JPS6336165Y2 - - Google Patents

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JPS6336165Y2
JPS6336165Y2 JP13820284U JP13820284U JPS6336165Y2 JP S6336165 Y2 JPS6336165 Y2 JP S6336165Y2 JP 13820284 U JP13820284 U JP 13820284U JP 13820284 U JP13820284 U JP 13820284U JP S6336165 Y2 JPS6336165 Y2 JP S6336165Y2
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JP
Japan
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boss
fastened
bolt
plate
corner
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JP13820284U
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JPS6152704U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、アルミニウム、マグネシウム、ブ
ラス等の応力腐食割れが発生しやすい材料で形成
したものを相手部材と締結した場合に生じる応力
の発生を防止するものであり、特に、この種の応
力腐食割れが発生しやすい材料でボスを形成し、
該ボスに穿設したボルト穴にプレート等の相手部
材に挿通したボルトをネジ込んで締結する場合
に、ボス外周面に生じるひび割れを防止するもの
である。
従来の技術 従来、この種のボスとプレートとをボルトを介
して締結する場合、第7図に示すように、ボス1
のボルト穴1aを開口した締結面1bは同一水平
面のフラツト状であるため、相手部材のプレート
2の締結面2aの平面度が悪い場合、図示のごと
く、ボス1の角部1cにプレート2の締結面2a
が圧接し、片当たり状態となり、角部1cに片当
りによる応力を発生させることとなる。このた
め、上記ボス1をアルミニウム、マグネシウム、
ブラス等の応力腐食割れを発生しやすい材料で形
成した場合、片当たりして片当りによる応力が発
生した角部に割れが生じ、ボス外周面に亀裂が入
ることがありうるという問題があつた。
考案の目的 この考案は上記した従来の問題を解消せんとす
るものであり、締結する相手部材の平面度が悪い
場合に当たり部がボルト穴周辺の内側にくるよう
にして、割れが発生しやすい角部に当た部がこな
いようにして該角部に片当りによる応力が発生す
るのを防止するものである。
考案の構成及び作用 この考案は上記した目的を達成するためになさ
れたものであり、応力腐食割れが発生する材料で
形成したものを相手部材と締結する場合に、割れ
を生じやすい角部に相手部材が片当たりしないよ
うにするものである。即ち、この考案は、アルミ
ニウム、マグネシウム、ブラス等の応力腐食割れ
が発生しやすい材料から形成したボス等の被締結
部材とプレート等の相手部材とを、上記ボス等の
被締結部材に穿設したボルト穴にボルトをネジ込
んで締結するものにおいて、上記ボス等の被締結
部材の締結面の角部に相手部材が圧接しないよう
にボルト穴より角部に向かつて滑らかに傾斜して
切り落としたテーパ部を形成し、上記被締結部材
の角部に相手部材が片当たりして片当りによる応
力が発生するのを防止した形状としたことを特徴
とする被締結部材の応力発生防止構造を提供する
ものである。
実施例 以下、この考案を図面に示す実施例により詳細
に説明する。
図中、5はボデー、6は該ボデー5に締結する
プレートであり、上記ボデー5に一体に設けたボ
ス7のボルト螺嵌穴7aにプレート6のボルト挿
通穴6aを通したボルト8をネジ込むことにより
ボデー5にプレート6を締結固着するようにして
いる。
上記ボス7を一体に設けたボデー5は応力腐食
割れが発生するアルミニウム、マグネシウム、ブ
ラス等を材料として形成しており、円筒状のボデ
ー5の外周に間隔をあけて3個のボス7を突設し
ている。尚、上記ボデー5は自動車のステアリン
グシヤフト(図示せず)を回転自在に挿通させる
ものであるが、該形状のボデーに限定されるもの
でない。
上記ボス7の中心には、ボルト螺嵌穴7aを上
面より凹設しており、該穴7aが開口したプレー
トとの締結面(上面)7bは穴7aの周縁より外
周の角部7cにかけて緩い角度で滑らかに傾斜し
て切り落としたテーパ面7dとし、外周角部7c
が内側部より退没した形状している。
上記ボス7にプレート6をボルト8を介して締
結する場合、プレート6の締結面6aの平面度が
悪くボス7の締結面7bに片当たりする時でも、
ボス7の締結面7bにテーパ面7dを形成してい
るため、プレート6との当たり部は穴7a周縁の
内側にきて、外側の角部7cが当たり部がくるこ
とはなく、ボス7の角部がプレート6の締結面6
aにより押圧されることはない。よつて、該ボス
角部に片当りによる応力が発生せず、該応力によ
り生じるボス外周面の割れが防止できる。
考案の効果 以上の説明より明らかなように、この考案によ
れば、アルミニウム、マグネシウム、ブラス等の
応力腐食割れが発生する材料で形成した被締結部
材を相手部材と締結する場合、該被締結部材の締
結面にテーパ面を形成しているため、相手部材の
平面度が悪くても、その片当たり部分は内側にき
て外側角部には当たらず、該外側角部に片当たり
による応力が発生するのを防止出来る。よつて、
外側角部に発生する応力により外側面にひび割れ
が生じるのを、単に、締結面にテーパを入れるだ
けで、極めて簡単に且つ確実に防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示すボスを設け
たボデーからなる被締結部材の平面図、第2図は
第1図の右側面図、第3図はプレートよりなる相
手部材の平面図、第4図は第3図の右側面図、第
5図は上記ボデーとプレートとを締結した状態を
しめす正面図、第6図は第5図のA−A線断面
図、第7図は従来例を示す断面図である。 5……ボデー、6……プレート、7……ボス、
7a……ボルト螺嵌穴、7b……締結面、7c…
…角部、7d……テーパ面、8……ボルト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 アルミニウム、マグネシウム、ブラス等の応力
    腐食割れが発生しやすい材料から形成したボスか
    らなる被締結部材と、略平板状のプレートからな
    る相手部材とを、上記ボスに穿設したボルト穴に
    ボルトをネジ込んで諦結するものにおいて、 上記ボスからなる被締結部材の締結面の角部
    に、相手部材のプレートが圧接しないように、ボ
    ルト穴より角部に向かつて滑らかに傾斜して切り
    落としたテーパ部を形成し、上記被締結部材のボ
    スの角部に相手部材のプレートが片当たりして片
    当りによる応力が発生するのを防止した形状とし
    たことを特徴とする被締結部材の応力発生防止構
    造。
JP13820284U 1984-09-12 1984-09-12 Expired JPS6336165Y2 (ja)

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JP13820284U JPS6336165Y2 (ja) 1984-09-12 1984-09-12

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JP13820284U JPS6336165Y2 (ja) 1984-09-12 1984-09-12

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Publication Number Publication Date
JPS6152704U JPS6152704U (ja) 1986-04-09
JPS6336165Y2 true JPS6336165Y2 (ja) 1988-09-26

Family

ID=30696596

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JP13820284U Expired JPS6336165Y2 (ja) 1984-09-12 1984-09-12

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JPS6152704U (ja) 1986-04-09

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