JP2020183656A - 建設機械の油圧配管クランプ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】油圧配管の締結に用いられる複数のクランプ部材を簡易に組み付けることが可能な建設機械の油圧配管クランプ構造の提供。【解決手段】締結具5は、ブラケット6と複数のクランプ部材7A〜7Fとを備える。油圧ホース4は、複数のクランプ部材7A〜7Fの各々に保持される。各クランプ部材7は、油圧ホースを保持する保持部とガイドバー65を挿通可能な挿通孔とを有する。各クランプ部材7の挿通孔がガイドバー65に挿通されることで、各クランプ部材7はブラケット6に装着される。各クランプ部材7は、挿通孔の貫通方向における一方の端部から当該貫通方向に突出する第1係合部と、当該一方の端部とは反対側に形成される第2係合部とを有する。隣り合う2つのクランプ部材が離れる方向に移動した場合に、一方のクランプ部材の第1係合部は他方のクランプ部材の第2係合部に係合する。【選択図】図3

Description

本発明は、建設機械の油圧配管クランプ構造に関し、より詳細には、建設機械において油圧配管を締結するための油圧配管クランプ構造に関する。
従来、油圧ショベル等の建設機械において、油圧ホースを支持するクランプの構造に関する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
具体的には、特許文献1の図5に示されるように、クランプ(60)は、支持部材(61)、複数のクランプ要素(64)、ブッシング(65)、押さえ部材(62)及びガイド棒(63)等で構成されている。
各クランプ要素(64)の要素孔(64b)にガイド棒(63)を挿入することで各クランプ要素(64)が位置決めされる。ガイド棒(63)の両端にナット(N)をねじ込むことにより、連結された各クランプ要素(64)が支持部(61b)と押さえ板部(62a)とで挟持されている。
特開2013−204365号公報
上記特許文献1において、各クランプ要素(64)には、ブッシング(65)を介して油圧ホース(50a)が取り付けられている。そのため、各クランプ要素(64)をガイド棒(63)に装着する最中に、各クランプ要素(64)が油圧ホース(50a)の反力によってガイド棒(63)から抜ける方向に位置ずれする可能性が高い。
そのため、特許文献1では、各クランプ要素(64)を手で押さえながらガイド棒(63)に装着する等の対応が必要となり、必ずしも組付け作業性が良いとは言えなかった。
そこで、本発明は、油圧配管の締結に用いられる複数のクランプ部材を簡易に組み付けることが可能な建設機械の油圧配管クランプ構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、建設機械において油圧配管を締結するための油圧配管クランプ構造であって、ガイドバーを有するブラケットと、前記ガイドバーを介して前記ブラケットに装着される複数のクランプ部材とを備え、前記油圧配管は、前記複数のクランプ部材の各クランプ部材に対して直接又は間接的に保持され、前記各クランプ部材は、前記油圧配管を保持する保持部と、前記ガイドバーを挿通可能な挿通孔とを有し、前記各クランプ部材の前記挿通孔が前記ガイドバーに挿通されることにより、前記各クランプ部材は前記ブラケットに装着され、前記各クランプ部材は、前記挿通孔の貫通方向における一方の端部から前記貫通方向に突出する第1係合部と、前記一方の端部とは反対側に形成される第2係合部とを有し、前記ブラケットに装着された前記複数のクランプ部材のうち隣り合う2つのクランプ部材が離れる方向に移動した場合に、一方のクランプ部材の前記第1係合部は、他方のクランプ部材の前記第2係合部に係合するように構成されていることを特徴とする建設機械の油圧配管クランプ構造を提供している。
ここで、前記第1係合部は、前記貫通方向に延伸する延伸部と、前記延伸部の延伸先から斜め下方に向けて鋭角状に突出する掛部とを有し、前記第2係合部は、前記第1係合部の前記掛部を係合可能な被掛部を有するのが好ましい。
