JP6852899B2 - 配管取付け金具 - Google Patents

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本発明は、建物の鉄骨梁や鉄骨柱などに、電線などのケーブル類を通す配管を取り付ける手段として使用される、配管取付け金具に関するものである。
この種の配管取付け金具としては、特許文献を示すことは出来ないが、内側にコ字形に連続する凹入空間を備え且つ取付け板部に嵌合させて締結ボルトで固定するコ形クランプと、配管取付け部材を挟持する挟持部材、及び締結ボルトから成る取付け金具が相当古くから知られている。
上記のような従来周知の取付け金具では、前記挟持部材が、受け部材と押さえ部材の2つに分割された構造であり、単に部品点数が多いだけでなく、例えば受け部材をコ形クランプに引っ掛けた状態で配管取付け部材をこの受け部材上に仮受けさせておくことが出来ず、常に手を添えて取付け部材の仮受け状態を保持しなければならないので、作業性が悪く、能率的に作業を行うことが困難であるという問題点があった。
本発明は、上記のような従来の問題点を解消することのできる配管取付け金具を提案するものであって、本発明に係る配管取付け金具は、後述する実施例との関係を理解し易くするために、当該実施例の説明において使用した参照符号を括弧付きで付して示すと、内側にコ字形に連続する凹入空間(4)を備え且つ取付け板部(5)に嵌合させて固定ボルト(6)で固定するコ形クランプ(1)と、配管取付け部材(電線管(15))を挟持する挟持部材(2)、及び締結ボルト(3)から成り、コ形クランプ(1)には、固定ボルト(6)が螺合貫通する主板部(7)に対面する副板部(8)と、これら主板部(7)と副板部(8)をつなぐ連結板部(9)との内の少なくとも一方の板部に連結孔(10)が設けられ、挟持部材(2)は、1枚の帯状板材から形成されたもので、開閉用ヒンジ部(12)と、この開閉用ヒンジ部(12)を介して一体に連なる一対の挟持板部(13,14)を備え、この一対の挟持板部(13,14)の内の少なくとも一方の挟持板部(13,14)には、前記取付け部材(電線管(15))を挟持するときに当該取付け部材に外嵌してこの取付け部材を位置決めする嵌合部(16,17)が設けられ、一対の挟持板部(13,14)の遊端には、これら両遊端を互いに接近させた状態で前記コ形クランプ(1)の連結孔(10)に嵌入させることが出来る外向きの係止爪(18,19)が設けられ、前記締結ボルト(3)は、挟持部材(13,14)の前記嵌合部(16,17)と開閉用ヒンジ部(12)との間の位置で一対の挟持板部(13,14)を互いに接近させる方向に締結する配管取付け金具において、
前記コ形クランプ(1)の連結孔(10)は矩形状のものであり、前記外向きの係止爪(18,19)は、各挟持板部(13,14)の遊端の左右両側辺から外向きに折曲形成され、この4つの係止爪(18,19)が前記矩形状の連結孔(10)の四隅に係合する構成になっている。
又、第二の本発明においては、上記の前提要件に、前記挟持部材(2)の一対の挟持板部(13,14)の内、一方の挟持板部(14)には、挟持部材(2)の前記嵌合部(16,17)と開閉用ヒンジ部(12)との間の位置に、前記締結ボルト(3)が螺合貫通する貫通ネジ孔(23)が設けられ、他方の挟持板部(13)には、この挟持板部(13)の長さ方向に長い、前記締結ボルト(3)が貫通する長孔(22)が設けられている前提要件が加えられた配管取付け金具において、
前記コ形クランプ(1)の連結孔(10)は矩形状のものであり、前記外向きの係止爪(18,19)は、各挟持板部(13,14)の遊端の左右両側辺から外向きに折曲形成され、この4つの係止爪(18,19)が前記矩形状の連結孔(10)の四隅に係合する構成になっている。
