JPH035635Y2 - - Google Patents
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- JPH035635Y2 JPH035635Y2 JP13771685U JP13771685U JPH035635Y2 JP H035635 Y2 JPH035635 Y2 JP H035635Y2 JP 13771685 U JP13771685 U JP 13771685U JP 13771685 U JP13771685 U JP 13771685U JP H035635 Y2 JPH035635 Y2 JP H035635Y2
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- JP
- Japan
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- tightening bolt
- pinion
- upper frame
- main girder
- scaffold
- Prior art date
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- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 3
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- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
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- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Movable Scaffolding (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、H形綱等からなる主桁形式の高架
橋および建築用梁で使用する吊り足場の吊り金具
に関する。
橋および建築用梁で使用する吊り足場の吊り金具
に関する。
従来の技術
H形綱等からなる主桁形式の高架橋には主桁の
塗装等、各種保守作業に際し、吊り足場が広く使
用されている。
塗装等、各種保守作業に際し、吊り足場が広く使
用されている。
従来、この種の吊り足場を高架橋下に吊り下げ
るには、主桁下部フランジの左右縁端部を上下か
らねじ等で挟み付けるように構成された吊り金具
が使用されている。
るには、主桁下部フランジの左右縁端部を上下か
らねじ等で挟み付けるように構成された吊り金具
が使用されている。
考案が解決しようとする問題点
しかし、この種の吊り金具はいずれも主桁下部
フランジの左右縁端部を挟持する左右吊り下げ部
が別々に締めたり、緩めたりする構成になつてい
るので、二重操作になり取扱いがきわめて面倒で
作業性がきわめて悪かつた。また、締付けに際
し、主桁中央部に対して左右吊り下げ部をおのお
の等距離の状態移動させることが困難なため吊り
足場を主桁中央に吊り下げることがきわめて困難
で、作業の安全上問題があつた。
フランジの左右縁端部を挟持する左右吊り下げ部
が別々に締めたり、緩めたりする構成になつてい
るので、二重操作になり取扱いがきわめて面倒で
作業性がきわめて悪かつた。また、締付けに際
し、主桁中央部に対して左右吊り下げ部をおのお
の等距離の状態移動させることが困難なため吊り
足場を主桁中央に吊り下げることがきわめて困難
で、作業の安全上問題があつた。
この考案は、前記従来の問題点を解消するため
に提案されたもので、吊り足場の吊り下げがきわ
めて簡単にでき、しかも吊り足場を主桁中央に正
確に、かつ簡単に吊り下げることができる吊り足
場の吊り金具を提供することを目的とする。
に提案されたもので、吊り足場の吊り下げがきわ
めて簡単にでき、しかも吊り足場を主桁中央に正
確に、かつ簡単に吊り下げることができる吊り足
場の吊り金具を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段
この考案は、吊り足場の上枠中央部に締付ボル
トを上下移動自在に貫通するとともにこの締付ボ
ルトにピニオンを回転自在に取付ける一方、前記
上枠両端部にフツク金具を上枠長手方向に横移動
自在に取付け、このフツク金具と締付ボルト間に
ラツク付き板をそれぞれ延在し、かつラツク付き
