JPH019761Y2 - - Google Patents

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JPH019761Y2
JPH019761Y2 JP10264681U JP10264681U JPH019761Y2 JP H019761 Y2 JPH019761 Y2 JP H019761Y2 JP 10264681 U JP10264681 U JP 10264681U JP 10264681 U JP10264681 U JP 10264681U JP H019761 Y2 JPH019761 Y2 JP H019761Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は屑入れ等の箱体をスチールデスクの側
面等に取り付けるために用いる箱体におけるる磁
石の保持構造に関するものである。
従来、スチールデスクの側面等に磁石により着
脱可能に取付けるようにした屑入れが提案されて
いる。かかる屑入れにあつては磁石を屑入れの一
側板に固定状態で取付け、しかもコストの低下を
図るべく上部にのみ取付けるようになつている。
この場合、磁石の吸着面が屑入れの側板の外面と
面一になつていなければ、使用の際、屑入れに投
入された屑や自重によりその上部がスチールデス
クの側面等より離隔し、下部がスチールデスクの
側面等に接近するような回動力が加わり、屑入れ
が机より簡単に離脱するおそれがある。特に屑入
れを成型や運搬の都合上、その側板が内方に傾斜
するように形成している場合にこの傾向が著し
い。また磁石の吸着面を屑入れの側板の外面と面
一にするには工作精度が要求され、製作が困難で
ある。更に磁石にはフエライトコアや鉄製ヨーク
を用いているが、スチールデスク等に着脱する際
にその着脱面を損傷する等、種々の欠点がある。
本考案の目的は、屑入れ等の箱体をスチールデ
スク等に確実に取付けた状態に保持することがで
き、また磁石を箱体に簡単に、且つ確実に保持さ
せることができ、コストの低下を図ることができ
るようにした箱体における磁石の保持構造を提供
するにある。
本考案はかかる目的を達成するため、合成樹脂
製の箱体の側板に、吸着面に合成樹脂、若しくは
ゴムを有する吸着用の磁石を保持手段により吸着
面が箱体側面に対して上下方向に所定の角度で傾
斜し得るように、且つ吸着面が露出するように揺
動可能に保持させ、箱体を磁石によりスチールデ
スク等に吸着させた状態で箱体に回動させようと
する力が加わつても箱体を自由に回動させ、その
下端をスチールデスク等に当接させて支持させる
ことができるように構成したことを特徴とするも
のである。
以下、本考案を屑入れに実施した例について図
面を参照しながら具体的に説明する。
第1図乃至第8図は本考案の第1実施例を示す
もので、屑入れとなる箱体1は合成樹脂製で、
前、後、左、右の側板2,3,4,5及び底板6
より成り、頂部が開放され、前側板2と後側板3
との間隔が狭い扁平形状に形成され、前側板2及
び左右の側板4,5には縦方向に複数条のリブ2
a,4a,5aが形成されて補強されている。こ
の箱体1は頂部開放部より底板6が縮小するよう
に各側板2,3,4,5が傾斜され、従つて箱体
1同志を嵌合して積重ねることができ、輸送等の
便を図つている。左右の側板4,5の上端には枠
状の把手部8,9が一体に設けられ、箱体1の持
ち運びの便を図つている。後側板3の上部左右に
は夫々磁石保持手段7が一体に設けられている。
これら磁石保持手段7は上部の位置決め片10
と、左右の保持片11と、左右の保持片11の下
端間の中央部に配置された位置決め突起12とよ
り構成されている。各保持片11は特に第6図よ
り明らかなように水平断面において鍵状に形成さ
れ、後側板3との間に溝13が形成され、これら
の溝13は各組夫々対向している。位置決め突起
12は位置決め片10及び保持片11の後側板3
に対する突出長さよりやや低く形成されている。
これら磁石保持手段7に取付けられる吸着用磁石
14は磁性材料粉を混入した合成樹脂、例えば塩
化ビニールを押出成型して形成した弾性を有する
もので、第8図A,Bに示すように左右両側縁部
に突条15が形成されている。この磁石14は第
5図乃至第7図に示すようにその弾性を利用して
突条15が位置決め突起12側より保持片11の
溝13内に挿入され、保持手段7内に吸着面が箱
体1の後側板3に対して上下方向に所定の角度で
傾斜し得るように、且つ吸着面が保持手段7の外
方に露出するように揺動可能に保持されている。
かかる構造の屑入れは前記の如く磁石14を、
その吸着面が保持手段7の外方に露出するように
保持しているので、この磁石14を例えば第1図
に示すように、スチールデスク17の側面18に
直接吸着させることにより取外し可能に取付ける
ことができ、スチールデスク17を並列した場合
