JPH047599Y2 - - Google Patents

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JPH047599Y2
JPH047599Y2 JP1985189055U JP18905585U JPH047599Y2 JP H047599 Y2 JPH047599 Y2 JP H047599Y2 JP 1985189055 U JP1985189055 U JP 1985189055U JP 18905585 U JP18905585 U JP 18905585U JP H047599 Y2 JPH047599 Y2 JP H047599Y2
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heater body
terminal
heater
axis
plug
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JP1985189055U
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JPS6298195U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案はプラグ状ヒータの改良に関するもので
ある。
「従来の技術」 第8〜10図に示した従来のプラグ状ヒータ1
の端子部2は、プラグ状ヒーターの上部に突出さ
せた各ボルト5に、ワツシヤー6とスプリングワ
ツシヤー7とナツト8とで構成している。而し
て、プラグ状ヒーター1にあつては、危険防止の
ためヒータ本体の上部外周に設けた取付ねじ部9
に、保護カバー13を螺合させる等の方法が従来
から行われている。
プラグ状ヒーターを使用する場合、非常に狭い
スペース内に設置して使用することが多いため、
該保護カバーはできるだけかさばらない様にコン
パクトに形成する必要がある。そのため従来は配
線ケーブル11の端部に取付けた各圧着端子12
を第9図に示すよう略直角に折曲げたり、第10
図に示すように圧着端子を用いず、配線ケーブル
11の端部をそのままボルト5に巻付けて使用す
る場合があつた。
上記した従来の方法はプラグ状ヒーターの接続
作業を行う上で、下記に説明するように種々の不
具合を有していた。
配線ケーブル11に取付けた圧着端子12
を、端子部分のボルト5に挿通し、ナツト8で
締付ける際に、隣接するボルト5に接続しない
よう圧着端子を特定の方向に保持する必要があ
るため、ナツト8を充分に締付ける事が困難で
あつた。即ち、ナツト8を締付けていくと、圧
着端子12が回動して外周方向に移動した場
合、ボツクス形の工具でしかナツト8を締付け
ることができなくなつてしまい、作業性が悪く
不便であつた。
配線ケーブル11の端部をそのままボルト5
に巻付け、ナツト8を締付ける方法では、配線
ケーブルがこのような方法で使用されるように
なつていない為、充分に締め込んでも直ぐに弛
んでしまつて接触不良を起こしやすかつた。
端子部分のボルト5は、ナツト8を締付ける
際のトルクに構造上充分に対抗できない場合が
多く、過大なトルクを受けてネジ自体が弛んで
しまう可能性を有するため、充分な締付けを行
うことができない。などの種々の欠点を有して
いた。
「考案が解決しようとする問題点」 本考案は上述の如き問題点に鑑みてなされたも
ので、端子部分にボルトを使用する代りに、ねじ
孔を有した端子板を設け、配線ケーブルの端部に
取付けた圧着端子が締付けによつて回動しても、
該圧着端子のかしめ部が端子板の端部に掛止して
一定以上回動しないようにし、隣接する端子同士
が互いに接触しないようにすると共に、螺条筒部
の外側に突出して保護カバーが取付けられないた
め、再度、締付け直ししなければならず作業手間
が係るという問題点を有していた。
「問題点を解決するための手段」 上述の如き問題点を解決するため、本考案の構
成は内部に発熱体を収容したヒータ本体の上部
に、上部には保護カバー取付用の螺条筒部、下部
には螺条部を設けた締付鍔部を固着してなるプラ
グ状ヒーターにおいて、前記発熱体に接続した3
本の導電ロツドの上端を、ヒータ本体の上方に突
出させると共に前記螺状筒部の内側にヒータ本体
の軸線を中心とした正三角形の各頂点に配置し、
各導電ロツドの上端には、該ヒータ本体の長手方
向と直角方向にねじ孔を設けた突出筒を有する端
子板を夫々直線状に固着し、ヒータ本体の軸線に
正対させた各端子板の突出筒を前記軸線から遠心
方向に配したことを特徴とするものである。
「作用」 プラグ状ヒーターの上端には、該ヒータ本体の
軸線を中心にした正三角形の各頂点に導電ロツド
を位置させ、各ロツドには、ヒータの長手方向に
位置させた各端子板を直線状に位置し、前記軸線
正対させて接続すると共に、各端子板は内面にね
じ溝を有した突出筒を前記軸線から遠心方向に配
して設けたため、この端子板のねじ孔に配線ケー
ブルを接続した圧着端子を接続するビスを、ヒー
タ本体の軸線と直角方向に締付けることにより、
該圧着端子に過大な負荷をかけずに締付けること
ができる。
「実施例」 本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、
21は筒状をしたプラグ状ヒーター本体で、内部
に発熱体(図示せず)を絶縁材と共に収容してあ
る。ヒータ本体21の端部にやや大径で中間部分
に六角形等の角形をした締付鍔部22を形成し、
この締付鍔部22の上下部分には、螺条筒部24
aと螺条部24bを夫々形成し、螺条筒部24a
には端子部分を覆う保護カバー(図示せず)を着
脱可能に螺着させる。
25はヒータ本体21内の発熱体(図示せず)
に夫々接続した3本の導電ロツドで、該本体の上
部から外方に突出させ、前記ヒータ本体の軸線を
中心とした正三角形の各頂点に位置させてある。
各導電ロツド25の先端には夫々溶着等により
直線状に固着させた導電材からなり長方形をした
端子板26には、前記本体の長手方向に対して直
角方向で且つヒータ本体の中心に位置した軸線か
ら半径方向にエンボス加工等によつて突出筒27
を突設し、該突出筒の内面にねじ孔28を設け
る。
30は配線ケーブルで、先端に挿通孔を有した