板の一端を左右フツク金具に連結し、ラツクと前
記ピニオンとを係合して吊り足場の吊り金具を構
成することにより前記目的を達成するものであ
る。
トを上下移動自在に貫通するとともにこの締付ボ
ルトにピニオンを回転自在に取付ける一方、前記
上枠両端部にフツク金具を上枠長手方向に横移動
自在に取付け、このフツク金具と締付ボルト間に
ラツク付き板をそれぞれ延在し、かつラツク付き
板の一端を左右フツク金具に連結し、ラツクと前
記ピニオンとを係合して吊り足場の吊り金具を構
成することにより前記目的を達成するものであ
る。
実施例
以下、この考案を図示する一実施例によつて説
明すると(第1図〜第6図参照)、吊り足場1の
上枠2の中央部に断面略円筒形のスリーブ3が上
下方向に垂直に貫通して取付けられている。
明すると(第1図〜第6図参照)、吊り足場1の
上枠2の中央部に断面略円筒形のスリーブ3が上
下方向に垂直に貫通して取付けられている。
スリーブ3の下端部にはスリーブ3より一回り
小さい軸部4が形成されている(第6図参照)。
小さい軸部4が形成されている(第6図参照)。
スリーブ3の軸部4には座金6とピニオン7が
重ねて回転自在に嵌めこまれ、センターカバー8
によつて保持されている。センターカバー8は上
枠2の中央部に取付ボルト21,21によつてボ
ルト止めされている。
重ねて回転自在に嵌めこまれ、センターカバー8
によつて保持されている。センターカバー8は上
枠2の中央部に取付ボルト21,21によつてボ
ルト止めされている。
センターカバー8のほぼ中央部には、ねじ孔5
に対応して孔9が形成され、この孔9より軸部4
のねじ孔5に固定ボルト23を螺合することによ
りセンターカバー8とスリーブ3間が連結されて
いる。
に対応して孔9が形成され、この孔9より軸部4
のねじ孔5に固定ボルト23を螺合することによ
りセンターカバー8とスリーブ3間が連結されて
いる。
また、スリーブ3のねじ孔5には締付ボルト1
0が螺合されている。
0が螺合されている。
締付ボルト10の先端部分には人手形のハンド
ル11が取付けられ、このハンドル11を回すこ
とにより締付ボルト10の上下移動がおこなえる
ようにしてある。
ル11が取付けられ、このハンドル11を回すこ
とにより締付ボルト10の上下移動がおこなえる
ようにしてある。
上枠2の左右両端部には締付ボルト10の左右
両側に位置してフツク金具12,12が取付けら
れている。
両側に位置してフツク金具12,12が取付けら
れている。
フツク金具12は、真上に開口するU字状に形
成され、その左右側片が左右に広がらないように
取付ボルト21により緊結され、さらに左右側片
の上端部にフツク14,14が形成されている。
成され、その左右側片が左右に広がらないように
取付ボルト21により緊結され、さらに左右側片
の上端部にフツク14,14が形成されている。
このように形成されたフツク金具12,12は
左右側片と取付ボルト21間に上枠2を挿通する
ことにより上枠2の両端部に取付けられ、上枠2
の長手方向に自由に横移動することが可能とされ
ている。
左右側片と取付ボルト21間に上枠2を挿通する
ことにより上枠2の両端部に取付けられ、上枠2
の長手方向に自由に横移動することが可能とされ
ている。
左右フツク金具12,12とセンターカバー8
間には上枠2の下面に沿つてラツク付板13,1
3が延在されている。
間には上枠2の下面に沿つてラツク付板13,1
3が延在されている。
ラツク付板13,13の一端はフツク金具1
2,12にピン着され、他端は上枠2のセンター
カバー8の中に挿通され、さらにラツク13aと
ピニオン7が係合されている。
2,12にピン着され、他端は上枠2のセンター
カバー8の中に挿通され、さらにラツク13aと
ピニオン7が係合されている。
かかる構成において、左右フツク金具12,1
2の一方を上枠2の長手方向に横移動するとラツ
ク付板13とピニオン7の働きによつて他方のフ
ツク金具12は前記フツク金具12の逆方向に同
じ距離だけ横移動することが可能とされている。
2の一方を上枠2の長手方向に横移動するとラツ
ク付板13とピニオン7の働きによつて他方のフ
ツク金具12は前記フツク金具12の逆方向に同
じ距離だけ横移動することが可能とされている。
吊り足場1を主桁Aに吊り下げるには吊り足場
1を主桁Aの下にセツトするとともに左右フツク
金具12,12を中央に引き寄せ、フツク14,
14を主桁Aの下部フランジの左右縁端部に引つ
かける。
1を主桁Aの下にセツトするとともに左右フツク
