JPH0419828Y2 - - Google Patents

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JPH0419828Y2
JPH0419828Y2 JP1983043269U JP4326983U JPH0419828Y2 JP H0419828 Y2 JPH0419828 Y2 JP H0419828Y2 JP 1983043269 U JP1983043269 U JP 1983043269U JP 4326983 U JP4326983 U JP 4326983U JP H0419828 Y2 JPH0419828 Y2 JP H0419828Y2
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JP
Japan
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inlet
caulking
hole
recess
mounting plate
Prior art date
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JP1983043269U
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JPS59149681U (ja
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  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はノイズフイルタ、その他の回路部品装
置として、例えば電源入力部に用いられているイ
ンレツトに関し、時に簡単な構造で確実に被取付
板に取付けできる取付構造を提供しようとするも
のである。
従来、この種のインレツトは、被取付板に設け
られた穴にその胴部をはめ込み、胴部に設けられ
た鍔と被取付板の穴の縁部との間でねじ止めある
いは接着するかして被取付板に取り付けられてい
た。特に、インレツトの頭部が被取付基板の穴か
らできるだけ突出しないようにすることが要求さ
れる場合には、第1図に示すような取付構造にし
ていた。
第1図において、容器等の被取付板1にインレ
ツト2の胴部21が嵌入可能な穴11を設けてい
る。インレツト2はその胴部21の上部に鍔22
を有している。このインレツト2は、被取付板1
に鍔22の上面を当接させて取り付けるようにし
ている。すなわち被取付板1にねじ挿通用の孔1
2を設け、インレツト2の鍔22にはナツト部3
を嵌着しており、これらにねじ4を螺入すること
により取り付けている。しかしこの取付構造で
は、ねじ4の頭部が突出することとなり、他の機
器に被取付板1の板面を当接させて使用する場合
に邪魔になる。
第2図は本考案の一実施例を示し、かしめ作業
前の状態を示している。
容器等の一部をなす被取付基板1に設けられた
穴11の周囲に凹部13を形成している。この凹
部13には、かしめ部付袋ナツト5を取り付ける
ための孔14が複数箇所に設けられている。イン
レツト2はその鍔22の上面を凹部13の外底面
に隙間が生じないように当接させて取り付けられ
る。このため凹部13の各孔14に対応し得る箇
所に孔23が設けられている。インレツト2の取
り付けに際しては、凹部13の外底面に鍔22を
合わせ、被取付板1の孔14と鍔22の孔23と
を通してかしめ部付袋ナツト5を挿入する。
ここで、かしめ部付袋ナツト5は、第3図に示
すように、軸方向に圧力を加えると曲がり変形を
生じ易いかしめ部51と内径にめねじ53が切ら
れたねじ部52とから成り、上端には鍔54を有
している。
第2図の状態において、かしめ治具により袋ナ
ツト5に軸方向に圧力を加える。すなわちかしめ
治具は、めねじ53と螺合可能なおねじ部を有
し、被取付板1との間でかしめ部51を圧縮する
ように作用する。なお凹部13の深さは、袋ナツ
ト5の鍔54の厚さより深くしている。
第4図はかしめ後の状態をかしめ治具を取り除
いて示している。かしめ部51の曲がり変形部と
鍔54とで被取付板1と鍔22とを挟んでいる。
このような取付構造により被取付板1と鍔22と
は一体となり、インレツト2は被取付板1に確実
に固定される。なお袋ナツト5を用いているの
は、被取付板1が容器の一部であるような場合
に、この容器内に異物が入るのを防止すると共
に、用途に応じて容器内で生ずる電波や樹脂など
の漏れを防止するためである。また被取付板1が
他の機器の板面(図中、一点鎖線で示す)に接す
るように取り付けられるような場合には、ねじ部
52をねじ止め用のねじ6のナツトとして利用す
ることができる。したがつて従来のように鍔22
にナツト部を埋め込むような必要がなくなる。
以上説明してきたように、本考案は被取付板1
に電源入力部用の回路部品装置としてのインレツ
トを取り付けるために、かしめ部付袋ナツトを用
いてインレツトと被取付板とが一体になるように
かしめることにより、インレツトを簡単に取り付
けることができる。また少なくとも袋ナツトの取
付部に対応する被取付板を凹部とすることによ
り、被取付板からの突出物が無く、したがつて他
の機器の板面に接して取り付けられるような場合
に邪魔にならない。しかもかしめに利用された袋
ナツトを他の機器の板面にねじ止めするためのナ
ツトとして利用できる利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のインレツト取付構造を示し、第
2図は本考案の一実施例をかしめ加工前について
示し、第3図は本考案に用いたかしめ部付袋ナツ
トの断面図、第4図は本考案の要部の断面図。 図中、1は被取付板、2はインレツト、5はか
しめ部付袋ナツト、21は胴部、22は鍔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. インレツトが取り付けられるべき被取付板の開
    口縁に沿つて凹部を形成し、上記インレツトには
    その胴部の上部に上記凹部の外底面に当接し得る
    ように鍔を設け、該鍔と上記凹部にはそれぞれ取
    付け用の貫通孔を設け、上記インレツトの取付部
    品として上部に上記貫通孔より大きめの鍔部材を
    有すると共に、上記貫通孔に挿通可能な胴部には
    かしめ治具によつて変形するかしめ部をそれぞれ
    有するかしめ部付袋ナツトを用い、上記鍔部材
    と、上記貫通孔に挿通された状態で上記かしめ治
    具により変形されたかしめ部とで上記鍔と上記被
    取付板とを挟んだ状態にして上記インレツトを取
    り付けたことを特徴とするインレツトの取付構
    造。
JP4326983U 1983-03-28 1983-03-28 インレツトの取付構造 Granted JPS59149681U (ja)

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JP4326983U JPS59149681U (ja) 1983-03-28 1983-03-28 インレツトの取付構造

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JP4326983U JPS59149681U (ja) 1983-03-28 1983-03-28 インレツトの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59149681U JPS59149681U (ja) 1984-10-06
JPH0419828Y2 true JPH0419828Y2 (ja) 1992-05-06

Family

ID=30173788

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4326983U Granted JPS59149681U (ja) 1983-03-28 1983-03-28 インレツトの取付構造

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JP (1) JPS59149681U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4844852U (ja) * 1971-09-30 1973-06-12
JPS5121894B2 (ja) * 1974-06-11 1976-07-06

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5121894U (ja) * 1974-08-06 1976-02-18

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4844852U (ja) * 1971-09-30 1973-06-12
JPS5121894B2 (ja) * 1974-06-11 1976-07-06

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59149681U (ja) 1984-10-06

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