JPH0449831Y2 - - Google Patents

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JPH0449831Y2
JPH0449831Y2 JP4582989U JP4582989U JPH0449831Y2 JP H0449831 Y2 JPH0449831 Y2 JP H0449831Y2 JP 4582989 U JP4582989 U JP 4582989U JP 4582989 U JP4582989 U JP 4582989U JP H0449831 Y2 JPH0449831 Y2 JP H0449831Y2
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JP
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bolt
case
petal
hole
terminal fitting
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JP4582989U
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JPH02136973U (ja
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  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は電気機器の端子装置に係り、ボルトと
ナツトでケースに端子金具を固定する端子構造の
改良に関するものである。
従来技術 従来実施されている電気機器の端子装置として
本出願人が実願昭62−156356号で提案した例があ
り、この構造を第11図〜第14図に基づいて説
明すると、端子金具1の底部の孔3にボルト4の
ねじ部を嵌入し、端子金具1の多角形部5をケー
ス2の貫通孔6の多角形部に嵌合し、ボルト4の
ねじ部を貫通孔6に嵌入してケース1の外部に突
出し、さらにボルト4のねじ部に平ワツシヤ7、
スプリングワツシヤ8を嵌入してナツト9を螺着
し、第11図のナツト9の締付け前の状態とな
る。この状態でボルト4の頭部は端子金具1の
形部に嵌合してナツト9を締付けていくと、接続
部10,10の押圧部11,11,11,11が
ケース1のモールド内面を押圧し、平ワツシヤ7
がモールド外面の貫通孔6の縁を押圧し、押圧部
11,11,11,11と平ワツシヤ7でケース
2を挟持して第12図、第13図のように端子金
具1がケース2に固定する構造が実施されてい
た。
考案が解決しようとする課題 以上の如く従来の端子装置は、第11図に示す
如く外部の配線をする時に誤つてナツト9をゆる
めてボルト4からはずすことがあると、ボルト4
が自重でケース2内に落下すれことがあり端子装
置の電気的安全性の面で問題点があつた。
考案が解決しようとする手段 本校案は上記の内容に鑑みて、端子金具1をケ
ース2にボルト4とナツト9の締付けで固定した
状態では、端子金具1をケース2に係止すると共
に、ボルト4の頭部を係止することで、ボルト4
の自重落下を防止したものである。
実施例 以下第1図〜第10図に基づいて本考案の端子
装置を計器に実施した場合について説明すると、
20は有底筒形のプラスチツク製のケース、21
はカバー、22は可動コイル、23は指針、24
はスケール板である。25はボルトでケース20
の底部にあけた貫通孔26を貫通し、27は略
形の端子金具で底部の多角形部28が同形の多角
形部を有するケース20の貫通孔26に嵌合して
おり、端子金具27の上部両端に略T形の接続部
29,29を有し、接続部29の両側下部には押
圧部30,30を有すると共に、第7図に示す如
く多角形部28の両端に対向した花弁状押部3
9,39と花弁状係止部40,40を形成してい
る。
31は円形突出部でケース20の貫通孔26の
周囲に形成され、円形突出部31内に平ワツシヤ
32が嵌合している。ボルト25のねじ部が端子
金具27の底部に設けた孔33とケース20の貫
通孔26を貫通して、ボルト25のねじ部にケー
ス20の外部で平ワツシヤ32、スプリングワツ
シヤ34を嵌入してナツト35を螺着し、端子金
具27の押圧部30,30,30,30と平ワツ
シヤ32でケース20の貫通孔26の縁を挟持し
て端子金具27がケース20に固定されていると
共に、花弁状押部39,39がボルト25の頭部
を係止し、花弁状係止部40,40が貫通孔26
に形成した段部41に係止されている。
第2図に示す如く、端子金具27の接続部29,
29には電気部品36,36がハンダ付され、リ
ード線37,37が可動コイル22の端子部3
8,38に接続されている。
次に端子金具27のケース20への固定方法を
説明すると、第10図,第3図に示す如く端子金
具27の底部の孔33にボルト25のねじ部を嵌