金具12,12を中央に引き寄せ、フツク14,
14を主桁Aの下部フランジの左右縁端部に引つ
かける。
続いて、ハンドル11を回して締付ボルト10
を上方向に移動し、締付ボルト10の先端で主桁
Aの下部フランジを強く押付ける。その結果、主
桁Aの下部フランジは左右フツク金具12,12
と締付ボルト10の3ケ所で挟み付けられる。
を上方向に移動し、締付ボルト10の先端で主桁
Aの下部フランジを強く押付ける。その結果、主
桁Aの下部フランジは左右フツク金具12,12
と締付ボルト10の3ケ所で挟み付けられる。
また、締付ボルト10が主桁Aの下部フランジ
を押付けることにより生ずる反力によつてスリー
ブ3は下方に強く押し下げられ、かつスリーブ3
とセンターカバー8間に座金6、ピニオン7およ
びラツク付板13,13が動かないように強く挟
み付けられ、さらにセンターカバー8が下方に強
く押し下げられ、センターカバー8の取付ボルト
21,21が上枠2を強く押付ける。その結果と
して吊り足場1は主桁Aに固定され、吊り下げら
れる。
を押付けることにより生ずる反力によつてスリー
ブ3は下方に強く押し下げられ、かつスリーブ3
とセンターカバー8間に座金6、ピニオン7およ
びラツク付板13,13が動かないように強く挟
み付けられ、さらにセンターカバー8が下方に強
く押し下げられ、センターカバー8の取付ボルト
21,21が上枠2を強く押付ける。その結果と
して吊り足場1は主桁Aに固定され、吊り下げら
れる。
左右フツク金具12,12を横移動する場合、
ピニオン7とラツク付板13,13の働きにより
左右フツク金具12,12は常に同じ距離だけ左
右に移動するため吊り足場1は主桁Aの中央に正
確に吊り下げることができる。
ピニオン7とラツク付板13,13の働きにより
左右フツク金具12,12は常に同じ距離だけ左
右に移動するため吊り足場1は主桁Aの中央に正
確に吊り下げることができる。
第7図〜第10図は、この考案の第2実施例を
示したもので、以下図面に基いて説明する。
示したもので、以下図面に基いて説明する。
吊り足場1の上枠2の中央部に締付ボルト10
が上下方向に垂直に挿通され、この締付ボルト1
0の上端貫通部分には雄ねじ部15が形成されて
いる。雄ねじ部15にはピニオン16が螺合さ
れ、このピニオン16の上下両側にはピニオン1
6より一回り大きい座金17,17が溶接によつ
て取付けられ、上側座金17には制動体18が形
成されている(第7図、第10図参照)。なお、
ピニオン16と座金17,17は一体成形しても
よい。
が上下方向に垂直に挿通され、この締付ボルト1
0の上端貫通部分には雄ねじ部15が形成されて
いる。雄ねじ部15にはピニオン16が螺合さ
れ、このピニオン16の上下両側にはピニオン1
6より一回り大きい座金17,17が溶接によつ
て取付けられ、上側座金17には制動体18が形
成されている(第7図、第10図参照)。なお、
ピニオン16と座金17,17は一体成形しても
よい。
制動体18は一定幅を有するリング状に形成さ
れ、その内周には雌ねじが形成されている。そし
て、制動体18はピニオン16とともに締付ボル
ト10の雄ねじ部15に螺合されている。
れ、その内周には雌ねじが形成されている。そし
て、制動体18はピニオン16とともに締付ボル
ト10の雄ねじ部15に螺合されている。
さらに制動体18の上端部には、縦長のスリツ
ト18aを形成することにより複数個の縦長のば
ね片19が制動体18の円周方向に一定間隔おき
に形成されている(第10図参照)。
ト18aを形成することにより複数個の縦長のば
ね片19が制動体18の円周方向に一定間隔おき
に形成されている(第10図参照)。
ばね片19は内側に若干折り曲げられ、締付ボ
ルト10の雄ねじ部15を押し付けるような付着
力を有している。
ルト10の雄ねじ部15を押し付けるような付着
力を有している。
かかる構成においてピニオン16を何ら拘束し
ないで締付ボルト10を回わすと、制動体18の
働きによつてピニオン16は締付ボルト10とと
もに回転し、ピニオン16を拘束して締付ボルト
10を回転すると、制動体18の働きはなくな
り、締付ボルト10のみが回転し、上下方向に移
動することが可能とされている。
ないで締付ボルト10を回わすと、制動体18の
働きによつてピニオン16は締付ボルト10とと
もに回転し、ピニオン16を拘束して締付ボルト
10を回転すると、制動体18の働きはなくな
り、締付ボルト10のみが回転し、上下方向に移