のスチールデスク間の死空間を有効に利用するこ
とができる。而して屑や自重により箱体1にその
上部を側面18より離隔させ、、下部を側面18
側に接近させるような回動力が加わつても、前記
の如く磁石14を保持手段7に吸着面が後側板3
に対して上下方向に所定の角度で傾斜し得るよう
に保持させているので、箱体1を第7図に示すよ
うに磁石14に対し自由に回動させて傾斜させ、
後側板3の下端縁を側板18に当接支持すること
ができ、磁石14の磁力を有効に利用することが
できるので、箱体1を安定状態に保持することが
でき、また底板6を床面に置いた状態でも磁石1
4をスチールデスク17の側面18等に確実に吸
着させることができる。
第9図及び第10図は本考案の第2実施例を示
すものである。本実施例にあつては、保持手段7
を鍵状の保持片20で矩形枠状に形成し、この保
持手段7に磁石14の上下左右に形成した突条1
5を抜止め状態に保持させ、保持片20の基部を
接着等の手段により箱体1の後側板3の上部に固
定し、磁石14を吸着面が後側板3に対して上下
方向に所定の角度で傾斜し得るように、且つその
吸着面が保持手段7の外方に露出するように揺動
可能に保持したものであり、その他の構成は前記
第1実施例と同様である。本実施例においては、
磁石14の上下左右を抜止めするように保持して
いるので、特に長方形の比較的長いものを後側板
3の中央部1個所に保持させる場合に用いるのに
適する。
第11図及び第12図は本考案の第3実施例を
示すものである。本実施例にあつては、鍵状の側
部保持片22,23と下部保持片24とを箱体1
とは別に形成し、鍵状の上部保持片25を後側板
3の上部に一体に設け、協力して矩形状の保持手
段7を構成するようにし、保持片22,23,2
4の内側に挿入した磁石14の上部突出部15を
上部保持片25の内側に挿入し、保持片22,2
3,24を後側板3に接着等の手段により固着し
て磁石14を吸着面が後側板3に対して上下方向
に所定の角度で傾斜し得るように、且つその吸着
面が保持手段7の外方に露出するように揺動可能
に保持したものであり、その他の構成は前記第1
実施例と同様である。本実施例にあつても前記第
2実施例と同様に磁石14の上下左右の突条15
を抜止めするように保持しているので、特に長方
形の比較的長いものを後側板3の中央部1個所に
保持させる場合に用いるのに適する。
第13図は本考案の第4実施例を示すものであ
る。本実施例にあつては、箱体1の側板2,3,
4,5の上縁部外周に段部26を形成し、これに
補助枠27を嵌着し得るようになし、保持手段7
を箱体1の後側板3と補助枠27に分離して設け
たものである。即ち、後側板3に鍵状の側部保持
片28,29と下部保持片30を一体に突設し、
補助枠22に鍵状の上部保持片31を一体に形成
し、これら保持片28,29,30と31とによ
り協力して枠状の保持手段7を構成することがで
きる。従つて保持片28,29,30内に磁石1
4を挿入し、然る後、補助枠27を箱体1の段部
26に接着剤等を用いて嵌着することにより保持
片28,29,30と31とにより磁石14の上
下左右の突条15を吸着面が後側板3に対して上
下方向に所定の角度で傾斜し得るように、且つ磁
石14の吸着面が保持片23,24の外方に露出
するように揺動可能に保持したものであり、その
他の構成は前記第1実施例と同様である。本実施
例にあつても前記第2,3実施例と同様に磁石1
4の上下左右の突条15を抜止めするように保持
しているので、特に長方形の比較的長いものを後
側板3の中央部1個所に保持させる場合に用にる
のに適する。
第14図乃至第17図は本考案の第5実施例を
示すものである。本実施例にあつては鉄製の磁石
保持枠32を用いる。この保持枠32は上下両側
縁部が折曲げられて対向する溝33が形成され、
溝33を挾む両側縁に一個以上の突起34が形成
されている。一方、後側板3の上部左右に保持手
段7として鍵状の保持片35が一対宛一体に突設
されている。而して磁石14の上下両側縁に形成
した突条15を保持枠32の溝33に挿入して磁
石14を揺動可能に保持し、この保持枠32の突
起34を保持片35の内側に食い込み状態に圧入
固定し、磁石14の吸着面が後側板3に対して上
下方向に所定の角度で傾斜し得るように、且つ吸
着面が保持片35の外方に露出するようにしたも
のであり、その他の構成は前記第1実施例と同様
である。
第18図及び第19図は本考案の第6実施例を
示すものである。本実施例にあつては保持手段7
としてネジ軸40を用いており、箱体1の後側板
3にネジ孔36を形成し、磁石14にネジ挿通用
の小径孔37と大径孔38を連続して形成し、ネ
ジ孔36に箱体1の内側よりネジ軸40を螺挿し
てその頭部41を後側板3の内面に係合し、ネジ
軸40を磁石14の小径孔37に挿通させ、その
突出端に大径孔38内においてカシメ加工を施し
