JPS5923859Y2 - ファスナ機構 - Google Patents
ファスナ機構Info
- Publication number
- JPS5923859Y2 JPS5923859Y2 JP1289080U JP1289080U JPS5923859Y2 JP S5923859 Y2 JPS5923859 Y2 JP S5923859Y2 JP 1289080 U JP1289080 U JP 1289080U JP 1289080 U JP1289080 U JP 1289080U JP S5923859 Y2 JPS5923859 Y2 JP S5923859Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- threaded portion
- threaded
- boss
- fastener mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は例えば通信機器等においてパネルが収容枠に実
装される場合、そのパネルを収容枠に取り付は固定する
ために使用されるファスナ機構に関するものである。
装される場合、そのパネルを収容枠に取り付は固定する
ために使用されるファスナ機構に関するものである。
従来この種のファスナ機構としては、第1図に示すよう
に、ねじ15と平座金16、ばね座金17等でパネル4
を収容枠5に取り付は固定していたが、パネル4を引き
出す時、ねじ山15、平座金16、ばね座金17はねじ
15を収容枠5から外すと脱落することになり、パネル
4を引き出すためには、パネル4に把手または引っかけ
穴を設ける必要があった。
に、ねじ15と平座金16、ばね座金17等でパネル4
を収容枠5に取り付は固定していたが、パネル4を引き
出す時、ねじ山15、平座金16、ばね座金17はねじ
15を収容枠5から外すと脱落することになり、パネル
4を引き出すためには、パネル4に把手または引っかけ
穴を設ける必要があった。
また第2図も従来のファスナ機構であり、ボス18によ
りその内周ねじ部19によってねじ3の脱落防止処置は
施されているが、パネル4を引き出すためには、ねし3
を利用して引っ張るか、パネルに把手を付加する必要が
あった。
りその内周ねじ部19によってねじ3の脱落防止処置は
施されているが、パネル4を引き出すためには、ねし3
を利用して引っ張るか、パネルに把手を付加する必要が
あった。
しかもこの場合にはねし3が折れ易いという欠点があっ
た。
た。
本考案は従来の欠点を排除するために、外周に引っかけ
部を持ちパネル固定用のねじの脱落防止を目的として内
周の一部にねじ部を設けたボスと、このボスと結合して
ボスをパネルに取り付は固定するナツトおよび゛パネル
を固定するためにこのボスに挿入されるねじとから構成
されるファスナ機構を提供しようとするものである。
部を持ちパネル固定用のねじの脱落防止を目的として内
周の一部にねじ部を設けたボスと、このボスと結合して
ボスをパネルに取り付は固定するナツトおよび゛パネル
を固定するためにこのボスに挿入されるねじとから構成
されるファスナ機構を提供しようとするものである。
本考案の構成について述べると、本考案は、通信機器等
のパネルを収容枠に取り付は固定するファスナ機構にお
いて、一方の外周端部に引っかけ部6、外周中央部にパ
ネル接触用突出部7、他方の外周端部にねじ部8、内周
の一方の端部にねじ部9、内周の他方の端部に前記ねじ
部9に連なるとともにこのねじ部9の外径より大きい直
径の丸穴10を有するボス1と、前記ねじ部8が挿入さ
れる丸穴を有するパネル4を前記突出部7に接触固定さ
せるためにねじ部8と嵌合するナツト2と、先端部に初
め前記内周ねじ部9と後に収容枠5の内周ねじ部14と
嵌合するねじ部11.後部に前記ねじ部11より細い直
径の丸棒部12、後端部にヘッド13を有するねじ3と
より構成されているファスナ機構である。
のパネルを収容枠に取り付は固定するファスナ機構にお
いて、一方の外周端部に引っかけ部6、外周中央部にパ
ネル接触用突出部7、他方の外周端部にねじ部8、内周
の一方の端部にねじ部9、内周の他方の端部に前記ねじ
部9に連なるとともにこのねじ部9の外径より大きい直
径の丸穴10を有するボス1と、前記ねじ部8が挿入さ
れる丸穴を有するパネル4を前記突出部7に接触固定さ
せるためにねじ部8と嵌合するナツト2と、先端部に初
め前記内周ねじ部9と後に収容枠5の内周ねじ部14と
嵌合するねじ部11.後部に前記ねじ部11より細い直
径の丸棒部12、後端部にヘッド13を有するねじ3と
より構成されているファスナ機構である。
以下本考案を実施例により図面を参照して説明する。
第4図は本考案実施例のファスナ機構である。
第3図はその実施例における各個片を示す図であり、そ
れら各個片が組み合わされて第4図の通りになる。
れら各個片が組み合わされて第4図の通りになる。
第3図および第4図において、1はボスであり、このボ
ス1の外周の一端にはパネル4の引き抜き用としてひっ
かけ部6を設けてあり、外周中央部にはパネル4を押し
当てるための突出部7を設けてあり、他端にはこのボス
1をナツト2でパネル4に取り付は固定するためのねじ
部8があり、内周の一方の端部にはねじ3の脱落防止用
としてねじ部9を設けてあり、内周の他方の端部には前
記ねじ部9より大きい直径の丸穴10を設けである。
ス1の外周の一端にはパネル4の引き抜き用としてひっ
かけ部6を設けてあり、外周中央部にはパネル4を押し
当てるための突出部7を設けてあり、他端にはこのボス
1をナツト2でパネル4に取り付は固定するためのねじ
部8があり、内周の一方の端部にはねじ3の脱落防止用
としてねじ部9を設けてあり、内周の他方の端部には前
記ねじ部9より大きい直径の丸穴10を設けである。
例えばパネル4を収容枠5に取り付は固定する場合には
、ねじ3の先端部にあるねじ部11をボス1の内周ねじ
部9を通過させた後収容枠5のねし穴14にねじ込む。
、ねじ3の先端部にあるねじ部11をボス1の内周ねじ
部9を通過させた後収容枠5のねし穴14にねじ込む。