圧着端子31の後端に設けたかしめ部32に固着
して接続する。33はワツシヤー、34はスプリ
ングワツシヤー、35はビスである。
次に、本実施例の作用について説明すると、圧
着端子31の挿通孔と、端子板26のねじ孔28
とを合致させ、さらにワツシヤー33とスプリン
グワツシヤー34とを合致させてビス35を挿通
し該ビスを端子板のねじ孔28に螺合させること
により配線ケーブル30を端子板26に簡単に接
続することによつて、配線ケーブル30を端子板
26に簡単に接続することができる。
この場合、突出筒27のねじ孔28が夫々ヒー
タ本体21の軸線方向と直角方向に開口させてあ
るため、ビス35をねじ孔28に螺合させた後
は、圧着端子31を何ら保持する必要はなく、単
にビス35を締付ければよく、途中から圧着端子
が摩擦抵抗によつてビス35と一体に回動して
も、圧着端子31に存する配線ケーブル30を取
付けるかしめ部32が、端子板26の端部に掛止
され、それ以上ビス35と一体に回動することが
できないため、一定角度以上に突出することがで
きないので、互いに端子板が接触することがな
い。
さらに、圧着端子31と配線ケーブル30は一
直線の状態で使用されるため折曲げることがな
く、配線ケーブルに無理な力が加わることがな
い。
「考案の効果」 本考案は以下のような効果を有するものであ
る。
ビスを締付ける際、該ビスを押圧する方向が
導電ロツドの軸線に対して直角方向で且つヒー
タ本体の軸線から遠心方向に加わるため、配線
ケーブルや圧着端子のかしめ部に無理な力が加
わらない。
圧着端子のかしめ部が、該圧着端子を回動し
ようとするトルクに対し、ストツパーの機能を
有するため、ビスと一体に圧着端子が多少回動
しても、或る角度以上に該圧着端子が回動する
ことがないので他の圧着端子に接触することは
なく、また、螺状筒部の外方に突出することも
ないため、保護カバーを容易に取付けることが
できる。
配線ケーブルを端子板に非常にコンパクトに
取付けることができるため、保護カバーをそれ
だけ小型化できる利点を有する。
各端子間及び保護カバー間の短絡を防止し、
その上、圧着端子と端子板の締付けを充分に行
うことができるため、接触抵抗の増大による不
具合を防止でき、接続作業を容易に行うことが
できる。
締付鍔部を有しているため、このプラグ状ヒ
ーターを被取付個所に強固に締付けて取付ける
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示したもので、第1図
は一部省略した全体の正面図、第2図は同平面
図、第3図は要部拡大正面図、第4図は配線ケー
ブルの接続状態を示す正面図、第5図は同側面
図、第6図はかしめ部が端子板の端面に掛止した
状態の正面図、第7図は端子板の拡大断面図、第
8図は要部拡大正面図、第9図は圧着端子の取付
状態の断面図、第10図は配線ケーブルの端部を
そのまま接続した状態の要部拡大断面図である。 21……ヒータ本体、24……螺状筒部、25
……導電ロツド、26……端子板、28……ねじ
孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部に発熱体を収容したヒータ本体の上部に、
    上部には保護カバー取付用の螺条筒部、下部には
    螺条部を設けた締付鍔部を固着してなるプラグ状
    ヒーターにおいて、前記発熱体に接続した3本の
    導電ロツドの上端を、ヒータ本体の上方に突出さ
    せると共に前記螺状筒部の内側にヒータ本体の軸
    線を中心とした正三角形の各頂点に配置し、各導
    電ロツドの上端には、該ヒータ本体の長手方向と
    直角方向にねじ孔を設けた突出筒を有する端子板
    を夫々直線状に固着し、ヒータ本体の軸線に正対
    させた各端子板の突出筒を前記軸線から遠心方向
    に配して成るプラグ状ヒーター。
JP1985189055U 1985-12-10 1985-12-10 Expired JPH047599Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985189055U JPH047599Y2 (ja) 1985-12-10 1985-12-10

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JP1985189055U JPH047599Y2 (ja) 1985-12-10 1985-12-10

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Publication Number Publication Date
JPS6298195U JPS6298195U (ja) 1987-06-23
JPH047599Y2 true JPH047599Y2 (ja) 1992-02-27

Family

ID=31140998

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JP1985189055U Expired JPH047599Y2 (ja) 1985-12-10 1985-12-10

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5722192B2 (ja) * 1977-07-04 1982-05-12

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6324633Y2 (ja) * 1980-07-15 1988-07-06
JPS5859191U (ja) * 1981-10-15 1983-04-21 松下電器産業株式会社 シ−ズヒ−タ

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5722192B2 (ja) * 1977-07-04 1982-05-12

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JPS6298195U (ja) 1987-06-23

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