JP3410871B2 - 固定具 - Google Patents

固定具

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JP3410871B2
JP3410871B2 JP20401395A JP20401395A JP3410871B2 JP 3410871 B2 JP3410871 B2 JP 3410871B2 JP 20401395 A JP20401395 A JP 20401395A JP 20401395 A JP20401395 A JP 20401395A JP 3410871 B2 JP3410871 B2 JP 3410871B2
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locking piece
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spring piece
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秀哉 三浦
充 湖上
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B37/00Nuts or like thread-engaging members
    • F16B37/08Quickly-detachable or mountable nuts, e.g. consisting of two or more parts; Nuts movable along the bolt after tilting the nut
    • F16B37/0807Nuts engaged from the end of the bolt, e.g. axially slidable nuts
    • F16B37/0842Nuts engaged from the end of the bolt, e.g. axially slidable nuts fastened to the threaded bolt with snap-on-action, e.g. push-on nuts for stud bolts

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、スタッドボルト
が固着された被取付部材、例えば車体に、取付部材、例
えば断熱材を固定する固定具に関するものである。 【0002】 【従来の技術】図4は上記した従来の固定具の構成およ
び使用状態を示す断面図である。図4において、Bは自
動車の車体、Sはスタッドボルトを示し、このスタッド
ボルトSは、フランジfが車体Bに溶接などによって固
着されている。Aは断熱材を示し、取付用凹部dが設け
られるとともに、この取付用凹部dの中心にスタッドボ
ルトSが挿入される挿通孔hが設けられている。 【0003】1は固定具を示し、ハウジング11と、係
止片21とで構成されている。そして、ハウジング11
は、スタッドボルトSが挿入される挿入孔12h、スタ
ッドボルトSのフランジfを収容する収容凹部12dが
設けられた下壁12と、この下壁12に連設され、対向
する一対の面に開口13hが設けられた四角筒状の側壁
13と、この側壁13の上端に連設され、挿入孔12h
と同位置に位置する挿通孔14hが設けられた上壁14
とで構成されている。13pは支柱を示し、開口13h
を左右に二分割するように側壁13に設けられている
が、図示が省略されている。 【0004】また、係止片21は、開口13hが設けら
れた面と直交して対向する側壁13の内周に、下壁12
側から上壁14側へ縮閉するように対向させて、スタッ
ドボルトSの雄ねじeに係合するように4段設けられて
いる。なお、ハウジング11と係止片21とは、合成樹
脂で一体成形されている。 【0005】次に、車体への断熱材の取付について説明
する。まず、車体Bに固着したスタッドボルトSを、挿
通孔hに挿入させて断熱材Aを車体Bに載置する。そし
て、下壁12を下側にして固定具1を取付用凹部dへ挿
入するとともに、固定具1を押圧して挿入孔12hへス
タッドボルトSを挿入させると、各係止片21はスタッ
ドボルトSで押されて拡開するので、スタッドボルトS
を挿入孔12hへ挿入させることができる。 【0006】このように挿入孔12hへスタッドボルト
Sを挿入させ、下壁12が断熱材Aを介して車体Bに圧
接すると、各係止片21は自身の弾性でスタッドボルト
Sに圧接し、雄ねじeの谷またはフランクに先端が係合
するので、固定具1がスタッドボルトSから外れなくな
り、車体Bへの断熱材Aの取付が完了する。なお、この
ような固定具は、例えば実開昭61−52710号公報
などに開示されている。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】従来の固定具1は、ス
タッドボルトSに係合する係止片21の肉厚、すなわち
剛性により、スタッドボルトSへ取り付ける挿入力、ス
タッドボルトSと係止片21との係合が解除されてスタ
ッドボルトSから離脱する抜去力を決定しているので、
係止片21の肉厚を薄くすると、挿入力および抜去力が
小さくなり、係止片21の肉厚を厚くすると、挿入力お
よび抜去力が大きくなる。したがって、挿入力が小さ
く、抜去力が大きくて取扱易いものを得ることはむずか
しかった。 【0008】この発明は、上記したような不都合を解消
するためになされたもので、簡単な構成により、挿入力
が小さく、抜去力が大きくて取扱易い固定具を提供する
ものである。 【0009】 【課題を解決するための手段】この発明は、挿入される
スタッドボルトに係合する係止片をハウジングの内周か
らハウジングの内側に向けて突出させるように設けた固
定具において、係止片に、スタッドボルトに係合する爪
部を設け、この爪部をスタッドボルトへ係合させるよう
に係止片を付勢するばね片を、ハウジングに設け、係止
片とばね片との間に間隙を設け、スタッドボルトで押さ
れて拡開する係止片がばね片に圧接するものである。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図に
基づいて説明する。図1はこの発明の固定具の一実施形
態を示す正面図、図2は図1のX−X線による断面図、
図3は使用状態を示す説明図であり、図4と同一または
