JPH049049Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH049049Y2 JPH049049Y2 JP1985034013U JP3401385U JPH049049Y2 JP H049049 Y2 JPH049049 Y2 JP H049049Y2 JP 1985034013 U JP1985034013 U JP 1985034013U JP 3401385 U JP3401385 U JP 3401385U JP H049049 Y2 JPH049049 Y2 JP H049049Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sliding arm
- metal plate
- sliding
- plate body
- clamping device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 13
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
- Straightening Metal Sheet-Like Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は金属板ボデイ、特に該ボデイの閉断面
構造部の修正に好適に使用できる金属板ボデイ把
持装置に関する。
構造部の修正に好適に使用できる金属板ボデイ把
持装置に関する。
従来、閉断面構造部の修正には、閉断面構造部
のインナパネル及びアウタパネルの溶接部である
エツジのみを把持するクランプ装置や、概ねC形
であり、その一方の端部に当接面を設け、他方の
端部に引張り用のフツクを設けた引張り工具が使
用されていた。
のインナパネル及びアウタパネルの溶接部である
エツジのみを把持するクランプ装置や、概ねC形
であり、その一方の端部に当接面を設け、他方の
端部に引張り用のフツクを設けた引張り工具が使
用されていた。
上述の従来のクランプ装置や引張り工具は閉断
面構造部以外の部分については使用する場合は特
に問題がない。しかし、該クランプ装置を閉断面
構造部に取付けて引張り力を与えると、エツジ部
のみが変形してしまい、閉断面構造部の全体を修
正できないだけでなく、場合によつては閉断面構
造部に二次損傷を起こす恐れがあつた。また、上
記引張り工具においても同じであつて、加えられ
た引張り力により閉断面構造の一部のみが変形し
てしまい、閉断面構造部の全体を修正できない問
題があつた。
面構造部以外の部分については使用する場合は特
に問題がない。しかし、該クランプ装置を閉断面
構造部に取付けて引張り力を与えると、エツジ部
のみが変形してしまい、閉断面構造部の全体を修
正できないだけでなく、場合によつては閉断面構
造部に二次損傷を起こす恐れがあつた。また、上
記引張り工具においても同じであつて、加えられ
た引張り力により閉断面構造の一部のみが変形し
てしまい、閉断面構造部の全体を修正できない問
題があつた。
本考案は上記従来の問題に鑑みなされたもので
あつて、金属板ボデイ、特に該ボデイの閉断面構
造部を容易かつ確実に把持する装置を提供するこ
とを目的とする。
あつて、金属板ボデイ、特に該ボデイの閉断面構
造部を容易かつ確実に把持する装置を提供するこ
とを目的とする。
本考案は、また、閉断面構造部のインナパネル
又はアウタパネルのいずれか一方とともにエツジ
部も同時に把持して二次損傷の恐れがなく引張り
力を与えることができる金属板ボデイ把持装置を
提供することを目的とする。
又はアウタパネルのいずれか一方とともにエツジ
部も同時に把持して二次損傷の恐れがなく引張り
力を与えることができる金属板ボデイ把持装置を
提供することを目的とする。
本考案は、さらに、分解することによつて従来
の上記クランプ装置や引張り工具と同様に使用す
ることができる金属板ボデイ把持装置を提供する
ことを目的とする。
の上記クランプ装置や引張り工具と同様に使用す
ることができる金属板ボデイ把持装置を提供する
ことを目的とする。
本考案は上記目的を達成するため以下の構成上
の特徴を有する。すなわち、本考案は、摺動アー
ム部と、該摺動アーム部の一端に該摺動アーム部
の中心線から離れて設けられ、上記摺動アーム部
の中心線と直交して上記摺動アーム部の側を向け
た当接面を有するフツク部と、上記摺動アーム部
の他端から少なくとも上記当接面の垂直中心線上
まで延びた連結アーム部とからなる本体、上記摺
動アーム上に摺動可能に取付けられ、摺動方向拘
束手段を有するクランプ装置、及び上記当接面の
ほぼ中心を通る垂線上で上記連結アーム部に取付
けられた連結装置を包含し、上記クランプ装置は
摺動アームの中心線と略同一方向に互に離間・当
接する一対のクランプ部材を包含することを特徴
とする金属板ボデイ把持装置である。
の特徴を有する。すなわち、本考案は、摺動アー
ム部と、該摺動アーム部の一端に該摺動アーム部
の中心線から離れて設けられ、上記摺動アーム部
の中心線と直交して上記摺動アーム部の側を向け
た当接面を有するフツク部と、上記摺動アーム部
の他端から少なくとも上記当接面の垂直中心線上
まで延びた連結アーム部とからなる本体、上記摺
動アーム上に摺動可能に取付けられ、摺動方向拘
束手段を有するクランプ装置、及び上記当接面の
