JP4958660B2 - マイクロホンホルダー - Google Patents

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Description

本発明は、マイクロホンをマイクロホンスタンドなどに固定するために用いられるマイクロホンホルダーに関し、さらに詳しく言えば、締付手段による締付力を均等に分散させてマイクロホンを確実に保持することができるマイクロホンホルダーに関する。
マイクロホンスタンドには、例えば特許文献1に示すように、マイクロホンのグリップ部が差し込まれる断面C字状のホルダーが設けられており、ホルダーにマイクロホンを差し込んで保持していた。
しかしながら、楽器の音を収音する場合、楽器の演奏に伴う振動によってマイクロホンの設置位置が初期状態と変わってしまうことがあった。とりわけドラムセットは振動が激しいため、マイクロホンの設置位置が変わりやすい。
そこで、激しい振動が加わってもマイクロホンをしっかりと把持しておくことができるマイクロホンホルダーが市場に提供されている。これについて、図3を参照して説明する。
このマイクロホンホルダー1は、図示しないマイクロホンのグリップが挿通されるホルダー本体2と、同ホルダー本体2を固定するベースユニット3とを有し、ベースユニット3に設けられたボルト・ナット式の締付手段4を締め付けてゆくことで、ベースユニット2のクランプアーム31,32同士を互いに接近させ、ホルダー本体2のスリーブ21の内径を縮径してマイクロホンを狭持している。
特開2002−232981号公報〔図4〕
しかしながら、この種のマイクロホンホルダー1には、次のような課題があった。すなわち、これらクランプアーム31,32は、マイクロホンホルダーをマイクロホンスタンドなどに固定するための頑丈な基台の上に固定されているため、固定端側の剛性が高く、クランプアーム31,32の自由端側の剛性が低い。
したがって、締付手段4を締め付けていった際、剛性の低い各クランプアーム31,32の自由端側の変形量が大きくなり、全体がハの字に変形する。これにより、締付力をホルダー本体2に均等に伝えることができず、重量が大きいマイクロホンをホルダー本体2に支持した場合などには、時間が経つにつれ、マイクロホンの向きが下がってしまうという問題があった。
また、強引に締付手段4を締め付けた状態のまま長時間放置すると、クランプアーム31,32やホルダー本体2がクリープ変形してしまい、保持力がさらに小さくなってしまうおそれもある。
そこで、本発明は上述した課題を解決するため、長時間使用しても保持力を維持し続けることができるマイクロホンホルダーを提供するを目的としている。
上述した目的を達成するため、本発明は以下に示すいくつかの特徴を備えている。請求項1に記載の発明は、マイクロホンが挿通される断面C字状のスリーブと、上記スリーブの切欠部から上記スリーブとは離反する方向に向かって互いに平行に延設される一対のアームとを有するホルダー本体と、マイクロホンスタンドなどに接続されるベースユニットとを含み、上記ベースユニットには、上記ホルダー本体の上記アームを狭持する一対のクランプアームを備え、所定の締付手段を介して上記各クランプアーム同士を互いに接近させることにより、上記スリーブを縮径して上記マイクロホンを保持するマイクロホンホルダーにおいて、少なくとも一方の上記クランプアームの固定端側には、上記クランプアームの固定端側の剛性を弱めて、上記締付手段を締め付けていった際、上記クランプアーム全体を均一に変形するようにするための脆弱部が設けられていることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、上記請求項1において、上記脆弱部は、上記クランプアームの内部に形成された空隙部からなることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、上記請求項2において、上記空隙部は、断面矩形状に形成されていることを特徴としている。
本発明によれば、各クランプアームの内部に脆弱部としての空隙が設けられていることにより、各クランプアームの変形が先端側と固定端側とで均一に変形するため、ホルダー本体に締付力を長時間にわたって均等に加えることができる。
次に、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明するが、本発明はこの限りではない。図1は、本発明の一実施形態に係るマイクロホンホルダーの要部断面図である。なお、上述した従来例と同一もしくは同一と見なされる箇所には、同じ参照符号を付した。
図1に示すように、このマイクロホンホルダー1Aは、図示しないマイクロホンの円筒状のマイク筐体(グリップ部)を支持するホルダー本体2Aと、同ホルダー本体2Aを支持するベースユニット3Aとを備え、それらが締付手段4Aを介して一体的に連結されている。
ホルダー本体2Aは、マイクロホンのグリップ部が挿通される断面C字状のスリーブ21と、スリーブ21の切欠部22からスリーブ21とは離反する方向に互いに平行に延設された一対のアーム23,23とを備えている。この例において、ホルダー本体2Aは、弾性変形しやすい金属製の成型品からなる。
本発明において、ホルダー本体2Aの構成はあくまで任意的事項であり、ベースユニット3Aの各クランプアーム31,32によって狭持力によって保持される構造を備えていればよく、仕様に応じて任意に変更されてよい。
ベースユニット3Aは、全体が円筒状に形成されており、上部にホルダー本体2Aのアーム23,23が支持される一対のクランプアーム31,32が設けられている。クランプアーム31,32は、中央にホルダー本体2Aのアーム23,23を支持するための支持溝33を形成するように所定間隔をもって対向的に配置されている。
