JPH1074548A - 同軸ケーブル取付金具 - Google Patents

同軸ケーブル取付金具

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Publication number
JPH1074548A
JPH1074548A JP23018896A JP23018896A JPH1074548A JP H1074548 A JPH1074548 A JP H1074548A JP 23018896 A JP23018896 A JP 23018896A JP 23018896 A JP23018896 A JP 23018896A JP H1074548 A JPH1074548 A JP H1074548A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coaxial cable
cable
circuit board
printed circuit
mounting bracket
Prior art date
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Pending
Application number
JP23018896A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Ueno
慶延 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH1074548A publication Critical patent/JPH1074548A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 あらゆる外形の同軸ケーブルにも使用でき、
確実な接続と安定したGNDを確保する。 【解決手段】 同軸ケーブル10をプリント基板13に
固定するための同軸ケーブル取付金具であって、ケーブ
ル軸方向に長い長板状の金具本体1と、金具本体1から
上方に突設された、同軸ケーブル10の外周を挾持する
ケーブル保持部2と、金具本体1から下方に突設され
た、プリント基板13に穿設したスルーホール14に挿
入される突起部3とからなり、ケーブル保持部2を可撓
性を有する弾性金属により形成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同軸ケーブルをプ
リント基板上に取り付けるための同軸ケーブル取付金具
に関し、特に、あらゆる外形の同軸ケーブルにも使用で
き、確実な接続と安定したGNDを確保することができ
る同軸ケーブル取付金具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、同軸ケーブルをプリント基板上に
取り付ける場合には、図3に示すように、同軸ケーブル
10の編組線11及び中心導体12をそれぞれプリント
基板13上に直接はんだ付けしていた。しかしながら、
このような直接導体をプリント基板にはんだ付けする方
法では、プリント基板上のパターンに負担がかかり、パ
ターンの剥離等が生ずることがあった。
【0003】そこで、このような問題を解消しつつ、同
軸ケーブルを簡易かつ確実にプリント基板上に取り付け
るため、実開平6−80266号の公報には、同軸ケー
ブル固定金具が提案されている。この実開平6−802
66号の公報に記載された同軸ケーブル固定金具は、図
4に示すように、同軸ケーブル10を固定するための同
軸ケーブル固定部102と、プリント基板13に設けら
れたスルーホール14に挿入されて該金具をプリント基
板13に固定する基板取付部103とからなる金具10
0で構成されている。
【0004】金具100の同軸ケーブル固定部102
は、同軸ケーブル10の編組線11と嵌合する同軸ケー
ブル嵌合部105と、開口部104と、同軸ケーブル嵌
合部105より小径に形成された同軸ケーブル脱落防止
用の抜止め用の抜止め部106を備えている。
【0005】また、金具100の基板取付部103は、
スルーホール14に挿入される脚部108を備えてお
り、この脚部108は、プリント基板13のスルーホー
ル14の裏面部分に係止される抜止め部109を有して
いる。107は、プリント基板13表面に当接して金具
100を支持する金具支持部である。
【0006】このような構成からなる実開平6−802
66号公報の同軸ケーブル固定金具によれば、同軸ケー
ブル10は直接プリント基板13にはんだ付けされず、
金具100を介してプリント基板13に取り付けられる
ので、同軸ケーブル10を、パターンの剥離等、他に障
害を生じさせることなく、簡単かつ確実にプリント基板
13上に取り付けることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この実
開平6−80266号公報の同軸ケーブル固定金具で
は、金具100の全体が薄板のH形状となっており、図
4に示すように、プリント基板13と接する部分が金具
支持部107のみであるため、プリント基板へ直接はん
だ付けが行なわれる面積がきわめて少なくなり、GND
の安定確保ができないという問題があった。
【0008】また、この同軸ケーブル固定金具では、同
軸ケーブルを取り付ける際、同軸ケーブルを固定金具の
嵌合部105に嵌合させるようにしていたので、同軸ケ
ーブルの外径,形状が変わってしまった場合には金具を
使用することができず、汎用性に欠けるという問題もあ
った。
【0009】本発明は、このような従来の技術が有する
問題を解決するために提案されたものであり、あらゆる
外形の同軸ケーブルにも使用でき、確実な接続と安定し
たGNDを確保することができる同軸ケーブル取付金具
の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の請求項1記載の同軸ケーブル取付金具は、同軸
ケーブルをプリント基板に固定するための同軸ケーブル
の取付金具であって、ケーブル軸方向に長い長板状の金
具本体と、この金具本体から上方に突設された、前記同
軸ケーブルの外周を挾持するケーブル保持部と、前記金
具本体から下方に突設された、前記プリント基板に穿設
したスルーホールに挿入される突起部とからなる構成と
してある。
