけ
る該ランプベゼルの取付構造は、4本のビスを用
いて車体に直接ビス止めするのが通例であつた。
然るにこのような取付構造においては、ランプベ
ゼルを車体の取付位置に保持した状態でのビス止
め作業が極めて面倒であると共に、ビスの頭部又
は該ビスの隠し穴がランプベゼルの表面に現れて
美感を損うという欠点があつた。
本考案は、従来のランプベゼル取付構造におけ
る上記のような欠点に対処するもので、該ランプ
ベゼルにおける車体に対する複数の止着部のう
ち、特に人目に付き易い一箇所又は複数箇所につ
いて予めランプベゼルの裏面に取り付けた取付部
材を介して車体に止着するように構成する。これ
により、ビスの頭部ないし隠し穴がランプベゼル
の表面に現われて美感を損うことを防止し、且つ
当該止着部についてはランプベゼルを車体取付位
置に保持した状態でのビス止め作業を不要とし
て、作業性の向上を図る。
即ち、本考案ランプベゼルの取付構造は、ラン
プベゼルの裏面に設けたボス部に予め取付部材を
ビス止めし、且つ該取付部材を車体に設けたフラ
ンジ部に係合させることにより該ランプベゼルを
車体に止着するようにしたもので、特に上記取付
部材を、中央にビス穴を有する基体と、該基体に
おけるビス穴の両側から突出されて先端面が車体
フランジ部の前面に当接される一対のストツパ部
と、同じく基体からストツパ部と同方向に延出さ
れたクリツプ部とから構成し、且つ上記クリツプ
部の先端部に、ストツパ部の先端面の近傍から該
ストツパ部側に向かつて傾斜し、その傾斜面に上
記車体フランジ部の端縁と係合する凹凸が設けら
れてストツパ部との間に上記車体フランジ部を挟
む挟持用傾斜部と、これに続く逆方向に傾斜した
案内用傾斜部とを形成したことを特徴とする。
ところで、自動車の車体にプラスチツク等でな
る部材を取り付ける際の取付構造として、表面か
ら直接ビス止めする構造に代るものとしては、例
えば実開昭55−155611号公報に開示された「室内
換気ルーバの取付構造」がある。これは第1図に
示すように、ルーバAの一端に被取付体(車体)
Bの透孔Cに嵌入され且つビスDの螺入により係
止される爪状突起部Eを設けると共に、該ルーバ
Aの他端には上記被取付体Bのルーバ組込み用開
口の開口縁Fに嵌合係止される嵌合突起部Gを設
けたものである。かかる構成によれば、一方の止
着部については、ビス止め作業が不要となり且つ
表面にビスの頭部が露出することがなくなるので
あるが、これはルーバのように形状が簡素で、簡
易な取付構造で足りる場合に採用されるものであ
る。
以下、本考案を図面に示す実施例に基いて説明
する。
第2図に示すように、ランプベゼル10は、自
動車の車体1におけるフロントグリルの左右両側
部においてヘツドランプ2と車体1或はバンパー
3との間に生じる間隙を覆うべく該ランプ2を囲
むように装着される。このランプベゼル10はプ
ラスチツク等で形成され、中央に上記ヘツドラン
プ2の投光面を前方に露出させるための開口11
を有すると共に、該実施例においては車体1の前
面から側面に移行するコーナ部12に車幅灯13
とターンシグナルランプ14とが具備され、これ
を覆う着色透光カバー15が取り付けられてい
る。
該ランプベゼル10は、車体1に対して4箇所
の止着部16,17,18,19によつて取り付
けられている。その内のコーナ部12における止
着部16,17は、第3図に示すように、上記着
色透光カバー15に設けられた隠し穴20にビス
21を挿通し、該カバー15とランプベゼル10
とを車体1に対して共締めする構造とされてい
る。また、ランプベゼル10の前面下部における
止着部18は、第4図に示すように、該ベゼル1
0に形成された隠し穴22にビス23を挿通し、
止着部材24を用いて車体1にビス止めする構造
とされている。
然して、人目に最も付き易いランプベゼル10
の前面上部における止着部19は、第5,6図に
示すように、該ランプベゼル10の裏面に設けた
ボス部24にビス25によつて取付部材26をビ
ス止めし、且つ該取付部材26を車体1に設けた
舌片状のフランジ部4に係合させることによつて
該ランプベゼル10を車体1に止着する構造とさ
れている。そして、上記取付部材26は、第7図
に単体で示すように、中央に上記ビス25が挿通
されるビス穴27aを有する基体27と、該基体
27におけるビス穴27aの両側から車体フラン
ジ部4側に突設された一対のストツパ部28,2
8と、同じく基体27におけるビス穴27aの下
方からストツパ部28,28と同方向に延出され
たクリツプ部29とをプラスチツク等で一体成形
した構成とされ、且つ上記クリツプ部29の先端
部には、ストツパ部28,28の先端面28a,
28aの下方から該ストツパ部28,28側に向
かつて斜め上方に傾斜し且つその傾斜面に基体2
7に平行に複数の凹凸が形成された挾持用傾斜部
29aと、更にその先端側に連設された該傾斜部
29aと逆方向に傾斜する案内用傾斜部29bと
が設けられている。
上記の構成によれば、ランプベゼル10の取り
付け時に、該ランプベゼル10における止着部1
9の裏面に設けられたボス部24にビス25によ
つて取付部材26を予めビス止めした状態で、該
ランプベゼル10を車体1の取付位置に前方から
嵌め込めば、先づ第5図に鎖線で示すように、上
記取付部材26におけるクリツプ部29の先端の
案内用傾斜部29bが車体1におけるフランジ部
4の下端縁4aに接して、該クリツプ部29が自
らの弾力性に抗して下方に屈曲されると共に、更
にランプベゼル10を押し込めば、上記フランジ
部4の下端縁4aがクリツプ部29における案内
用傾斜部29bと挾持用傾斜部29aの間の頂部
29cを越え、ストツパ部28,28の先端面2
8a,28aが上記フランジ部4の前面に当接す
る。このとき、上記クリツプ部29が自らの弾性
復元力によつて上方に付勢されることにより、上
記フランジ部4がストツパ部28,28の先端面