また、前記ブラケットに対して最後に装着されるクランプ部材には、前記複数のクランプ部材を押圧可能な押さえプレートが設けられ、前記押さえプレートによって前記複数のクランプ部材が押圧されていない状態では、前記一方のクランプ部材の前記掛部は前記他方のクランプ部材の前記被掛部に係合し、前記押さえプレートによって前記複数のクランプ部材が押圧されている状態では、前記一方のクランプ部材の前記掛部は前記他方のクランプ部材の前記被掛部から離間するのが好ましい。
また、前記油圧配管は、前記建設機械のコントロールバルブと作業アタッチメントとを接続する油圧ホースであり、前記各クランプ部材は、上下方向に配索される前記油圧ホースを直接又は間接的に保持し、前記第2係合部は、前記各クランプ部材の上面において凹状に形成されているのが好ましい。
また、前記第2係合部には、前記貫通方向に直交する方向において側壁が形成されていないのが好ましい。
本発明によれば、複数のクランプ部材のうち隣接する2つのクランプ部材が離れる方向に移動した場合に、一方のクランプ部材の第1係合部が他方のクランプ部材の第2係合部に係合するように構成されている。そのため、建設機械において油圧配管の締結に用いられる複数のクランプ部材を簡易に組み付けることが可能である。
本実施形態に係る油圧ショベルの機械本体部分を示す概略斜視図。 締結具によりクランプされた油圧ホースを示す斜視図。 油圧ホースをクランプするための締結具を示す斜視図。 ブラケットを示す斜視図。 クランプ部材を示す平面図。 図5のVI矢視図。 図5のVII矢視図。 1つ目のクランプ部材が装着された状態を示す斜視図。 1つ目のクランプ部材にホースが嵌め込まれた状態を示す斜視図。 2つ目のクランプ部材が装着された状態を示す斜視図。 隣接するクランプ部材の係合状態を示す側面図。 2つ目のクランプ部材にホースが嵌め込まれた状態を示す斜視図。 最後のクランプ部材が装着された時点のクランプ係合状態を示す図。 押さえプレートが装着された時点におけるクランプ係合状態を示す図。
<1.実施形態>
本発明の実施形態による建設機械の油圧配管クランプ構造について、図1から図14を参照しながら説明する。以下では、建設機械の油圧配管クランプ構造として、油圧ショベル1(図1参照)の油圧ホース4をクランプする締結具5(図2及び図3参照)を例示する。
図1に示されるように、油圧ショベル1の上部旋回体には、コントロールバルブ2と作業アタッチメント3とを接続する油圧ホース4(本発明に係る油圧配管の一例)が配索されている。
油圧ホース4は、上部旋回体内において作業アタッチメント3の可動領域に適した位置でクランプされて配索されている。具体的には、図2に示されるように、上下方向に配索される油圧ホース4は、締結具5によってクランプされる。
図3に示されるように、締結具5は、ブラケット6と、ブラケット6に装着される複数のクランプ部材7A〜7Fと、複数のクランプ部材7A〜7Fをブラケット6に押圧するための押さえプレート8とを備えて構成される。
図4に示されるように、ブラケット6は、取付面61と、取付面61に直交するガイド面63とを備えて構成される。取付面61は図示しない上部旋回体に取り付けるための面であり、ガイド面63は2本のガイドバー65を備える面である。
ブラケット6は、取付面61及びガイド面63が共に垂直となるように上部旋回体に取り付けられる。これに伴い、ガイド面63に対して垂直に延伸する2本のガイドバーは水平方向に延伸する。
次に、図5〜図7を参照しつつ、ブラケット6に装着される複数のクランプ部材7A〜7Fについて説明する。なお、複数のクランプ部材7A〜7Fは共通の部品であり、全く同じ構造を備えているため、以下では、単にクランプ部材7として説明する。