ほぼ中心を通る垂線上で上記連結アーム部に取付
けられた連結装置を包含し、上記クランプ装置は
摺動アームの中心線と略同一方向に互に離間・当
接する一対のクランプ部材を包含することを特徴
とする金属板ボデイ把持装置である。
本考案の実施例を図に基いて以下に説明する。
実施例の金属板ボデイ把持装置1は、第1図に示
すように、本体2と、閉断面構造のエツジ部を把
持するためのクランプ装置4と、引張り装置(図
示せず)を本体2に連結するためのU字形連結部
材8とからなる。
実施例の金属板ボデイ把持装置1は、第1図に示
すように、本体2と、閉断面構造のエツジ部を把
持するためのクランプ装置4と、引張り装置(図
示せず)を本体2に連結するためのU字形連結部
材8とからなる。
本体2は、その中央部分であつてクランプ装置
4が摺動する摺動アーム部10と、摺動アーム1
0から延びて先端部に摺動アーム部10の摺動方
向線11と直交する当接面12を有するフツク部
14と、摺動アーム部10の他端から当接面の垂
直中心線16を越えて延びた連結アーム部18と
からなる。
4が摺動する摺動アーム部10と、摺動アーム1
0から延びて先端部に摺動アーム部10の摺動方
向線11と直交する当接面12を有するフツク部
14と、摺動アーム部10の他端から当接面の垂
直中心線16を越えて延びた連結アーム部18と
からなる。
クランプ装置4は、突当突出部20と把持突出
部22を設けた1対のクランプ部材24を1対の
ナツト26で係合して構成され、一方のクランプ
部材24にはクランプ装置4の摺動を拘束するた
めの固定ねじ28が取付けられている。
部22を設けた1対のクランプ部材24を1対の
ナツト26で係合して構成され、一方のクランプ
部材24にはクランプ装置4の摺動を拘束するた
めの固定ねじ28が取付けられている。
連結部材8は、U字形の再先端部にピン孔30
が設けられ、連結アーム部18上に垂直中心線1
6を横切つて設けられた連結孔32とピン孔30
を通した連結ピン34によつて連結アーム部18
に回動自在に取付けられる。
が設けられ、連結アーム部18上に垂直中心線1
6を横切つて設けられた連結孔32とピン孔30
を通した連結ピン34によつて連結アーム部18
に回動自在に取付けられる。
次に、上記構成の金属板ボデイ把持装置1の使
用方法について説明する。まず、第2図に示すよ
うに、固定ねじ28を緩めてクランプ装置4を摺
動自在とし、次に、クランプ部材24の把持突出
部22の間に閉断面構造40のエツジ部42を挟
み、ナツト26を締付けてクランプ装置4によつ
てエツジ部42を固く把持する。続いて、当接面
12とインナパネル44の間に当て木46を配置
して本体2を外方向へ軽く引張り、この状態で固
定ねじ28を締込む。次に、連結部材8に引張り
装置(図示せず)から延びた引張りチエーン6を
連結して所望の引張り力で把持装置1を引張つて
把持部を修正する。
用方法について説明する。まず、第2図に示すよ
うに、固定ねじ28を緩めてクランプ装置4を摺
動自在とし、次に、クランプ部材24の把持突出
部22の間に閉断面構造40のエツジ部42を挟
み、ナツト26を締付けてクランプ装置4によつ
てエツジ部42を固く把持する。続いて、当接面
12とインナパネル44の間に当て木46を配置
して本体2を外方向へ軽く引張り、この状態で固
定ねじ28を締込む。次に、連結部材8に引張り
装置(図示せず)から延びた引張りチエーン6を
連結して所望の引張り力で把持装置1を引張つて
把持部を修正する。
金属板ボデイ把持装置1はまた分解して使用さ
れる。第3図に示すように、分解されたクランプ
装置4によつて修正すべき薄板状部を把持し、組
合わされたクランプ装置4の突当突出部20と把
持突出部22との間に連結ピン34を通し、連結
ピン34の両端に連結部材8を取付ける。一方、
エツジ部等を有しない部分を引出す修正をするた
めには、第4図に示すように、クランプ装置4を
取りはずした本体2の当接面を上記修正部分の裏
側に直接当てる。上記両使用法においても、連結
部材8に引張り装置(図示せず)から延びた引張
りチエーン6によつて引張り力を与える。
れる。第3図に示すように、分解されたクランプ
装置4によつて修正すべき薄板状部を把持し、組
合わされたクランプ装置4の突当突出部20と把
持突出部22との間に連結ピン34を通し、連結
ピン34の両端に連結部材8を取付ける。一方、
エツジ部等を有しない部分を引出す修正をするた
めには、第4図に示すように、クランプ装置4を
取りはずした本体2の当接面を上記修正部分の裏
側に直接当てる。上記両使用法においても、連結
部材8に引張り装置(図示せず)から延びた引張
りチエーン6によつて引張り力を与える。
本考案は以上のように構成されるから、金属板
ボデイの、特に閉断面構造部のインナパネル又は
アウタパネルのいずれか一方とエツジ部とを、同
時にかつ確実に把持し、引張り力を与えても該把
持部分に二次損傷を起こさせることなく修正する
ことができる利点を有する。また、本考案は分解
することによつて従来使用されている上述のクラ
ンプ装置や引張り工具を構成することができ、閉
断面構造以外の部分にも広く使用できる利点も有
する。
ボデイの、特に閉断面構造部のインナパネル又は
アウタパネルのいずれか一方とエツジ部とを、同
時にかつ確実に把持し、引張り力を与えても該把
持部分に二次損傷を起こさせることなく修正する
