JP3117493B2 - スピーカ取付構造 - Google Patents

スピーカ取付構造

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JP3117493B2
JP3117493B2 JP03192990A JP19299091A JP3117493B2 JP 3117493 B2 JP3117493 B2 JP 3117493B2 JP 03192990 A JP03192990 A JP 03192990A JP 19299091 A JP19299091 A JP 19299091A JP 3117493 B2 JP3117493 B2 JP 3117493B2
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勝 神野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスピーカ取付構造に関
し、特に、自動車の後部座席の後ろ側あるリアトレイに
段差のあるものへのスピーカ取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、音楽を自動車の中でも臨場感良く
聴きたいという要求があり、カーステレオのスピーカも
後部座席の後ろに設けられたリアトレイの左右2箇所に
設置するのみでなく、インストルメントパネルの両サイ
ド部等に取り付けられる等、マルチスピーカ化が進んで
いる。また、自動車メーカーの指定による純正スピーカ
の性能では飽き足らず、リヤトレイ部に設置された純正
スピーカを自分の好みで取り換えることが行われてい
る。また、ハッチバック式の自動車において、スピーカ
がインストルメントパネルの両サイド部のみに取り付け
られて場合にも、リアトレイの左右2箇所にスピーカを
増設することが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
示すように、最近の自動車のリアシートSの後ろ側に設
けられたリアトレイ1には、デザイン上や使い勝手を良
くするために、段差2を有する溝部3が設けられている
ことが多く、このようなリアトレイ1に後からスピーカ
を取り付けようとすると、段差2が邪魔になり、スピー
カがうまく取り付かないという問題点があった。この問
題点について図4から図6を用いて更に詳しく説明す
る。
【0004】図4(a), (b)および図5(a), (b)は従来の
段差2を有する溝部3が設けられているリアトレイ1の
例を示すものであり、図4(a),図5(a) はリアトレイ1
の平面図であり、図4(b) は(a) のA−A線における局
部断面図、図5(b) は(a) のB−B線における局部断面
図である。図4の例では、リアトレイ1の溝部3の中に
円形のスピーカ取付穴4が設けられており、リアトレイ
1の表面はリアシート方向に角度θで傾斜している。ま
た、図5の例では、リアトレイ1の溝部の端部に、段
差2にまで達するスピーカ取付穴5が設けられている。
このようなスピーカ取付穴4, 5が溝部3の中に設けら
れていると、取り付け可能なスピーカは、段差2および
溝部3の大きさに制約を受け、好みのものを取り付ける
ことは困難になる。例えば、図6に示すようなスピーカ
取付穴4が設けられたリアトレイ1では、スピーカ6,
7を取り付けたバッフル板8がリアトレイ1の溝部3の
中に入るものしか取り付けることができないことにな
る。また、取り付け方によっては、図のC部およびD部
においてバッフル板8と段差2とが当たる可能性もあ
る。
【0005】そこで本発明は、このようなリアトレイに
段差のある場合取り付け可能なスピーカの種類が限定さ
れてしまうという問題点を解消し、段差のあるリアトレ
イにおいて段差を考慮しなくても種々のスピーカを取り
付けることができるスピーカ取付構造を提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明のスピーカ取付構造は、自動車の後部座席の後ろ側に
設けられた段差のあるリアトレイにスピーカを取り付け
る構造であって、少なくとも1個のスピーカ取付用の穴
が穿設され、この穴の下部にスピーカが取り付けられる
バッフル板が、その縁部の一部がリアトレイの段差の段
上部に載置され、このバッフル板リアトレイの段差の
段下部に対向する部分は、バッフル板の下面の少なくと
も1ヵ所に設けられた高さ調整可能な位置決め部材によ
って支持され、バッフル板とリアトレイの段差の段下部
との間の露出部分には、弾力性のある遮音部材が挿入さ
れ、遮音部材を圧縮するようにバッフル板が取り付けら
れることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明のスピーカ取付構造によれば、スピーカ
が取り付けられたバッフル板の縁部の一部がリアトレイ
の段差の段上部に支持され、バッフル板の溝部に対向す
る部分は、バッフル板の下面の所定箇所に取り付けられ
た高さ調整可能な位置決め部材によって支持される。そ
して、バッフル板と溝部との間の隙間は、弾力性のある
遮音部材によって遮蔽されているので、スピーカ裏面の
音が車室内に漏れてくることもない。
【0008】
【実施例】以下添付図面を用いて本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は本発明のスピーカ取付構造10の一
実施例の構成を示す組立斜視図であり、従来と同じ自動
車の部位については同じ符号を付してある。従って、図
1において、1はリアシートの後方に設けられたリアト
レイであり、2が段差、3が段差2によって一段低くな
った溝部を示している。また、溝部3には段差2にまで
およぶスピーカ取付穴5が設けられている。
【0009】このようなリアトレイ1において、本発明
では、スピーカを取り付ける穴12,13が穿設された
