JP3342448B2 - ルーフモール取付金具 - Google Patents

ルーフモール取付金具

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JP3342448B2
JP3342448B2 JP26222199A JP26222199A JP3342448B2 JP 3342448 B2 JP3342448 B2 JP 3342448B2 JP 26222199 A JP26222199 A JP 26222199A JP 26222199 A JP26222199 A JP 26222199A JP 3342448 B2 JP3342448 B2 JP 3342448B2
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博 飯塚
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株式会社飯塚製作所
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  • Connection Of Plates (AREA)
  • Bolts, Nuts, And Washers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車のルーフモー
ル取付用の取付金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の自動車では、ルーフパネルとサイ
ドパネルとをルーフの両側部分で接合してこの接合部の
外面をルーフモールで被覆しているが、該ルーフモール
の取り付けにあたっては、図4に示すように、回り止め
のために長方形状とされた頭部11を一端に備えるとと
もにこの頭部11よりも軸部10側に第2頭部12を備
えているボルト1と、ボルト1の軸部10の第2頭部1
2寄りの部分に設けた雄ねじ部に螺合するナット2とか
らなる取付金具を用いてルーフモール5の固定を行って
いる。
【0003】すなわち、ルーフモール5に頭部11を係
止させた状態でルーフパネル6及びサイドパネル7の接
合部にボルト1を通して、パネル6,7の上面側に位置
する第2頭部12と、パネル6,7の下面側においてボ
ルト1に螺合するナット2とで、パネル6,7(及びピ
ラー8)を挟持する。図中19は座金である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここにおいて、上記2
つの頭部11,12を備えたボルト1は、従来、削りだ
しによって両頭部11,12が一体に形成されたものを
使用していた。これは図5に示すように、別部品である
第2頭部12をボルト1に嵌めこんで軸部10に設けた
段部13で第2頭部12の位置決めを行うものでは、ボ
ルト1の軸部10と第2頭部12との間の隙間から軸部
10を伝わって水が侵入して雨漏りしてしまう虞がある
ためである。
【0005】しかし、削りだしによって両頭部11,1
2を一体に形成したボルト1はその製造コストがきわめ
て高く、コストダウンが求められている。
【0006】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
であって、その目的とするところは安価でありながら雨
漏りの虞のないルーフモール取付金具を提供するにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、軸部
の一端に頭部を一体に備えているボルトと、このボルト
の軸部に装着される第2頭部と、ボルトに設けられた雄
ねじ部と螺合して第2頭部との間で被取付部を挟持する
ナットとからなり、ルーフモールと係合する頭部と所定
の間隔をおいて軸部に装着される上記第2頭部は、軸部
が挿通される軸孔の頭部側の開口縁より先端が頭部の一
面に接する筒部を一体に突設していることに特徴を有し
ている。
【0008】第2頭部をボルトとは別部品として形成す
るとともに、先端が頭部に接する筒部を第2頭部に設け
ることによって、第2頭部と軸部との間の隙間からの雨
漏りを無くしたものである。
【0009】第2頭部の軸孔及び筒部の内径とボルトの
軸部外径とを締まり嵌めの寸法公差としておくことが好
ましく、さらにボルト及び第2頭部は鍛造で形成された
ものであることが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施の形態の一例に
基づいて詳述すると、この取付金具は、基本的形態は図
5に示したものと同じく、ボルト1とナット2とからな
るものでルーフモールの固定についての使用法も同じで
あるが、頭部11と第2頭部12とを備えたボルト1
は、一端の頭部11のみが軸部10と一体に形成され、
第2頭部12は別部品として形成されてボルト1に組み
合わされるものとなっている。
【0011】ここにおける第2頭部12は、図3に示す
ように、全体として矩形状の金属製板材からなるもの
で、軸部10を挿通することになる中央の軸孔の一面側
開口縁からは筒部14が一体に立ち上がるとともに、他
面側の開口縁には六角孔型の凹部15を備えたものとな
っている。
【0012】一方、頭部11を軸部10の一端に一体に
備えているボルト1は、軸部10の頭部11寄りの部分
が大径部15、他端側が小径のテーパ状軸部17、間が
外周面に雄ねじが形成された中間径部16となっている
もので、大径部15の外周に上記筒部14を備えた第2
頭部12が嵌め付けられるものとなっている。
【0013】ここで、第2頭部12はその筒部14の先
端が頭部11の一面に接するように嵌め付けられるもの
であり、また軸部10の大径部15の外形と、第2頭部
12の筒部14の内径との寸法公差を締まり嵌めとなる
ように設定してあるために、第2頭部12を軸部10に
組み付けるとともに、ルーフモールの固定に供してナッ
ト2を締め付けた際、第2頭部12の筒部14は軸部1
0(大径部15)の外面に密着するとともに筒部14の
先端が第1頭部11の一面に接して第1頭部11と第2
頭部12との間隔を規定値に保つ。
【0014】ところで、上記のようなボルト1と第2頭
部12とは、共に冷間鍛造で製造することによって、そ
の製造コストをさらに低減することができる。すなわ
ち、軸部10の一端に頭部11を有するボルト1につい
ては、たとえばトランスファーマシンなどを用いて鍛造
によって頭部11と大径部15と中間径部16と小径軸
部17とを備えたものとする。ボルト1の雄ねじ部を転
造で形成すれば、製造コストをさらに低減することがで
きる。筒部14を備えた第2頭部12は、その中央の軸
孔のプレスによる孔抜きに際して、筒部14や凹部15
を一体に形成する。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明においては、第2頭
部をボルトとは別部品として形成するために、第2頭部
がボルトに一体に形成されているものに比して、製造コ
ストを下げることができるものであり、しかも第2頭部
は先端が頭部に接する筒部を備えていることから、第2
頭部と軸部との間の隙間からの雨漏りの虞を無くすこと
ができる。
【0016】この時、第2頭部の軸孔及び筒部の内径と
ボルトの軸部外径とを締まり嵌めの寸法公差としておく
ことで、雨漏りの虞をさらに少なくすることができる。
また、ボルト及び第2頭部は鍛造で形成されたものとす
ることで、さらに製造コストを低減させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示すもので、(a)
は平面図、(b)は正面図である。
【図2】同上のボルトを示すもので、(a)は平面図、(b)
は正面図である。
【図3】同上の第2頭部を示すもので、(a)は断面図、
(b)は底面図である。
【図4】ルーフモールの取り付け部の断面図である。
【図5】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 ボルト 10 軸部 11 頭部 12 第2頭部 14 筒部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 13/04 F16B 5/02 F16B 5/12 F16B 43/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸部の一端に頭部を一体に備えているボ
    ルトと、このボルトの軸部に装着される第2頭部と、ボ
    ルトに設けられた雄ねじ部と螺合して第2頭部との間で
    被取付部を挟持するナットとからなり、ルーフモールと
    係合する頭部と所定の間隔をおいて軸部に装着される上
    記第2頭部は、軸部が挿通される軸孔の頭部側の開口縁
    より先端が頭部の一面に接する筒部を一体に突設してい
    ることを特徴とするルーフモール取付金具。
  2. 【請求項2】 第2頭部の軸孔及び筒部の内径とボルト
    の軸部外径とを締まり嵌めの寸法公差としていることを
    特徴とする請求項1記載のルーフモール取付金具。
  3. 【請求項3】 ボルト及び第2頭部は鍛造で形成された
    ものであることを特徴とする請求項1または2記載のル
    ーフモール取付金具。
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