JPH0413447Y2 - - Google Patents

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JPH0413447Y2
JPH0413447Y2 JP14053687U JP14053687U JPH0413447Y2 JP H0413447 Y2 JPH0413447 Y2 JP H0413447Y2 JP 14053687 U JP14053687 U JP 14053687U JP 14053687 U JP14053687 U JP 14053687U JP H0413447 Y2 JPH0413447 Y2 JP H0413447Y2
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locking
pin
fixing pin
grommet
fixing
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、インナートリムなどの取付部材を車
体側パネルなどの被取付部材に固定する飾り板固
定具に関する。
〈従来の技術〉 従来、物体の取付けや固定に供されるクリツプ
には、多種多様な考案がなされており、中でも二
つの物体を固定するクリツプとして、例えば第8
図に示すように、車体パネルなどの被取付部材5
0にあらかじめ穿設された取付穴に、スクリユー
グロメツト51を嵌合、係止させておき、その上
にインナートリムなどの取付部材52を載せ、締
付けネジ53をスクリユーグロメツト51のねじ
穴に螺合させて、取付部材52を固定する手段な
どが一般的である。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、従来の実施例では被取付部材5
0の取付穴にスクリユーグロメツト51の固定部
を挿入して係止させたとき、被取付部材50の厚
さにバラツキがある場合は、頭部フランジ51a
と固定部の弾性係合爪部51bとのクリアランス
に嵌合された被取付部材50にガタが生じること
があり、インナートリムなどの取付部材51をス
クリユーグロメツト51上に載せて固定する締付
ネジ53の取付けが困難になつたり、確実な締付
け固定ができない等の問題があつた。
本考案は、上述した従来例の問題点を解決する
ためになされたもので、被取付部材にインナート
リムなどの取付部材を固定する場合、被取付部材
の取付穴に嵌着したグロメツトに、取付部材の取
付穴位置を合わせ、上記取付部材の取付穴より、
固定ピンを仮止めした係止具を挿入するととも
に、被取付部材の取付穴に嵌着したグロメツトに
挿入し、上記固定ピンを押し込むことによつて被
取付部材に取付部材を確実に固定するよう構成
し、止め付け容易にしてなる飾り板固定具を提供
することを目的としてなるものである。
〈問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するために、本考案に係る飾り
板固定具は、インナートリムなどの取付部材を、
車体パネルなどの被取付部材に固定する飾り板固
定具において、上記飾り板固定具を被取付部材の
取付孔に嵌着されるグロメツトと、上記取付部材
の取付孔よりグロメツトに嵌入される係止具と、
上記係止具に上方より押し込まれる固定ピンとに
より構成し、上記固定ピンは、頭部と、頭部の下
方に設けられたピン部と、ピン部の角隅部に突設
された係合部と、上記ピン部の先端部に係合部の
中程で形成されたテーパ面とを有し、上記係止部
は、頭部の鍔部と、鍔部の上面に形成され固定ピ
ンの頭部が収納される凹部と、上記鍔部の下面に
設けられ固定ピンのピン部が挿入される挿入穴を
形成するとともに、スリツトにより所定個数に分
割される筒状係止部と、上記筒状係止部の少なく
とも対向する一組の外周面に形成されたネジ状溝
と、筒状係止部の先端に形成され固定ピンのテー
パ面に当接して拡開される係合爪を有し、上記グ
ロメツトは、上記係止具の筒状係止部が嵌入され
る嵌着部と、被取付部材の取付穴に係止される係
止爪とを有してなることを特徴とするものであ
る。
〈作用〉 上記した構成に基づいて、本考案による飾り板
固定具では、固定ピン、係止具、およびグロメツ
トの3部品よりなり、被取付部材の取付穴にグロ
メツトを嵌着しておき、取付部材の取付穴位置を
合わせた後、予め固定ピンを仮止め的に押し込ん
だ係止具を取付部材の取付穴を貫通してグロメツ
トに嵌入し、固定ピンを押し込むことによつて、
取付部材の固定ができるものであり、固定ピンに
よつて、係止具の筒状係止具が拡開されるととも
に外周面に形成したネジ状溝がグロメツトに喰い
込んで抜け出すことがないように確実な固定が可
能である。
〈実施例〉 以下、本考案により実施例を添付した図面に基
づいて詳細に説明する。
第1図は、本考案による一実施例を示す一部破
断した正面図、第2図は第1図の−断面図、
第3図は第1図の−断面図、第4図は第1図
の−断面図、第5図は第1図の−断面図
である。
図において、符号1は本実施例に係る飾り板固
定具を構成する固定ピン、2は係止具、3はグロ
メツトをそれぞれ示している。
上記固定ピン1は、第2図ないし第4図に示す
ように頭部11と、この頭部11の下方に一体に
設けられた断面正方形のピン部12と、上記ピン
部12の角隅部に突設され、先端部にゆくにつれ
て十字状に形成された係合部13とにより形成さ
れており、上記係合部13の先端は、係止具2に
嵌入しやすいように鋭角状に形成されているとと
もに、上記ピン部12の先端部には係合部13の
中程でテーパ面14が形成されている。
また、上記固定ピン1が嵌入する係止具2は、
頭部の鍔部21と、この鍔部21の下方に一体的
に設けられ、固定ピン1のピン部11が挿入され
る挿入穴23を有する筒状係止部22とにより形
成されており、上記鍔部21の上面には、固定ピ
ン1の頭部11が収納される凹部24が設けられ
ているとともに、上記筒状係止部22は、固定ピ
ン1のピン部12に対応して、下端部が開口した
スリツト25により4分割されている。
上記係止具2の4分割された筒状部22の先端
部には、それぞれ内側に突出した係合爪22aが
設けられ、かつ、少なくとも対向する一組の筒状
係止部22の外周面にはねじ状溝22bが形成さ
れている。
一方、上記固定ピン1と係止具2により、取付
