JP3029437U - スプリンクラー配管 - Google Patents

スプリンクラー配管

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JP3029437U
JP3029437U JP1994008834U JP883494U JP3029437U JP 3029437 U JP3029437 U JP 3029437U JP 1994008834 U JP1994008834 U JP 1994008834U JP 883494 U JP883494 U JP 883494U JP 3029437 U JP3029437 U JP 3029437U
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sprinkler
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locking
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JP1994008834U
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崇裕 三池
一三 加藤
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Hitachi Metals Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 天井面に対するスプリンクラーヘッドの取付
位置の寸法出しと固定が簡単に行えて、スプリンクラー
ヘッド取付管が軸方向にも水平方向にも移動しないよう
にしたスプリンクラー配管を提供する。 【構成】 一端に可とう管を他端にスプリンクラーヘ
ッド4をそれぞれ接続し、外面に周方向の溝2を有するス
プリンクラーヘッド取付管1と、このスプリンクラーヘ
ッド取付管に略直交する固定材23と、前記スプリンクラ
ーヘッド取付管を囲う保持部8と、この保持部に形成し
前記溝2に係合する折曲げエッジと、前記保持部8から軸
直角方向に二股に分かれて延出し固定材23を挟む上下ホ
ールドアーム10a,10bとを有する固定金具5と、固定材23
と前記上下ホールドアーム先端との間隙に嵌合する楔状
の締付け部材11とを備えているスプリンクラー配管であ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建築物の天井裏などに備えられる消火用のスプリンクラー配管に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のスプリンクラーヘッド取付管の固定構造としては実公昭59−935 号公報 においてその一例が示されている。この公報に記載の固定構造は、天井裏に配管 されている給水主管から分岐して立下り配管したスプリンクラーヘッド取付管の 先端にスプリンクラーヘッドを取付けたものに関する。このものは、天井面に対 しスプリンクラーヘッド取付管の先端を所定位置に取付けようとするもので、天 井板を固定する天井下地材の上に溝形鋼を架橋し、さらにこの溝形鋼上に固定材 を固定し、この固定材に前記スプリンクラーヘッド取付管をねじ締付け式の固定 金具により固定するというものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記の固定構造ではスプリンクラーヘッド取付管(以下、単に取付管という) の先端を天井面に対し所定の位置に設定した状態で固定金具のねじを締付け、固 定材にスプリンクラーヘッド取付管を固定するため、取付管の先端と天井面の寸 法出しの手間が掛り煩わしいという問題があった。実際、この寸法出しは天井板 の厚さによっても、またスプリンクラーヘッドの形状寸法(タイプ)によっても 変ってくるので、現場での作業は一層煩雑になっていた。また固定金具のねじの 締付けが不十分だったり、配管内圧力が急に変動したり、前記取付管に大きな外 力が作用すると取付管が所定位置より移動するという問題があった。
【0004】 本考案は、上記の問題を解決するもので、天井面に対するスプリンクラーヘッ ドの取付位置の寸法出しと固定作業が簡単に行えると共に、取付管が軸方向にも 半径(水平)方向にも移動しないように固定したスプリンクラー配管を提供する ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、一端に可とう管を他端にスプリンクラーヘッドをそれぞれ接続し、 外面に周方向の係止凹部を有する取付管と、この取付管に略直交する横架部材と 、前記取付管の少なくとも一部を囲う保持部と、この保持部に形成し前記係止凹 部の少なくとも一部に係合する係止凸部と、前記保持部の両側から略U字状に延 出すると共に、上下二股に分かれ前記横架部材を挟む上下アームとなし、この上 下アームの先端に爪部を形成した把持部とを有する固定具と、前記横架部材と前 記固定具の爪部との間に嵌合する楔状の締付け部材と、を備えているスプリンク ラー配管である。 上記取付管は、係止凹部を塑性加工や機械加工で形成した鋼管、あるいは鋳造 手段で一体的に形成した鋳造管を用いることが出来る。
