JPH0130004B2 - - Google Patents

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JPH0130004B2
JPH0130004B2 JP23078685A JP23078685A JPH0130004B2 JP H0130004 B2 JPH0130004 B2 JP H0130004B2 JP 23078685 A JP23078685 A JP 23078685A JP 23078685 A JP23078685 A JP 23078685A JP H0130004 B2 JPH0130004 B2 JP H0130004B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
locking
base member
engagement
stud bolt
piece
Prior art date
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Expired
Application number
JP23078685A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6293508A (ja
Inventor
Mikio Kato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Togo Seisakusho Corp
Original Assignee
Togo Seisakusho Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Togo Seisakusho Corp filed Critical Togo Seisakusho Corp
Priority to JP23078685A priority Critical patent/JPS6293508A/ja
Publication of JPS6293508A publication Critical patent/JPS6293508A/ja
Publication of JPH0130004B2 publication Critical patent/JPH0130004B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)
  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は係合凹部等を有するピン体を利用し
て部材等を取付け・配設するための留め具に関す
る。
(従来の技術) 従来、この種のクリツプ40としては、第13
図に示すように例えば車両等の鋼板ボデー1に突
出状に設けられたスタツドボルト2を利用して例
えばワイヤハーネス等の棒状体Wを配設する場
合、スタツドボルト2を挿通可能とする孔42を
有する例えば合成樹脂からなる筒状体41を設け
るとともに、この筒状体41の孔42の所定位置
の直径方向に対向状に係止突起43が突設され、
同筒状体41の上部には平板状の取付用基板44
が一体に形成され、この基板44には棒状体Wが
載置されて粘着テープ等のバンドTにより巻着さ
れ、スタツドボルト2の上方より筒状体41の孔
42に挿通して押圧することで係止突起43は弾
性変形し、所定の位置で押圧力を外すことで係止
突起43はスタツドボルト2のねじ部と係止され
て棒状体Wは配設されていた。
(解決しようとする問題点) したがつて、上記従来の構成のクリツプ40で
は同クリツプ40をスタツドボルト2より取外す
場合にはバンドTを取外して棒状体Wを外した
後、クリツプ40をスタツドボルト2に対し螺退
方向へ回して取外さなければならず、取外しが極
めて面倒である等の問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記従来の問題点を解決すべくなされ
たもので、スタツドボルト等の係合凹部等を有す
るピン体への係着及び取外しをワンタツチで行な
うことのできる留め具を提供することを目的と
し、その要旨は係合凹部等を有するピン体を挿通
可能とする略円筒形状の筒状体を主体とする基部
材と該基部材に外嵌可能な略円筒形状の係止部材
との二部材からなる留め具であつて、前記係止部
材の直径方向にはその軸芯に向い、かつ上斜状に
前記係合凹部と係合する弾性変位可能な係止片を
設けるとともに、該係止部材と前記基部材との相
互間に、前記係止片が前記ピン体の係合凹部に係
止する位置と解除する位置とに設定する係脱手段
を介装する構成とした留め具に存する。
(第1実施例) 次に、本発明の第1実施例を第1図ないし第5
図に従つて説明すると、3はスタツドボルト2に
弾性係着するクリツプであつて、このクリツプ3
は基部材4と係止部材10との二部材からなり、
両部材4,10は例えば合成樹脂等により形成さ
れている。
4は上記した基部材であつて、スタツドボルト
2を挿通可能とする所定の径d1の挿通孔6を有
し、外径がd2であつて所定の高さh1を有する
円筒形状の筒状体5を主体とし、同筒状体5の下
部には鋼板ボデー1に当接するフランジ部7が一
体に形成されるとともに、同筒状体5の外周部に
はフランジ部7の下面より距離h2,h3の位置
にそれぞれ第1係止溝8及び第2係止溝9がそれ
ぞれ凹設されている。
10は上記した係止部材であつて、この係止部