上記本発明の構成によれば、先ず最初にコ形クランプを取付け板部に嵌合させて固定ボルトで固定しておき、配管取付け部材を挟持部材の一対の挟持板部間の嵌合部の位置に挿通させ、この一対の挟持板部を指先で互いに挟み付けて遊端の係止爪間の間隔を狭めた状態で当該係止爪をコ形クランプの連結孔に嵌め込むと、間に取付け部材を挟んだ状態の挟持部材がコ形クランプに保持され、手を離しても落ちることのない仮受け状態にすることが出来る。この後、挟持部材に対して取付け部材を位置決めしたならば、締結ボルトにより前記一対の挟持板部を、前記嵌合部と外端の開閉用ヒンジ部との間の位置で互いに締め付ける。この結果一対の挟持板部は、間に挟まっている取付け部材より係止爪のある側とは反対側で一対の挟持板部を互いに接近させることになり、取付け部材を支点にして一対の挟持板部が、係止爪のある遊端側が広がるように開動しながら取付け部材を強く挟み付けることになるので、一対の挟持板部の遊端の係止爪がコ形クランプ側の連結孔の対向両側辺に外向きに圧接して、挟持部材がコ形クランプに結合されると同時に、挟持部材の一対の挟持板部間で取付け部材が挟持固定される。
上記のようにしてコ形クランプが取り付けられた取付け板部に対し配管取付け部材を取り付けることが出来るのであるが、先に取付け板部に取り付けられたコ形クランプに対し、間に取付け部材を挟んだ状態の挟持部材を保持させて、手を離しても落ちることのない仮受け状態にすることが出来るので、常に挟持部材に手を添えておかなくても良く、作業性が向上し、能率良く配管取付け部材の取付け作業が行える。
又、前記挟持部材(2)の一対の挟持板部(13,14)の内、一方の挟持板部(14)には、挟持部材(2)の前記嵌合部(16,17)と開閉用ヒンジ部(12)との間の位置に、前記締結ボルト(3)が螺合貫通する貫通ネジ孔(23)を設け、他方の挟持板部(13)には、この挟持板部(13)の長さ方向に長い、前記締結ボルト(3)が貫通する長孔(22)を設けられている。従って、前記長孔に外側から挿通させた締結ボルトの先端部を前記貫通ネジ孔に螺合させておくだけで、締結ボルトを挟持部材に一体に保持させておくことが出来、ボルトとナットそれぞれを指先で保持した状態で締結作業を行わなくとも良くなり、更に作業性が向上し、より能率良く配管取付け部材の取付け作業が行える。
更に、前記コ形クランプ(1)の連結孔(10)は矩形状とし、前記外向きの係止爪(18,19)は、各挟持板部(13,14)の遊端の左右両側辺から外向きに折曲形成し、この4つの係止爪(18,19)が前記矩形状の連結孔(10)の四隅に係合するように構成されているので、コ形クランプに対して挟持部材が自転して向きが定まらないというようなことが無くなり、1つの取付け金具を使用して配管取付け部材を取り付けた場合でも、当該取付け部材を一定向きに安定させて取り付けることが出来る。特に前記連結孔をほぼ正方形として、挟持部材の取付け角度を90度切り換えることが出来るように構成すれば、一層便利に活用出来る。
尚、本発明を実施するにおいて、前記挟持部材(2)の開閉用ヒンジ部(12)は、前記帯状板材の横断面積を減少させた部分を含み且つ外側に突出する半円形湾曲部(20)で構成し、この半円形湾曲部から延出する一対の挟持板部(13,14)を互いに接近させたとき、当該一対の挟持板部(13,14)の遊端間の間隔が狭まって、前記係止爪(18,19)を前記コ形クランプ(1)の連結孔(10)に挿通出来るように構成し、前記締結ボルト(3)の締結操作により、前記半円形湾曲部(20)の扁平状態への変形を伴って、前記嵌合部(16,17)と開閉用ヒンジ部(12)との間の位置で一対の挟持板部(13,14)を互いに接近させるように構成することが出来る。この構成によれば、間に配管取付け部材を挟ませた挟持部材をコ形クランプに仮受けさせる操作が簡単容易に行えると共に、締結ボルトの締結操作により、取付け部材を挟持固定させる作用と、挟持部材をコ形クランプに固定する作用を確実且つ強力に行わせることが出来る