【0006】 上記係止凸部と係止凹部の位置は、固定具の把持部から係止凸部までの距離と 、前記取付管の係止凹部からスプリンクラーヘッドまでの距離とによって天井面 に対するスプリンクラーヘッドの高さが所定位置になるように形成している。従 って、スプリンクラーヘッドのタイプや寸法、天井板の厚さ、天井下地材、溝形 鋼、横架部材(固定材)の各高さ寸法と固定具側の把持部と係止凸部間の軸方向 寸法とをそれぞれ考慮する必要がある。そして、係止凹部の位置は横架部材より も下にある場合もあるし、逆に上にある場合もある。
【0007】 また、前記固定具は金属製の板材からなり、保持部の端の全部あるいは一部を 内側に折曲げて係止凸部となし、把持部は前記保持部の両側から略U字状に延出 すると共に、上下二股に分かれ前記横架部材を挟む上下アームとなし、この上下 アームの先端を内側に折曲げて締付け部材が嵌合する爪部を形成し、ここで上ア ームから下アームに向けて狭まる勾配が付いていることが望ましい。また締付け 部材は、横断面略[状の金属製の板材からなり、前記上下アーム端に掛かる側は 上から下に向けて狭まる勾配が付いていることが望ましい。 更に、前記固定具の保持部及び/又は把持部は前記スプリンクラーヘッド取付 管を板材自身の弾性力で押しつけて挟持するようにしても良い。
【0008】
【作用】
本考案は上記の構成であるので、固定具の係止凸部を取付管の係止凹部に嵌め て係止し、これをこのまま横架部材に固定するだけで取付管の寸法出しが自然に 行える。
【0009】 また、固定具の保持部は取付管を囲うように挟持すると共に、上記係止凹部と 係止凸部の係止が行われ、把持部を横架部材に装着する。この状態で楔状の締付 け部材を横架部材と固定具の爪部との間に打込むと、容易に固定具と取付管及び 横架部材とがお互いに締付けられて反力を及ぼし合い強固に固定される。その結 果取付管は軸方向にも半径方向にも移動することがない。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 図1から図3は本考案の一実施例を示し、図1は天井裏での取付管と横架部材 の取付状況を示す斜視図、図2は固定具部分の側面図、図3はその背面図である 。 図1において、天井裏の給水主管より分岐した配水管に取付けられたステンレ ス製の蛇腹管や軟質銅管などの可撓管1bが継手1aを介して取付管1の上端に 接続されている。他方取付管1の先端部分にはめねじが設けてあり、埋込型のス プリンクラーヘッド4がねじ込まれている。そして、天井20を固定して吊すため の天井下地材21の上に溝形鋼22が架橋され、更にこの溝形鋼22の上には固定材23 が架橋され、取付金具24によって固定されている。この固定材23に取付管1が固 定具5を用いて固定される。なお固定材23としては図示のような角形パイプの他 に溝形鋼などが使用される。本明細書でいう横架部材とは、これらの固定材23や 溝形鋼22、天井下地材21等を含むものであるが、一般には固定材23が相当するの で以下では固定材23を横架部材として説明する。
【0011】 取付管1は鋼管を塑性加工したもの、鋳造製の管や継手、あるいはそれらの組 合せなどの適宜の材料及び形状を用いることができる。上端には可撓管1bとの 接続部があり、ねじ接続やメカニカル継手による接続部が設けられる。下端には 通常めねじが形成され、スプリンクラーヘッド4がねじ込まれ取付けられる。そ して下端から所定位置の外面に係止凹部を設けている。本実施例では溝2であり 、以下この溝を例にとって説明する。この溝は鋳造の場合一体的に、また鋼管の 場合一般の現場によくある溝加工機等で形成することができる。これは全外周に わたって設ける必要はなく、外面の一部あるいは不連続的に設けても良い。また 、取付管の上部に溝を設け同様に保持部の上端部に形成した係止凸部を引っ掛け る構造とすることも出来る。しかし、図のように下部に設ける方が管の途中で流 体が絞られることがないし、強度上また施工上便利である。
【0012】 5は鋼板製の固定具(以下固定金具というがプラスチック材等であっても良い 。)で、取付管1の外周の略半周を囲む保持部8と、この保持部から軸直角方向 に延びて固定材23に装着する把持部10、即ち上ホールドアーム10a,下ホールド アーム10bと、取付管1の溝2に係合する係止凸部、即ち折曲げエッジ7とを有 している。これは図2、図3からわかるように保持部8の下端部を内側直角方向 に曲げて折曲げエッジとし、このエッジ7を溝2の半周前後の範囲に引っ掛るよ うにしたものである。固定金具5は上から見ると略半円弧状の保持部8とこれに 続く把持部10とからなりほぼU字形をしている。ここで保持部8と把持部10は取 付管1の外径より若干小さめにして弾性力に抗して押し込んで弾性力で挟持する ようにしても良い。把持部10の側面は図示のように平板のほぼ中間部を固定材23 の形状寸法に合せて切欠いて、固定材23を挾むようにしたホールドアーム10a, 10bを形成し、ホールドアーム10a,10bの先端は内側に折曲げた爪部、即ちフ ック部10c,10dを設けている。また、これらは上部フック部10Cから下部フッ ク部10dに向かって若干の先細り勾配となっており、下記する楔状締付け部材が 挿入しやすく、かつ締付け力が増すように形成されている。