バッフル板11の大きさがリアトレイ1の溝部3の寸法
よりも大きい場合は、そのバッフル板11の溝部3から
はみ出す部分を、段差2の段上部に置くことによってど
のような寸法のバッフル板11でもリアトレイ1上に取
り付けられるようにしている。すなわち、図1の実施例
に示すように、バッフル板11が溝部3の長手方向に長
い場合は、溝部3からはみ出す部分をリアトレイ1上
に二点鎖線で示す部分Fに載せるようにする。
【0010】そして、バッフル板11の溝部3内に位置
する部分の所定箇所、例えばバッフル板11のリアトレ
イ1に載せた部分の反対側の部分の下面には、バッフル
板11の位置決め部材である高さ調節ねじ14を取り付
け、この高さ調節ねじ14の高さを段差2の高さに合わ
せる。この高さ調節ねじ14の先端部には柔軟な部材で
できたキャップ15を取り付け、バッフル板11がリア
トレイ1の下側から引っ張られた場合(詳細は後述す
る)の溝部3への当たりを和らげる。この結果、バッフ
ル板11はリアトレイ1上に取り付けられたのと同じ状
態になる。
【0011】更に、この実施例では、バッフル板11を
高さ調節ねじ14とリアトレイ1のF部で支持した時
に、バッフル板11の下面の空間が溝部3を介して自動
車の車室内に連通しないように、つまり、バッフル板1
1に取り付けられたスピーカの背面の音が車室内に漏れ
ないように、バッフル板11と溝部3との隙間には、弾
力性の有る部材、例えばウレタン系の合成樹脂で作られ
た遮音部材16を挿入する。段差2が大きい場合にはこ
の遮音部材16を2組重ねて使用する。この遮音部材1
6は、バッフル板11がリアトレイ1の下側から引っ張
られた場合に収縮するので、バッフル板11の下側の空
間と車室空間とを音漏れなく遮蔽することができる。ま
た、図4で説明したようにリアトレイ1に前後方向に対
する傾きがあった場合も、せいぜいその傾き角θは5〜
10°程度であるので、遮音部材16の弾力性で吸収する
ことができる。
【0012】図2は図1に示したスピーカ取付構造10
に実際にスピーカ6を取り付けた状態を示すリアトレイ
1のスピーカ取付穴5の近傍部分の断面図である。バッ
フル板11は前述のようにリアトレイ1の一部に一端が
載置されており、他端がキャップ15が先端部に取り付
けられた高さ調節ねじ14で支持されている。16はバ
ッフル板11と溝部3との間に圧縮状態で取り付けられ
た段差2の高さよりも高い高さを備えた遮音部材であ
る。なお、実際の自動車のリアトレイ1の下方には、ス
ピーカを取り付けるための鉄板21が予め用意されてお
り、スピーカ6が取り付けられたバッフル板11の下面
には、ブラケット17が取り付けられる。そして、この
ブラケット17の下端部は、取付ねじ18、止め具1
9、および止め板20によって鉄板21に取り付けられ
るようになっている。図2の例では止め具19が蝶ねじ
であり、これを回すことによってブラケット17が下方
に引っ張られ、遮音部材16が圧縮された状態で、スピ
ーカ6が取り付けられたブラケット11がリアトレイ1
に固定されるようになっている。
【0013】以上のようなスピーカ取付構造により、今
後開発される自動車のリアトレイの形状がどのように変
化しても、取り付け方法からくるリアスピーカのデザイ
ン上の制約や、車両側のスピーカ取付加工が必要なくな
る。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
段差のあるリアトレイにおいて段差の存在にかかわら
ず、種々のスピーカを取り付けることができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスピーカ取付構造の一実施例の構成を
示す組立斜視図である。
【図2】本発明のスピーカ取付構造の一実施例の構成を
示す断面図である。
【図3】従来の段部を有するリヤトレイを持つ自動車の
リアシートおよびリアトレイ部分の斜視図である。
【図4】従来の段部を有するリアトレイの一例を示し、
(a) は平面図、(b) は(a) のA−A線における局部断面
図である。
【図5】従来の段部を有するリアトレイの別の例を示
し、(a) は平面図、(b) は(a) のB−B線における局部
断面図である。
【図6】従来の段部を有するリアトレイに取り付け可能
なスピーカの例を示す説明図である。
【符号の説明】
1…リアトレイ 2…段部 3…溝部 4,5…スピーカ取付穴 6,7…スピーカ 8…従来のバッフル板 10…本発明の一実施例のスピーカ取付構造 11…本発明のバッフル板 12,13…スピーカ取付穴 14…高さ調節ねじ 15…キャップ 16…遮音部材 17…ブラケット 18…取付ねじ 19…止め具 20…止め板 21…鉄板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 11/02 H04R 1/02 H04R 5/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の後部座席の後ろ側に設けられた
    段差のあるリアトレイにスピーカを取り付ける構造であ
    って、 少なくとも1個のスピーカ取付用の穴が穿設され、この
    穴の下部にスピーカが取り付けられるバッフル板が、そ
    の縁部の一部が前記リアトレイの段差の段上部に載置さ
    れ、このバッフル板の前記リアトレイの段差の段下部に
    対向する部分は、バッフル板の下面の少なくとも1ヵ所
    に設けられた高さ調整可能な位置決め部材によって支持
    され、前記バッフル板とリアトレイの段差の段下部との
    間の露出部分には、弾力性のある遮音部材が挿入され、
    前記遮音部材を圧縮するように前記バッフル板が取り付
    けられることを特徴とするスピーカ取付構造。
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