相当部分に同一符号を付して説明を省略する。 【0011】図1〜図3において、1Aは固定具を示
し、ハウジング11と、係止片21Aと、ばね片31と
で構成されている。そして、係止片21Aは、下壁12
に連なる基部側から先端側へ順次肉厚とされ、スタッド
ボルトSに当接する面に、スタッドボルトSの雄ねじe
の谷またはフランクに係合する爪部21nが4段設けら
れ、開口13hが設けられた面と直交して対向する側壁
13の内周に、下壁12側から上壁14側へ縮閉するよ
うに対向させて設けられている。 【0012】また、ばね片31は、係止片21Aとの間
に間隙を有するように上壁14から垂下した状態に設け
られ、スタッドボルトSに押されて拡開する係止片21
Aが圧接する。なお、ハウジング11、係止片21Aお
よびばね片31は、合成樹脂で一体成形されている。 【0013】次に、車体への断熱材の取付について説明
する。まず、車体Bに固着したスタッドボルトSを、挿
通孔hに挿入させて断熱材Aを車体Bに載置する。そし
て、下壁12を下側にして固定具1Aを取付用凹部dへ
挿入するとともに、固定具1Aを押圧して挿入孔12h
へスタッドボルトSを挿入させると、各係止片21Aは
スタッドボルトSで押されて拡開するので、スタッドボ
ルトSを挿入孔12hへ挿入させることができる。 【0014】なお、係止片21AがスタッドボルトSで
押されて拡開するとき、初期段階では、ばね片31が係
止片21Aから離れているので、小さな挿入力で係止片
21Aを撓ませ、拡開させることができる。そして、係
止片21Aがばね片31に当接、圧接する段階で、スタ
ッドボルトSの相対的な挿入速度は速くなっているの
で、小さな挿入力で係止片21Aを撓ませ、拡開させる
ことができる。 【0015】このように挿入孔12hへスタッドボルト
Sを挿入させ、下壁12が断熱材Aを介して車体Bに圧
接すると、各係止片21Aは自身の弾性でスタッドボル
トSに圧接し、雄ねじeの谷またはフランクに各爪部2
1nが係合するので、固定具1AがスタッドボルトSか
ら外れなくなり、図3に示すように、車体Bへの断熱材
Aの取付が完了する。 【0016】上述したように、この発明の一実施形態に
よれば、対向する係止片21Aを一段とすることによっ
て挿入力を小さくし、各係止片21Aに、スタッドボル
トSに係合する爪部21nを4段設けることによって抜
去力を大きくするとともに、ばね片31を設け、係止片
21Aを付勢して爪部21nをスタッドボルトSへ係合
させるようにして抜去力を大きくしたので、挿入力が小
さく、抜去力が大きくて取扱易いものを得ることができ
る。そして、係止片21Aに爪部21nを設け、ばね片
31を設けるという簡単な構成により、所期の目的を達
成することができる。 【0017】また、係止片21Aを基部側から先端側へ
順次肉厚としたので、係止片21Aが撓み易くなるた
め、挿入力をさらに小さくすることができる。さらに、
係止片21Aとばね片31との間に間隙を設けたので、
係止片21Aがばね片31に圧接するまでの間にスタッ
ドボルトSの相対的な挿入速度が速くなるため、挿入力
を一層小さくすることができる。 【0018】なお、上記した実施形態では、上壁14に
挿通孔14hが設けられているので、スタッドボルトS
の長さが固定具1Aを貫通する長さであってもよい。そ
して、爪部21nを4段として説明したが、2段以上の
複数段とするのが望ましいが、1段であっても同様な効
果を得ることができる。さらに、係止片21Aを、基部
側から先端側へ順次肉厚にしたが、係止片の肉厚を基部
側から先端側まで同一にしても、同様な効果を得ること
ができる。 【0019】また、係止片21Aをハウジング11の内
周に対向させて設けたが、係止片21Aをハウジング1
1の内周からハウジング11の内側に向けて突出させ、
同一円周上に3個以上設けてもよいことは言うまでもな
い。そして、係止片21Aを下壁12に設けたが、側壁
13に設けてもよいことは言うまでもない。さらに、断
熱材Aを車体Bに取り付ける例で説明したが、ハウジン
グの外側に、パイプ保持部を設けてパイプを固定するよ
うにしたり、結束バンドおよび留め具を設けてワイヤハ
ーネスなどを固定するようにしたものなどにも適用でき
ることは言うまでもない。 【0020】 【発明の効果】以上のように、この発明によれば、対向
する各係止片に、スタッドボルトに係合する爪部を設け
るとともに、ばね片を設け、係止片をばね片で付勢して
爪部をスタッドボルトへ係合させるようにして抜去力を
大きくしたので、係止片を一段とすることによって挿入
力が小さく、抜去力が大きくて取扱易いものを得ること
ができる。そして、係止片に爪部を設け、ばね片を設け
るという簡単な構成により、所期の目的を達成すること
ができる。 【0021】さらに、係止片とばね片との間に間隙を設
けたので、係止片がばね片に圧接するまでの間にスタッ
ドボルトの相対的な挿入速度が速くなるため、挿入力を
一層小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の固定具の一実施形態を示す正面図で
ある。 【図2】図1のX−X線による断面図である。 【図3】使用状態を示す説明図である。 【図4】従来の固定具の構成および使用状態を示す断面
図である。 【符号の説明】 1,1A 固定具 11 ハウジング 12 下壁 12h 挿入孔 12d 収容凹部 13 側壁 13h 開口 13p 支柱 14 上壁 14h 挿通孔 21,21A 係止片 21n 爪部 31 ばね片 S スタッドボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16B 37/08 F16B 5/12

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 挿入されるスタッドボルトに係合する係
    止片をハウジングの内周から前記ハウジングの内側に向
    けて突出させるように設けた固定具において、 前記係止片に、前記スタッドボルトに係合する爪部を設
    け、 この爪部を前記スタッドボルトへ係合させるように前記
    係止片を付勢するばね片を、前記ハウジングに設け、 前記係止片と前記ばね片との間に間隙を設け、 前記スタッドボルトで押されて拡開する前記係止片が前
    記ばね片に圧接する 、 ことを特徴とする固定具。
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