28a,28aとクリツプ部29の挾持用傾斜部
29aとの間に挟まれ、しかも該傾斜部29aに
設けられた凹凸に上記フランジ部4の下端縁4a
が係合する。これにより、ランプベゼル10にお
ける当該止着部19が裏面にビス止めされた取付
部材26を介して車体1に止着されることになる
が、その場合に、上記ストツパ部28やクリツプ
部29等に寸法の誤差があつてもフランジ部4は
ストツパ部28,28の先端面28a,28aに
当接した状態で下端縁4aがクリツプ部29の挾
持用傾斜部29aにおける凹凸に係合するので、
常にガタツキを生じることなく、上記ストツパ部
28,28とクリツプ部29との間に挟持される
ことになる。然る後、他の止着部16,17,1
8についてランプベゼル10をビス止めすれば、
該ランプベゼル10が4箇所の止着部で車体1に
取り付けられることになる。
ここで、図示の実施例においては、ランプベゼ
ル10の裏面におけるボス部24の両側に、取付
部材26における基体27の両側部が係合される
突起30,30が設けられて、取付部材26の回
り止めが図られている。
以上のように、本考案ランプベゼルの取付構造
によれば、該ランプベゼルを車体に取り付けるた
めの複数の止着部のうち、人目に付き易い一箇所
又は複数の止着部においては止着用ビスの頭部や
該ビスの隠し穴等が表面に現れなくなる。これに
より、該ランプベゼルの美感ないし装飾性が向上
される。また、当該止着部については、ランプベ
ゼルを車体の取付位置に保持した状態での面倒な
ビス止め作業が不要となり、作業性が向上され
る。そして、特に本考案によれば、当該取付構造
を構成する取付部材におけるストツパ部やクリツ
プ部等に多少の寸法誤差があつても、ランプベゼ
ルを常にガタツキを生じることなく車体に取付る
ことができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に対する従来例を示す室内換気
ルーバの縦断側面図、第2図は本考案の実施例を
示すランプベゼルの正面図、第3,4図は夫々第
2図−線、−線で切断した拡大断面図、
第5,6図は第2図−線及び−線で切断
した要部拡大断面図、第7図は該実施例における
取付部材の単体斜視図である。 1……車体、4……フランジ部、10……ラン
プベゼル、24……ボス部、25……ビス、26
……取付部材、27……基体、28……ストツパ
部、28a……ストツパ部先端面、29……クリ
ツプ部、29a……挾持用傾斜部、29b……案
内用傾斜部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ランプベゼルの裏面に設けられたボス部に取付
    部材をビス止めし且つ該取付部材を車体に設けら
    れたフランジ部に係合させることによつて上記ラ
    ンプベゼルを車体に止着する取付構造であつて、
    上記取付部材が、中央にビス穴を有する基体と、
    該基体におけるビス穴の両側から突出されて先端
    面が車体フランジ部の前面に当接される一対のス
    トツパ部と、同じく基体からストツパ部と同方向
    に延出されたクリツプ部とから構成されていると
    共に、上記クリツプ部の先端部に、ストツパ部先
    端面の近傍から該ストツパ部側に向かつて傾斜し
    且つその傾斜面に車体フランジ部の端縁と係合す
    る凹凸が形成されて、ストツパ部との間に車体フ
    ランジ部を挟む挟持用傾斜部と、これに続く逆方
    向に傾斜した案内用傾斜部とが形成されているこ
    とを特徴とする自動車のランプベゼル取付構造。
JP15129082U 1982-10-04 1982-10-04 自動車のランプベゼル取付構造 Granted JPS5954333U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15129082U JPS5954333U (ja) 1982-10-04 1982-10-04 自動車のランプベゼル取付構造

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JP15129082U JPS5954333U (ja) 1982-10-04 1982-10-04 自動車のランプベゼル取付構造

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Publication Number Publication Date
JPS5954333U JPS5954333U (ja) 1984-04-10
JPH019718Y2 true JPH019718Y2 (ja) 1989-03-17

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ID=30335300

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JP15129082U Granted JPS5954333U (ja) 1982-10-04 1982-10-04 自動車のランプベゼル取付構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0317044Y2 (ja) * 1987-09-16 1991-04-11

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS583211Y2 (ja) * 1979-03-14 1983-01-20 日産車体株式会社 ランプ用装飾リムの取付構造

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JPS5954333U (ja) 1984-04-10

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