ことができる利点を有する。また、本考案は分解
することによつて従来使用されている上述のクラ
ンプ装置や引張り工具を構成することができ、閉
断面構造以外の部分にも広く使用できる利点も有
する。
第1図は本考案の実施例の側面図、第2図は第
1図に示す実施例の使用方法を示すための該実施
例の斜視図、第3図及び第4図は上記実施例の一
部を組合せた使用方法を示すためのそれぞれの組
合せユニツトの斜視図である。 1……ボデイ把持装置、2……本体、4……ク
ランプ装置、6……チエーン、8……U字形連結
部材、10……摺動アーム部、14……フツク
部、18……連結アーム部。
1図に示す実施例の使用方法を示すための該実施
例の斜視図、第3図及び第4図は上記実施例の一
部を組合せた使用方法を示すためのそれぞれの組
合せユニツトの斜視図である。 1……ボデイ把持装置、2……本体、4……ク
ランプ装置、6……チエーン、8……U字形連結
部材、10……摺動アーム部、14……フツク
部、18……連結アーム部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 摺動アーム部と、該摺動アーム部の一端に該
摺動アーム部の中心線から離れて設けられ、上
記摺動アーム部の中心線と直交して上記摺動ア
ーム部の側を向けた当接面を有するフツク部
と、上記摺動アーム部の他端から少なくとも上
記当接面の垂直中心線上まで延びた連結アーム
部とからなる本体、上記摺動アーム上に摺動可
能に取付けられ、摺動拘束手段を有するクラン
プ装置、及び上記当接面のほぼ中心を通る垂線
上で上記連結アーム部に取付けられた連結装置
を包含し、上記クランプ装置は摺動アームの中
心線と同一方向に互に離間・当接する一対のク
ランプ部材を包含することを特徴とする金属板
ボデイ把持装置。 (2) 上記クランプ部材は、上記摺動アーム部から
取りはずし可能に構成されている実用新案登録
請求の範囲第1項に記載の金属板ボデイ把持装
置。 (3) 上記クランプ装置と上記連結装置は、互に直
接取付け可能に構成されている実用新案登録請
求の範囲第1項に記載の金属板ボデイ把持装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985034013U JPH049049Y2 (ja) | 1985-03-08 | 1985-03-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985034013U JPH049049Y2 (ja) | 1985-03-08 | 1985-03-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61152323U JPS61152323U (ja) | 1986-09-20 |
JPH049049Y2 true JPH049049Y2 (ja) | 1992-03-06 |
Family
ID=30536998
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985034013U Expired JPH049049Y2 (ja) | 1985-03-08 | 1985-03-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH049049Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5910913B2 (ja) * | 1978-07-22 | 1984-03-12 | インターナシヨナル ビジネス マシーンズ コーポレーシヨン | 活字ホイ−ルプリンタ |
JPS5924647B2 (ja) * | 1979-06-11 | 1984-06-11 | 東レ株式会社 | 逆浸透用複合膜の製造法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6032888Y2 (ja) * | 1981-04-06 | 1985-10-01 | 達造 山田 | クランプ具 |
JPS5910913U (ja) * | 1982-07-07 | 1984-01-24 | 日本パワ−エンジニアリング株式会社 | 把持牽引装置 |
JPS5924647U (ja) * | 1982-08-09 | 1984-02-15 | 不破 周吾 | クランプ |
-
1985
- 1985-03-08 JP JP1985034013U patent/JPH049049Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5910913B2 (ja) * | 1978-07-22 | 1984-03-12 | インターナシヨナル ビジネス マシーンズ コーポレーシヨン | 活字ホイ−ルプリンタ |
JPS5924647B2 (ja) * | 1979-06-11 | 1984-06-11 | 東レ株式会社 | 逆浸透用複合膜の製造法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61152323U (ja) | 1986-09-20 |
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