動することが可能とされている。
上枠2の左右両端部には締付ボルト10の左右
両側に位置してフツク金具12,12が取付けら
れている。
両側に位置してフツク金具12,12が取付けら
れている。
左右フツク金具12,12と締付ボルト10間
には上枠2の上面に沿つてラツク付板13,13
が延在されている。
には上枠2の上面に沿つてラツク付板13,13
が延在されている。
ラツク付板13,13の一端はフツク金具1
2,12にピン着され、他端は上枠2のほぼ中央
部に取付けられたガイド孔22,22に通され、
さらにラツク13a,13aとピニオン16が係
合されている。
2,12にピン着され、他端は上枠2のほぼ中央
部に取付けられたガイド孔22,22に通され、
さらにラツク13a,13aとピニオン16が係
合されている。
かかる構成において、締付ボルト10をハンド
ル11を持つて回転すると、ピニオン16は制動
体18の働きにより締付ボルト10とともに回転
し、さらにピニオン16とラツク付板13,13
の働きにより左右フツク金具12,12は互いに
逆方向に同じ距離だけ横移動することが可能とさ
れている。
ル11を持つて回転すると、ピニオン16は制動
体18の働きにより締付ボルト10とともに回転
し、さらにピニオン16とラツク付板13,13
の働きにより左右フツク金具12,12は互いに
逆方向に同じ距離だけ横移動することが可能とさ
れている。
吊り足場1を主桁Aに吊り下げるには吊り足場
1を主桁Aの下にセツトするとともに締付ボルト
10を回転して左右フツク金具12,12を中央
に引き寄せフツク14,14を主桁Aの下部フラ
ンジの左右縁端部に引つかける。
1を主桁Aの下にセツトするとともに締付ボルト
10を回転して左右フツク金具12,12を中央
に引き寄せフツク14,14を主桁Aの下部フラ
ンジの左右縁端部に引つかける。
さらに、締付ボルト10を回転し続ける。その
結果、フツク14,14が主桁Aの下部フランジ
の左右縁端部に引つかかりフツク金具12,12
がこれ以上内側に移動できないことにより制動体
18の働きはなくなるため、ピニオン16は回転
しないで締付ボルト10のみが回転し上方向に移
動する。そして、締付ボルト10の先端部が主桁
Aの下部フランジを強く押付ける。また、締付ボ
ルト10先端部が主桁Aの下部フランジを押付け
ると同時に制動体18が上枠2に強く押付けられ
固定されるためラツク付板13,13の横移動を
阻止することができる。その結果として、主桁A
の下部フランジは左右フツク金具12,12と締
付ボルト10の3ケ所で強力に挟み付けられ、吊
り足場1は主桁Aに固定され、吊り下げられる。
結果、フツク14,14が主桁Aの下部フランジ
の左右縁端部に引つかかりフツク金具12,12
がこれ以上内側に移動できないことにより制動体
18の働きはなくなるため、ピニオン16は回転
しないで締付ボルト10のみが回転し上方向に移
動する。そして、締付ボルト10の先端部が主桁
Aの下部フランジを強く押付ける。また、締付ボ
ルト10先端部が主桁Aの下部フランジを押付け
ると同時に制動体18が上枠2に強く押付けられ
固定されるためラツク付板13,13の横移動を
阻止することができる。その結果として、主桁A
の下部フランジは左右フツク金具12,12と締
付ボルト10の3ケ所で強力に挟み付けられ、吊
り足場1は主桁Aに固定され、吊り下げられる。
第11図は、この考案の第3実施例を示したも
ので、以下図面に基いて説明する。
ので、以下図面に基いて説明する。
上枠2の中央部にスリーブ3が垂直に取付けら
れている。スリーブ3の内周にはねじ孔5が形成
されている。ねじ孔5にはその上側より締付ボル
ト10が螺合されている。
れている。スリーブ3の内周にはねじ孔5が形成
されている。ねじ孔5にはその上側より締付ボル
ト10が螺合されている。
締付ボルト10の突出部分にはピニオン7が螺
合され、さらに人手状のハンドル20が取付けら
れている。
合され、さらに人手状のハンドル20が取付けら
れている。
ピニオン7に締付ボルト10を螺合するために
形成されたねじ孔の内径(谷径)は締付ボルト1
0の外径(山径)よりやや小さめに形成されてい
る。これによりピニオン7は締付ボルト10にや
やきつめに螺合されている。また、左右フツク金
具およびフツク付板は第2実施例のものと全く同
じ構成になつている。
形成されたねじ孔の内径(谷径)は締付ボルト1
0の外径(山径)よりやや小さめに形成されてい
る。これによりピニオン7は締付ボルト10にや