【0011】また、請求項2記載の同軸ケーブル取付金
具は、前記ケーブル保持部を可撓性を有する弾性金属に
より形成した構成としてある。
【0012】また、請求項3記載の同軸ケーブル取付金
具は、前記ケーブル保持部を前記金具本体と一体的に形
成した構成としてある。
【0013】さらに、請求項4記載の同軸ケーブル取付
金具は、前記突起部を前記金具本体と一体的に形成した
構成としてある。
【0014】このような構成からなる本発明の同軸ケー
ブル取付金具によれば、金具本体を長板状に形成してあ
るのでプリント基板との接触面積が広く確保され、安定
したGNDの確保が実現されとともに、金具本体の上方
に同軸ケーブルを挾持するケーブル保持部を突設してあ
るので、プリント基板上のパターンに負担をかけること
なく同軸ケーブルを確実に保持して、はんだ付けを容
易,確実に行なうことができる。
【0015】また、ケーブル保持部を可撓性金属により
形成し、同軸ケーブルを挟み込むようにしてあるので、
同軸ケーブルの外径,形状等が変更になった場合でも金
具による取付けが可能である。
【0016】さらに、金具本体の下方に突設した突起部
をプリント基板上のスルーホールに挿入することによ
り、金具本体の取付け位置の位置決めも容易かつ確実に
行なうことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の同軸ケーブル取付
金具の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の同軸ケーブル取付金具の一実施形態を
示す全体分解斜視図であり、図2は、同じく正面図であ
る。
【0018】これらの図に示すように、本実施形態の同
軸ケーブル取付金具は、同軸ケーブル10をプリント基
板13に固定するための同軸ケーブルの取付金具であ
り、ケーブル軸方向に長い長板状の金具本体1と、この
金具本体1の上面から上方に突設されたケーブル保持部
2と、金具本体1の底面から下方に突設された突起部3
とからなっている。
【0019】金具本体1は、取り付けられる同軸ケーブ
ル10の軸方向に長い長板状に形成してあり、この金具
本体1の長手方向両側のほぼ中央から、上方にケーブル
保持部2が、下方に突起部3が、それぞれ突出してい
る。このように、金具本体1を長板状に形成することに
よって、長板状の底面がプリント基板13表面のパター
ン13aに面接触することができ、取り付けられる同軸
ケーブル10のGNDを確実に確保することができる。
【0020】ケーブル保持部2は、図1に示すように、
金具本体1の長手方向両側部のほぼ中央から上方に突出
した対向する一対の板状部材であり、同軸ケーブル10
の編組線11の外周を挾持できるよう、対向するくの字
形状に曲折形成してある。なお、本実施形態では、この
ケーブル保持部2は、金具本体1と一体的に形成してあ
る。
【0021】また、このケーブル保持部2は、板ばね等
の可撓性を有する弾性金属により形成してあり、あらゆ
る外径,形状の同軸ケーブルであったも挾持できるとと
もに、同軸ケーブルを挾持した状態でかしめることがで
きるようになっている。
【0022】突起部3は、金具本体1の長手方向両側部
のほぼ中央から下方に突設されており、本実施形態で
は、金具本体1の底面長手方向の両側部から一つずつ突
設した対向する一対の突起部としてある。
【0023】そして、この突起部3がプリント基板13
に穿設したスルーホール14に挿入されて、金具本体1
の取付位置が位置決めされるようになっている。なお、
この突起部3についても、本実施形態では、ケーブル保
持部2と同様、金具本体10と一体的に形成してある。
【0024】次に、このような構成からなる本実施形態
の同軸ケーブル取付金具を用いて同軸ケーブルをプリン
ト基板へ取り付ける場合の動作について説明する。ま
ず、金具本体1の突起部3とプリント基板13のスルー
ホール14とを位置合わせし、突起部3をスルーホール
14に挿入して金具本体1をプリント基板13に取り付
ける。これによって、金具本体1の底面がプリント基板
13上のパターン13aに面接触する。
【0025】次いで、金具本体1のケーブル保持部2の
中心に同軸ケーブル10を挿入し、ケーブル保持部2に
よって挾持する。この状態で、同軸ケーブル10の中心
導体12をプリント基板13とはんだ付けして導通させ
るとともに、編組線11も金具本体1とはんだ付けす
る。その後、ケーブル保持部2をかしめ器によりかしめ
て、同軸ケーブル10の取付作業が完了する。
【0026】このように、本実施形態の同軸ケーブル取
付金具によれば、金具本体1を長板状に形成してあるの
でプリント基板13との接触面積が広く確保され、安定
したGNDの確保が実現されると同時に、金具本体1の
上方に同軸ケーブル10を挾持するケーブル保持部2を
突設してあるので、プリント基板13上のパターン13
aに負担をかけることなく、同軸ケーブル10が確実に
保持され、はんだ付け作業を容易,確実に行なうことが
できる。
【0027】また、ケーブル保持部2を可撓性の弾性金
属により形成し、同軸ケーブル10を挟み込むようにし
てあるので、同軸ケーブル10の外径,形状等が変更に
なった場合でも金具本体1による取付けが可能である。
【0028】さらに、金具本体1の下方に突設した突起
部3をプリント基板13上のスルーホール14に挿入す
ることにより、金具本体1の取付け位置の位置決めも容
易かつ確実に行なうことができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明の同軸ケーブ
ル取付金具によれば、あらゆる外形の同軸ケーブルにも
使用でき、確実な接続と安定したGNDを確保すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の同軸ケーブル取付金具の一実施形態を
示す全体分解斜視図である。
【図2】本発明の同軸ケーブル取付金具の一実施形態を
示す拡大正面図である。
【図3】従来の同軸ケーブルの取付方法を示す側面図で
ある。
【図4】従来の同軸ケーブル固定金具を示す全体分解斜
視図である。
【符号の説明】
1 金具本体 2 ケーブル保持具 3 突起部 10 同軸ケーブル 11 編組線 12 中心導体 13 プリント基板 14 スルーホール

