JPH067258Y2 - 配管、配線取付金具 - Google Patents

配管、配線取付金具

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JPH067258Y2
JPH067258Y2 JP1989107873U JP10787389U JPH067258Y2 JP H067258 Y2 JPH067258 Y2 JP H067258Y2 JP 1989107873 U JP1989107873 U JP 1989107873U JP 10787389 U JP10787389 U JP 10787389U JP H067258 Y2 JPH067258 Y2 JP H067258Y2
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JP
Japan
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sandwiching
piece
lip
plate
elastic
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JP1989107873U
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JPH0346084U (ja
Inventor
正明 高橋
英樹 大城
Original Assignee
株式会社ブレスト工業研究所
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L3/00Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
    • F16L3/24Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets with a special member for attachment to profiled girders
    • F16L3/243Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets with a special member for attachment to profiled girders the special member being inserted in the profiled girder

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、電気設備工事において、電線管、ケーブル
等の配管、配線を保持するもので、特に、リップ溝形鋼
のリップ部に、これらの配管、配線をワンタッチで取り
付ける配管、配線取付金具に関する。
(従来の技術) 従来、リップ溝形鋼に配管、配線を取り付ける金具とし
て、一対の弾性挟着板10にて配管等を挟着し、この弾
性挟着板10の下端をリップ溝形鋼のリップ部に係止す
ると共に、弾性挟着板の上端部をボルト11で連結して
配管等をリップ溝形鋼Sに挟着固定するものであった
(第5図参照)。
また、この種の金具の改良として、当出願人により、2
種類の配管、配線取付金具が提案されている(実公昭55
-5829号及び、実公昭55-54144号公報参照)。
前者の改良は、弾性挟着板の上部を連結する際にボルト
を使用せず、弾性挟着板の上部に屈曲形成し、自身の弾
性力にて反発しあう連結片を互いに係止するように形成
したもので、特に、一方の連結片に突設した掛止爪を他
方の連結片に開穿した掛止孔に係止して、自身の弾性力
にて係止連結するものである(実公昭55-5829号公報参
照)。また、このようなタイプの支持金具として、特公
昭56-8233号公報に記載のパイプ締め付け装置などもあ
る。
また、後者の配管、配線取付金具は、前者の金具を更に
改良したものであり、特に、弾性挟着板の下端に設けた
係合片相互を連繋する弾性仮止体を形成したものである
(実公昭55-54144号公報参照)。
更に、当出願人は、バネ板製の押さえ部材を使用した支
持金具も提案している(実公昭57-39128号公報参照)。
この支持金具は、逆U字形状に屈曲した溝形本体の内部
に、バネ板を略C字状に屈曲した押さえ部材を組み合わ
せ、この押さえ部材を介して配管や配線を支持するもの
である。
(考案が解決しようとする課題) 弾性挟着板をネジ止めして連結する従来の金具には、も
ともと次のような欠点が認められていた。
金具は、一対の弾性挟着板10と、ボルト11と、ナ
ットとから構成されるので、金具の取り付け作業が極め
て面倒であること、 ナットの使用を省略するために、一方の弾性挟着板1
0にタップネジ等を形成すると、ボルト11の挿通方向
が規制されてしまうが、一対の弾性挟着板10が対称形
状を成していることから、ボルト11挿通がわの弾性挟
着板10を間違え易く、装着作業のやり直しによるロス
タイムが多いこと、 ボルト11の締め付け方向が、電線間等の長手方向に
対して直角の位置で行なわれるため、隣接する電線管が
わにボルト11の先端部が大きく突出した場合には、隣