図5に示されるように、クランプ部材7は、略中央に嵌合溝部71を有する上面視U字上の部材である。図9に示されるように、嵌合溝部71には、油圧ホース4に装着されたゴムブッシュ40が嵌め込まれる。なお、嵌合溝部71は、本発明に係る保持部の一例であり、本実施形態ではゴムブッシュ40を介して油圧ホース4が間接的に保持される。
図6に示されるように、クランプ部材7の左右両側には、上述した2本のガイドバー65を挿通するための挿通孔77がそれぞれ形成されている。図8に示されるように、クランプ部材7の挿通孔77にガイドバー65を挿通することによってクランプ部材7がブラケット6に装着される。
図5及び図7に示されるように、クランプ部材7は、挿通孔77の貫通方向DRにおける一方の端部(ガイドバー65に挿入する側の端部)から貫通方向DRに突出する係合部73を備えている。なお、係合部73は、本発明に係る第1係合部の一例である。
図7に示されるように、係合部73は、貫通方向DRに延伸する延伸部731と延伸部731の延伸先から斜め下方に向けて鋭角状に突出する掛部733とを有している。掛部733は当接面734を備えている。
また、クランプ部材7は、係合部73を備える端部とは反対側(ガイドバー65に挿入する側の端部とは反対側)の上面において凹状に形成された係合部75を備えている。なお、係合部75は、本発明に係る第2係合部の一例である。
係合部75は、係合部73の掛部733を係合可能な被掛部753を有している。被掛部753は、図7に示す側面視において上に凸な形状を有し、当接面754を備えている。図6及び図7に示されるように、係合部75には、貫通方向DRに直交する方向(側方)に側壁が形成されていない。
続いて、図8から図11を参照しながら、複数のクランプ部材7A〜7Fをブラケット6に装着する手順について説明する。
まず、図8に示されるように、ブラケット6のガイドバー65に1つ目のクランプ部材7(7A)の挿通孔77(77A)(図6参照)を挿通させ、1つ目のクランプ部材7Aをブラケット6のガイド面63の側に差し込んで装着する。その際、クランプ部材7Aの係合部73A(詳細には掛部)は、ガイド面63の裏側に配置される。これにより、クランプ部材7Aがガイドバー65から抜ける方向(図11の破線参照)に位置ずれしても、クランプ部材7Aの係合部73Aがガイド面63の裏側に係合し、クランプ部材7Aの抜けが阻止される。
次に、図9に示されるように、1つ目のクランプ部材7(7A)の嵌合溝部71(71A)(図5参照)に対して油圧ホース4(4A)に装着されたゴムブッシュ40(40A)が嵌め込まれる。
その後、図10に示されるように、ブラケット6のガイドバー65に2つ目のクランプ部材7(7B)の挿通孔77(77B)(図6参照)を挿通させ、2つ目のクランプ部材7Bを1つ目のクランプ部材7Aの側に差し込んで装着する。
図11に示されるように、2つ目のクランプ部材7Bが装着された状態において、クランプ部材7Bの係合部73Bは、1つ目のクランプ部材7Aの上面に形成された係合部75Aに配置される。
説明を簡略化するため、図11では油圧ホース4A及びゴムブッシュ40Aの図示を省略しているが、実際には、1つ目のクランプ部材7Aの嵌合溝部71Aには、ゴムブッシュ40Aを介して油圧ホース4Aが嵌め込まれている(図10参照)。そのため、2つ目のクランプ部材7Bは、油圧ホース4Aの反力の影響を受けてガイドバー65から抜ける方向(図11の破線参照)に位置ずれする場合がある。この場合、2つ目のクランプ部材7Bの当接面734Bが1つ目のクランプ部材7Aの当接面754Aに当接することで、2つ目のクランプ部材7Bの抜けが阻止される。
図12に示されるように、2つ目のクランプ部材7(7B)の嵌合溝部71(71B)対して油圧ホース4(4B)に装着されたゴムブッシュ40(40B)が嵌め込まれる。
以後、3つ目以降のクランプ部材7C〜7Fについても同様の手順が繰り返され、全てのクランプ部材7A〜7Fがブラケット6に装着される。