【0013】 11は締付部材で、本実施例では鋼板の両端を略直角に折曲げ、この折曲げた部 分が固定具側の上記したフック部の間隙に入るようになっている。そして長手方 向の一面を角度約10°以下の小さな勾配とした楔状締付け部材である。また、こ の締め付け部材の胴体の一部に孔を明けておけば、打ち込みを失敗してこれを引 き抜こうとする時、この孔を利用して簡単にたたき出すことが出来る。尚、鋼板 に代えて木材でも、また勾配やテーパは付いていないものであっても良い。
【0014】 次に、取付管1を固定材23に固定する施工について説明する。 先ず、予めスプリンクラーヘッド4が取り付けられた取付管1を固定金具5の 保持部8に装着すると共に、天井20に対するスプリンクラーヘッドの取付位置に 対応して設けられた溝2に折曲げエッジ7を引っ掛ける。こうすることで自然と 所定の寸法出しが行われる。 次にホールドアーム10a,10bを固定材23に掛け て挟み、取付管1の外径部9が固定材23の側面に接するように装着する。このホ ールドアームは上下に分かれ端が開放になっているから固定材が取付金具で固定 された後でも任意の場所に掛けることができ都合が良い。その後、固定材23とホ ールドアームのフック部10c,10dの間に楔状締付け部材11をハンマーなどで打 込み、固定金具5を固定材23に固定する。このときの固定作業は楔状締付け部材 を打込むだけであるので非常に手早く簡単に行なえる。よって、楔状締付け部材 と固定材と取付管及び固定金具はお互いに締付けられて強固に固定される。また 、固定後に激しい振動が取付管などにかかってもホールドアームの弾性変形によ る作用も働き、固定が緩むようなことはない。
【0015】
【考案の効果】
本考案によれば、従来煩わしかったスプリンクラーヘッド取付位置の寸法出し を、誰が行っても能率的にかつ簡単に行うことができる。 また、固定作業も楔状締付け部材を打ち込むだけで簡単に軸方向にも半径方向 にもずれることなく強固に固定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例を示すスプリンクラーヘッ
ド取付管回りの斜視図である。
【図2】 図1の固定金具部分の側面図である。
【図3】 同じく図2の側面図である。
【符号の説明】
1…取付管 2…溝、係止凹部 3…取付管の先端部 4…スプリンクラーヘッド 5…固定金具 7…折曲げエッジ、係止凸部 8…保持部 10…把持部 10a、10b…上下ホールドアーム 11…楔状締付け部材 23…固定材

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に可とう管を他端にスプリンクラー
    ヘッドをそれぞれ接続し、外面に周方向の係止凹部を有
    するスプリンクラーヘッド取付管と、 前記スプリンクラーヘッド取付管に略直交する横架部材
    と、 前記スプリンクラーヘッド取付管の少なくとも一部を囲
    う保持部と、この保持部に形成し前記係止凹部の少なく
    とも一部に係合する係止凸部と、前記保持部の両側から
    略U字状に延出すると共に、上下二股に分かれ前記横架
    部材を挟む上下アームとなし、この上下アームの先端に
    爪部を形成した把持部とを有する固定具と、 前記横架部材と前記固定具の爪部との間に嵌合する楔状
    の締付け部材と、を備えていることを特徴とするスプリ
    ンクラー配管。
  2. 【請求項2】 前記固定具の把持部から係止凸部までの
    距離と、前記スプリンクラーヘッド取付管の係止凹部か
    らスプリンクラーヘッドまでの距離とによって天井面に
    対するスプリンクラーヘッドの高さが所定位置になるよ
    うに前記係止凸部と係止凹部を所定位置に形成している
    ことを特徴とする請求項1記載のスプリンクラー配管。
  3. 【請求項3】 前記係止凹部の位置が横架部材よりも下
    にあることを特徴とする請求項1又は2記載のスプリン
    クラー配管。
  4. 【請求項4】 前記係止凹部の位置が横架部材よりも上
    にあることを特徴とする請求項1又は2記載のスプリン
    クラー配管。
  5. 【請求項5】 前記固定具は金属製の板材からなり、保
    持部の端の全部あるいは一部を内側に折曲げて係止凸部
    となし、把持部は前記保持部の両側から略U字状に延出
    すると共に、上下二股に分かれ前記横架部材を挟む上下
    アームとなし、この上下アームの先端を内側に折曲げて
    締付け部材が嵌合する爪部を形成したことを特徴とする
    請求項1乃至4記載のスプリンクラー配管。
  6. 【請求項6】 前記上下アームの先端面は、上アームか
    ら下アームに向けて狭まる勾配が付いていることを特徴
    とする請求項1乃至5記載のスプリンクラー配管。
  7. 【請求項7】 前記締付け部材は、横断面略[状の金属
    製の板材からなり、前記固定具の上下アーム端に掛かる
    側は上から下に向けて狭まる勾配が付いていることを特
    徴とする請求項1乃至6記載のスプリンクラー配管。
  8. 【請求項8】 前記固定具の保持部及び/又は把持部は
    前記スプリンクラーヘッド取付管を板材自身の弾性力で
    押しつけて挟持するようにしたことを特徴とする請求項
    1乃至7記載のスプリンクラー配管。
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