て大径部42を形成し、磁石14を吸着面が後側
板3に対して上下方向に所定の角度で傾斜し得る
ように、且つ吸着面がネジ軸40の大径部42の
外方に露出するように揺動可能に保持したもので
あり、その他の構成は前記第1実施例と同様であ
る。本実施例の変形例としてネジ軸40に代えて
ピンを用いることも可能である。
尚、磁石14は前記各実施例に示した所謂ゴム
磁石に代えて、金属製のものに合成樹脂、若しく
はゴムを薄く被覆したものでもよく、要するに吸
着面に合成樹脂若しくはゴムを備え、スチールデ
スク17の側面18等の損傷を防止することがで
きればよい。本考案は、この他、その基本的技術
思想を逸脱しない範囲で種々設計変更することが
できる。
以上より明らかなように本考案によれば、屑入
れ等の箱体の一側面に対し吸着用の磁石を保持手
段により吸着面が箱体側面に対して上下方向に所
定の角度で傾斜し得るように、且つ吸着面が露出
するように揺動可能に保持しているので、磁石に
より箱体をスチールデスク等に吸着させた状態で
箱体に回動力が加わつても箱体を磁石に対し自由
に回動させて傾斜させ、その下端をスチールデス
ク等に当接支持させることができるので、箱体を
確実な取付状態に保持することができる。また、
前記のように磁石をその吸着面が露出するように
保持するので、その取付精度が要求されず、磁石
の個数も少なくて済むので、コストの低下を図る
ことができる。また磁石は吸着面に合成樹脂、若
しくはゴムを有するものを用い、これを直接スチ
ールデスク等に吸着させるので、スチールデスク
等に静かに取付けることができ、また取付け、取
外しの際にスチールデスク等の損傷を防止するこ
とができる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は本考案の第1実施例を示
し、第1図は本考案を実施した箱体をスチールデ
スクに保持させた状態の斜視図、第2図は本考案
を実施した箱体の平面図、第3図は正面図、第4
図は側面図、第5図は背面図、第6図は第5図の
−矢視拡大断面図、第7図は第5図の−
矢視拡大断面図、第8図Aは本考案に用いる磁石
の正面図、同図Bはその底面図、第9図及び第1
0図は本考案の第2実施例を示し、第9図は背面
図、第10図は第9図のX−X矢視断面図、第1
1図及び第12図は本考案の第3実施例を示し、
第11図は背面図、第12図は第11図のXII−XII
矢視断面図、第13図は本考案の第4実施例を示
す一部分解背面図、第14図乃至第17図は本考
案の第5実施例を示し、第14図は第7図と同様
の断面図、第15図は第6図と同様の断面図、第
16図Aは本考案に用いる保持枠の正面図、同図
Bはその側面図、第17図Aは磁石の正面図、同
図Bはその側面図、第18図及び第19図は本考
案の第6実施例を示し、第18図は要部の背面
図、第19図はその−矢視断面図であ
る。 1……箱体、7……保持手段、14……磁石、
17……スチールデスク、32……磁石保持枠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂製の箱体の側面に、吸着面に合成樹
    脂、若しくはゴムを有する吸着用の磁石を保持手
    段により吸着面が箱体側面に対して上下方向に所
    定の角度で傾斜し得るように、且つ吸着面が露出
    するように揺動可能に保持させたことを特徴とす
    る箱体における磁石の保持構造。
JP10264681U 1981-07-10 1981-07-10 箱体における磁石の保持構造 Granted JPS587702U (ja)

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JP10264681U JPS587702U (ja) 1981-07-10 1981-07-10 箱体における磁石の保持構造

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JP10264681U JPS587702U (ja) 1981-07-10 1981-07-10 箱体における磁石の保持構造

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JPS587702U JPS587702U (ja) 1983-01-19
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JP2525298Y2 (ja) * 1991-03-11 1997-02-05 共立商事株式会社 蓋付き容器

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JPS587702U (ja) 1983-01-19

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