最後のクランプ部材7Fがブラケット6に装着された時点において、クランプ部材7A〜7Fは油圧ホース4の反力の影響によってガイドバー65から抜ける方向に力が加わっている。そのため、図13に示されるように、クランプ部材7Bの係合部73Bが隣接するクランプ部材7Aの係合部75Aに係合する。図示は省略するが、3つ目以降のクランプ部材7Cについても同様である。
図3及び図14に示されるように、最後に装着されるクランプ部材7Fには、複数のクランプ部材7A〜7Fを装着側に押圧可能な押さえプレート8が設けられる。押さえプレート8は、ガイドバー65の先端に形成された雌ねじにボルト81を締め付けることにより固定される。押さえプレート8がボルト81により装着されると、複数のクランプ部材7A〜7Fは、ガイド面63と押さえプレート8とに挟持された状態で押圧される。
複数のクランプ部材7A〜7Fが押さえプレート8により押圧されると、図14に示されるように、クランプ部材7Bの係合部73Bとクランプ部材7Aの係合部75Aと係合状態が解除される。詳細には、クランプ部材7Bがクランプ部材7Aに密着し、クランプ部材7Bの当接面734Bがクランプ部材7Aの当接面754Aから離間する。図示は省略するが、3つ目以降のクランプ部材7Cについても同様である。なお、1つ目のクランプ部材7Aの係合部73Aもガイド面63から離間する。
上述した実施形態においては、複数のクランプ部材7A〜7Fのうち隣接する2つのクランプ部材が離れる方向に移動した場合に、一方のクランプ部材の係合部73と他方のクランプ部材の係合部75とが係合するように構成されている。そのため、複数のクランプ部材7A〜7Fの組み付け時において、クランプ部材7がガイドバー65から抜け落ちない。したがって、油圧ショベル1において、油圧ホース4の締結に用いられる複数のクランプ部材7A〜7Fをブラケット6に対して簡易に組み付けることが可能である。
また、上述した実施形態では、係合部73が延伸部731の延伸先から斜め下方に向けて鋭角状に突出する掛部733を有し、係合部75が掛部733を係合可能な被掛部753を有している。そのため、油圧ホース4の外力が生じた場合に、係合部73と係合部75との係合状態がより強固になる。
また、上述した実施形態では、複数のクランプ部材7A〜7Fが押さえプレート8によって押圧されると、隣接するクランプ部材7が互いに密着し、一方のクランプ部材7の係合部73と他方のクランプ部材7の係合部75と係合状態が解除される(図14参照)。そのため、複数のクランプ部材7A〜7Fの組付けが完了した後は、各クランプ部材7の係合部73の掛部733と係合部75の被掛部753とに負荷がかからず、掛部733及び被掛部753の破損を防止することが可能である。
また、上述した実施形態では、クランプ部材7の上面に係合部75が形成されているため、係合部がクランプ部材7の側面や底面に形成される場合に比べて、組付け時の作業性が高い。
また、上述した実施形態では、係合部75には貫通方向DRに直交する方向(側方)に側壁が形成されていない(図6及び図7参照)。そのため、凹状に形成された係合部75に粉塵が堆積しにくい。
<2.変形例>
本発明による油圧配管クランプ構造は上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。
例えば、上記実施形態では、ブラケット6に2本のガイドバー65が設けられる場合を例示したが、これに限定されない。ブラケット6に1本のガイドバーが設けられるようにしてもよく、あるいは、3本のガイドバーが設けられるようにしてもよい。その場合、ブラケット6に設けられたガイドバーの本数に応じて、クランプ部材に形成される挿通孔の数が変更される。
また、上記実施形態では、コントロールバルブ2と作業アタッチメント3とを接続する油圧ホース4が締結具5によって締結される場合を例示したが、これに限定されず、油圧ホース4以外の油圧配管が締結具5によって締結されるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、本発明に係る第2係合部の一例である係合部75がクランプ部材7の上面に形成される場合を例示したが、これに限定されず、当該第2係合部がクランプ部材7の側面や底面に形成されるようにしてもよい。その場合、第1係合部は第2係合部に係合可能な位置に配置される。