接する電線管の固定作業が困難になり、また、突出した
ボルト11が妨げになって、この電線管を密接状態に固
定することができないことなどである。
そこで当出願人は、先の改良出願により、上述の問題点
を解消しているが、ここで新たな課題が生じるに至っ
た。
すなわち、実公昭55-5829号公報及び特公昭56-8233号公
報に記載のタイプの支持金具は、弾性挟着板自体の弾性
力を利用して、電線管等を挟着固定しているが、特に、
弾性挟着板の上端部分を係止連結するためにプライヤー
等の工具でこの上端部分を強く挟みつけると、リップ溝
形鋼に固定した弾性挟着板の下端部分が、上端部分を締
め付けた反動によって大きく拡開する虞があった。その
ため、作業者は、一方の手で、この弾性挟着板の下端部
分を押さえながら上端部分の連結作業を行なう必要があ
る。ところが、プライヤー等の工具でこの上端部分を強
く挟みつけるために、この下端部分を押さえながらの作
業は、手間を要するだけではなく、危険が共なう作業で
もあった。
また、後者の改良出願では、このような問題点を解消す
る為に、弾性挟着板の下端部分相互を連繋する弾性仮止
体を形成した金具を提案しているが、この弾性仮止体を
装着する手間が掛かる上に、弾性仮止体の製造コストが
掛る不都合も生じていた。
一方、バネ板製の押さえ部材を使用した支持金具は、弾
性挟着板と管体との間にこのバネ板製の押さえ部材を介
してリップ溝形鋼に弾性挟着板の端部を連結するもので
ある。そこで、弾性挟着板の端部は、リップ溝形鋼のリ
ップ部に挿入する形状を成しており、この構成上、弾性
挟着板の端部は、リップ溝形鋼の片側のリップ部にのみ
係止するものである。したがって、この支持金具と両方
のリップ部に係止するタイプの係止金具とを比較した場
合、この支持金具は、係止強度と安定性に問題を残すも
のであった。
そこでこの考案は、上述した種々の問題点や不都合を解
消すべく案出されたもので、いかなるネジ止めも必要と
せずに片手のみで取り付けることができ、しかも、安全
で取付作業の省力化を図りながら、従来では得られなか
った確実な挟着保持力を長期に亙り維持することができ
る配管、配線取付金具の提供を目的とする。
(課題を解決するための手段) 上述の目的を達成すべくこの考案は、 一対の挟着板1にて配管、配線を所定のリップ溝形鋼S
上で挟着固定する取付金具であって、 各挟着板1は夫々、挟着板1の下端部に設けられ所定の
リップ溝形鋼Sにあるリップ部S1に係合する係合片2
と、 係合片2から延長され配管、配線をリップ溝形鋼S上で
挟着する挟着片3と、 挟着片3の上方に屈曲延長され自身の弾性力にて反発し
あう相互を互いに係止して挟着板1の上端部を連結する
連結片4とからなる配管、配線取付金具において、 各挟着片3側面から延長され、連結片4の連結時に互い
に配管等の側面から上部に圧接し、係合片2の拡開を防
止せしめる補助アーム5を設けたことを課題解消のため
の手段とする。
(作用) すなわち、この考案によれば、各挟着片3から延長され
た補助アーム5は、連結片4の連結時に互いに配管等の
側面から上部に圧接し、係合片2の拡開を防止する。
そして、挟着片3の上方に屈曲延長され自身の弾性力に
て反発しあう連結片4を互いに係止し、挟着板1の上端
部を自身の弾性力にて連結すると、連結片4の弾性力
は、挟着板1全体の弾性力と共に、補助アーム5より上
方に形成された連結片4自体の弾性力にて緊締係止され
る。
また、連結片4相互の係止位置は、補助アーム5の圧接
位置により規制される。したがって、この係止位置の規
制により、反発しあう連結片4の係止力を高めるものに
なる。
(実施例) 以下、図面を参照してこの考案の実施例を詳細に説明す
る。
この考案金具の構成は、対称形状を成した一対の挟着板
1で形成されるものである(第4図参照)。
各挟着板1は、夫々挟着板1の下端部に設けられ所定の
リップ溝形鋼Sのリップ部S1に係合する係合片2と、
係合片2から延長され配管、配線をリップ溝形鋼S上で
挟着する挟着片3と、挟着片3の上方に屈曲延長され自
身の弾性力にて互いに係止し挟着板1の上端部を連結す
る連結片4と、そして、各挟着片3側面から延長され、
連結片4の連結時に互いに配管等の側面から上部に圧接
し、挟着板1下端の拡開を防止せしめる補助アーム5と
から成る(第1図参照)。
挟着板1は、帯板を屈曲形成したものであり、バネ鋼の
如き弾性金属板の使用を予定している。この他プラスチ
ックなど、他の材質の使用も可能である。
係合片2は、挟着板1の下端部に形成するもので、リッ
プ溝形鋼Sのリップ部S1の屈曲した先端に係止する切
欠2Aを有する。この切欠2Aより下の係合片2がリッ
プ部S1の内がわに差し込まれる(第3図参照)。
挟着片3は、配管、配線等の側面形状に合致するように
屈曲されている。図示例の挟着片3は、係合片2から延
長された挟着板1が配管側面から配管の肩部分にかけて
湾曲形状に屈曲されている(第1図参照)。
連結片4は、挟着片3から上方に屈曲延長されるもの
で、図示例では、自身の弾性力にて反発しあう相互を、
互いに係止する掛止爪4Aと掛止孔4Bとを一対づつ設