またパネル4を引き抜く場合には、まずねじ3を収容枠
5のねし穴14から外しておく。
5のねし穴14から外しておく。
このときねじ3は、ボス1の内周にあるねじ部9のため
ねじ3のねじ部11がボス1のこのねじ部9を通過しな
い限り、ボス1から脱落することはない。
ねじ3のねじ部11がボス1のこのねじ部9を通過しな
い限り、ボス1から脱落することはない。
次にボス1の引っかけ部6に例えば引き抜き工具をひっ
かけて引っ張れば、パネル4は収容枠5から容易に引き
出せる。
かけて引っ張れば、パネル4は収容枠5から容易に引き
出せる。
またこのパネル4の引き抜き時において、引き抜き力は
ねじ3には全く加わらず、ボス1とナツト2およびパネ
ル4とボス1、ナツト2の接触面に加わることになるの
で、ねじ3はパネル4を収容枠5に固定するだけの大き
さであればよく、重量のあるパネルにおいてもねじ3は
あまり大きくする必要がないという利点もある。
ねじ3には全く加わらず、ボス1とナツト2およびパネ
ル4とボス1、ナツト2の接触面に加わることになるの
で、ねじ3はパネル4を収容枠5に固定するだけの大き
さであればよく、重量のあるパネルにおいてもねじ3は
あまり大きくする必要がないという利点もある。
以上に述べたように、本考案によれば、パネルを収容枠
から取り外した際に、取付用ねしはボス、パネル、ナツ
トとともに一体となって収容枠から外れ、さらにナツト
を外してもそのままでは落下することがないという利点
があり、またパネル取り外しの際、ボスに引っかけ部が
あるので、パネルには把手や引っかけ穴等が不要になり
、さらにこの際取付用ねしには大きい力が加わることが
ないので、大きいねじを使用しなくてもすむという利点
がある。
から取り外した際に、取付用ねしはボス、パネル、ナツ
トとともに一体となって収容枠から外れ、さらにナツト
を外してもそのままでは落下することがないという利点
があり、またパネル取り外しの際、ボスに引っかけ部が
あるので、パネルには把手や引っかけ穴等が不要になり
、さらにこの際取付用ねしには大きい力が加わることが
ないので、大きいねじを使用しなくてもすむという利点
がある。
第1図は従来のファスナ機構の一例を示す側面図、第2
図は従来のファスナ機構の一例を示す断面図、第3図は
本考案実施例における各構成品の個片を示す側面図、第
4図は本考案実施例におけるファスナ機構の組立状態を
示す部分断面を含む側面図である。 なお図面に使用した符号はそれぞれ以下のものを示す。 1・・・・・・ボス、2・・・・・・ナツト、3・・・
・・・取付用ねし、4・・・・・・パネル、5・・・・
・・収容枠、6・・・・・・引っかけ部、7・・・・・
・突出部、8・・・・・・ねじ部、9・・・・・・内周
ねし部、10・・・・・・丸穴、11・・・・・・ねじ
部、12・・・・・・丸棒部、13・・・・・・ヘッド
、14・・・・・・内周ねし部。
図は従来のファスナ機構の一例を示す断面図、第3図は
本考案実施例における各構成品の個片を示す側面図、第
4図は本考案実施例におけるファスナ機構の組立状態を
示す部分断面を含む側面図である。 なお図面に使用した符号はそれぞれ以下のものを示す。 1・・・・・・ボス、2・・・・・・ナツト、3・・・
・・・取付用ねし、4・・・・・・パネル、5・・・・
・・収容枠、6・・・・・・引っかけ部、7・・・・・
・突出部、8・・・・・・ねじ部、9・・・・・・内周
ねし部、10・・・・・・丸穴、11・・・・・・ねじ
部、12・・・・・・丸棒部、13・・・・・・ヘッド
、14・・・・・・内周ねし部。
Claims (1)
- 通信機器等のパネルを収容枠に取り付は固定するファス
ナ機構において、一方の外周端部に引っかけ部6、外周
中央部にパネル接触用突出部7、他方の外周端部にねじ
部8、内周の一方の端部にねじ部9、内周の他方の端部
に前記ねし部9に連なるとともにこのねじ部9の外径よ
り大きい直径の丸穴10を有するボス1と、前記ねし部
8が挿入される丸穴を有するパネル4を前記突出部7に
接触固定させるためにねじ部8と嵌合するナツト2と、
先端部に初め前記内周ねじ部9と後に収容枠5の内周ね
じ部14と嵌合するねじ部11.後部に前記ねじ部11
より細い直径の丸棒部12、後端部にヘッド13を有す
るねじ3とより構成されていることを特徴とするファス
ナ機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1289080U JPS5923859Y2 (ja) | 1980-02-06 | 1980-02-06 | ファスナ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1289080U JPS5923859Y2 (ja) | 1980-02-06 | 1980-02-06 | ファスナ機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56115026U JPS56115026U (ja) | 1981-09-03 |
JPS5923859Y2 true JPS5923859Y2 (ja) | 1984-07-16 |
Family
ID=29609445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1289080U Expired JPS5923859Y2 (ja) | 1980-02-06 | 1980-02-06 | ファスナ機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5923859Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-02-06 JP JP1289080U patent/JPS5923859Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56115026U (ja) | 1981-09-03 |
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