また、上記実施形態では、ゴムブッシュ40を介して油圧ホース4が嵌合溝部71に間接的に保持される場合を例示したが、これに限定されない。例えば、嵌合溝部71の形状を油圧ホース4の外周に応じた形状に変更し、油圧ホース4が嵌合溝部71に直接保持されるようにしてもよい。
以上のように本発明による油圧配管クランプ構造は、油圧ショベルのコントロールバルブと作業アタッチメントとを接続する油圧ホースを締結するのに適している。
1 油圧ショベル、2 コントロールバルブ、3 作業アタッチメント、
4 油圧ホース、5 締結具、6 ブラケット、7 クランプ部材、8 プレート、
40 ゴムブッシュ、61 取付面、63 ガイド面、65 ガイドバー、
71 嵌合溝部、73 係合部、75 係合部、77 挿通孔、81 ボルト、
731 延伸部、733 掛部、734 当接面、753 被掛部、754 当接面、
DR 貫通方向

Claims (5)

  1. 建設機械において油圧配管を締結するための油圧配管クランプ構造であって、
    ガイドバーを有するブラケットと、
    前記ガイドバーを介して前記ブラケットに装着される複数のクランプ部材と、
    を備え、
    前記油圧配管は、前記複数のクランプ部材の各クランプ部材に対して直接又は間接的に保持され、
    前記各クランプ部材は、前記油圧配管を保持する保持部と、前記ガイドバーを挿通可能な挿通孔とを有し、
    前記各クランプ部材の前記挿通孔が前記ガイドバーに挿通されることにより、前記各クランプ部材は前記ブラケットに装着され、
    前記各クランプ部材は、前記挿通孔の貫通方向における一方の端部から前記貫通方向に突出する第1係合部と、前記一方の端部とは反対側に形成される第2係合部とを有し、
    前記ブラケットに装着された前記複数のクランプ部材のうち隣り合う2つのクランプ部材が離れる方向に移動した場合に、一方のクランプ部材の前記第1係合部は、他方のクランプ部材の前記第2係合部に係合するように構成されていることを特徴とする建設機械の油圧配管クランプ構造。
  2. 前記第1係合部は、前記貫通方向に延伸する延伸部と、前記延伸部の延伸先から斜め下方に向けて鋭角状に突出する掛部とを有し、
    前記第2係合部は、前記第1係合部の前記掛部を係合可能な被掛部を有することを特徴とする請求項1に記載の建設機械の油圧配管クランプ構造。
  3. 前記ブラケットに対して最後に装着されるクランプ部材には、前記複数のクランプ部材を押圧可能な押さえプレートが設けられ、
    前記押さえプレートによって前記複数のクランプ部材が押圧されていない状態では、前記一方のクランプ部材の前記掛部は前記他方のクランプ部材の前記被掛部に係合し、
    前記押さえプレートによって前記複数のクランプ部材が押圧されている状態では、前記一方のクランプ部材の前記掛部は前記他方のクランプ部材の前記被掛部から離間することを特徴とする請求項2に記載の建設機械の油圧配管クランプ構造。
  4. 前記油圧配管は、前記建設機械のコントロールバルブと作業アタッチメントとを接続する油圧ホースであり、
    前記各クランプ部材は、上下方向に配索される前記油圧ホースを直接又は間接的に保持し、
    前記第2係合部は、前記各クランプ部材の上面において凹状に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の建設機械の油圧配管クランプ構造。
  5. 前記第2係合部には、前記貫通方向に直交する方向において側壁が形成されていないことを特徴とする請求項4に記載の建設機械の油圧配管クランプ構造。
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