図1は、使用状態の一例を示す縦断側面図である。 図2は、図1の一部横断平面図である。 図3は、図1の縦断正面図である。 図4は、使用前の挟持部材を示す側面図である。 図5A〜図5Dは、使用時の各段階での状態を示す要部縦断側面図である。 図6は、別の使用状態を示す縦断側面図である。 図7は、図6の縦断正面図である。
以下、本発明の一実施例を図1〜図5に基いて説明すると、本発明の取付け金具は、コ形クランプ1と挟持部材2、及び締結ボルト3から構成されている。コ形クランプ1は、内側にコ字形に連続する凹入空間4を備え且つ鉄骨のエッジ部などの取付け板部5に嵌合させて固定ボルト6で固定することが出来るものであって、固定ボルト6が螺合貫通する主板部7に対面する副板部8と、これら主板部7と副板部8をつなぐ連結板部9を備え、副板部8と連結板部9の中央部には、ほぼ正方形の連結孔10,11が設けられている。
図4に示すように、挟持部材2は、1枚の帯状板材から形成されたもので、開閉用ヒンジ部12と、この開閉用ヒンジ部12を介して一体に連なる一対の挟持板部13,14を備え、この一対の挟持板部13,14の長さ方向の中間位置には、取付け部材としての円形断面の電線管15に対して両側から外嵌させることが出来る円弧形の嵌合部16,17が対称形に設けられ、一対の挟持板部13,14の遊端それぞれの左右両側辺には外向きの係止爪18,19が設けられている。尚、挟持板部13,14の巾は、コ形クランプ1の連結孔10,11の一辺より大きいので、図2に示すように、挟持板部13,14の遊端の係止爪18,19が折曲連設される部分の巾を狭めて、左右一対の係止爪18,19の外側面間の巾を連結孔10,11の一辺より若干狭めている。
係止爪18,19は、図4に示すように、挟持板部13,14に対して直角に立ち上がる内側直角側辺18a,19aと外側斜辺18b,19bとを有するほぼ直角三角形のものである。このそれぞれ左右一対の係止爪18,19は、コ形クランプ1の凹入空間4内に収まる大きさである。又、この係止爪18,19を備えた一対の挟持板部13,14の遊端側平坦部を互いに当接させたときの係止爪18,19の先端間の全体の高さは、コ形クランプ1の連結孔10,11の一辺より大きい。
挟持部材2の開閉用ヒンジ部12は、図4に示すように、この挟持部材2を構成する帯状板材の折り返し部分を外向きに突曲させて半円形湾曲部20とし、この半円形湾曲部20の中央に貫通開口部21を設けて、横断面積を減少させたものであるが、横断面積を減少させる手段としては、前記帯状板材の左右両側辺に凹入部を形成して巾を縮小させても良い。又、図4に示すように、挟持部材2の一方の挟持板部13には、開閉用ヒンジ部12(半円形湾曲部20)と嵌合部16との間の平坦部に、この挟持板部13の長さ方向に長い長孔22が設けられ、挟持部材2の他方の挟持板部14には、開閉用ヒンジ部12(半円形湾曲部20)と嵌合部16との間の平坦部に、外向きに突出するバーリング囲壁の内面に雌ネジ溝を形成して成る貫通ネジ孔23が設けられ、締結ボルト3が、長孔22を経由させて貫通ネジ孔23に先端部を螺合させることにより、挟持部材2に取り付けられている。
以上のように構成された本発明の取付け金具の使用方法を説明すると、鉄骨のエッジ部などの取付け板部5における電線管15の取付け箇所に、コ形クランプ1を嵌合させて固定ボルト6の締め付けにより取り付けておく。一方、図5Aに示すように、挟持部材2の嵌合部16,17間に電線管15が位置するように、電線管15に挟持部材2を被せるか又は、挟持部材2の嵌合部16,17間に電線管15を挿通させる。この状態で図5Bに示すように、挟持部材2の一対の挟持板部13,14を手で握るようにして間隔を狭め、係止爪18,19を備えた両挟持板部13,14の遊端を互いに接近又は当接させる。