材10は小径の上部円筒部11と若干大径の下部
円筒部12とが一体に形成されて断面略凸字形状
に形成され、この上部円筒部11の内径13はス
タツドボルト2を挿通可能な径d1に形成され、
また、下部円筒部12の内径14は大径に形成さ
れるとともに、同内径14の下部には若干小径d
3で基部材4の外径d2と同径で基部材4を挿入
可能な基受孔15が形成され、この基受孔15の
ほぼ中央部の内周面には基部材4の係止溝8,9
と係合する凸条16が周設されている。また、こ
の下部円筒部12の直径方向の基受孔15の上部
側には所定の大きさの略方形状の窓部17が開設
されるとともに、同窓部17の下縁の中央には係
止部材10の軸芯に向かい、かつ所定の角度で上
斜状に係止片18が設けられ、同係止片18の先
端にはスタツドボルト2のねじ部と係止する係止
爪19が形成され、この係止片18は弾性変位可
能に設けられている。また、この下部円筒部12
の窓部17と直交する位置には下方に開口するス
リツト溝20が対応して形成され、同下部円筒部
12はこのスリツト溝20を介して基受孔15が
拡開可能に設けられている。
このように形成された基部材4と係止部材10
とは基部材4の上方より下部円筒部12の基受孔
15に基部材4を挿入すると凸条16に当接さ
れ、さらに押圧挿入すると基受孔15は凸条16
が筒状体5の外周に案内されてスリツト溝20を
介して弾性拡開され、凸条16が第1係止溝8に
係合すると弾性復元されて基部材4と係止部材1
0とは一体状に結合されている。この状態で係止
片18の先端の係止爪19はスタツドボルト2の
ねじ部に係合可能な位置に設定されている。そし
て、係止部材10を押圧すると凸条16と第1係
止溝8との係合が外れ、下方に摺動案内されてい
くと内方へ突出された係止片18は筒状体5に案
内されてその基部を中心として外方へ案内され、
凸条16が第2係止溝9と係合されると係止爪1
9はスタツドボルト2と離隔した位置に設定する
ように構成されている。
次に、上記のように形成された第1実施例の作
用及び効果について説明する。
さて、上述した第1実施例はスタツドボルト2
を挿通可能とする略円筒形状の筒状体5を主体と
する基部材4と該基部材4に外嵌可能な基受孔1
5を有する下部円筒部12を主体とする係止部材
10との二部材からなるものであつて、上記下部
円筒部12の直径方向にはその軸芯に向かい、か
つ上斜状に先端部にスタツドボルト2のねじ部と
係止する係止爪19を有する弾性変位可能な係止
片18を設けるとともに、筒状体5の外周の上下
部に所定の間隔で第1係止溝8、第2係止溝9を
設け、また、係止部材10の下部円筒部12の基
受孔15の内周に凸条16を設けて該凸条16が
第1係止溝8に係合したときには係止片18は下
部円筒部12内方に突出してスタツドボルト2の
ねじ部に係合可能に位置設定され、また、凸条1
6が第2係止溝9に係合したときには、係止片1
8は筒状体5により外方へ弾性変位されてスタツ
ドボルト2の係合位置より後退されて離隔した位
置に設定する構成としたものである。従つて、係
止部材10の凸条16を基部材4の第1係止溝8
に係合した状態でスタツドボルト2の上方から挿
入押圧していくと係止片18の係止爪19はスタ
ツドボルト2のねじ山、谷に順次当接して弾性変
位と復元がくり返されてフランジ部7が鋼板ボデ
ー1に当接されると係止爪19は所要のねじ部と
係止されクリツプ3はワンタツチで弾性係着する
ことができる。
次に、このクリツプ3をスタツドボルト2より
取外す場合には係止部材10を下方へ押圧すると
凸条16と第1係止溝8との係合が外れ、下方に
摺動案内されていくと内方へ突出された係止片1
8は筒状体5に案内されてその基部を中心として
外方へ弾性変位され、凸条16が第2係止溝9と
係合されると係止爪19はスタツドボルト2と離
隔されて係合が解かれ、上方へ引き抜くことで取
外すことができる。
このように本例クリツプ3はワンタツチにより
スタツドボルト2に対する係着及び取外しを確実
かつ容易に行なうことができ、また、取外した後
にも基部材4と係止部材10とは相互に一体状に
結合されているので、いずれか一方を紛失するこ
とがなく、再度の使用に供することができる等多
くの特長がある。
(第2実施例) 次に、本発明の第2実施例を第6図ないし第1
2図に従つて説明すると、この第2実施例のクリ
ツプ21は基部材22と係止部材23との二部材
より構成され、この係止部材23は第1実施例の
係止部材10と同様の上部円筒部11と下部円筒
部12とからなり、この下部円筒部12の下部側
には基受孔15が設けられるとともに、直径方向
には窓部17が開設され、同窓部17には同軸芯
に向かい、かつ所定角度で上斜状に先端部に係止
爪19を有する係止片18が対応して設けられて
いる。また、この係止部材23には第1実施例の
凸条16に代り係合片24が一体に形成されてい
る。
この係合片24は下部円筒部12の係止片18
と直交する外周部に設けられるもので、同外周部
すなわち基受孔15の外周部より上方へ立上り上
端に第2係合突起25を有する断面略鉤形状に形
成され、同係合片24の下端基部には外側へ突出
する弾性変形可能な第1係合突起26が形成され
ている。このように形成された係合片24は弾性
変位可能に設けられている。
また、基部材22はスタツドボルト2を挿通可
能とする挿通孔28を有する略円筒形状の筒状体
27と同芯に外筒29が一体に設けられ、この筒
状体27は第1実施例の筒状体5の第1、第2係
