JP3000733U - 足場クランプ - Google Patents

足場クランプ

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Publication number
JP3000733U
JP3000733U JP1994001432U JP143294U JP3000733U JP 3000733 U JP3000733 U JP 3000733U JP 1994001432 U JP1994001432 U JP 1994001432U JP 143294 U JP143294 U JP 143294U JP 3000733 U JP3000733 U JP 3000733U
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JP
Japan
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steel pipe
rotating body
clamp
piece
mounting bracket
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Expired - Lifetime
Application number
JP1994001432U
Other languages
English (en)
Inventor
信也 福富
Original Assignee
丸井産業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 仮設足場の構築に際して、H型鋼材に鋼管を
垂直、あるいは、水平方向に自在に取付けることができ
ると共に、取付け時に、鋼管クランプが余分に回動する
ことなく容易に取付けができる足場クランプを提供する
こと。 【構成】 側面に凹部を設けたH型鋼材のフランジに挾
持する取付金具本体に、上辺に鋼管クランプを取り付
け、側片の内側に突起を突設した回動体を枢着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、仮設足場の構築においてH型鋼材に鋼管を水平、あるいは、垂直 方向に自在に方向を転換して取付けることができる足場クランプに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、第4図に示すように、略コの字型の取付金具本体の垂直片と上部水平片 の両面に、外方に向かって突出するストッパーをそれぞれ設けると共に、該垂直 片に外嵌して枢着する略コの字型に形成した回動体の上辺に鋼管クランプを固着 、あるいは、枢着した金物が開示されているが、その作用としては、回動体は枢 着部分を軸にして取付金具本体の垂直片と上部水平片の両面に設けたストッパー 間で回動自在になると共に、取付金具本体をH型鋼材に取付けることで、垂直片 の内側面にH型鋼材のフランジ部の先端が当接して、回動体の両側片は垂直片、 あるいは、上部水平片に設けたストッパーのどちらか一方とフランジの先端に挟 持した状態で固定され、そのために、回動体と共動する鋼管クランプは、H型鋼 材に対して鋼管を水平、あるいは、垂直方向に支持することができるものである 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の方法では、鋼管クランプを取付けた回動体が取付金具本体の垂直片 と上部水平片のストッパー間で自在に回動するが、そのために、作業者が取付金 具本体をH型鋼材のフランジ部に取付ける前に所望の方向に回動体を設定しても 、H型鋼材に取付けるまでにクランプ自体が斜めに傾くだけで、回動体は鋼管ク ランプと共にストッパーで抑制されない方向に回動してしまうため、再度、回動 体を所望の方向に設定する手間が掛かるなどの問題点を有する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は上記従来の課題に鑑みなされたもので、その目的は、鋼管クランプ を取付けた回動体が取付金具本体に水平、あるいは、垂直方向に自在に回動して 設定することができると共に、取付け時にクランプ自体を斜めに傾ける程度では 容易に回動することなく固定されているために、予め取付前に回動体を所望の方 向に仮止めすることで、取付時には手間なく容易に取り付けることができる足場 クランプを提供するものである。
【0005】 その手段として、H型鋼材のフランジを挾持する略コの字型の取付金具本体に 、鋼管を握持する鋼管クランプを取り付けた回動体を枢着した足場クランプにお いて、該取付金具本体の垂直片と上部水平片の少なくとも一側面に凹部をそれぞ れ設けると共に、その凹部に嵌脱可能な突起を回動体の側片の内側に突設したこ とを特徴とする。
【0006】 上記構造により、取付金具本体の垂直片と上部水平片の少なくとも一側面に凹 部をそれぞれ設けると共に、その凹部に嵌脱可能な突起を回動体の側片の内側に 突設したために、回動体が垂直、あるいは、水平方向に位置する場合には、回動 体の側片の内側に突設した突起が取付金具本体の凹部に嵌合した状態で回動体の 回動を制止することができ、クランプ自体を斜めに傾ける程度では容易に回動す ることなく固定されている。 しかも、方向を転換したい場合には鋼管クランプに適宜外力を掛けることで、 凹部に嵌合した突起が外れるために、回動体が容易に回動して所望の方向に転換 することができるなど、前記従来の課題を解消するものである。
【0007】
【実施例】
次に本考案の実施例を図面を用いて詳細に説明する。 第1図は本考案の実施例を示す斜視図、第2は本考案の実施例を示す説明図で あり、10は取付金具本体であり、垂直片11と上下の水平片12、13とから なる略コの字型に一体に形成され、垂直片11と上部水平片12の両面には、外 方に向かって突出するストッパー13、13、14、14、及び、凹部15、1 5、16、16を適所にそれぞれ設けると共に、下部水平片13には雌ねじ17 を設け、その雌ねじ17に締付けボルト18を螺設する。 凹部15、15、16、16は、突起22を嵌合すればその目的を達成するた めに、円状、溝状などの形状が推考できるが特定しない。 20は回動体であり、下方に開口する略コの字型の両側片21、21には上記 凹部15、15、16、16に嵌脱可能な高さに形成した突起22、22を突設 すると共に、上辺に鋼管クランプ23をリベット24により固着し、両側片21 、21が取付金具本体10の垂直片11を外嵌した状態でリベット25により枢 着する。
【0008】 第3図は、本考案の実施例の使用状態図であり、鋼管BをH型鋼材Aに対して 配置する方向と本考案の足場クランプの取付け位置により、取付金具本体10に 対する回動体20の方向を、鋼管クランプ23を手で回して設定した後に、H型 鋼材Aのフランジに取付金具本体10を締付けボルト18で締付けて挟持すると 共に、鋼管クランプ23で鋼管Bの所望の位置を握持する。
【0009】
【考案の効果】
以上詳細に説明したようにこの考案の足場クランプによれば、取付金具本体の 垂直片と上部水平片の少なくとも一側面に凹部をそれぞれ設けると共に、その凹 部に嵌脱可能な突起を回動体の側片の内側に突設したために、回動体が垂直、水 平方向に位置する場合には、回動体の側片の内側に突設した突起が取付金具本体 の凹部に嵌合した状態で回動体の回動を制止することができ、クランプ自体を斜 めに傾ける程度では容易に回動することなく固定され、しかも、方向を転換した い場合には鋼管クランプに適宜外力を掛けることで、凹部に嵌合した突起が外れ るために容易に回動して所望の方向に転換することができるために、作業性が向 上するなど実用上有益な足場クランプを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す斜視図
【図2】本考案の実施例を示す説明図
【図3】本考案の実施例の使用状態図
【図4】従来例を示す側面図
【符号の説明】
10 取付金具本体 13 ストッパー 14 ストッパー 15 凹部 16 凹部 20 回動体 22 突起 23 鋼管クランプ A H型鋼材 B 鋼管

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 H型鋼材のフランジを挾持する略コの字
    型の取付金具本体に、鋼管を握持する鋼管クランプを取
    り付けた回動体を枢着した足場クランプにおいて、該取
    付金具本体の垂直片と上部水平片の少なくとも一側面に
    凹部をそれぞれ設けると共に、その凹部に嵌脱可能な突
    起を回動体の側片の内側に突設したことを特徴とする足
    場クランプ。
JP1994001432U 1994-02-03 1994-02-03 足場クランプ Expired - Lifetime JP3000733U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3719235A1 (de) * 2019-04-05 2020-10-07 Peri GmbH Leiterhalter

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