やきつめに螺合されている。また、左右フツク金
具およびフツク付板は第2実施例のものと全く同
じ構成になつている。
かかる構成において、締付ボルト10をハンド
ル20をもつて回転するとピニオン7はピニオン
7と締付ボルト10がややきつめに螺合されてい
ることにより締付ボルト10とともに回転し、か
つピニオン7とラツク付板の働きによつて左右フ
ツク金具が互いに逆方向に同じ距離だけ横移動す
ることが可能とされている。
ル20をもつて回転するとピニオン7はピニオン
7と締付ボルト10がややきつめに螺合されてい
ることにより締付ボルト10とともに回転し、か
つピニオン7とラツク付板の働きによつて左右フ
ツク金具が互いに逆方向に同じ距離だけ横移動す
ることが可能とされている。
また、ピニオン7の回転を拘束し、締付ボルト
10を回転すると、締付ボルト10のみが回転し
て、上下方向に移動することが可能とされてい
る。
10を回転すると、締付ボルト10のみが回転し
て、上下方向に移動することが可能とされてい
る。
吊り足場1を吊り下げるには左右フツク金具1
2,12を主桁Aの下部フランジの左右縁端部に
引つかけるとともに締付ボルト10をハンドル2
0をもつて回転する。締付ボルト10を回転する
とピニオン7の回転が左右フツク金具とラツク付
板の働きにより拘束されていることにより締付ボ
ルト10のみが回転しつつ上方向に移動して主桁
Aの下端部を強く押し付ける。一方、ピニオン7
は上枠2を強く押し付ける。
2,12を主桁Aの下部フランジの左右縁端部に
引つかけるとともに締付ボルト10をハンドル2
0をもつて回転する。締付ボルト10を回転する
とピニオン7の回転が左右フツク金具とラツク付
板の働きにより拘束されていることにより締付ボ
ルト10のみが回転しつつ上方向に移動して主桁
Aの下端部を強く押し付ける。一方、ピニオン7
は上枠2を強く押し付ける。
これによつて吊り足場枠は主桁Aに固定され、吊
り下げられる。なお、ピニオン7と上枠2の対向
両部にすべり止めの凹凸部を形成することにより
ピニオン7の回転を完全に防止することができ、
その結果としてラツク付板の突発的スライドを完
全に阻止して左右フツク金具を確実に固定するこ
とができる。
り下げられる。なお、ピニオン7と上枠2の対向
両部にすべり止めの凹凸部を形成することにより
ピニオン7の回転を完全に防止することができ、
その結果としてラツク付板の突発的スライドを完
全に阻止して左右フツク金具を確実に固定するこ
とができる。
第12図、第13図は吊り足場枠の変形例を示
したものである。これらの吊り足場枠には第3実
施例の吊り金具が使用されている。
したものである。これらの吊り足場枠には第3実
施例の吊り金具が使用されている。
考案の効果
この考案は、以上の構成からなるので、以下の
効果を有する。
効果を有する。
1個の締付けボルトを締付けるだけで吊り足
場を主桁下に固定することができるので、吊り
足場の吊り下げがきわめて簡単にでき、作業性
がきわめて高い。
場を主桁下に固定することができるので、吊り
足場の吊り下げがきわめて簡単にでき、作業性
がきわめて高い。
左右フツク金具は、ピニオンとラツク付板の
働きにより常に同じ距離だけ横移動する構成に
なつているので、吊り足場を主桁下の中央にき
わめて簡単にかつ正確にセツトすることがで
き、保守・点検作業の安全性が図れる。
働きにより常に同じ距離だけ横移動する構成に
なつているので、吊り足場を主桁下の中央にき
わめて簡単にかつ正確にセツトすることがで
き、保守・点検作業の安全性が図れる。
吊り足場枠は左右フツク金具と締付ボルトの
3ケ所で主桁の下部フランジを強力に挟持する
ことにより吊り下げられ、この場合吊り足場枠
の自重により上枠中央部には上方向に膨出する
たわみが発生し、これにより締付ボルトりよる
主桁下端部を押付ける力が倍増するためフツク
金具の働きを完全に阻止して吊り足場枠を強固
に吊り下げることができる。
3ケ所で主桁の下部フランジを強力に挟持する
ことにより吊り下げられ、この場合吊り足場枠
の自重により上枠中央部には上方向に膨出する
たわみが発生し、これにより締付ボルトりよる
主桁下端部を押付ける力が倍増するためフツク
金具の働きを完全に阻止して吊り足場枠を強固
に吊り下げることができる。
第1図〜第6図はこの考案の一実施例を示した
もので、第1図は吊り足場の正面図、第2図はそ
の斜視図、第3図は吊り足場の取付状態を示す吊
り足場の上枠の拡大正面図、第4図は第3図にお
ける−線断面図、第5図は第4図の側面図、