クランプアーム31,32には、後述する締付手段4Aの締付ボルト41および締付ナット42を取り付けるための、取付孔31a,32aが設けられている。取付孔31a,32aは、支持溝33を挟んで互いに対向配置されており、一方の取付孔31aに締付ボルト41が挿通され、他方の取付孔32aに締付ナット42が挿通され、支持溝33内でそれらが互いに螺合されている。
締付手段4Aは、締付ボルト41と締付ナット42とを備えている。締付ボルト41は、先端に雄ねじ411が形成されており、他端に座金412が同軸に形成されている。座金412の他端には、締付ボルト41を回転操作する際のツマミ413が同じく同軸に設けられている。
締付ナット42は、取付孔33に沿って挿入される円筒状のガイド421と、同ガイド421よりも大径な座金422とを有し、ガイド421の内側には雌ねじが形成されている。
取付孔31aには、締付ボルト41の座金412が係止される段差面311が設けられている。段差面311は、取付孔31aに同軸であり、かつ、取付孔31aの内径よりも大径な段差面である。
取付孔32aには、締付ナット42の座金422が係止される段差面321が設けられている。段差面321は、取付孔32aに同軸であり、かつ、取付孔32aの内径よりも大径な段差面である。
クランプアーム31,32の固定端側(図1では下端側)には、クランプアーム31,32の剛性を弱めるための脆弱部5,5が設けられている。脆弱部5,5は、クランプアーム31,32の内部に形成された空隙部からなり、締付手段4Aの締付方向(図1では左右方向)に対して直交する方向(図1では紙面方向)に沿って設けられている。
これによれば、図2に示すように、締付手段4Aを締め付けてゆくと、各クランプアーム31,32は脆弱部5,5が台形状に変形することにより、先端側と固定端側とが均一に変形して行き、ホルダー本体2Aのアーム23,23を均等に押圧することができる。
この例において、脆弱部5,5は、それぞれ断面矩形状に形成されているが、これ以外に台形状や丸形状などであってもよく、各クランプアーム31,32の剛性を弱める効果が得られる形状であれば、仕様に応じて任意である。
また、脆弱部5,5は、各クランプアーム31,32の内部に左右対称形状に形成されていることが好ましいが、非対称であってもよい。また、クランプアーム31,32の外側に設けられていてもよい。
ベースユニット3Aの底部(図1では下部)には、図示しないマイクロホンスタンドなどに設けられた継ぎ手手段に接続されるジョイント部34が設けられている。この例において、ジョイント部34は、所定ピッチの雌ねじが形成されているが、これ以外にワンタッチ式の着脱機構などであってもよい。本発明において、ジョイント部34の構成は任意的事項である。
次に、このマイクロホンホルダー1Aの使用手順の一例について説明する。最初に、締付手段4Aの締付ボルト41と締付ナット42は緩めておき、スリーブ21に沿って図示しないマイクロホンのグリップ部を挿通する。
次に、手で締付ボルト41のツマミ413をゆっくりと締め付けてゆくと、締付ボルト41は締付ナット42内に向かって徐々に進行してゆくとともに、クランプアーム31,32が弾性変形しながら互いに接近してゆく。
クランプアーム31,32の接近に応じて、アーム23,23も互いに接近してゆくのに伴い、スリーブ21が縮径する。これにより、スリーブ21内に保持されたマイクロホンにスリーブ21が密着して、マイクロホンの抜け落ちが防止される。マイクロホンを抜き取るには、締付ボルト41のツマミ413を逆転させればよい。
この例において、ホルダー本体2Aは、ベースユニット3Aのクランプアーム31,32の締付と同時に、スリーブ21の内径が縮径されるようになっているが、これ以外にホルダー本体2A側に独立したスリーブ締付手段を備えていてもよく、ホルダー本体2Aとベースユニット3Aに対してホルダー2Aが締付手段4Aにより固定される構造を備えていれば、ホルダー本体2Aの構成は仕様に応じて任意である。
なお、本発明のマイクロホンホルダー1Aによって支持されるマイクロホンの種類は、特に限定されない。
本発明の一実施形態に係るマイクロホンホルダーの要部断面図。 上記マイクロホンホルダーを締付手段を介して変形させた状態の要部断面図。 従来のマイクロホンホルダーの要部断面図
符号の説明
1,1A マイクロホンホルダー
2,2A ホルダー本体
3,3A ベースユニット
31,32 クランプアーム
33 支持溝
4A 締付手段

Claims (3)

  1. マイクロホンが挿通される断面C字状のスリーブと、上記スリーブの切欠部から上記スリーブとは離反する方向に向かって互いに平行に延設される一対のアームとを有するホルダー本体と、マイクロホンスタンドなどに接続されるベースユニットとを含み、上記ベースユニットには、上記ホルダー本体の上記アームを狭持する一対のクランプアームを備え、所定の締付手段を介して上記各クランプアーム同士を互いに接近させることにより、上記スリーブを縮径して上記マイクロホンを保持するマイクロホンホルダーにおいて、
    少なくとも一方の上記クランプアームの固定端側には、上記クランプアームの固定端側の剛性を弱めて、上記締付手段を締め付けていった際、上記クランプアーム全体を均一に変形するようにするための脆弱部が設けられていることを特徴とするマイクロホンホルダー。
  2. 上記脆弱部は、上記クランプアームの内部に形成された空隙部からなることを特徴とする請求項1に記載のマイクロホンホルダー。
  3. 上記空隙部は、断面矩形状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載のマイクロホンホルダー。
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