JPH0713413Y2 - ネジ止め端子用保護カバ− - Google Patents

ネジ止め端子用保護カバ−

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Publication number
JPH0713413Y2
JPH0713413Y2 JP1985101668U JP10166885U JPH0713413Y2 JP H0713413 Y2 JPH0713413 Y2 JP H0713413Y2 JP 1985101668 U JP1985101668 U JP 1985101668U JP 10166885 U JP10166885 U JP 10166885U JP H0713413 Y2 JPH0713413 Y2 JP H0713413Y2
Authority
JP
Japan
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terminal
protective cover
nut
hole
bolt
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1985101668U
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English (en)
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JPS6211362U (ja
Inventor
要治 斉藤
昭男 山形
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、たとえば移動用車輌等に搭載されたゼネレー
タやスタータモータ等のネジ止め端子を保護するための
カバーに関する。
従来の技術 自動車のゼネレータ等の出力端子は、振動などによって
緩みが生じないように、スタッドボルトに板端子を取り
つけたのちナットによって固定するようにしてある。そ
して、このような端子部分を外力から保護し、また絶縁
を維持する目的で、ゴム製のカバーを被着することが行
われている。
かかる保護カバーは、たとえば第2図に示すように、半
球形のキャップ部1とその側方に設けた電線4を通すた
めの円筒部2とからなっており、キャップ部1の下縁に
は掛止片3が設けられていて端子部分から脱落しないよ
うになっている。
しかし、このような従来の保護カバーは、取付位置が明
確でないので装着が確実に行われたか否かを簡単に検知
する方法がなく、また端子部分の形状の異なる電気機器
に使用する場合には、取付姿勢が不揃いとなるうえガタ
のある装着状態となり、外観がよくないばかりでなく機
能上の信頼性も低かった。
また別の保護カバーでは第3図に示すように、スタッド
ボルト7に取りつける形式のものも提案されている(実
開昭51−132514号)が、スタッドボルト7ガイドナット
8より上方に充分に長く突出していないと確実に被着す
ることができない。従ってこの場合は、端子の形状とく
にボルトの長さの規格化が必要であり、また端子部分の
高さが大となるという欠点もあった。
解決しようとする問題点 本考案は、上述のような従来の端子カバーの欠点をの解
消して、形状の異ったネジ止め端子に対しても適用でき
てガタがなく同じ姿勢で確実に取りつけることが可能な
端子用保護カバーを提供しようとするものである。
問題を解決するための手段 上記の如き本考案の目的は、スタッドボルトおよびナッ
トにより板端子を固定した端子部分に被着するためのキ
ャップ部と該板端子を固着した電線部分を貫通させるた
めの筒体部とを備え軟質弾性の材料で形成された端子カ
バーにおいて、該キャップ部の内側に該ボルトに対して
は非接触であって該ナットの外周に対してのみ締り嵌め
を構成するに足る穴部を設けた端子用保護カバーを該ナ
ットに嵌着することによって達成される。
このような本考案のネジ止め端子用保護カバーの例を第
1図に示す。
図において、ゴム製の保護カバーAは、キャップ部1と
筒体部2とからなっていて、電気ユニットB上の端子部
Cに取りつけられている。
4は、板端子5を端部に圧着した電線である。6は端子
の台座、7はボルト、8はナット、9は平座金、10はば
ね座金であり、板端子5を座金9を介して締めつけてあ
る。
保護カバーAのキャップ部1は、その上部が肉厚に形成
され、内側に穴部1aが設けられており、穴部1aの周縁に
は斜面1bが形成されている。穴部1aは、内径がナット8
の外周に対してわずかに締り嵌めとなるような寸法に形
成されており、また深さは、内径とほぼ同程度となって
いる。
保護カバーAは、ナット8の外周に穴部1aの周縁を合わ
せて上方から押圧すると、斜面1bによってナット8の肩
が穴部1a内に導かれ、穴部は少し変形してナット8の外
周に締り嵌めされる。この際、ナット8の上部から突出
したボルト7の上端部は、穴部1aの上部空間内に位置
し、キャップ部とは接触していない。
穴部1aの長さは、ナット8の外周に嵌着するに充分な寸
法が必要であり、穴部の有効径の0.5倍より大きいのが
よく、また穴部の有効径程度或いはそれ以上であっても
よい。このような長さを備えているために、ボルトが長
くても、また短かくて漸くナットに掛る程度でも、全く
同様に保護カバーを端子部に取りつけることが可能であ
る。
また、穴部の断面形状は、円形に限らず六角形または正
方形であってもよい。特に外周が円形のナットやちょう
ナットを用いた端子にも適用しようとする場合、円形で
ないものが好ましく用いられる。
考案の効果 本考案のネジ止め端子用保護カバーは、上述のように構
成されているので、ナットの外周寸法が穴部に適合すれ
ば、ボルトや台座あるいは板座金などの大きさや形状に
かかわらずに使用することができ、多種の電気ユニット
に対して融通使用ができるから外観の統一ばかりでな
く、部品製作コストの低減も可能である。また従来技術
のようにキャップ部の下縁に掛止片が設けてないから、
取付位置が不揃いとなることもなく、また部品製作用金
型が複雑でないから金型コストも安く、成形時に金型か
らの取出しも容易で製造コストの低減が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のネジ止め端子用保護カバーの使用状態
を示す断面図であり、第2図は従来技術の保護カバーの
断面図、第3図は他の従来技術の保護カバーの断面図で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭51−132514(JP,U) 実開 昭53−128589(JP,U) 実開 昭52−162485(JP,U) 実開 昭50−77783(JP,U) 実開 昭50−5885(JP,U)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スタッドボルトおよびナットにより板端子
    を固定した端子部分に被着するためのキャップ部と該板
    端子を固着した電線部分を貫通させるための筒体部とを
    備え軟質材料で形成された端子カバーにおいて、該キャ
    ップ部の内側に該ボルトに対しては非接触であって該ナ
    ットの外周に対してのみ締り嵌めを構成するに足る穴部
    を設けたことを特徴とするネジ止め端子用保護カバー。
  2. 【請求項2】穴部の断面形状が、円、正六角形または正
    方形のいずれかである実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の保護カバー。
  3. 【請求項3】穴部の長さが、その有効径の0.5倍より大
    きく形成されている実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の保護カバー。
JP1985101668U 1985-07-05 1985-07-05 ネジ止め端子用保護カバ− Expired - Lifetime JPH0713413Y2 (ja)

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JPS6211362U JPS6211362U (ja) 1987-01-23
JPH0713413Y2 true JPH0713413Y2 (ja) 1995-03-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4641393B2 (ja) * 2004-07-29 2011-03-02 矢崎総業株式会社 弾性保持リブ
JP2021150150A (ja) * 2020-03-18 2021-09-27 矢崎総業株式会社 端子用キャップ

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JPS51132514U (ja) * 1975-04-18 1976-10-25

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