入し、端子金具27の多角形部28をケース20
の貫通孔26の多角形部に嵌合してボルト25の
ねじ部を貫通孔26に嵌入してケース20の外部
に突出させる。その後、ボルト25をさらに貫通
孔26に押し込んで行くと端子金具27の花弁状
押部39,39がボルト25の頭部を包み第8図
の状態となる。また、別の花弁状係止部40,4
0が第9図のように貫通孔26の段部41に引つ
掛つて端子金具27が抜けなくなる。この状態で
ボルト25の頭部は、端子金具27の形部に嵌
合しておりナツト35を締付けていくと接続部2
9,29の押圧部30,30,30,30がケー
ス20のモールド内面を押圧して、平ワツシヤ3
2がモールド外面の貫通孔26の縁を押圧し押圧
部30,30,30,30と平ワツシヤ32でケ
ース20を挟持して第4図、第5図、第8図、第
9図に示す如く端子金具27はケース20に固着
される。ナツト35の締付けは平ワツシヤ32と
端子金具27の底部の底面が密着して電気的接続
が十分確保できるまで締付けられて、その時に押
圧部30,30,30,30がケース20のモー
ルド面に食い込む状態となり第5図に示す如く端
子金具27のケース20への固着と外部端子とな
るボルト25と内部配線端子となる端子金具27
の電気的接続が確実に行なわれると共に、端子金
具27が花弁状係止部40,40でケース20に
確実に固定されボルト20も花弁状押部39,3
9で脱落することがない。
考案の効果 本考案は、端子金具の底部に花弁状押部と花弁
状係止部を一体形成したので次のような効果があ
る。
(1) 端子金具の花弁状押部でボルトの頭部を係止
してボルトの脱落を防止し、花弁状係止部がケ
ースの貫通孔の段部に係止したので端子金具と
ボルトを押込みで組立てた状態では端子金具、
ボルトがケースに一体的に確実に固定できる。
(2) 従来はボルト落下防止のためにボルト頭部と
ケースにネジロツクを塗布する作業工程があつ
たが、本考案では花弁状押部が押込作業でボル
ト頭部を係止するので、ネジロツク塗布工程が
省略でき組立工程が簡略化されコストダウンと
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第10図は本考案の一実施例を示すも
ので、第1図は電気機器の要部断面図、第2図は
第1図のA−A断面図、第3図はボルトと端子金
具をケースに装着する前の図、第4図は第6図の
D−D断面図、第5図は端子装置の正面図、第6
図は第5図の平面図、第7図は端子金具の展開
図、第8図は第6図のC−C断面図、第9図は第
6図のB−B断面図、第10図は要部分解斜視
図、第11図〜第14図は従来の端子装置を示
し、第11図はボルトとナツトの締付け前の要部
断面図、第12図は固定状態の要部断面図、第1
3図は正面図、第14図は要部分解斜視図であ
る。 20はケース、25はボルト、27は端子金
具、28は多角形部、29は接続部、30は押圧
部、32は平ワツシヤ、34はスプリングワツシ
ヤ、35はナツト、39は花弁状押部、40は花
弁状係止部、41は段部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 略形の端子金具の両側に形成した略⊥形の接
    続部と、該接続部の両側下部に形成した押圧部
    と、前記端子金具の底部に形成した孔を有する多
    角形部と、該多角形部の両側に対向して設けた花
    弁状押部及び花弁状係止部と、前記多角形部の孔
    に貫通すると共に、ケースの貫通孔に貫通したボ
    ルトと、該ボルトに平ワツシヤとスプリングワツ
    シヤを介して螺着したナツトと、前記花弁状押部
    でボルトの頭部を係止すると共に、前記花弁状係
    止部をケースの貫通孔に設けた段部に係止した電
    気機器の端子装置。
JP4582989U 1989-04-19 1989-04-19 Expired JPH0449831Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4582989U JPH0449831Y2 (ja) 1989-04-19 1989-04-19

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JP4582989U JPH0449831Y2 (ja) 1989-04-19 1989-04-19

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Publication Number Publication Date
JPH02136973U JPH02136973U (ja) 1990-11-15
JPH0449831Y2 true JPH0449831Y2 (ja) 1992-11-24

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