部材4を被取付部材5に固定する場合、上記被取
付部材5の取付穴5aに、あらかじめ嵌着される
グロメツト3は、軟質樹脂等により成形されてお
り、鍔部31と、この鍔部31の下側に一体的に
設けられ上記係止具2の筒状係止部22が挿入さ
れる嵌着部32とにより形成されており、上記鍔
部31の下面周囲には、被取付部材5の厚さtに
相当するクリアランスhを有して複数個の係止爪
33が設けられている。
次いで、上述したように構成された固定ピン
1、係止具2、およびグロメツト3からなる飾り
板固定具により、車体パネル等の被取付部材5に
インナートリムなどの取付部材4を固定する場合
の組付け順序に第6図および第7図に基づいて説
明する。
まず、被取付部材5の所定位置にはグロメツト
3の嵌着部32が嵌め込まれる取付穴5aが穿設
され、取付部材4には、被取付部材5の取付穴5
aに対応する位置に係止具2の筒状係止部22が
挿入される取付穴4aが穿設されている。
そこで、上記被取付部材5の取付穴5aにグロ
メツト3の嵌着部32を嵌め込み、その上に取付
部材4を載せて取付穴4aを合わせる。
次に、上記取付穴4aに挿入される係止具2の
筒状係止部22に形成された挿入穴23より、固
定ピン1の係合部13を挿入して仮止めし、上記
係止具2の筒状係止部22を取付部材4の取付穴
4aを貫通して、被取付部材5の取付穴5aに嵌
着されたグロメツト3の嵌着部32に挿入する。
次に、上記係止具2に仮止め状態に挿入されて
いる固定ピン1を押し込めば、固定ピン1のピン
部12に形成されたテーパ面14に、係止具2の
筒状係止部22に形成された係合爪22aが当接
して押し拡げられ、上記筒状係止部22がグロメ
ツト3に固定されるものであり、上記筒状係止具
22の外周面に形成したネジ状溝22bがグロメ
ツト3の内側に喰い込み、抜け出すことなく確実
な固定がなされるものである。
ここで、固定ピン1を押し込めば、固定ピン1
の頭部11が係止具2の鍔部21に形成した凹部
24に嵌まりこみ、鍔部21の上面より突出すこ
となく滑らかに収まる。
〈考案の効果〉 以上詳細に説明したように、本考案により飾り
板固定具は、固定ピン、係止具およびグロメツト
の3部品からなり、上記グロメツトを被取付部材
の取付穴に嵌着した後、固定ピンを仮止めした係
止具を取付部材の取付穴より挿入してグロメツト
に嵌入させ、上記固定ピンを押し込むことにより
取付部材の固定がなされる。
したがつて、取付部材などの止め付けが容易で
あり、しかも取付後の外観上の体裁も良く、イン
ナートリム等の飾り板固定具としての効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による一実施例を示す飾り板固
定具の一部破断した正面図、第2図は第1図の
−断面図、第3図は第1図の−断面図、第
4図は第1図の−断面図、第5図は第1図の
−断面図、第6図および第7図は本考案によ
る飾り板固定具の使用状態を示す説明図、第8図
は従来の実施例を示す使用状態の一部破断した正
面図である。 1……固定ピン、2……係止具、3……グロメ
ツト、4……取付部材、4a……取付穴、5……
被取付部材、5a……取付穴、11……頭部、1
2……ピン部、13……係合部、14……テーパ
面、21……鍔部、22……筒状係止部、22a
……係合爪、22b……ネジ状溝、23……挿入
穴、24……凹部、25……スリツト、31……
鍔部、32……嵌着部、33……係止爪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 取付部材4を、被取付部材5に固定する飾り板
    固定具において、上記飾り板固定具を被取付部材
    5の取付孔に嵌着されるグロメツト3と、上記取
    付部材4の取付孔よりグロメツト3に嵌入される
    係止具2と、上記係止具2に上方より押し込まれ
    る固定ピン1とにより構成し、上記固定ピン1
    は、頭部11と、頭部11の下方に設けられたピ
    ン部12と、ピン部12の角隅部に突設された係
    合部13と、上記ピン部12の先端部に係合部1
    3の中程で形成されたテーパ面14とを有し、上
    記係止部2は、頭部の鍔部21と、鍔部21の上
    面に形成され固定ピン1の頭部11が収納される
    凹部24と、上記鍔部21の下面に設けられ固定
    ピン1のピン部12が挿入される挿入穴23を形
    成するとともに、スリツト25により所定個数に
    分割される筒状係止部22と、上記筒状係止部2
    2の少なくとも対向する一組の外周面に形成され
    たネジ状溝22bと、筒状係止部22の先端に形
    成され固定ピン1のテーパ面14に当接して拡開
    される係合爪22aを有し、上記グロメツト3
    は、上記係止具2の筒状係止部22が嵌入される
    嵌着部32と、被取付部材5の取付穴に係止され
    る係止爪33とを有してなることを特徴とする飾
    り板固定具。
JP14053687U 1987-09-15 1987-09-15 Expired JPH0413447Y2 (ja)

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JPS6445015U JPS6445015U (ja) 1989-03-17
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Families Citing this family (2)

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JPH0732970Y2 (ja) * 1990-02-09 1995-07-31 株式会社ダイフク 二部材の連結構造
JP2003232318A (ja) * 2002-02-08 2003-08-22 Zen Kenchiku Sekkei Jimusho:Kk ファスナー

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JPS6445015U (ja) 1989-03-17

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