JPH0136295Y2 - - Google Patents

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JPH0136295Y2
JPH0136295Y2 JP1981091650U JP9165081U JPH0136295Y2 JP H0136295 Y2 JPH0136295 Y2 JP H0136295Y2 JP 1981091650 U JP1981091650 U JP 1981091650U JP 9165081 U JP9165081 U JP 9165081U JP H0136295 Y2 JPH0136295 Y2 JP H0136295Y2
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JP
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battery
post
tightening
base
battery terminal
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    • Y02E60/12

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はバツテリー端子のための防食カバーの
構造に関するものである。
〔従来の技術〕
バツテリーのプラス或いはマイナスのポストに
接続されるバツテリー端子は、バツテリー液、油
及び水分等によつて腐食され易い。又、バツテリ
ー端子の締付部の締め過ぎにより、バツテリーポ
ストが変形し、接続不良を生じる原因となる。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は上記の事実に鑑みてなされたものであ
り、バツテリー端子の腐食と、締付部の締め過ぎ
を防止することができるバツテリー端子用防食カ
バーを提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために本考案のバツテリ
ー端子用防食カバーは第1図、第2図に示すよう
に、バツテリーポスト5が挿通する筒状孔1aを
有するポスト取付部1と、該筒状孔1aの一部を
切り開いて延設された一対の締付部2と、ポスト
取付部1に連設された電線接続部4と、上記締付
部1の外周に形成したフランジ部3とからなるバ
ツテリー端子に使用される防食カバーであつて、 上記筒状孔1aと対応する孔6aが穿設された
基部6と、基部6に連設され電線接続部4を覆う
外周壁9と、基部6に形成された上記フランジ部
3を抱持する嵌着部7と、基部6の嵌着部7側に
立設され上記一対の締付部2の間に嵌挿される緩
衝片8とからなる構成としている。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例について図面を用いて
説明する。
第1図はバツテリー端子Aの1例を示すもの
で、全体が導電性の素材から形成され、1はポス
ト取付部、2は締付部、3はフランジ部、4は電
線接続部である。ポスト取付部1は、バツテリー
ポスト5が嵌挿される筒状孔1aを有する湾曲し
た形状を有している。そして、筒状孔1aの一部
が切り開かれた状態になつて、そこから一対の締
付部2,2が連設されている。締付部2,2には
ボルトを挿通するための孔2aが穿設され、中間
には隙間2bが設けられている。フランジ3は、
ポスト取付部1の図の下側端に形成され、電線接
続部4と連続した状態になつている。電線接続部
4はビス12等と圧着端子13とによつて電線1
4に固定される。
このバツテリー端子の筒状孔1aに第3図及び
第4図に示すように、バツテリーポスト5を嵌挿
し、締付部2の孔2aに通したボルト10、ナツ
ト11を締付けてバツテリーポスト5に固定する
ようになつている。
第2図は、本考案のバツテリー端子用防食カバ
ー(以下単に「カバー」と略称する。)Bの斜視
図である。
先ず構成を説明する。このカバーBは、弾性を
有するゴムや、軟質の合成樹脂材料等を成形加工
して製造されたもので、絶縁性である。同図にお
いて、6は基部、6aは筒状孔1aと対応する
孔、7は嵌着部、8は緩衝片、9は外周壁であ
る。
嵌着部7は断面がコ字状をしており、コ字状の
内部にフランジ部3を抱持して、カバーBとバツ
テリー端子Aが離れないように嵌着部7の弾性で
保持する。
緩衝片8は、基部6の嵌着部7と同じ側に形成
されていて、上記バツテリー端子Aの締付部2,
2の間の隙間2b内に嵌挿されるようになつてい
る。
緩衝片8に穿設された孔8aは、嵌挿時には締
付部2の孔2aと合致するようになつており、締
付用ボルト10が嵌挿される。
外周壁9は基部6の緩衝片8と対向する側に形
成され、バツテリー端子Aの電気接続部4と電線
との接続部の下側及び周囲を覆う形状に形成され
ている。そして、第3図に示すように外周壁9の