この状態では、先に説明したように係止爪18,19の先端間の全体の高さは、コ形クランプ1の連結孔10,11の一辺より大きいので、図5Cに示すように、係止爪18,19の内、例えば片側の左右一対の係止爪18を、挟持部材2をコ形クランプ1に対して斜めに傾けた姿勢で、例えば連結孔10の内側に斜めに嵌め込む。この後、挟持部材2を戻しながら連結孔10の方に押し込んで、残っている左右一対の係止爪19を連結孔10の内側に嵌め込む。この操作において、後から連結孔10に嵌め込まれる左右一対の係止爪19の外側斜辺19bと連結孔10の内側辺との相対移動により、一対の挟持板部13,14の遊端が互いに接近移動せしめられるので、係止爪18,19の全体を連結孔10内に容易に嵌め込むことが出来る。
上記のように係止爪18,19の全体を連結孔10内に嵌め込むことにより、一対の挟持板部13,14が開閉用ヒンジ部12(半円形湾曲部20)の弾性復帰力により開動し、図5Dに示すように、係止爪18,19の内側直角側辺18a,19aが、連結孔10を有する連結板部9の内面に隣接し且つ、一対の挟持板部13,14の遊端部が連結孔10の平行二側辺に隣接して、挟持部材2がコ形クランプ1の連結板部9から突出する姿勢に保持される。このとき電線管15は、挟持部材2の下側になっている挟持板部14の嵌合部17によって受け止められている。
最後に、挟持板部13の長孔22から突出している締結ボルト3を貫通ネジ孔23にねじ込んでゆき、図1に示すように、締結ボルト3によって挟持板部13,14を互いに接近移動させるのであるが、その締結ボルト3の締め付け動作の前半では、挟持板部13,14の嵌合部16,17が互いに接近移動して電線管15を挟持するが、それ以降の後半では、嵌合部16,17の開閉用ヒンジ部12側の端部が互いに接近移動して、挟持板部13,14の遊端側が電線管15に対して外側に開動し、最終的に挟持板部13,14の嵌合部16,17から開閉用ヒンジ部12側の部分が、半円形湾曲部20を含めて偏平状に押し潰され、挟持板部13,14の遊端部が連結孔10の平行二側辺に圧接すると共に、係止爪18,19が連結孔10の内側に完全に係合して、電線管15を嵌合部16,17間で挟持固定した状態の連結部材2がコ形クランプ1に結合一体化される。
以上のようにして電線管15を取付け板部5に取り付けることが出来るが、取付け板部5が水平方向に張り出しているときは、コ形クランプ1は、当該取付け板部5に横から嵌合させて固定ボルト6を上から締め込むことになるので、このコ形クランプ1の連結孔10,11の内、垂直向きの連結板部9の連結孔10に挟持部材2を取り付けることにより、電線管15を取付け板部5の横側方に取り付けることが出来る。勿論、コ形クランプ1の取付け板部5の下側に位置する副板部8に設けられている連結孔11に下から挟持部材2を取り付け、電線管15を取付け板部5の下側に取り付けることも出来る。
又、図6に示すように、取付け板部5が上向きに起立している場合は、コ形クランプ1を当該取付け板部5に上から嵌合させて取り付けることになるので、取付け板部5の横側方に位置するコ形クランプ1の副板部8に設けられている連結孔11に横側方から挟持部材2を取り付け、電線管15を取付け板部5の横側方に取り付けることが出来る。何れの場合も、連結孔10,11に対する挟持部材2の差し込み時に、当該挟持部材2の挟持板部13,14間に挟まれている電線管15の向きが垂直上下方向に向くようにすれば、電線管15を垂直上下方向に向けて取り付けることが出来る。
本発明の配管取付け金具は、建物の鉄骨梁や鉄骨柱などに、電線などのケーブル類を通す配管を取り付ける手段として活用出来る。
1 コ形クランプ
2 挟持部材
3 締結ボルト
4 コ形クランプの凹入空間
5 鉄骨のエッジ部などの取付け板部
6 固定ボルト
7 コ形クランプの主板部