第6図はスリーブとピニオンの正面図、第7図〜
第11図はこの考案の第2実施例を示したもの
で、第7図は吊り足場の上枠の拡大正面図、第8
図は第7図の一部平面図、第9図は第7図におけ
る−線断面図、第10図は制動体の断面図、
第11図は第3実施例の上枠中央部の断面図、第
12図および第13図は吊り足場枠の変形例を示
す断面図である。 1……吊り足場、2……上枠、3……スリー
ブ、4……軸部、5……ねじ孔、6……座金、7
……ピニオン、8……センターカバー、9……
孔、10……締付ボルト、11……ハンドル、1
2……フツク金具、13……ラツク付板、13a
……ラツク、14……フツク、15……雄ねじ
部、16……ピニオン、17……座金、18……
制動体、19……ばね片、20……ハンドル、2
1……取付ボルト、22……ガイド孔、23……
固定ボルト。
もので、第1図は吊り足場の正面図、第2図はそ
の斜視図、第3図は吊り足場の取付状態を示す吊
り足場の上枠の拡大正面図、第4図は第3図にお
ける−線断面図、第5図は第4図の側面図、
第6図はスリーブとピニオンの正面図、第7図〜
第11図はこの考案の第2実施例を示したもの
で、第7図は吊り足場の上枠の拡大正面図、第8
図は第7図の一部平面図、第9図は第7図におけ
る−線断面図、第10図は制動体の断面図、
第11図は第3実施例の上枠中央部の断面図、第
12図および第13図は吊り足場枠の変形例を示
す断面図である。 1……吊り足場、2……上枠、3……スリー
ブ、4……軸部、5……ねじ孔、6……座金、7
……ピニオン、8……センターカバー、9……
孔、10……締付ボルト、11……ハンドル、1
2……フツク金具、13……ラツク付板、13a
……ラツク、14……フツク、15……雄ねじ
部、16……ピニオン、17……座金、18……
制動体、19……ばね片、20……ハンドル、2
1……取付ボルト、22……ガイド孔、23……
固定ボルト。
Claims (1)
- 吊り足場の上枠中央部に締付ボルトを上下移動
自在に貫通するとともにこの締付ボルトにピニオ
ンを回転自在に取付ける一方、前記上枠両端部に
フツク金具を上枠長手方向に横移動自在に取付
け、この左右フツク金具と締付ボルト間にラツク
付板をそれぞれ延在し、かつラツク付板の一端を
フツク金具に連結し、ラツクと前記ピニオンを係
合してなることを特徴とする吊り足場の吊り金
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13771685U JPH035635Y2 (ja) | 1985-09-09 | 1985-09-09 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13771685U JPH035635Y2 (ja) | 1985-09-09 | 1985-09-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6246739U JPS6246739U (ja) | 1987-03-23 |
JPH035635Y2 true JPH035635Y2 (ja) | 1991-02-13 |
Family
ID=31042029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13771685U Expired JPH035635Y2 (ja) | 1985-09-09 | 1985-09-09 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH035635Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH082311Y2 (ja) * | 1990-09-21 | 1996-01-24 | 株式会社竹中工務店 | 梁取付作業等に使う足場 |
JP5543323B2 (ja) * | 2010-12-09 | 2014-07-09 | 三井住友建設株式会社 | 吊り足場支持金具 |
-
1985
- 1985-09-09 JP JP13771685U patent/JPH035635Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6246739U (ja) | 1987-03-23 |
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