けてあり、一方の掛止爪4Aを他方の掛止孔4Bに係止
させることで連結片4同士を連結するものである(第2
図参照)。また、この連結片4は、挟着片3から延長立
設される立上り部4Cと、この立上り部4Cから相対す
る挟着板1方向に屈曲される係止部4Dとで構成されて
おり、この係止部4Dに掛止爪4Aと掛止孔4Bとを形
成している。そして、両者の連結片4を内側へ向けて強
制的に押圧すると、連結片4自体の弾性力にて連結片4
が外側方向へ互いに反発する。この反発しあう連結片4
相互を、掛止爪4A及び掛止孔4Bにて係止して挟着板
1の上端部を連結するものである。
補助アーム5は、挟着片3の側面から延長し、連結片4
の連結時に配管等の側面から上部にかけて圧接するよう
にしている(第1図参照)。このとき図示例の補助アー
ム5では、挟着片3から延長される連結片4の一部を切
欠いて、これを屈曲し、補助アーム5としている(第3
図参照)。
(考案の効果) この考案は上述の如く構成したことにより、当初の目的
を達成する。
すなわち、各挟着片3側面から延長され、連結片4の連
結時に互いに配管等の側面から上部に圧接し、挟着板1
下端の拡開を防止せしめる補助アーム5を設けたことに
より、連結片4の弾性反発力は、挟着片3の側面から上
方にて生じると共に、挟着片3の側面から下方の拡開は
補助アーム5にて規制されるから、係合片2の部分が拡
開しない。
したがって、従来の支持金具のように、この係合片2の
部分を拡開しないように一方の手で押さえながら、他方
の手で連結片4の連結作業を行なうといった煩わしい作
業は解消され、また、この連結時における危険も解消さ
れた。
更に、この考案金具は、挟着片3の上方に屈曲延長され
自身の弾性力にて反発しあう相互を互いに係止するのみ
で挟着板1の上端部を連結できるから、いかなるネジ止
めも必要とせずにワンタッチで取り付けることができ、
取付作業の省力化を図ることができる。
また、連結片4相互の係止位置は、補助アーム5の圧接
位置によって規制されるから、連結片4相互の反発力を
高め、連結片4同士の係止力を高めるものになる。した
がって、従来の取付金具の如く、電線管等の挟着保持力
が次第に低下する虞もない。これらの事から、従来では
得られなかった確実な挟着保持力を長期に亙り維持する
ことができる。
しかも、挟着板1は対称形状であるから、取付け作業が
容易になる上に、製造コストを安価にする利点もある。
このようにこの考案によれば、いかなるネジ止めも必要
とせずに片手のみで取り付けることができ、しかも、取
付作業の省力化を図りながら、従来では得られなかった
確実な挟着保持力を長期に亙り維持することができるな
どといった実用上有益な種々の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図は使用状
態を示す正面図、第2図は同平面図、第3図は側面図、
第4図は分解斜視図、第5図は従来例を示す斜視図であ
る。 S……リップ溝形鋼、S1……リップ部、1……挟着
板、2……係合片、2A……切欠、3……挟着片、4…
…連結片、4A……掛止爪、4B……掛止孔、4C……
立上り部、4D……係止部、5……補助アーム、10…
…弾性挟着板、11……ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】対称形状を成した一対の挟着板にて配管、
    配線を所定のリップ溝形鋼上に挟着固定する取付金具で
    あって、各挟着板は、挟着板の下端部に設けられ所定の
    リップ溝形鋼にあるリップ部に係合する係合片と、係合
    片から延長され配管、配線をリップ溝形鋼上で挟着する
    挟着片と、挟着片の上方に屈曲延長され自身の弾性力に
    て反発しあう相互を互いに係止して挟着板の上端部を連
    結する連結片とからなる配管、配線取付金具において、
    各挟着片の側面から延長され、連結片の連結時に互いに
    配管等の側面から上部に圧接し、係合片の拡開を防止せ
    しめる補助アームを設けたことを特徴とする配管、配線
    取付金具。
JP1989107873U 1989-09-14 1989-09-14 配管、配線取付金具 Expired - Lifetime JPH067258Y2 (ja)

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JPH0346084U JPH0346084U (ja) 1991-04-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5439128U (ja) * 1977-08-22 1979-03-15
JPS5940088B2 (ja) * 1979-07-03 1984-09-28 宇部興産株式会社 緩衝性シ−ト製造用のエンボスシリンダ

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JPH0346084U (ja) 1991-04-26

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