後端部には、電気接続部4の末端部を嵌め込む溝
9aが形成されている。
次に、バツテリーポスト5との結合について説
明する。
先ず、緩衝片8をバツテリー端子Aの締付部
2,2間の隙間2b内に挟み込み、孔2a,8a
にボルト10を挿通する。カバーBは軟質または
弾性に富む材質であるから、嵌着部7,7をこじ
開けて、フランジ部3をその内部に嵌め込む。カ
バーBはバツテリー端子Aの裏面すなわちバツテ
リー側から嵌め込まれることになる。次いで、電
気接続部4の末端部を溝9aに嵌入させる。以上
によつて、カバーBは、バツテリー端子Aに固定
されて一体化し、簡単に外れることはなくなる。
このように、バツテリー端子AにカバーBを取
付け一体化した後、第3図、第4図に示すように
孔6a及び筒状孔1aにバツテリーポスト5を嵌
挿する。その後、ボルト10にナツト11を取付
けて締めると、筒状孔1aの径が小さくなり、バ
ツテリーポスト5を締め付け固定する。
このとき締付部2,2間の隙間2bに緩衝片8
が嵌挿されているので、ボルト10及びナツト1
1は緩衝片8の抵抗を受けて締め付け量が制限さ
れる。従つて、緩衝片8の厚さを適当に設定する
ことによつて、適度な締め付け力をバツテリーポ
スト5に加わえることができ、締め過ぎによる傷
付きや、傷に基づく接触不良を防止できる。
なお、第5図に示すように、孔6aの内側に環
状突起6a1を突設し、ポスト5に押圧状態で接す
るようにしておけば、バツテリーからの希硫酸等
の液の噴き上がりの影響を防止できる。また、必
要に応じて下側にも環状突起6a2を突設しても効
果的である。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、以下の効
果を奏する。
(1) カバーによつて、バツテリー端子がカバーさ
れるので、バツテリー端子にバツテリー液等が
付着するのを防止できる。
(2) カバーとバツテリー端子が別個になつている
ので、製造が容易になる。また上記の構成であ
るから別個であつても容易に一体化できる。
(3) 緩衝片と締付部に嵌挿する構成としたので、
強い締め付け力が加わつても、バツテリーポス
トにその締め付け力が加わらず、変形や損傷の
おそれがなく、接触不良の心配もなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はバツテリー端子の一例を示す斜視図、
第2図は本考案のバツテリー端子用防食カバーの
一実施例を示す斜視図、第3図は第2図の防食カ
バーを第1図のバツテリー端子に組み込み、バツ
テリーポストに取付けた状態の平面図、第4図は
第3図の側面図、第5図はバツテリーポストと基
部の孔との接触部分の拡大断面図である。 A……バツテリー端子、B……バツテリー端子
用防食カバー、1……取付部、1a……筒状孔、
2……締付部、3……フランジ部、4……電線接
続部、5……バツテリーポスト、6……基部、6
a……孔、7……嵌着部、8……緩衝片、9……
外周壁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 バツテリーポスト5が挿通する筒状孔1aを有
    するポスト取付部1と、該筒状孔1aの一部を切
    り開いて延設された一対の締付部2と、ポスト取
    付部1に連設された電線接続部4と、上記締付部
    1の外周に形成したフランジ部3とからなるバツ
    テリー端子に使用される防食カバーであつて、 上記筒状孔1aと対応する孔6aが穿設された
    基部6と、基部6に連設され電線接続部4を覆う
    外周壁9と、基部6に形成され上記フランジ部3
    を抱持する嵌着部7と、基部6の嵌着部7側に立
    設され上記一対の締付部2の間に嵌挿される緩衝
    片8とからなることを特徴とするバツテリー端子
    用防食カバー。
JP1981091650U 1981-06-23 1981-06-23 Expired JPH0136295Y2 (ja)

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JPS57204661U JPS57204661U (ja) 1982-12-27
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JP2556297Y2 (ja) * 1992-03-03 1997-12-03 矢崎総業株式会社 バッテリー端子用防食カバー
JP4996971B2 (ja) * 2007-05-21 2012-08-08 矢崎総業株式会社 バッテリーターミナル

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JPS57204661U (ja) 1982-12-27

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