止溝8,9を除いた形状に形成され、また、外筒
29は係止部材23とほぼ同じ高さに形成される
とともに、筒状体27と外筒29との間には係止
部材23の下部円筒部12を挿入可能とする上方
開口の円形溝30が形成されている。また、外筒
29の内径31の直径方向には係止部材23の係
合片24を挿入可能とするガイド溝32が底部3
3まで凹設され、このガイド溝32の外周側部位
は下部側より所定の高さにわたつて割円34され
てガイド溝32は外側に連通されている。また、
この割円34された上部側の残部割円部35には
水平状に溝部36が凹設されてガイド溝32が開
設されて係合片24の第1係合突起26及び第2
係合突起25と係合可能な係合孔37が形成され
ている。
このように形成された係止部材23はその係合
片24を基部材22の外筒に形成したガイド溝3
2に合せて押圧挿入すると第1係合突起26は弾
性変位され、同突起26が係合孔37まで至ると
弾性復元されて係合孔37と係合されて係止部材
23と基部材22とは一体状に結合される。この
状態で係止片18の先端の係止爪19はスタツド
ボルト2のねじ部に係合可能な位置に設定されて
いる。そして、係止部材23を押圧すると第1係
合突起26と係合孔37との係合が外れ、ガイド
溝37に案内されていくと、係止片18は筒状体
27に案内されてその基部を中心として外方へ弾
性変位されるとともに、係合片24も下部円筒部
12側へ弾性変位され、第2係合突起25が係合
孔37と係合されると係止爪19はスタツドボル
ト2と離隔した位置に設定するように構成されて
いる。従つて、この第2実施例においても第1実
施例と同等の作用効果を奏するものである。
なお、上記第1、第2実施例においてはスタツ
ドボルトを対象として例示したが、これに限定す
るものではなく、例えば外周に凹条溝等の係合凹
部を有するピン体にも適用し得るものである。ま
た、上記実施例においては基部材4,22と係止
部材10,23とより構成して例示したが、係止
部材10,23側にワイヤーハーネス等の棒状体
を把持、巻着等する手段あるいは板状等を付設す
ることによりピン体を利用する各種の態様に適用
することが可能である。
(発明の効果) さて、本発明は係合凹部等を有するピン体を挿
通可能とする略円筒形状の筒状体を主体とする基
部材と該基部材に外嵌可能な略円筒形状の係止部
材との二部材からなる留め具であつて、前記係止
部材の直径方向にはその軸芯に向い、かつ上斜状
に前記係合凹部と係合する弾性変位可能な係止片
を設けるとともに、該係止部材と前記基部材との
相互間に、前記係止片が前記ピン体の係合凹部に
係止する位置と解除する位置とに設定する係脱手
段を介装する構成としたことにより、ワンタツチ
操作によりピン体に対する係着及び取外しを確実
かつ容易に行なうことができ、また、取外した後
にも基部材と係止部材とは相互に一体状に結合さ
れているので、いずれか一方を紛失することがな
く、再度の使用に供することができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の第1実施例を示
し、第1図はクリツプの分解斜視図、第2図は同
じく断面図、第3図は結合した状態の断面図、第
4図は同じく平面図、第5図イ〜ハは作用説明
図、第6図ないし第12図は本発明の第2実施例
を示し、第6図はクリツプを分解した一部断面
図、第7図は係止部材の側面図、第8図は基部材
の平面図、第9図ないし第12図は作用説明図で
第9図は係着した状態の正面図、第10図は同じ
く側面図、第11図は解除した状態の正面図、第
12図は同じく側面図、第13図は従来例を示す
断面図である。 2……スタツドボルト、3,21……クリツ
プ、4,22……基部材、10,23……係止部
材、5,27……筒状体、8……第1係止溝、9
……第2係止溝、16……凸条、18……係止
片、19……係止爪、24……係合片、25……
第2係合突起、26……第1係合突起、37……
係合孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 係合凹部等を有するピン体を挿通可能とする
    略円筒形状の筒状体を主体とする基部材と該基部
    材に外嵌可能な略円筒形状の係止部材との二部材
    からなる留め具であつて、前記係止部材の直径方
    向にはその軸芯に向い、かつ上斜状に前記係合凹
    部と係合する弾性変位可能な係止片を設けるとと
    もに、該係止部材と前記基部材との相互間に、前
    記係止片が前記ピン体の係合凹部に係止する位置
    と解除する位置とに設定する係脱手段を介装する
    構成としたことを特徴とする留め具。
JP23078685A 1985-10-16 1985-10-16 留め具 Granted JPS6293508A (ja)

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JP23078685A JPS6293508A (ja) 1985-10-16 1985-10-16 留め具

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US4850778A (en) * 1988-07-27 1989-07-25 Trw, Inc. Push-on fastener
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