8 コ形クランプの副板部
9 コ形クランプの連結板部
10,11 連結孔
12 開閉用ヒンジ部
13,14 挟持板部
15 電線管
16,17 嵌合部
18,19 係止爪
18a,19a 内側直角側辺
18b,19b 外側斜辺
20 半円形湾曲部
21 貫通開口部
22 長孔
23 貫通ネジ孔

Claims (3)

  1. 内側にコ字形に連続する凹入空間を備え且つ取付け板部に嵌合させて固定ボルトで固定するコ形クランプと、配管取付け部材を挟持する挟持部材、及び締結ボルトから成り、コ形クランプには、固定ボルトが螺合貫通する主板部に対面する副板部と、これら主板部と副板部をつなぐ連結板部との内の少なくとも一方の板部に連結孔が設けられ、挟持部材は、1枚の帯状板材から形成されたもので、開閉用ヒンジ部と、この開閉用ヒンジ部を介して一体に連なる一対の挟持板部を備え、この一対の挟持板部の内の少なくとも一方の挟持板部には、前記取付け部材を挟持するときに当該取付け部材に外嵌してこの取付け部材を位置決めする嵌合部が設けられ、一対の挟持板部の遊端には、これら両遊端を互いに接近させた状態で前記コ形クランプの連結孔に嵌入させることが出来る外向きの係止爪が設けられ、前記締結ボルトは、挟持部材の前記嵌合部と開閉用ヒンジ部との間の位置で一対の挟持板部を互いに接近させる方向に締結する配管取付け金具において、
    前記コ形クランプの連結孔は矩形状のものであり、前記外向きの係止爪は、各挟持板部の遊端の左右両側辺から外向きに折曲形成され、この4つの係止爪が前記矩形状の連結孔の四隅に係合するように構成された、配管取付け金具。
  2. 内側にコ字形に連続する凹入空間を備え且つ取付け板部に嵌合させて固定ボルトで固定するコ形クランプと、配管取付け部材を挟持する挟持部材、及び締結ボルトから成り、コ形クランプには、固定ボルトが螺合貫通する主板部に対面する副板部と、これら主板部と副板部をつなぐ連結板部との内の少なくとも一方の板部に連結孔が設けられ、挟持部材は、1枚の帯状板材から形成されたもので、開閉用ヒンジ部と、この開閉用ヒンジ部を介して一体に連なる一対の挟持板部を備え、この一対の挟持板部の内の少なくとも一方の挟持板部には、前記取付け部材を挟持するときに当該取付け部材に外嵌してこの取付け部材を位置決めする嵌合部が設けられ、一対の挟持板部の遊端には、これら両遊端を互いに接近させた状態で前記コ形クランプの連結孔に嵌入させることが出来る外向きの係止爪が設けられ、前記締結ボルトは、挟持部材の前記嵌合部と開閉用ヒンジ部との間の位置で一対の挟持板部を互いに接近させる方向に締結し、前記挟持部材の一対の挟持板部の内、一方の挟持板部には、挟持部材の前記嵌合部と開閉用ヒンジ部との間の位置に、前記締結ボルトが螺合貫通する貫通ネジ孔が設けられ、他方の挟持板部には、この挟持板部の長さ方向に長い、前記締結ボルトが貫通する長孔が設けられている配管取付け金具において、
    前記コ形クランプの連結孔は矩形状のものであり、前記外向きの係止爪は、各挟持板部の遊端の左右両側辺から外向きに折曲形成され、この4つの係止爪が前記矩形状の連結孔の四隅に係合するように構成された、配管取付け金具。
  3. 前記挟持部材の開閉用ヒンジ部は、前記帯状板材の横断面積を減少させた部分の湾曲により形成され、この湾曲する開閉用ヒンジ部から延出する一対の挟持板部を互いに接近させたとき、当該一対の挟持板部の遊端間の間隔が狭まって、前記係止爪を前記コ形クランプの連結孔に挿通出来るように構成され、前記締結ボルトの締結操作により、前記開閉用ヒンジ部の扁平状態への変形を伴って、前記嵌合部と開閉用ヒンジ部との間の位置で一対の挟持板部を互いに接近させるように構成されている、請求項1又は2に記載の配管取付け金具。
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