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同軸ケーブルをプリント基板に固定する
    ための同軸ケーブルの取付金具であって、 ケーブル軸方向に長い長板状の金具本体と、 この金具本体から上方に突設された、前記同軸ケーブル
    の外周を挾持するケーブル保持部と、 前記金具本体から下方に突設された、前記プリント基板
    に穿設したスルーホールに挿入される突起部とからなる
    ことを特徴とする同軸ケーブル取付金具。
  2. 【請求項2】 前記ケーブル保持部を可撓性を有する弾
    性金属により形成した請求項1記載の同軸ケーブル取付
    金具。
  3. 【請求項3】 前記ケーブル保持部を前記金具本体と一
    体的に形成した請求項1又は2記載の同軸ケーブル取付
    金具。
  4. 【請求項4】 前記突起部を前記金具本体と一体的に形
    成した請求項1,2又は3記載の同軸ケーブル取付金
    具。
JP23018896A 1996-08-30 1996-08-30 同軸ケーブル取付金具 Pending JPH1074548A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23018896A JPH1074548A (ja) 1996-08-30 1996-08-30 同軸ケーブル取付金具

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JP23018896A JPH1074548A (ja) 1996-08-30 1996-08-30 同軸ケーブル取付金具

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JPH1074548A true JPH1074548A (ja) 1998-03-17

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ID=16903977

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JP23018896A Pending JPH1074548A (ja) 1996-08-30 1996-08-30 同軸ケーブル取付金具

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JP (1) JPH1074548A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7118409B2 (en) * 2004-08-11 2006-10-10 J.S.T. Mfg. Co., Ltd. Connector and cable retainer
US7192301B2 (en) * 2004-08-11 2007-03-20 J.S.T. Mfg. Col, Ltd. Electrical connector
KR101279873B1 (ko) * 2011-04-08 2013-07-01 (주)하이게인안테나 전력분배기

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7118409B2 (en) * 2004-08-11 2006-10-10 J.S.T. Mfg. Co., Ltd. Connector and cable retainer
US7192301B2 (en) * 2004-08-11 2007-03-20 J.S.T. Mfg. Col, Ltd. Electrical connector
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